凧師のひとり言

江戸角凧に魅せられて40数年。東京生まれ!江戸っ子? 実は三代続いていないので「東京っ子」かな? 千葉県九十九里に在住。

Santa Fe で10年ぶりに会った旧友のこと

2013年08月02日 | 海外凧の旅

Santa Fe International Folk Art Market 最終日。

熱心に凧を見ている ご婦人に、日本の凧はお好きですか?

と尋ねたところ・・・ なんと この方は

10年ほど前に、イギリスの国際凧揚げ大会で、会った

Tal Streeter (タル・ストリーター) の奥様、Romig さん だった。

奥様とは 会ったことが無かった・・・

イギリスでは 彼とホテルが同室だった事を、ロミッグさん に お話しした。

タル は 有名な彫刻家。

凧・凧文化の研究家。

そして 凧が 大好き。 作って揚げる事もする。

凧の本を何冊も出している。

私も数冊持っている。

インドの凧の話などは、私も興味深く読んだ。

1971年頃には来日し、日本各地の凧や、凧揚げの写真を多く載せた

”The Art of the Japanese KITE" を出版。

 

彼らが、サンタフェ に住んでいる事を 全く知らなかった。

数年前にニューヨークから引っ越してきた と ロミッグさん。

タル は 2年半前に、脳梗塞で、倒れて現在施設に入っていると聞き、

奥様の案内で、会う事ができた。

車椅子で現れた タル はその時の、はつらつとした感じは無く、

すっかり年をとってしまった様子で、びっくり。

口も、手も、足も、やや不自由で、話す言葉も聞きとりにくかったが、

私を思い出してくれたようで感激!

現在、自身のミュージアムをサンタフェに建設中。

彼の部屋へ案内してもらった。

部屋は、いろいろな思い出の品で いっぱいだ。 

ロミッグさんが いろいろ 説明してくれる。 

来日の記念なのか・・・八日市の半纏。 

 

タル! 元気で! また来るよ! 

 

帰りがけに、建築中のミュージアムへ案内してもらった。

 

ロミッグさんと 素敵な レストランで ディナー。 

 

 

ボランティアの K さんから聞いた

最近読んで、面白かった本の話を思いだして、

近くの本屋さんを教えてもらい、ロミッグさんと、買いに行く事に・・・。

その本は ”109 EAST PALECE"

題名は、この近くの通りの名前。

K さんによれば、日本に落とした原爆を作った場所が 

Los Alamos と言うところ。

Santa Fe が 入り口の、この場所は極秘だったそうだ。

原爆を作った オッペン・ハイマー氏 の話。

原爆投下まで、そして投下後 の話 など、

興味を持って聞いた。

英語で書かれた本だが、読んでみたくなった。

2ブロック位先だそうで、歩いて 本屋さんまで・・・。

シャレた お店が 多い。 

 

公園で、風船を売っている? 

 

 

 

 

看板も ユニーク で 面白い! 

 

露店 

 

 

これは 別のレストランの デコレーション。 

 

 

ロミッグ さん も 赤ワインが お好き だとか・・・

ゆっくりな時間を ワインを 飲みながら いろんな話をして 過ごす ひととき。 

 

これが "109 EAST PALACE" !

最後まで 読めるかな・・・?

 

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