Earth Spiral

Survival&Creative life. 
大地と魂の声を聴き、自分の道を歩め

分断について考えた

2019-12-05 | A World Problem
ここのところ、分断について考えていました。

気候変動のことで活動をすると、必ず、懐疑論者や聞きたくない都合悪い話は聞かない人、そうはいっても経済が…という人など、様々な壁にぶち当たる。

この期に及んで、そんなこと言うんだ、あほか。って思う。しかし、いや待てよ、それは私の中の小さな分断を起こす種なのだと気づく。

気づいてしまうと、言ってることと実際やってることが違う自分に呆然とする。だから、本当は気づかずに正義を振りかざしてぶった切っているほうが気持ちがよい。

私が望む世界は、一人一人が自分らしく生きられる世界、そして人の活動が地球が豊かになることにつながることだ。

もちろん、気候変動問題は緊急性が高いものだ。しかしこちらの正しさやをもって、説得にかかった時に、相手の気持ちは置いてけぼりとなっている。

この人はなぜそう考えるのか?その言葉を通して伝えようとしていることは何なのか?に耳を澄ませる必要がある。

そこには不安感、恐怖感、大事にされていない感じ、悲しみなどの声が聞こえてくるかもしれない。さらに言えば、その人の奥に潜む、世界で実現させたいことの中に、何か知恵が隠れているかもしれない。

一人一人の中にある小さな分断の種が、いずれ、いらぬ争いや、多くの人を巻き込む戦争に育っていく可能性がある。それは常に自分の中にある、決して外側に悪があるわけではない。それを肝に銘じておきたい。

頭でわかっていても、なかなか出来ないことだけど、気づくセンサーは働くようにしておきたいと思う。



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