江戸の粋 小物細工、指物師の技法を受継ぐ細工物の小粋な世界をご覧下さい。

江戸には沢山の職人が技を競っていました。その人達が技を磨くため、細工の極致を極めたのが小物細工です。

一日先生? の体験をして

2016年11月06日 | 日々の栞

こんにちは

昨日は越谷市立南中学校に行って 

「ゲストティーチャー」という

人生での初体験をしてきました

 

 

 

 

私は1年6組の担当で

I 先生のご希望で

「小さなお弁当セット」という作品を作っていただきました

 

今の生徒さんたちはカッターナイフを使った経験がほとんどないらしい

 という事が初めてわかってびっくりしました

 

こればっかりは私のまったく想定外のことで

お弁当箱の底の板にするために

すごく薄い杉板を2.5㎝の正方形と

2.5×1.5㎝の長方形に切って

お弁当箱を作ることだけで

50分授業の1時間目が終わってしまいました

 

一緒に作るとおっしゃっていらした先生も

急きょサポートに回ってくださって

 

江戸小物細工を教えることでは

今までほとんど焦った経験はないのですが

1時間半余りの時間内には出来そうにもなくて

さすが焦ってしまいました

 

何とかお弁当セットだけは完成しましたが

 

テーブルと屛風は出来なくて

とても残念な思いが残ってしまいました

 

終わってから昼食に学校給食を頂きました

何十年ぶりかでおいしくごちそうになりました

 

「ゲストティーチャー」の授業が終わってすぐに校庭でバザーが始まって

 

私の人生初体験でしたけど

今の日本では毎日毎日 耳をふさぎたくなるような事件が続発していますので

学校の図工の時間などでも

カッターナイフなどは持ってこさせない?使わせない?のかもしれませんけど

 

何だかとても考えさせられた出来事でした

 

      

 

他のゲストティーチャーの授業では

太極拳、フォークダンス、フラダンス、

チャンバラ柔道??(先生は柔道着を着て短めの竹刀みたいなものを持っていらっしゃいました)

デコパージュなどなど…

 

デコパージュの先生も今の子供達は

ノリやボンドを指で触ったことがないらしいって

 

驚いたとおっしゃっていて

ギリギリ時間内にできたそうです