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SRV250&Jazzのカスタム記録:良爺ライダー(Peetar・Phoneda)

SRV250アメリケン&Jazz縦型エンジン(Ape80&XLR125R)
Win120のメンテナンス・カスタム記

SRV250のカムチェーンの調整箇所は何処ですか?

2013-02-24 15:32:10 | バイクのカスタム
カムチェーンの調整箇所ですか?

予備のSRV250のエンジンで 調べました

SRV250は カムチェーン テンショナーAss'yに内蔵された
 スプリングによりテンショナーロッドが押され
  自動的にテンションを掛け チェーン張りしています
   SRV250はカムチェーンの 調整は要りません。

チェーンが伸びてテンショナーガイドがすり減った場合は
 SRV250では まだ経験していないので、解りません
  オートテンショナーで調整できなくなれば
   テンショナーAss'yでの交換になるかも知れません
    ガラガラとシリンダー辺りから 何かこする音がしたら
     サービスで見てもらってください

追記:画像有りました。
   此が一番わかりやすい画像でしたので追加します
    1番のシリンダの後ろ側で中間位置に
     長さ40ミリくらいの 凸部が見えるでしょう?
  タイミングチェーンテンショナーAss'y(オートテンショナー)です
 その凸部が カムチェーンを 自動的に張る 機構の部分です
  2番エンジン側にも 後方に 同じものが 見えるでしょう
Dsc_0178


SRV250の何処からか 判らないが
 何か 異音がするのでしたら 音で聞き分けます
  騒音には色々な原因がありますので
   まずほかを調べてください。

シリンダーヘッドで カチカチ音がする様でしたら→タペットの隙間調整
 シリンダーで コンコン・キンキン音がする様でしたら
  ピストンの首振り 軽度の焼き付き かも知れません
   クランクケースでしたら ベアリング音もあります

一度信頼の置けるバイク屋さん ヤマハYSP等でチェックして下さい

オイルも 少ないのかも知れませんが 交換時1.6リットルです
 オイル交換した走行距離が 解らなければ 要交換です。

重要 : オイルは 4輪用を使わないで 2輪用に交換して下さい
    オイルは どれでも同じだと 思ったらいけませんよ
   エンジン騒音は オイルの粘度でも変わります。
    寒冷地でも4輪用の5Wor10W/30W等を
     使っては無いでしょうね? ”だ・め・で・す・よ”
      粘度が低いと 潤滑が悪く 金属摩耗などもあり
  騒音・ギヤの入りが悪い・ギヤ抜けなど 頻繁に起こります
   2輪のエンジンには 良くありません
    2輪には専用オイルで 低い温度から高温まで対応出来る
     100%合成オイルや 半合成オイルが お奨めです。


ヤマハの推奨オイル(オールシーズン)純正20W/40Wを使うか
 寒冷地では カストロールの10W/40Wか50Wを 使用して下さい。
  オイルが 少し高価でも エンジンを駄目にするより ましでしょう

一度フラッシングして エンジン内部を 綺麗にしてから
 オイル添加剤スーパーゾイルなど 入れてみては どうでしょうか
  スーパーゾイル ほんとにお奨めです。
   以前から 使っているのですが
 エンジン・ミッションを オーバーホールしたら 解ります
  エンジン・ミッション自体の 保護膜が凄い
   洗い油などで しっかり洗っても まだ保護膜が働いている
    焼き付き防止に 最適です

お詫び : いつも沢山のコメント有り難うございます
       コメントを受け付けていながら
     最近の皆さんの コメントを表示していません
   ですが コメント確かに 良爺ライダーの所へ 届いています
 初めての方などは メールにて ご返事させて いただいております
  良爺ライダー・アメフリスキーの メールが届いてない方は
   もうしばらく お待ちください
    SRV250 Jazz等での質問や 素朴な疑問など
  初心者の方に 有効と思えましたら ページにて更新しています

良爺ライダー・アメフリスキーも 高齢になり 何時まで
 皆さんの疑問に 答えられるか 判りませんが
  その時まで お付き合いください。

過去記事続編のメニューへジャンプします。http://blog.goo.ne.jp/ebucci/e/12976a2391147dade928ddef5906d980

SRV250 ロングメッシュ・クラッチワイヤーの制作と調整

2013-02-24 08:28:33 | バイクのカスタム
良爺ライダー・アメフリスキーの
SRV250のカスタムは? 暫く なりを潜めていましたが

今回は 他機種のメッシュワイヤーを使い BRS250用に作り替えます
次は アクセル・ワイヤー迄 作ります
やはり アメリカンは ステンメッシュワイヤー ですね

ワイヤーが切れた時にも活用出来ます。
その場合 補修ワイヤーパーツを 購入すれば良いでしょう
太鼓などの補修パーツも売っています。

古くなりパーツが 入手困難な時でも
上手になれば アクセルワイヤーや 
ブレーキワイヤーまで 作る事が出来ます

良爺ライダーは 40数年前 メグロT2セニアを再生したときは
ワイヤー類等全て自作で作っていました。
昔は太鼓など 半田付け 仕様でしたので
太鼓など 作らなくて良かった。
メーターワイヤーだけは 作ることが出来ませんが
互換品が有るので そう問題ないと 思います。
長さを調べて メーター側も ステンメッシュに交換します

それでは始めます!!。
切断する前に 下準備します。
最初にレバー側の太鼓を止まるところまで引きます
下のケース側の擬宝珠(ギボシ)が ホルダーに引っ付くまで引きます
純正のホルダー部先端から 太鼓(タイコ)の根本まで
ワイヤーの長さを 測ります
良爺ライダーが 計測した長さは 150㎜でした。
各自要計測です。長くなっても この寸法は変わりません

Dsc_0313


長さは 貴男のSRV250用に合う ワイヤーを、適当に探して下さい。
今回はバルカン用?。購入したのが 随分前になるので忘れました。

Dsc_0314  Dsc_0315


このワイヤーは JazzのチョヴィットソンXLR125Rに
予備で使う為 購入した物です
クラッチワイヤーは下側が 擬宝珠(ギボウシ)型を用意
まず古くなった SRV250のレバー側の 太鼓を根元から切り取り
ワイヤーを抜き取ります。

抜き取った SRV250のワイヤーは 無理な取り回しの為
引き抜いてみれば、 ワイヤーが波打ち状態
これじゃ 何度もワイヤーに オイルを差しても
動きが スムーズに成らない はずです
メッシュワイヤー側も 同じように切り取ります

Dsc_0316
両方ともワイヤーを抜いたら
SRV250の純正のエンジン取り付けホルダー部が必要です
もう一つは 純正クラッチ調整部の 防水ゴムを 外します
(ホルダー側に引き 外して下さい)
外した防水ゴムを メッシュワイヤー側に 差し込みます
(方向を 間違えないように)
このメッシュワイヤーは中間にクラッチ調整部がありますが
SRV250には 取り付けホルダー側に
付属しているので 下半分は使いません
注意:ワイヤーを通す前に 必ずシリコングリースをワイヤーに
すり込んでおきます。 特に純正ホルダー側は
曲がりが 90度近く 曲がっているので
丁寧に すり込んでください。
これで ワイヤーの動きが 軽くなるはずです。
長いワイヤーを 純正ホルダーから先に入れ 
メッシュホルダーに入れ込みます
ワイヤーを入れるときの注意は
ワイヤーのネジリ方向と 逆にネジリながら差し込みます
これはワイヤーが解けないようにする為です。

Dsc_0317
此処まで出来たら終わったような物
差し込んだら今度は レバー側の太鼓を作ります。
8㎜の真鍮棒でしたら センターに2.2~2.3㎜で穴空けして

Dsc_0320


5㎜位のキリで 深さ3~4㎜位 穴を刳ると良いでしょう
Dsc_0319


最後に10㎜で切断すれば太鼓の出来上がり
ワイヤーの先端部を少しほどきバラして

Dsc_0321


ハンダや銀鑞で玉留めすれば簡単です
太鼓より出た鑞付け部を 太鼓と同じ大きさに仕上げれば良い
どうです? 簡単でしょう。
鑞付け・半田付けは 要らなくなったワイヤーで 十分に練習して下さい。
イモ付けになると 走行途中抜けるので 気をつけて下さい
初心者は 鑞付けの方が 良いでしょう
鑞付けも 説明書をよく読んで 作業して下さい。
半田付けは それ相応の 技術がいります
母材(ワイヤー)が 十分に暖まっていないと イモハンダに成りやすい
見た目は 丸っこくて母材に対して
オーバーラップしているので すぐ解る
配線などで イモハンダになると 接触不良になります
イモ半だとは 母材が十分に 暖まらない内に
ハンダを乗せるので 綺麗に付いていない
表面張力を 利用するので 十分に暖まった母材では
ハンダが流れるように 伸びて行きます。
ハーネスを 半田付けする時も同じです。
それか 真鍮の棒6㎜を用意します。

Dsc_0318


用意出来ない時は ワイヤー補修Kitを購入して下さい。
この6㎜の棒を 金切り鋸で縦に溝を 作ります
(深さ2㎜~3㎜くらい)
歯の厚い方が 最後にやりやすい
次は端から5㎜の所に2.2~2.3㎜の穴を開けます
これでワイヤーが入ったと思います
入ったら 10㎜の長さに切断し 
周りをヤスリで 角を取り 仕上げて下さい
入りにくいときは 良く切れるペンチで
ワイヤーの先を切りそろえて下さい
これで下準備は終わります
いよいよ最後の仕上げです
ワイヤの長さを決めます

Dsc_0322


レバー側に150㎜の寸法を油性ペンで印を入れておきます
この画像はケース側ですが 印はレバー側です

Dsc_0323


この位置が太鼓の内側の位置です(内側とはメッシュホルダー側)
少し長いでも良いです短いより3㎜位長くても十分です
最後にクラッチ調整部にて調整します。
メッシュワイヤー側の 
太鼓に付いていた テフロンの保護環を使います
先にワイヤーへ この保護環を入れて下さい。
仕上げた太鼓にワイヤーを入れ150㎜の
印が見えるところで玉留めします
6㎜の真鍮棒は 太鼓より3㎜ほど長く切断し
ワイヤーを二股に分け 撚りを戻します
其の二股を 溝に沿わせてハンダ及び鑞付けして止めます
玉留めはハンダでも良いですが
銀鑞で鑞付けした方が安心出来る
鑞付けも 半田付けも どちらも綺麗に 脱脂して
母材を、十分に 温めてから 作業します
太鼓が出来 保護環を取り付けたら 完成です
ハンダは イモハンダに 成りやすいので 十分に練習して下さい
クラッチの調整は レバー側の スリットが入った調整ネジと
クラッチ遊び 調整ロックナットです
ワイヤーが伸びてレバー側の調整代が無くなったら
2番エンジン側 エキパイの後ろに調整ナットがあります。
レバー側の隙間が5㎜以上の遊びが出来ている
レバーの先端部(丸い玉)でしたら移動距離が10~15㎜以上
クラッチワイヤーの取り回しが
ノーマルの状態だと 調整しても
遊びが多くなったり 少なくなったりする
レバーの握りが固くなり 戻りが悪く ハンクラの状態になる)
オイルを注入しても良くならない
その時は ワイヤーの取り回しを やり変えます
素直に フレームから出して 直接クラッチレバーに接続する
これで クラッチレバーの動きが 軽くなるはずです
そこで レバー側の隙間を 5㎜に成るように 遊び調整します
前の状態より クラッチレバーの位置が
遠くに成るかも知れませんが 確実にクラッチが切れます
ケース側の調整はエキパイの 裏側にあります
2番エンジンのエキパイを外し 調整ナットを回して調整して下さい。
キチンと調整しないと ギヤの入りが悪くギヤ抜け等が起きる
オイルの量やオイルの粘度でも変わるので参考に
エンジンが 冷えている時は何ともないが 暖まると悪い時
10W/30Wでしたら→10W/40Wでしたら→10W/50W へと
高温粘度を上げてみます。 これでも改善されます。
汚れやオイルの量も調べる
交差点で ニュートラルに入りにくい 等が有りましたら過去記事へ
下のアドレスをクリックして下さい。移動します

http://blog.goo.ne.jp/ebucci/d/20120520


道具ですがハンダの場合W数が大きい物を選んで下さい
ハーネスでは30W位が使いやすい

Dsc_0337


これは良爺ライダーが仕事に使うハンダ鏝ですが
200℃~800℃まで可変出来ます。
此はプロ用ですので必要ないのですが
ハーネスの修理くらいでしたら

Dsc_0336


18Wから30W位が丁度良い
あまりW数が大きいと被覆が溶けます
鑞付けの場合は

Dsc_0335


銀鑞と硼砂(フラックス)が必要になります
銀鑞の作業温度が780℃ですので半田鏝では役不足
1000℃位のバーナーが必要です
ライターみたいな ポケットタイプの バーナーがあります。
このバーナーが 見あたりません
完成取り付けなどは 後ほどアップロードします。


過去記事続編のメニューへジャンプします。http://blog.goo.ne.jp/ebucci/e/12976a2391147dade928ddef5906d980

SRV250のシリンダーフィンに付いている鉄の筒?外したい

2013-02-22 12:24:03 | バイクのカスタム
今日は暖かい朝です。
我が家の梅が咲きました。
昨年より二十日ほど 早く咲きましたが 平年通りです。

今日も お昼休みでの更新です
いつものように 誤字脱字有るかも知れません
vs747さん 励ましのコメント ありがとうございます

何故か昨年末の記事あたりから
このような 体制になりました
皆さんの 役に立てればと 思います

作っているのはメッシュタイプのクラッチワイヤーです。
後は太鼓の玉留めで終わりです。
鑞付け用のバーナーを 何処に置いたのか
忘れましたので まだ完成していません
3月には更新します お楽しみに~

初めまして 良爺ライダー・アメフリスキーです

ナンさん(勝手にニックつけました)遅くなってすみません
本名は控えています ハンドルネームがない場合
良爺ライダーが ニックネームつけますが
忙しいときは ほとんど無名です
素朴な疑問にも わかる範囲で回答します
SRV250のシリンダーフィンに
筒状の鉄?が打ち込んであるが 外せますか?
と言うことですが これはスプリングピンといって
フィンが エンジンの振動に共振し 余計に振動することを
押さえるための部品です。
サムネイルをクリック(拡大)

Dsc_0178


1番と2番エンジンのシリンダーに 錆が付着したスプリングピンを


”錆びているので外したい”と いうことですが
通常は外せませんので そのまま錆取りしてください

何故かというと
外せない事は 無いのですが
スプリングピンがしっかりとフィンに密着するように
圧入されています。

マイナスドライバー等で 無理に外すとフィンを 破損したりします
外れたとしてもフィンから エンジンの不快な振動音が激しくなります
楽器に例えると ”ヤマハの ハーモニカのリード”みたい振動します。
きれいな音では有りませんが。
他機種は 耐熱ゴムなどを 打ち込んで共振を 防いでいます。
ですが劣化してゴムが縮み 外れたりします

それと このスプリングピンは
部品設定していません(と? 思います)

うまく外せて 塗装して圧入したとしても 塗装は剥げて
直ぐに 錆びると思います。
メッキしたら スプリングのテンションや厚さが
変わるのでおすすめしません

そのままの状態で 錆をとり 細い刷毛で
錆止めするかしてください。

ブラストするのでしたら 一緒にブラストしてもらうのが
ベストだと思います。 ブラストした部分はコーティングされて
少しの間 錆が付きにくくなりますので
その時点で 塗装したらと思います

出来上がりが 楽しみですね。
ナンさんへ この回答で お解りに成られましたか?

スプリングピンも大事なパーツです。
メーカーが分解できないように処理したところは
SRV250の為に分解しない方がよいのです。


過去記事続編のメニューへジャンプします。http://blog.goo.ne.jp/ebucci/e/12976a2391147dade928ddef5906d980

SRV250のセルモーターが回らない!

2013-02-20 13:36:08 | バイクのカスタム
セルモーターが回らないのでチェックの方法を

SRV250のセル・モーターが回らないは 色々要因があります
記事の最後までよく読み ひとつひとつチェックして下さい。

理解できないときは 無理に作業しないで
信頼おけるYSP各サービスへ 任せて下さい。

ショート等で ハーネスを焼いたりしますので
初級者や中級者は 必ず
サービスマニュアルを手元に置き 呉々も慎重に作業します。

各 事故などは 作業者の責任で お願いします。
良爺ライダー・アメフリスキーは 一切関知いたしません。


過去記事にも良爺ライダー・アメフリスキーが体験した症例があります
参考にして下さい。下アドレスをクリックすると移動します。

http://blog.goo.ne.jp/ebucci/d/20110604


注意:SRV250に対してのチェック方法です。

基本操作ができていないと 安全装置が働き セルは回りません
キルスイッチはONで サイドスタンド出して クラッチレバー放して
ニュートラルランプは 点いているのでしょうね?
SRV250に必要な 基本のエンジン始動操作は 大丈夫ですか?
バッテリー上がりなどでは?
バッテリーも完全に充電して
一応エンジン始動に 必要な手順を踏んで セルモーターが回らなければ
以下の チェックをして下さい

それとバッテリーの耐用年数で劣化の為容量不足になり
セルボタンを押してもリレーが”カチカチカチ”といって
セルモーターが回りません。
何度充電しても充電完了のサインが出るが
セルが回らない(寿命です)
この場合はバッテリー交換です。


チェックしたら エンジンが掛かったりしますので
必ず一ヶ所チェックしたら エンジン始動してみる
端子の接触不良などもありますので 2~3度抜き差しして下さい。

良爺ライダー・アメフリスキーの 簡単配線図を印刷して手元に置く
下のアドレスをクリックすると 簡単配線図へ移動します
お詫び:安全装置の リレー内部の赤い線が 途中で切れていました
赤/白の所で止まっていますが 赤/黒まで 延長して下さい
これまで 皆さんにメールで 送っている分は 修正済みです

http://blog.goo.ne.jp/ebucci/d/20130209


セルモーターのテストをします。

セルモーターが不良か それ以前かチェックします
作業は自己責任で行って下さい。
作業する前に後輪を浮かせます。もしもの為の 危険防止です
レーシングスタンドかメインスタンドを使います
無ければ何かを利用して後輪を上げます
ギアーもニュートラルにして下さい

まず回路図を見て下さい。隣のバッテリー+(赤線)から
スターターリレーまでの赤線です
メインスイッチを入れ
この+Bに12Vが来ていることを確認

+Bが来ていれば セルモーター側の 赤い線とジャンパーします
ジャンパーとは スターターリレーのターミナルを
バッテリー側(赤い線)とモーター側(赤い線)に
ジャンパー(直結)して モーターが回るか調べるのです。
ジャンパー線を接触させる時に
火花が出るので周りの可燃物に注意します。

下部にディテールが有りますので参照して下さい。

ジャンパーしてモーターが回れば 其れより前と言うことです
回らなければ モーター不良 です。以下をチェックして下さい。

①  カーボンブラシの摩耗→使用限度4㎜くらい
②  コンミュテーターの損傷・編摩耗・焼損有れば交換
     (カーボンブラシが接触していたところです)
③  アマチュアコイルの導通テスト 導通の有無
④  モーターの故障は 殆どカーボンの摩耗が多い
⑤  カーボンがすり減り 軸受けなどに詰まり 動かない時は

1.O・Hが必要です。モーターがロックして動かないので
  セルボタンを押しても、リレーからカチカチ音がするだけです。
  バッテリーの劣化でもリレーのカチカチ音がします
このくらいでしたら 小学校のモーターの原理を思い出してください
小学校・中学校の知識が有れば修理できます。
モーターが回れば 2.へ

2.スターターリレーのチェック
ショートなどに十分注意すること
リレーのスイッチが 働いているのかを 調べます
導通テストでは解りづらいので 直接スイッチの 動作を調べます
バッテリーのプラス線(赤を2本 少し大きな線を用意)と
マイナス線(黒)1本を
用意してバッテリーに取り付けます。

バッテリーに取り付けると
スターターリレーの青/白をプラス(赤)に
それとメインSWから来た赤い線(+B)に つなぎます。
赤/白をマイナス(黒)に つなぎ
セルモーターが回れば スターターリレーは良いです

回らない時はスターターリレーにドライバーなどで
軽くショックを与えてみて下さい
これで回ればスターターリレー交換です。

安全装置の テストです
サイドスタンド SWと クラッチSWをチェック
ON・OFFスイッチですので導通テストして下さい

ニュートラルにしてランプが灯くか
灯かなければ ランプとスイッチ点検このスイッチ不良も無ければ
リレー・ダイオードのチェックです

先にリレーを外して スターターリレーみたいに
バッテリーを 用いてチェックします
カプラーの ピン番号が解らないので 導通だけチェックして下さい
赤/黒と黄/黒 導通が有れば良い
黄/黒と空色 ダイオードですので向きを変えて
どちらかの 導通有り無しを調べる

初心者及び回路の解らない方は このチェックは参考にして下さい。
リレーを外して バッテリーでチェックしますが
回路図みて   バッテリーのプラス(12V)を黒/黄
マイナスを 赤/黒に接続して
テスターレンジΩに切り換えて黒プローブを赤/黒に接続
赤プローブを赤/白に接続して
針が振りきり 表示されればリレーは良い
ピン番号が解らないので実行は自己責任でお願いします。

最後に 各スイッチの導通テスト
エンジンキルスイッチの導通テスト ON・OFFのみです
セルスイッチの導通テスト ON・OFFのみです
これでチェック終わりですが モーターが回らない時は①へ戻り

モーターのオーバーホールして下さい。
簡単ですが、必ずメモを取り組み上げます。
逆に組み上げないように マーカーペンで 印を付けておきます

この質問者の小さな疑問です

キルSWをテスターでチェックしたらオンで針が一杯に触れるが
オフにしても針が少し振れます。何Ωまでが不良ですか?

答え : なんと小さな事に こだわる方なんでしょう。
たぶん中学校で 教わったと思いますよ。
スイッチには防錆・潤滑でグリースを塗布していますが
空気中の水分・グリースの劣化・金属粉や汚れなどの不純物で
微弱には 電気は流れますが 不良では有りません。
気になる様でしたら 抵抗のレンジを切り換えて下さい。
これで気にならないと思います。
各スイッチ類を パーツクリーナーで 脱脂して掃除したら
必ず防錆・潤滑の為に グリースは塗布して下さい。
注意: CRC等の防錆・潤滑剤には 一時的には効果がありますが
時間がたつと蒸発しますので サビで接触不良を起こします
必ずスプレーのスライドSW用 接点復活剤(グリース系)等を
(秋葉など電気部品専門店で購入)使用して下さい。

リレーは古くなると 途中で止まったりしますので
リレーに軽くショックを与えてみて下さい
一時的に良くなる可能性があります。
これで良くなればリレー交換です。
スターターリレーのターミナルが緩んだり接触不良も考えられます
増し締めなどして下さい

メインヒューズ30Aが切れると 全ての回路が遮断されます。
メインヒューズは スターターリレーに 組み込まれています
後はヒューズBOXに5A 15AX2が 組み込まれています

SRV250の簡単セルモーター関係 実体検査図です
ショートなど無いように チェックします
作業は 自己責任で お願いします。
作業中の事故など過去記事に置いても全ての責任は
自己責任でお願いいたします
良爺ライダー・アメフリスキーは 全てに置いて関知しません

もしスターターリレーを交換したら電源が入らない時は
スターターリレーの配線がバッテリー側(赤色)
とセルモーター側(黒色)の接続が違っています。


セルスターターリレースイッチの接続は
最初にリレースイッチのメインヒューズ30Aを引き抜きます
4Pinコネクター接続
バッテリー側配線色赤色のプラス端子銀色に接続
セルモーター側配線色黒色の端子赤銅色に接続する
最後にメインヒューズを取り付けて終了です。

Photo

個人での使用は認めていますが 他への記載・転載は禁じます

良爺ライダー・アメフリスキー


上の画像が見難い時は、下の関連記事に大きい画像があります。
"SRV250のエンジンが掛からない"の質問から”の方に
フル画像で見やすくなっています。下のアドレスから移動して下さい。

関連記事が有ります。併せて読んで下さい。
"SRV250のエンジンが掛からない"の質問から
http://blog.goo.ne.jp/ebucci/e/95c4e143f50bebfadb36bbb1cc340e8f

G・GライダーさんSRV動きましたか!
http://blog.goo.ne.jp/ebucci/e/f72f8f9b06fec88594914b05ecf61e96

長期保管でエンジンが掛からない?
http://blog.goo.ne.jp/ebucci/e/021452bef859f27310e7aaaa2afffb51

SRV250が不調に
http://blog.goo.ne.jp/ebucci/e/3e07f2f7efac22f0754e5e44530a00c0

追記:

質問  電気の事は 解りませんが 何故Ωレンジの 所ですか?

答え この実体図で解らなければ あなたは触ってはいけません。
かならず信頼の置けるバイク屋さん YSPへ修理出してください
壊したり 配線を 焼き切ってしまいます。
電気解らんさんへ 説明しますが
あなたは 電気関係には 触らないようにしてください 壊します
質問されたので どういう原理か 説明します
小学校で習った 電気磁石を 思い出してください
乾電池のプラスを 黒/黄につなぎ マイナス側を 赤/黒をつなぐと
電気磁石になり 板が赤/白と赤/黒に 引き寄せられます。
板が引き寄せられた為に 赤/白と赤/黒の線が つながります
これで 本当につながったのかを 
テスターで 抵抗レンジから 導通テストして 針が振れれば
壊れていない と言うことが解ります
此で解りましたでしょうか?

過去記事続編のメニューへジャンプします。
http://blog.goo.ne.jp/ebucci/e/12976a2391147dade928ddef5906d980

SRV250の発電量 何W出ている?

2013-02-17 15:51:26 | バイクのカスタム
良爺ライダー・アメフリスキーの 2輪達は
最近仕事が忙しいので 車庫の中で 春を待っています

メンテと言えば 時折充電と キャブ内のガス抜きくらいだけで
その時にエンジンを掛け オイルをヘッドまで回すくらいです

寒い時は スターターを引き アイドリングを上げ 暖機運転し
エンジンが暖まるにつれて 徐々にレバーを戻せば良いので
チョークと違い やはりスターターの機能は 良いですね

SRV250の発電量W数を教えて欲しいと言うことですが

そうですね 発電量は 灯火類など 増やしたりする時に 必要です
良爺ライダーも 発電量を知りたかったので 丁度良かったです。
発電量は5000rpnで14V出力で計算します。
5000rpn以上回転上げても
レギュレータICが働き 出力は14V迄です

先日ボルトメーターみていたら 14.5V発電していました。
当然 SRV250 アイドリング1300rpmの時は12V~13Vくらいです
このアイドリング規定値1300rpmというのは
常時灯火類を点灯しても安定供給できる 回転数です
寒い時は アイドリングを規定値より 下げない様にして下さい
アメリカンなど アイドリングを極限まで下げていますが
あれはバッテリーに 負荷を与えています

追記 : vs747さんからは 900rpmまで下げても 大丈夫です
    との返事が来ました。ノーマル使用でしたら 十分かも知れませんね
  良爺ライダーも 夏以外は1000rpm位で維持しています。

夏場は ヒート防止に アイドリング時にオイルポンプの
オイル吐き出し量を増やすために
1300~1500rpmを維持しています
ですが 機械式と違い 電気式は回転数にムラがあるので
おおよその 目安でしか 有りません。
個人の感覚で 排気音を楽しんでください。

そこで SRV250は 発電量何位発電してる?
換装前の SRV250のエンジンで 計測した結果です。
計測した DATAで計算した結果は
BRS250(SRV250)は どの位発電しているか と言うと
BRS250の発電量は 最大322W/5000rpmです
アイドリング時の発電量は 最小276W/1300rpmです

常時点灯に対策して 発電量が多い
あくまでも 計算結果です。
メーカーの 公称数ではありません。

公称W数は マニュアルに 記載されている? と思いますが
それと キャブヒーターが 北九州では 朝夕の気温12℃以下だと
(晩秋から春先までは) 常時50Wは消費します
無闇にキャブヒーターのW数を増やさない様に注意

W数も大きければいいと言うわけではありません
25W+35W=60Wで8.5A そのままアイドリングすると
灯火類もあるので 夜間にアイドリングから 空ぶかしした時
ライトが 極端に明るくなったり暗くなる様でしたら
確実にバッテリーの消費が多すぎます
これでグリップヒーターでも付けたら 最悪です

PTCキャブヒーターに交換する時はバッテリー保護の為に
SRV250は15Wと25Wにして下さい。
35Wは突入電流5Aと非常に大きく バッテリーに負荷が掛かる
15Wで3A 25Wで3.5A です
ヒーター温度は15Wで35℃ 25Wで42℃です
35Wですと48℃とかなり高温になります
ハーレーなど表面積の大きいキャブでしたら 良いのですが
SRV250でPTCキャブヒーターに交換された方
レポートお願いいたします

特に冬場は バッテリーが弱くなり バッテリー上がりの心配がある
余裕を持って 合計で200W位までが 良いでしょう

ちなみに 計算結果ですが 参考にして下さい
エイプ50は 発電量が      95W/5000rpn
エイプ50は バッテリーレスの為 発電量が少ない
WIN120は 発電量が     115W/5000rpn
Jazzも このくらい発電しているのかも?
XLR125Rは  200W/5000rpnです
消費電力には注意して装備して下さい。
発電量の少ない機種は アイドリングを 少し高めに調整します

回転計がない 機種は
このモビールマルチテスタが便利です

Dsc_0338


1万円くらいの 安物ですが
回転計・温度計・その他機能が豊富です
初心者は安価なマルチテスタで十分です。
あまり信頼性はありませんが
安い マルチテスタなどは 軽くて持ち運びがよい
導通等を調べるには 最適です
殆どが この使い方でしょう

アナログテスタより マルチテスタの良いところは
DC測定時 間違って +と-を 逆にプローブを
当てても -の表示してくれます
ですが 精度を問われると 寒暖で違うので
やはり 其れ成りの表示しか してくれませんので
計算する時には 無理があります
良爺ライダーが 仕事で使う
マルチテスタ(時々表示更正します)等と比べると
±15%位の狂いがあり 仕事には使えません


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