また少し

2024年04月30日 | 短歌
◇ また少し ◇
また少し 映画が
見づらくなりにけり
戻りつつあるか レーシックの効果

* 二十年前のレーシック手術の効果も、永遠のものではなかったらしい。映画を観るのにまたメガネが必要になってきている。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

おはよう!

2024年04月25日 | 短歌
◇ おはよう! ◇
おはよう!と
あいさつくれる母娘いて
笑顔になれる 通園の道

* こちらは早朝の勤務を終えた帰り道。園にむかう母娘が笑顔であいさつしてくれる。たがいに近道となる細い道である。娘の方はすれ違いざまに手まで振ってくれる。こちらも自然に笑顔に。いい一日になりそうな予感がする。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

差し入れ

2024年04月20日 | 短歌
◇ 差し入れ ◇
休憩にアイスクリーム配られて
夏日の交流
ウォーキングの会

* 夏日になってしまったウォーキングの会。休憩場所で仲間の一人がアイスクリームを差し入れてくれた。それをいただきながらの思わぬメンバー交流の時間。楽しく歩こうというわがウォーキングクラブ、活動中の一コマ。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

深川にて

2024年04月15日 | 短歌
◇ 深川にて ◇
あさり飯食わせる店の
紺のれんバックに
名残りの花びら舞えり

* 隅田川沿いの街、深川を散策してきた。戦災で焼け尽くされてしまった街だが、思いがけないところにうっすらと古い情緒が感じられたりする。名物のあさり飯を食わせる店がそちこちにある。そのうちの一軒、玄関先の大きな紺のれんの前を、終わりちかい桜の花びらが流れていった。戦前の街の幻影を見るかのようであった。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

変わり目

2024年04月10日 | 短歌
◇ 変わり目 ◇
雨が降り 気温が下がり
満開も少し遅れて
季節の変わり目

* 天気がパッとしない。画面を見ると、満開を待ちきれない人たちが、傘をさしながら花見に出ている。季節の変わり目の風景である。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする