"Who Else!" by JEFF BECK

最近は、先日のライヴの余韻が治まらず、ジェフ・ベックの過去のアルバムを聴いている。（もちろん、通勤の車の中です）
「フー・エルス！」は前作の「ギター・ショップ」以来１０年ぶりのオリジナル・アルバムです。
'９９年リリース、当時５５歳のジェフ・ベック。１０年のブランクをまったく感じさせない、前作をも上回るインパクトを与えてくれる。聴きなおしていると、改めて若々しさを感じる。
この年、来日公演も果たしている。私は見ていません・・・ＮＨＫで放映された映像は観ていますが、とにかく歳を感じさせない進化しているギターへの執着が感じられる。
曲の方ですが、今回の来日公演でも演奏された曲が入っている。
"BRUSH WITH THE BLUES"は、ライヴ録音されたものです。この曲を聴くと、やっぱりライヴでのパフォーマンスがとにかく良いです。シャープで緊張感にあふれたブルース、最高ですね！
"ANGEL(FOOTSTEPS)も美しいギタートーンを聴かせてくれる。
"DECLAN"はアイルランドのミュージシャン、ドナル・ラニーの作品で、これも美しいメロディを生かすアンサンブルの中でのギターを弾いているのが心地よい。
ちなみに、このアルバムであの、ジェニファー・バトンが参加しており、見事なギターテクを披露しており、よりサウンドに厚みを増している。
"WHAT MAMA SAID""PSYCHO SAM""THX138"他ジェフのギターとの絡みが素晴らしいです。
今回のツアーでも、飛び入りで参加していましたが、また来て欲しいですね。
とにかく、進化し続けるジェフの意欲作に間違いない！


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