東京都区部の6月消費者物価指数、上げ幅拡大
読売新聞 6月28日(金)11時33分配信
総務省が28日発表した6月の東京都区部の消費者物価指数(2010年=100、中旬速報値)は、値動きの大きい生鮮食品を除く総合で99・2と、前年同月比で0・2%上昇した。
プラスになるのは2か月連続で、5月は前年同月比0・1%の上昇で、上げ幅が拡大した。電気代が15・1%、ガソリンも6・5%上昇した。都区部の指数は、全国の先行指標となる。
一方、5月の全国消費者物価指数は、生鮮食品を除く総合で100・0となり、前年同月と同水準だった。昨年11月からマイナスが続いており、横ばいとなるのは7か月ぶりだ。
関西電力、九州電力が電力料金を値上げしたことなどを受け、電気代は8・8%上昇した。一方、ガソリンは前年に大きく上昇した反動で0・9%下落した。耐久消費財の値下がりは続いており、テレビは9・6%、冷蔵庫は13・9%下落した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130628-00000481-yom-bus_all
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