ISIの上にも30x年

映画を見た時の感想を入れときます

2014/03/09 「リオ・ロボ」

2014-03-09 00:00:00 | 日記
リオ・ロボ(1970年米)

マクナリー大佐 北軍(ジョン・ウェイン)
ピエール・コルドナ大尉 南軍のリーダー
タスカロラ コルドナの相棒
シャスタ 助けを求める女性
ケチャム 一味のリーダー
ヘンドリックス 保安官。一味に通じる
フィリップス 一味に抵抗する牧場主(ジャック・イーラム。キャノンボールの医師)

 南北戦争末期。北軍のマクナリー大佐は、金を運ぶ列車を護衛。
列車は南軍のコルドナ大尉らの待ち伏せを受け、大佐は部下を失う。
北軍の何者かが情報を流したようだ。
戦争は終結するが、裏切り者を許せない大佐は、コルドナに捜索の協力を求める。
ブラックソーンに着くと、
近くの町リオ・ロボから逃げてきた女性シャスタに助けを求められる。
殺人があったが、保安官ヘンドリックスも一味で助けにならないと言うのだ。
先に町に入ったコルドナの相棒タスカロラによると、
この一味に北軍の裏切り者ケチャムが通じているらしい。
リオロボに到着した大佐らは、一味に牧場を狙われているフィリップスを仲間に。
ケチャムの屋敷を襲撃し、その正体がゴーマン曹長だと知る。
ケチャムを捕えた大佐は、一味に捕われたタスカロラと人質交換する事に。
結局、撃ち合いになり、ケチャムやヘンドリックスを倒し、町に平和が戻るのだった。

 と言うわけで、ジョン・ウェイン後期の西部劇。
南北戦争終結前後の話で、ウェインは北軍の大佐。
前半、南軍に金を輸送する列車を襲撃され、部下を失う。
戦後、作戦を指揮した南軍の大尉と親しくなり、
情報を流した北軍の裏切り者を追う事に。
戦争で部下を失うのは仕方ないが、裏切りは許せないと言う理屈らしい。
製作年度も比較的新しくなり、悪役を原住民でも南軍でもない、
北軍の裏切り者にしたのは苦肉の策か。
この裏切り者が、無法者の町のリーダーになっていたが、
実際は悪徳保安官に利用されてたなんて展開で、
当時の西部劇にしてはずいぶんひねった感じ。
南軍の大尉は甘いマスクの新人俳優で、
人気が出そうな感じだったが、この後それほどの代表作はない。
コメント
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