ある仕事

2024年05月30日 | 短歌
◇ ある仕事 ◇
椅子に座し
人の流れを見つめおり
仕事も我には座禅の修行

* ホールの奥まったところでの受付と監視、何年もやってきた我がなりわいである。姿勢をととのえればそのまま楽しい座禅の修行にもなる。そう、やった人にしかわからない楽しさが、座禅にはある。

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読書の時機

2024年05月25日 | 短歌
◇ 読書の時機 ◇
中年を過ぎての読書
あれほどに読みごんだのに
残れるはわずか

* 今も、本を読むことは楽しい。だが、何らかの影響がどれくらい今後に残るかは、はなはだ心許ない。かなり読みごんだつもりの本でさえ、中年を過ぎてからのものは、中身を思い出そうとすると、うっすらとした印象しか残っていないのだ。

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衣替え

2024年05月20日 | 短歌
◇ 衣替え ◇
雨なれど
予定どおりの衣替え
きょうより薄手のユニフォームとせり


* 地球温暖化の傾向、二週間予定を早め、夏もののユニフォームで出勤することにした。あいにくの雨もようだが、気温は高め、いいあんばいである。

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ある90歳

2024年05月15日 | 短歌
◇ ある90歳 ◇
言われなきゃ分からぬ
我らがいちばんの 吹きては九十(歳)
オカリナの会

* その人が九十歳であるとはとても思えない。容姿かっこうだけでなく、その人の吹くオカリナの音のイキイキとして、艶のあることが、はるかに若い会員の誰よりも、若々しい。そんなNさんの誕生祝い(卒寿の祝い)を、今日はさせてもらった。

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白湯(さゆ)

2024年05月10日 | 短歌
◇ 白湯(さゆ)◇
起きてまず最初の一杯
寝る前に最後の一杯
白湯との付き合い

* いつのころからか、白湯を愛飲している。とりたてて健康法といったものは持たないが、いま元気でいられるのは、このことが関係しているかもしれない。

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