人生の復習

2021年08月30日 | 短歌
中学の時に使っていた「みんなの楽典」を引っ張り出してきた

イタリアでは階名も音名も「ドレミ・・・」であるが
日本では、階名は「ドレミ・・・」、音名は「ハニホ・・・」
どっちがややこしいんだろう

そんなことより、オカリナをやっていると
楽譜に♯や♭がでてくる
♭の音は魔法の穴(と指導者はのたまう)がオカリナにはあるのですぐ出せる
ところが♯の音は♭に翻訳しなくてはならない

ピアノの鍵盤が思い浮かべられれば♯から♭への翻訳は一瞬のことなのだろうけど
こちとらそんな教養はないので「みんなの楽典」の出番になった訳である
中学時代の復習なのだが、人生の復習に臨んでいるかのような・・・

◇ 人生の復習 ◇
人生の復習であるかも知れず
古き教材
「楽典」とりだせり

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それでいいの?

2021年08月25日 | 短歌
パラリンピックの生徒観戦を 女帝とも言われる
コイケ都知事が推し進めている
毎日のように「不要不急」を呼びかけておきながら
多くの生徒を コロナの危険の中に 送り出そうとしている

帝王といってもいい スガ首相の口グセは「安全安心」
スガ帝王は 女帝の生徒動員策を どう思っているのだろう
女帝に何か言うのは怖いのか、
トロンとした目をして、口をつぐんでいるばかりである
これではぜんぜん「安全安心」とはいえないじゃないか!

街中の人流だって減りはしないだろう
だって 帝王と女帝の発しているメッセージは
「庶民には、口先だけもっともらしいことを言っておけばよい、
ほんとうは適当でいいんだよ」
てなことになりませんか?

◇ それでいいの? (東京の場合)◇
言うことと やってることが
ずれている
首相と知事は タヌキとキツネ

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報じられないこと

2021年08月20日 | 短歌
コロナに感染し、自宅で療養している妊婦がいた
症状が悪化するも、入院先が見つからないまま
一人で男児を早産してしまった
119番で救急隊員が駆けつけたが、男児は死んでいた
妊婦はやっと入院できた
皆んなが謝っている。知事さんも、市長さんも、保健所のえらい人も
報じられているのはここまでだ。なにかが腑に落ちない

死んだ児の父親はどこで何をしていたのだろう
死んだと知って、その父親はどう思ったのだろう
妊婦はお腹の中の子との、どんな将来を思い描いていたのだろう
新聞もテレビも、そこまでは立ち入らない

そのうち週刊誌が、あれこれ伝えることになるのだろう

◇ 報じられないこと ◇
想像を膨らませればいいことに
立ち入ることなき
新聞、テレビ


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お盆に寄せて

2021年08月15日 | 短歌
宗旨が違えば、ご先祖さまの迎えかたも違う
お盆にこと寄せて、お墓や仏壇の話が出てきたりする
話を通してその人の生まれや育ち、生き方までが知られたりする

お墓や仏壇に関しては、ひっそりと鬱屈を抱えていたりして
それを聞いてくれる人に語ることによって
いくぶんか気を晴らしていることもあろう

そんな話を聞くことは(ほんとうは)少し楽しい
自らの生き方を振り返るきっかけにもなる
話してくれている人の背負っているものが
いくらかでも軽くなることがあれば
陰徳を積んでいることになるかもしれない

お盆の心を大切にしていきたい

◇ お盆に寄せて ◇
仏壇とお墓にかんすることを聞き
またその人を
知ることとなり

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五輪終えて

2021年08月10日 | 短歌
あれほど五輪開催に反対だった世論も
終わってみれば真逆に変わり、
聞こえてくるのは感動の声ばかりである
選手たちが身をもって示した努力と生き方が
われわれ凡人の心を揺さぶるのであろう

一方、五輪を押し通したスガ首相の人気は
下降の一途をたどっている
首相の掲げた「安全安心」が絵に描いたもちにすぎず
首相は、コロナから国民を守るということに関しては
何もできなかったと取られてしまったのであろう

コロナは五輪開催中から、すさまじい勢いで感染者を増やし続け
いまや緊急事態宣言は東京はじめ6都府県に、
蔓延防止措置は北海道はじめ5道府県に発令されている

◇ 五輪終えて ◇
五輪後も なお感動は残りおり
コロナ禍にして
身を守りつつ

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