理不尽

2022年02月10日 | 短歌
人生には時として理不尽なことが起こる
オリンピックとて例外ではない
そんな時には、天を恨むか、不運を嘆くか、自分なりに受け入れて前に進んでいくしかない

羽生結弦選手は、ジャンプしようとした瞬間に、氷上にあった小さな穴にスケートの先が入ってしまい、跳ぶことかなわず三度目の金メダルをフイにした

高梨沙羅選手は、素晴らしいジャンプを終えた後で、いつもとは違った測りかたで服装チェックをされ、太ももの辺りの僅かのゆとりをもって、服装違反による失格とされた

パラレル大回転の竹内智香選手は滑っている途中でいったん転倒したが、すぐに起き上がって滑降を続けゴールしたのに、後の判定で試合放棄とされた

そんなアホな、というようなアクシデントが三選手を襲い、四年間の努力を虚しいものにしてしまった

これ以上はなにも言うまい
われわれ以上に悔しい思いをしたはずの本人たちは、すでに気持ちを切り替えて、前に進もうとしているようだ

◇ 理不尽 ◇
理不尽に遭うは世の常
乗り越えてゆくが
五輪選手らの価値
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