わが町に一軒だけあった銭湯が昨日5月26日で閉店しました。
結婚と同時に越して来た我が家の2~3年後に開店して今年で40年以上経ちました。
最後の日はご夫妻の感謝の気持ちで無料とあってたくさんの自転車が止まっていました。
この塀の中でご主人が毎日集めてきた廃材を切る音がしていましたっけ…
シンボルの煙突も間もなく消えて、後にはマンションが建つのでしょうか?
私たちが結婚後に初めて建てた我が家は今は飲み屋さんになっていて外回りは何回か
模様替えされていますが、骨組みは私たちが建てた時のままで今もしっかりと建っています。
40年以上前に我が家だったこの家の目の前にお風呂屋さんが出来ました。
主人と子供たちはパジャマのままお風呂から帰ってきて我が家のお風呂のようでした。
ご夫妻の初めてのお子さんは10万人目の越谷市民としてお祝いを受けた事も今は懐かしい思い出です。
アパートと呼ばれていた賃貸住宅が~ハイツとか~コーポ、~ハイムなどとしゃれた名前に代わって
借り手の側からはお風呂付が絶対条件のようになってお風呂屋さんに通う人も減る一方で
これも時代の流れで仕方のないことなのでしょう。
わが町で初期から商売を始めた仲間の人達がもうほとんどいなくなって
商店街はシャッター通りと言われるようになってからもう何年も経ちました。
わが町から大きな灯りがまた一つ消えて本当にさびしいかぎりです。