江戸の粋 小物細工、指物師の技法を受継ぐ細工物の小粋な世界をご覧下さい。

江戸には沢山の職人が技を競っていました。その人達が技を磨くため、細工の極致を極めたのが小物細工です。

季節限定の「和菓子」

2010年06月18日 | 江戸小物細工 Selections
           今日の読売新聞の朝刊「和菓子 紀行」という記事の中で
           京都には「水無月」という6月限定の和菓子があると書かれていました。

           この記事を読んでいてそういえば私の故郷金沢にも「氷室饅頭」があったなぁ~と
           懐かしく思い出しました。
           
           「7月1日」たった一日限りのお饅頭です。
           
           江戸時代に加賀藩が氷室に貯蔵した氷をこの日(旧暦の6月1日?)に幕府に
           献上した日だそうで、淡い水色のお饅頭は珍しくて
           子供のころは学校から帰るのがとても楽しみでした。