Earth Spiral

Survival&Creative life. 
大地と魂の声を聴き、自分の道を歩め

マインドフルネスブームの弊害

2019-12-02 | A World Problem
最近、スピリチュアルな傾向のお話を普通にされる方が増えてきて、世の中、だんだんホリスティックになってきたのかなと思う反面、いや違うなと思いなおす。

わりとまっとうなコンサルをやっているひとのメルマガに登録しているんだが、たまたま昨日のメルマガにこんなことが書いてあった。

「好き」なことで仕事をしたい、しかも、スピリチュアル領域で、という人のコンサルはお断りし、内容によってはやめるように伝える。占いなどバックボーンとしてロジックがあるものならまだしも、何とかヒーリングとかわけわからんのは、とめる。

とのこと。

そして、大事なことを言います。

今、大手コンサルがスピリチュアルを仕事にしたい!(キラキラ)、という市場にターゲットを絞り刈り取りしているんだと。

数年前にはセラピスト(アロマなども含む)業界がターゲットにされ、そのあとは整体など治療院系がターゲットにされていた、という話は聞いていた。結果、屍累々。そのターゲットが今まさにスピにうつっているという恐ろしい話。そしてスピ系はウブいから、容易に餌食になるそうです。仮にコンサルされた方法で、好きなスピを仕事にして成功しても、その人はおそらく同じようにウブいスピを食い物にするんだと思う。

そういうのは、スピに見えて実は物質主義なの。それでいいと思っているうちは修行が足りん。マインドフルネスもヨガも同じことになっていて残念極まりない。

しばしば、マルチな飲ませるアロマ売ってる人に困っているという相談があるけれど、同じ類のものだ。

もっと言えば、そういうのに引っかかってしまうのは、ウブいからなんだけど、逆に言えば純粋というか、どこかに「成長したい」「よくなりたい」「人の役に立ちたい」という人間本来が持っている深いところにある真善美が出かかっているところを、その芽をあるべき方向に導くのではなく、いいように操って物質界に縛り付けることをしているわけで、最低最悪の悪党がやることだと思うわけです。そこに一番腹が立つ。

-------------------------------
現代の自己啓発は「自己の繁栄」をゴールとするものが主流になっているが「伝統的に仏教でいう繁栄とは、個で実現可能なものではなく、個と繋がるすべてのもの、つまりコミュニティや社会全体で実現するものです」

欧米版マインドフルネスに搾取されないためには

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。