「ハクソー・リッジ」
デズモンド・ドス 衛生兵(アンドリュー・ガーフィールド)
トム デズモンドの父親(ヒューゴ・ウィーヴィング)
ドロシー デズモンドの恋人。看護婦
ハウエル軍曹 上官(ビンス・ボーン)
大尉 上官(サム・ワーシントン)
起:太平洋戦争でデズモンドは衛生兵として入隊。
承:銃を持つ事をかたくなに拒否し、軍事裁判を受ける。
転:激しい戦場で、負傷兵を次々助ける活躍を見せる。
結:上官もデズモントで必要だと認める。
ケンカで兄ハルをケガさせたデズモンドは、父トムに責められる。
先の大戦に参加したトムは、人が変わってしまったと言う。
医学の心得があるデズモンドは、負傷した仲間を病院に担ぎ込む。
そこで多くの負傷兵を目撃。さらに看護婦ドロシーと知り合い、彼女と結婚。
兄ハルが入隊し、両親はショックを受ける。
デズモンドは衛生兵を志願して入隊。
良心的協力者と言う彼は、訓練でも銃を持とうとしない。
厄介に思った大佐は、雑務専門にして追い払おうとする。
連帯責任を負わされた同僚から暴行を受けるが、デズモンドは告げ口しなかった。
訓練を受けていないと言う理由で休暇を受けられず、
最後には命令拒否で軍法会議にかけられる。
軍法会議でも取引を拒否し、デズモンドは無罪を主張。
押しかけた父トムは准将の手紙を提出。
准将は良心的協力者を認め、デズモンドは銃を持たずに戦場へ行く事を許される。
1945年沖縄。
米軍はハクソー・リッジと言う崖で日本軍の激しい抵抗を受けていた。
デズモンドも前線に出るが、大勢の仲間が殺される。
同僚は、戦場では銃を持てと言う。
父にぶたれるのは平気だったデズモンドだが、
母がぶたれるのは許せず、銃を奪った事があると告白。
だが撃てず、二度と銃を持たないと誓ったのだ。
デズモンドは兵士を助ける為に走り回ったが、隊の退却が決まる。
だがデズモンドは1人留まり、負傷兵の救護を続けていた。
負傷兵をロープで吊り下げ、崖下の味方に届ける。
もう一人もう一人と続き、中には日本兵も含まれていた。
崖下にいた大尉は、それがデズモンドのおかげだと知って絶句する。
負傷した軍曹を下ろし、ようやくデズモンド自身も崖を降りた。
大尉は誰にもできない事をやってのけたと讃え、
デズモンドを批判した事を人生最大の勘違いだったと詫びる。
翌日は安息日で、デズモンドの祈りが終わるまで、隊は出動を待った。
日本兵の抵抗で、デズモンドも負傷。自身もタンカで崖を降ろされた。
デズモンドは75人の負傷兵を助け、名誉勲章を授与された。
人生のすべてを神に捧げた彼は、2006年に亡くなった。
と言う訳で、太平洋戦争をめぐる実録もの。メル・ギブソン監督作。
主人公はアンドリュー・ガーフィールド扮するデズモンドと言う衛生兵。
志願して兵士になった彼だが、訓練の際に波乱を巻き起こす。
と言うのも、宗教的な考えより、銃を持つ事をかたくなに拒否したからだ。
衛生兵と言えども、銃を持った訓練をしなければ現場へ送れない。
上官らは厄介払いしようとするが、軍事裁判でデズモンドが勝つ。
銃がなくても戦えると言う発想はとぼけた感じだが、後半になるとその印象は一変。
後半の舞台ハクソーリッジは沖縄にある崖で、日本では前田高地と言うらしい。
戦争末期だが、ここの戦闘では米軍も苦戦。多くの犠牲を出す。
やむなく部隊は撤退となるが
デズモンドは留まり、まだ生きている兵士たちを次々救出。
1人で負傷者を崖から降ろす作業を繰り返す。
彼によって助けられた兵士は75名に及び、
今までバカにしていた上官も、彼抜きでは戦えないと気付く。
アンドリューは「沈黙」でも日本を舞台に強い信念を持つ人物だったが
本作でも同様の人物を演じ、熱いものを感じさせます。
デズモンド・ドス 衛生兵(アンドリュー・ガーフィールド)
トム デズモンドの父親(ヒューゴ・ウィーヴィング)
ドロシー デズモンドの恋人。看護婦
ハウエル軍曹 上官(ビンス・ボーン)
大尉 上官(サム・ワーシントン)
起:太平洋戦争でデズモンドは衛生兵として入隊。
承:銃を持つ事をかたくなに拒否し、軍事裁判を受ける。
転:激しい戦場で、負傷兵を次々助ける活躍を見せる。
結:上官もデズモントで必要だと認める。
ケンカで兄ハルをケガさせたデズモンドは、父トムに責められる。
先の大戦に参加したトムは、人が変わってしまったと言う。
医学の心得があるデズモンドは、負傷した仲間を病院に担ぎ込む。
そこで多くの負傷兵を目撃。さらに看護婦ドロシーと知り合い、彼女と結婚。
兄ハルが入隊し、両親はショックを受ける。
デズモンドは衛生兵を志願して入隊。
良心的協力者と言う彼は、訓練でも銃を持とうとしない。
厄介に思った大佐は、雑務専門にして追い払おうとする。
連帯責任を負わされた同僚から暴行を受けるが、デズモンドは告げ口しなかった。
訓練を受けていないと言う理由で休暇を受けられず、
最後には命令拒否で軍法会議にかけられる。
軍法会議でも取引を拒否し、デズモンドは無罪を主張。
押しかけた父トムは准将の手紙を提出。
准将は良心的協力者を認め、デズモンドは銃を持たずに戦場へ行く事を許される。
1945年沖縄。
米軍はハクソー・リッジと言う崖で日本軍の激しい抵抗を受けていた。
デズモンドも前線に出るが、大勢の仲間が殺される。
同僚は、戦場では銃を持てと言う。
父にぶたれるのは平気だったデズモンドだが、
母がぶたれるのは許せず、銃を奪った事があると告白。
だが撃てず、二度と銃を持たないと誓ったのだ。
デズモンドは兵士を助ける為に走り回ったが、隊の退却が決まる。
だがデズモンドは1人留まり、負傷兵の救護を続けていた。
負傷兵をロープで吊り下げ、崖下の味方に届ける。
もう一人もう一人と続き、中には日本兵も含まれていた。
崖下にいた大尉は、それがデズモンドのおかげだと知って絶句する。
負傷した軍曹を下ろし、ようやくデズモンド自身も崖を降りた。
大尉は誰にもできない事をやってのけたと讃え、
デズモンドを批判した事を人生最大の勘違いだったと詫びる。
翌日は安息日で、デズモンドの祈りが終わるまで、隊は出動を待った。
日本兵の抵抗で、デズモンドも負傷。自身もタンカで崖を降ろされた。
デズモンドは75人の負傷兵を助け、名誉勲章を授与された。
人生のすべてを神に捧げた彼は、2006年に亡くなった。
と言う訳で、太平洋戦争をめぐる実録もの。メル・ギブソン監督作。
主人公はアンドリュー・ガーフィールド扮するデズモンドと言う衛生兵。
志願して兵士になった彼だが、訓練の際に波乱を巻き起こす。
と言うのも、宗教的な考えより、銃を持つ事をかたくなに拒否したからだ。
衛生兵と言えども、銃を持った訓練をしなければ現場へ送れない。
上官らは厄介払いしようとするが、軍事裁判でデズモンドが勝つ。
銃がなくても戦えると言う発想はとぼけた感じだが、後半になるとその印象は一変。
後半の舞台ハクソーリッジは沖縄にある崖で、日本では前田高地と言うらしい。
戦争末期だが、ここの戦闘では米軍も苦戦。多くの犠牲を出す。
やむなく部隊は撤退となるが
デズモンドは留まり、まだ生きている兵士たちを次々救出。
1人で負傷者を崖から降ろす作業を繰り返す。
彼によって助けられた兵士は75名に及び、
今までバカにしていた上官も、彼抜きでは戦えないと気付く。
アンドリューは「沈黙」でも日本を舞台に強い信念を持つ人物だったが
本作でも同様の人物を演じ、熱いものを感じさせます。