凧師のひとり言

江戸角凧に魅せられて40数年。東京生まれ!江戸っ子? 実は三代続いていないので「東京っ子」かな? 千葉県九十九里に在住。

凧絵を描く 5.『色差し』 青系の色

2010年07月22日 | 凧の制作
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今日は 青色部分に色を差す。

『鯉金』 は、水の部分が多い。 ここが綺麗に描ければ 絵が引き立つ。


まず、鯉の目と金太郎の目を 『ぼかし』 を使って入れて見る。
ここで使用の 『青』 は二種類。
『目藍』。 目に 『青』 が入ると 顔がキリっと引き締まる。



『水』 を描く時、私は3種類の青を使う。
薄い青 から差す。



薄い青。
『ぼかし』 で描く。



やや濃い青。



濃い青。
この順番で差す。



刷毛の、向かって左側が、水、右側が青。
左側の縁の 『ぼかし』 が 判るかと思う。



























滝の長い部分も同じ。




























今日は ここまで。
続きは また明日。




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