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映画を見た時の感想を入れときます

2019/06/29 「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」

2019-06-29 00:00:00 | 日記
「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」

 スパイダーマンと言えば、スーパーマンやバットマンと並ぶスーパーヒーロー。
トビー・マグワイア版で映画化され3作作られたが、そこでシリーズが打ち切りに。
アンドリュー・ガーフィールド版でリブートされるが、それも2作で打ち切りに。
マーベル系ではアベンジャーズと言う一連の作品が作られていて
前作「ホーム・カミング」からスパイダーマンも参加する事に。
本作はその続編と言う訳。
アベンジャーズ系では、「インフィニティ・ウォー」でヒーローの半分が消滅。
その中にスパイダーマンも含まれていた。
それに続く「エンドゲーム」は見てないけど、スパイダーマンは復活したらしい。
アベンジャーズが絡むのは好感が持てないんだが、
映画のスパイダーマンはお気に入りなので本作も見ます。

ピーター・パーカー スパイダーマン。高校生(トム・ホランド)
MJ ピーターの同級生(ゼンダイヤ)
ネッド ピーターの親友
ベティ ネッドの彼女
ブラッド ピーターの同級生
フラッシュ ピーターの同級生
ハリントン先生
デル先生
メイ・パーカー ピーターの伯母(マリサ・トメイ)
ハッピー トニーの元運転手。

クエンティン・ベック ミステリオ。別の地球から来た(ジェイク・ギレンホール)
ニック・フューリー シールド長官(サミュエル・L・ジャクソン)
マリア・ヒル フューリーの副官
ディミトリ フューリーの部下

起:ピーターはヒーローとして活躍する気がない。
承:怪物を倒したミステリオこそヒーローにふさわしいと、トニーの装備を譲る。
転:ミステリオことベックはただの技術者で、装備を手に入れる事が目的だった。
結:ピーターは総攻撃するベックを倒す。


 メキシコで嵐の中から怪物が発生。フューリーは謎の男に助けられる。

 シールド長官フューリーと副官マリア・ヒルは、メキシコの町を訪問する。
嵐が発生し、その中から土を操る怪物が現れる。
アベンジャーズが機能しなくなった現在、危機的状況かに思えたが
現れた謎のヒーローが怪物を退治する。


 エンドゲームの後、ピーターらは5年間の不在から復帰。
 世間はスパイダーマンをアイアンマンの後継者と期待するが、
ピーターはMJへの告白を優先に考えていた。

 アベンジャーズ/エンドゲームで、アイアンマンらは犠牲になったが
消えていた人類の半分は復活。5年間不在だったらしい。
その間は成長せず、学生のピーターらからすれば、
同級生の半分は、5歳年上と言う妙な状態になっている。
スパイダーマンことピーターも復活。
前作の最後に、メイおばさんに正体がばれたピーターは、
スパイダーマンとしてチャリティイベントに参加させられる。
アイアンマンがいなくなり、世間はスパイダーマンが後継者となる事を期待。
マスコミが殺到するが、ピーターは親愛なる隣人で良いと
世界平和を守る事に関心がない。
実は、ピーターの関心は、もっぱら同級生MJだった。
前作では彼女にまったく関心がなかったが、
今はもう夢中で、何とか告白しようと考えているのだ。


 ピーターらは欧州旅行へ。
 ベネチアで水を操る怪物が現れ、ミステリオと呼ばれるヒーローが退治する。

 ピーターらは学校行事で欧州旅行へ。
そこでMJに告白しようと企み、
行きの飛行機で、親友ネッドはピーターが彼女の隣の席になるように気を回す。
それはうまく行かず、ネッドがベティの隣の席に。
意外にこの2人が意気投合し、付き合う事に。うまく行かないピーターは失望する。
 一行はベネチアに行くが、そこに水を操る怪物が現れる。
この一大事にピーターは動揺。
するとそこへ正体不明のヒーローが現れ、怪物を撃退。
ピーターはあまり役に立たず、正体不明のヒーローをミステリオと呼ぶ。


 ピーターはフューリーやミステリオと対面。
別の地球から来たミステリオから、地球を滅ぼす怪物が来ると知らされる。
フューリーはトニーの装備を渡すが、ピーターに世界の為に戦う気はない。

 ピーターは以前からフューリーに呼び出されていたが、
協力する気がなくて、無視し続けていた。
前作でピーターを監視していたハッピーは、今回もフューリーのお使い的に出てくるが
彼はトニーの運転手なので、嫌がるピーターを深追いしたりはしない。
(ハッピーがメイおばさんと親密になると言う描写あり。
今回のメイおばさんは比較的若いから)
だが、いつまでも逃げ続ける事は出来ず、
ピーターは旅先にあるシールドの基地へ連れてこられる。
ベックと名乗るヒーローもいたが、ピーターの呼び方でミステリオと呼ぶ事に。
別の次元の地球から来たと言うミステリオによると
彼らの世界は、様々な元素を操る怪物によって滅ぼされたのだ。
そしてその怪物がこの世界にも来ていると言う。
怪物を倒すべく協力を求められるが、相変わらずピーターにその気はない。
それはそれとしてフューリーは、トニーが遺したものだとサングラスを渡す。
それは最新装備が搭載されていて、
ピーターの不用意な指示で悪友ブラッドを攻撃しかねない事態に。危険な代物だ。


 フューリーが手を回し、旅行先がプラハに変更される。
そこに火の怪物が出現。
ピーターはあまり活躍できず、ミステリオが怪物を倒す。

 フューリーから逃れたつもりのピーターだが、
手を回されて旅行先がプラハに変更に。
困惑するが、そこにも火の怪物が出現したのだ。
こんなところにスパイダーマンがいるとピーターだとばれるので
あらかじめ黒い衣装を用意して、別のヒーローだと称して戦う事に。
現場にいたMJは、蜘蛛の糸がついた何かの装置が落下するのを目撃。
ミステリオが怪物を倒し、事態は収拾する。


 ピーターはミステリオこそヒーローにふさわしいと、トニーの装備を譲る。
ミステリオはトニーに評価されなかった部下ベックで、
開発した装置で怪物の映像を再現。実際にあったかに思わせていた。
そしてトニーの装備を手に入れる事こそが目的だった。

 ピーターは、自らが活躍できなかったのに対し、
ミステリオが目覚ましい活躍をした事を評価。
あなたこそヒーローにふさわしいと、トニーからもらったサングラスを譲る。
そしてピーターが立ち去ると、ミステリオはニヤリと笑う。
そこにいた連中は全員がミステリオことベックの仲間だったのだ。
実はベックと仲間たちはトニーの部下だったのだが、
その技術を評価されずにいた連中だった。
彼らは手を組み、複数の投影装置で架空の怪物をリアルに再現。
人々に、怪物が現実に現れたと信じ込ませたのだ。
そして彼らの目的は、トニーの持つ技術が結集したサングラスを手に入れる事だった。


 MJはピーターこそスパイダーマンだと見抜く。
一方、投影装置を見付けて、怪物が偽者だと気付く。

 ヒーローとして活躍する気のなくなっていたピーターだが
現れたMJは、彼がスパイダーマンだと指摘する。
現れた場所やら何やらから以前から疑っており、確信に至ったと。
ピーターは動揺するが、結局それを認める。
一方で、MJは戦いの最中に拾った装置を見せる。
触っていると怪物の映像が投射され、怪物が実際にはいなかったのだと気付く。
ピーターはベックに騙されて、サングラスを渡してしまったのだ。


 ピーターはフューリーに報告しようとベルリンへ。
それも幻影で列車に轢かれ、オランダの留置場に入れられる。

 これはやばいとピーターはベルリンへ行き、フューリーに事態を報告しようとする。
ところが、フューリーやらシールドの建物やらも、ベックが作り出した幻影だった。
罠にかかり、逃げ惑うピーターは列車に轢かれ、
そのまま列車に引っ付いてオランダまで移動。オランダの留置場に入れられてしまう。


 ベックは秘密に気付いたMJらを抹殺しようと、ドローンを駆使しロンドンを襲撃。
ハッピーの助けでピーターも急行。
ニセ映像に惑わされるが、攻撃がベックに当たって自滅する。

 ピーターは留置場に入れたが、ベックはMJらも秘密に気付いたと察していた。
MJらはロンドンにいたが、投影装置で怪物が現れたように見せ、
トニーの装備を使って大量のドローンを出動させる。
大量のドローンが実際に攻撃してくるので、周囲は大混乱。
でも、所詮は機械による幻影で、
ベック自身が本当にすごいパワーを持ってる訳ではないと思うと、
さほど強敵には感じられない。(むしろペテン師)
ハッピーのおかげで留置場を出たピーターは、戦闘機で急行。
スパイダーマンになって戦うが、
ベックが偽の映像を見せて、改心したかに思わせて攻撃を加える。
だが、最後にはドローンが発砲した弾が自身に当たってしまい、ベックは死ぬ。


 ピーターはMJと付き合う事に。
だがベックは、騒ぎを起こしたのはスパイダーマンで、
その正体はピーターだと言うメッセージを遺していた。

 一件落着し、一同は帰国する。
ネッドとベティは円満に別れたと言う一方、ピーターとMJは付き合う事に。
スパイダーマンになってMJを抱えて街を飛び回る。
すると、大型スクリーンでニュースが報じられる。
キャスターを演ずるのはJKシモンズで、トビー・マグワイア版の編集長だった人。
ベックがやられる寸前の映像が残されていて
大騒ぎを起こしたのはスパイダーマンで
ベックの方がだまし討ちされたように編集されていた。
ピーターは、人々がこれを信じてしまうのではと動揺。
さらに、スパイダーマンの正体はピーター・パーカーだと報じられてしまう。。


 フューリーはリゾートで休んでおり、
ピーターと会っていたのはスクラル人の変身だった。

 エンドクレジットの後で、フューリーがリゾートで休んでいる様子が描かれる。
本編でピーターと会っていたのは、本物のフューリーではなかった。
フューリーの指示で彼に扮していたのは、スクラル人の変身だった。
スクラル人がどの映画に出ていたどんな存在か知らんけど。
そして、本物のフューリーが事の真相をどこまで把握していたかも。

 と言う訳で、アベンジャーズに参加する事になったスパイダーマンの第2作。
復活したスパイダーマンだが、
代わりに師匠アイアンマンことトニー・スタークは死んだらしい。
人々は、スパイダーマンに第二のアイアンマンとしての活躍を期待。
だが、スパイダーマンことピーター・パーカーは、
前作では関心のなかった同級生MJに夢中になっていて、
学校の欧州旅行の際に何とか告白しようと考える。
そんな中、異次元の地球から来たと言う怪物たちと、
それを追ってミステリオと言うヒーローが現れる。
ピーターはミステリオにヒーロー活動を任せ、自らは旅行の方を続ける。
トビー・マグワイア版では、思い悩むヒーロー像が魅力だった。
アンドリュー・ガーフィールド版も同様だったが、焼き直し感は強かった。
本作のピーターも悩む事は悩むが、
彼女と付き合うとか付き合わないとか言う高校生ぽい悩みで、かなりお気楽な感じ。
同じことを繰り返すよりも、開き直った感じに好感が持てた。
敵は正体がばれると、強敵でないとわかって拍子抜け。
エンドクレジットの後にシーンがあると言われたけど、そこはそんなに面白くない。
それよりも、最後の最後にJKシモンズが出てきた事に驚かされた。
彼はマグワイア版の編集長役で
今回はTVキャスター役だけど、キャラの名前は同じらしい。

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