狂電関人の写真庫

狂電関人本人のこれまでの写真のストックを思うまま徒然に表現。お立ち寄りの際には一言コメントをいただけると幸いです。

けいはんでんしゃ

2013年01月27日 19時55分10秒 | 私鉄・地方交通 東海/中部/近畿

ついにこの3月いっぱいをもって京阪の旧3000系がリタイア。

昨年の2月電関人は早々と京阪の名車旧3000系とお別れをしてきております。

なので此処では敢えて3000系には細々触れる事はしません。

京阪区間といえば戦前から私鉄各社と国鉄が激しくサービス合戦をしてきた激戦区であることは言うまでも有りません。

そんな京阪電鉄の通勤型名車を電関人が知っている限り順を追って・・・。

先ずは何と言っても韋駄天の加速力をして「スーパーカー」の異名を持った名車2000系。
あっちなみに昔の写真はすべてミノルタの16㎜フィルムカメラ 16QTでの撮影です。



おそらく1972年だと思いますが詳細は不明。
平等院に行った帰りに中書島で撮影した各停 淀屋橋行。
トレードマークのおおきな電球式前哨灯とガイコツと呼ばれた標識灯。
このスーパーカーを昇圧前提に改造してできたのが2600系ですね。
子供ながらに地元西鉄の新600系と比べてもその加速の良さに驚きました。



シールドビーム改造されていますが、前哨灯のケーシングは電球時代のままでさらにガイコツ標識灯もそのままが嬉しい2605F。
幌も付いた厳めしい顔つきが精悍に見えます。

そして、何といっても関西の私鉄で最初に冷房車を導入したのも京阪でしたね。
特急3000系のテレビカーという名の通りテレビを見せてくれたり冷房を入れたり複々線にしたりと沿線乗客第一主義で、
流石関西私鉄の雄です。



3Cなんて言葉がありましたが、まさに電車版が京阪2400系。
屋根の上の大きな箱が8つも並ぶのが特徴でした。
顔もスーパーカー2000系に比べるとシールドビームになって標識灯もガイコツから四角いタイプに。
随分と顔がすっきりしたものでした。さらに横から生えたワイパーにも何とも洗練さを感じたものです。
この2400系も年月が経ち現在ではその出で立ちが変わりました。



貫通扉の窓が表示幕と一体になったこの顔、どこかで見覚えが・・・。
そうです、阪神の名車で喫茶店の異名の851系形をちょっと彷彿とさせるところです。
何!?、斜めの手摺が無いと・・・。詳細の突っ込みはナシということで・・・。

そして京阪通勤車の真打はやはり5000系。



当時の京阪が運行上抱えていた様々な問題を解決すべく巨額の開発建造費を投じて
ロールアウトされた5扉通勤型。しかもデータイムには3扉のみ仕様で残りの扉にところには
座席が下りてくるそのシステムに子供ながらに驚愕したものでした。


最後に、旧3000系テレビカーに万歳!

1972年頃 京阪中書島にて 2006、2464、5651/2010年9月2日 枚方市にて2605/2012年2月18日 大和田駅にて2463

※励みになりますから、左上のにほんブログ村鉄道写真ボタンをポチっとよろしくお願いします。


コメント (6)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 平成の旅情を求めて 5章 驫... | トップ | 平成の旅情を求めて 6章 駅... »
最新の画像もっと見る

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
通勤に (RDP3)
2013-01-27 22:46:26
結婚後、東京に単身赴任するまで約18年間、通勤で利用しておりました。

が、、、撮影は全くせず(大汗)
1900系リバイバル特急カラーが出た時ですら、見る鉄のみ(爆)
私にとっては、やはり阪急京都線が”私鉄”なんです。。
返信する
共通点が・・・ (狂電関人)
2013-01-28 07:15:59
RDP3さま

電関人地元の西鉄が暖色系のツートンカラーで、
同じ1435㎜のツートンカラーというところが京阪にハマった理由かも。
阪急のマルーン一色は上品すぎました(笑)
返信する
若き頃乗ってました (郷愁紀行)
2013-01-28 15:39:16
学生時代よく乗ってました。でも大学一年の時だけは毎日でしたが慣れてくるとバイトと学割だけ貰って九州や北海道へ蒸気を追いかけてました(^^)
当時はフィルム時代ですので電車は私も眺めるだけで勿体なくてよう撮れませんでした(笑)
今にして思えばせめて鴨川横を走る緑の電車を撮っておけばと。。。
特急は社会人になってから仕事で京へ行くときに必ず乗ってました。でも帰りは阪急でしたが(笑)
返信する
鴨川沿い。 (狂電関人)
2013-01-28 20:45:10
郷愁紀行さま

あそこが地上時代は趣があって京都の電車だという
代表的景観でしたね!

電関人も、1カットだけ南座の前の踏切でシャッターを切りました。
返信する
京阪! (Cedar)
2013-01-30 06:22:48
関東鉄のくせに関西の電車が"私”鉄でした。
なかでも京阪は技術とサービス両面ですぐれた会社で、京の老舗料亭って感じでした。
対して阪急は新興のフレンチ、国鉄は大衆食堂?
返信する
この塗装が! (狂電関人)
2013-01-30 07:11:39
Cedarさま

西鉄の野暮ったい暖色系のツートンカラーに比べて、
とても気品に満ちたグリーンティー系ツートンが憧れでした。
返信する

コメントを投稿

私鉄・地方交通 東海/中部/近畿」カテゴリの最新記事