SRV250&Jazzのカスタム記録:良爺ライダー(Peetar・Phoneda)

SRV250アメリケン&Jazz縦型エンジン(Ape80&XLR125R)
Win120のメンテナンス・カスタム記

SRV250 点火タイミング・逆火・オーバーフロー・エンジン不動or不調?

2012-04-25 10:13:11 | バイクのカスタム
良爺ライダー・アメフリスキーの質問コーナーって!! それは いつから?
     SRV250乗りの “ JiJi ”さんより 質問です。

Q: 点火タイミングが狂っている

A: どうして点火タイミングが狂っていると 思われているのか解りませんが
  CDIが正常なら狂いません。
  パルスジェネレーターの位置変えました?
  カムスプロケット・カムチェーンを触った?
  もし触ったのであれば元に戻してください。
  CDIの接触不良も考えられるので 接点復活剤で試して下さい。
まず最初に
  最近まで動いていたのですか? オークション等で中古購入? 
  燃料系(キャブの詰まりや燃料系のゴムの劣化)
  ・コイル・IGコード・プラグ等点検しました?
何処も正常で
  低速が悪い・中速が悪い・高速が悪い等有るのでしたら
  CDIが考えられます。
  ポイント式では 接点の隙間で変わりますが SRVは無接点です
  CDIが自動的に適正回転数で 点火タイミング調整してくれます(自動進角装置)
  此が悪くなれば中高速不良になりますがエンジンは掛かります。
もし完全にパンクしていたら エンジンは掛かりませんが

もし正常であれば 他に原因が
  CDIは無接点式ですので タイミングを
  故意に変えることは出来ますが サーキット走行でないと仮定します

Q: 逆火(バックファイヤー)

A: 逆火は ガス吹き返しで キャブ側で点火するので 危険です
   点火タイミングの項でチェック済みならばCDI交換でしょう
   此には 色々要因がありますので 解らない様でしたら
   即各サービスへ 持ち込んで下さい
 その反対に アフターファイヤーは サイレンサー辺りで ポンポンと音がします
  アクセルを 通常通り開けて走行していたが 長い下り坂などで
  アクセルを戻し(全閉)て エンジンブレーキ時に
  ポンポンポンと 排気音がするので解ります。
  ガスの薄さが原因で
 別に故障ではないので そのままでも 構いませんが
  気になる様でしたら パイロットスクリューを緩めて(戻す)
   ガスを濃いくしてください。
  其れによって 不調になるかも 知れませんので
   パイロットスクリューの最初の位置と
    締め込んだ位置は メモしていて下さい
  いつでも最初の状態に戻せる様に
   締め込む範囲は 八分の一くらい締め込んで 試乗
     閉めたり緩めたり 其れの繰り返しで 調整してみて下さい
  基本は軽く締め込んだ状態から1回半戻して調整
    アイドリングや低速に影響します
     中速高速域は この時点では触りません

Q: オーバーフローする

A: オーバーフローの原因? 此はSRVの記事を参照して下さい
  2011/6/3からと2012/3/21・3/25・4/1
   この日にちの記事を 参考にして下さい
   燃料コックが Primaryの位置になっていないか
フロートの動きが錆で渋い為に オーバーフローするのか
   その際フロートバルブの動きやフロートバルブのダンパーもチェック
フロートバルブの動作も良いのに
  時間をおいて駐車時 オーバーフローする時は
   フロートバルブAss’yで交換して下さい Oリングの劣化です
此処が一番の原因です
フロートバルブのダンパーの動きが渋いとオーバーフローします。
 フロートは無理な力を加えない 油面が変わります
  燃料コック不良(ダイヤフラムの破損)でも オーバーフローします
   いずれも 一度キャブをオーバーホール(OH)して下さい

5月7日 追記:三人ほど同様な質問が有りましたので
 オーバーフローでの問題は、エンジン内部にガソリンが進入して
  エンジンオイルが薄まり 焼き付きの原因となりますので
   オーバーフローには気を付けて下さい。燃料ゴム管なども要チェック
    マニホールドに亀裂が有っても 
   内部まで亀裂が入っているとは限りません
       心配でしたら交換して下さい
ゴムの耐用年数が来ていますので 故障が来る前に交換した方が
    ツーリングなど 遠距離走行される方は 検討して下さい

Q: エンジン不動

A: エンジン不動?此が 質問条項の一番最初の 項目かも知れませんが
   エンジン不動と 上の質問の項目 全て当てはまります
   長期間保管されての エンジン不動も SRV6月号から読んで下さい
   最大の原因は キャブの詰まりが 原因だと思われます
   各ジェット類の詰まり 燃料系のゴム劣化
   最初に キャブのOHを済ませて下さい。
   燃料ポンプは 交換した方が良いでしょう
   たぶんバッテリィ交換は 済んでいると思うのですが
  可成りの出費が 予想されます
”  SRV250不調の原因はキャブにあり ”本のタイトルみたいです。

パーツの価格は ヤマハのHPから 検索して下さい
パーツは 近くの南海部品など 利用して下さい。
レッドバロンも 各メーカーの部品を 気持ちよく 取り寄せてくれます
バイク屋さんだと 良い顔しないらしいですよ(皆さんの談義で)
又解らないことが 出来たら質問して下さい
長文になる場合は コメント欄は削除します
JiJiさん以外でも 同様な質問がありましたので 代表で
この質問者は 中古で購入されたのでしょうか?
そうだとしたら 長期間保存で 乗れなくなった か・ら・か・な?・・・・
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年齢を重ねると かなり国語力が にぶる
最近頭がよく働かないみたいで
その為 技術的なことも 意味不明なことが 起きるかも知れません
その時は 間違い、ご指南下さい。
訂正します
マーボーさんの質問は5月10日を閲覧下さい。
今後のこの質問に関しては爺の所へ直接メールでお願いします
そして 対処法を5月10日号でお知らせします
その為何時質問されても5月10日号を閲覧下さい。
更新しましたらお知らせします
その方がマーボーさんも解りやすいと思います
このコーナーはマーボーさん優先コーナーです
同じような症状でも 色々な所が関係してきますので
100%此処です とは言えません

Jazz50-125  他機種エンジンの配線の見分け方 特別編

2012-04-22 12:08:35 | バイクのカスタム
Jazzカスタム記のメニューへジャンプします
メニューからは、この記事を含め
Jazzチョッパー120~Jazzチョヴィットソン125の記事
読みたいところへジャンプしてくれます。
http://blog.goo.ne.jp/ebucci/d/20130118

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良爺ライダー・アメフリスキー への質問が有りましたので
"他機種へ換えたいが、配線が解らんさん"へ 希望どうり匿名で
Jazz50 エンジンで ホンダ系の他機種に換えたいが 配線が解らない と言うことで
中華物エンジンに 換えたい? それとも?・・・・・・
6月6日 追記 : Win120は ’’12年5月28日を参照してください。
特番です。
Jazzは レギュレーターで 6V電源にしていますが
12V電源には
12V用レギュレーターに 交換して(12Vでしたら何でも良いのですが
ホンダ系の純正にして下さい。くれぐれも中華物に手を出さない。発火の原因です
知り合いがハーネス焼けてしまいました。高価ですがホンダ純正の方が安心です
(ホーンが付いている所の裏側 フレームに隠れて付いています。)
各  電球・バッテリィ・ホーン・マーカーリレー を12Vに交換して下さい。
12Vエンジンに交換しても同じです。
オリジナルハーネスを使用する と言うことを限定に進めます
基本はJazz50で行います。他機種でも同じですので、移植機種と見比べて下さい。
配線色が違っても探せます。


Jazzエンジン全体画像です


Dsc00283
フラマグより配線が出ているのが解ります
Dsc00284 Dsc00285
まずフラマグの所に 四角く黒いBoxが有ります
これが 点火タイミング(ポイントの役目)パルスを 感知している所です
配線色は 青二黄帯です。他機種でも たどって行けば
配線色が違っても 解るでしょう。
この パルスジェネレーターの配線は CDIへと繋がっています
Jazz50の 配線色 左側から
青二黄帯(白帯に見えますがよく見ると黄帯です)==>パルスジェネレーター
黒二赤帯  CDIへと 繋がっています       ==>点火コイル
4Pコネクターです
黄色  ライトの発電用コイルです レギュレーターへ ==>充電・発電コイル
白色  バッテリィ充電コイルです レギュレーターへ
黄二白帯に 合体した一本線の機種も有ります
若葉二赤帯 ニュートラルランプ用です
緑色  エンジン全体のアースです
参考には成ると思いますので
13年1月24日に更新した良爺ライダーオリジナル回路図を
Jazz50からエイプ50
Jazz50からWin120を記載していますので
フラマグの接続には参考にして下さい。
Dsc00286
この配線図は チョヴィットソンの125cc用ですので 少し違いますが
イメージは 出来ると思います
中華エンジンでも同じです。ただ耐久性の面から お薦めできません。
中華エンジンには ニュートラルの配線の他に
1速から4速 ランプ用の配線が 出ていますので注意
マルチテスターなど使い 導通を調べます
追加: 初心者はマルチテスターがお薦め 極性が変わっても表示してくれます
例:+・-を間違えてもマイナス表示してくれます。
アナログテスターは極性を間違えない様にして下さい 故障します
マルチテスターの黒いプローブをエンジン本体に
赤いプローブを 変速機の信号線に繋ぎ
1速ギヤーを入れてみて導通が有れば 其処が1速です
2速から4速も同様に調べて下さい
 配線方法は 各信号線を4速分 4本の線を フロントまで 追加して下さい。
解らなかったら メールして下さい
解らない時は 画像を送って下さい そこで判断します。

Jazz50-125 2期チョヴィットソン フェンダーの仮付け

2012-04-19 16:33:16 | バイクのカスタム
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最近は暖かくなり 一番のバイクシーズン到来です。
良爺ライダーの大好きな季節です。
やはり夏より 春が良いですね
今回は 前回エストレの 社外フェンダーの加工がすみ
仮付け してみました。
Dsc00107 Dsc00106
8mmの丸鋼で 借り組用に作ったが まだ貧弱なので
簡単に SAS10Aのパイプで作り 将来の構想を練ります。
次回はフェンダーを塗装して組み上げてみます。
此処まで来たら もう完成間近
後は組み上げるだけ
今回はもう簡単 また次回まで

Jazz50-125 チョヴィットソン フェンダー編

2012-04-10 17:52:23 | バイクのカスタム
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良爺ライダー・アメフリスキーも 最近やる気なし
チョヴィットソンの方は
ほんとうに 不定期に成りました
今回は エストレア用フェンダー編です
フロントは前回加工しましたので リヤー側の加工です
フロントは穴を開けたらすぐ取り付きますが
リヤーはそう簡単ではありません。
まず頭の中で どういう取り付け方にするか考えます
今回はスイングアームと合体させますので
あらかじめスイングアームを加工しておきます
Dsc00103_2
上の画像はXLR125Rエンジン用取り付けサポートの方とも見えています
フェンダーサポートはスイングアームの上側に
適当な物を溶接して下さい
加工はそのデザインに よりますので 自分なりに考えて下さい
良爺ライダーは リヤーピボットシャフト側に
取り付けサポートを溶接しています
一応フェンダーの位置決めを先にして
Dsc00104
チエーンなど当たらないか 確認
乗せた時点で じゃまになりそうな箇所に 罫書き線を入れ


外して切り込みます


Dsc00102>
ところで なぜ?エストレアのフェンダーかと言うと
フレームを少し修正していますが
この位置に丁度フェンダーが来ても当たらない様になっています
よく見て下さい 窪みがあるでしょう? 此処が一番重要な所です
フェンダーとスイングアームが一緒に動くのでこの窪みが必要なのです
この改良でタイヤとフェンダーが当たったりする事はありませんので
フェンダー位置を浅くできます
まだまだ続きます

SRV250 不調の原因は? が好調で続編

2012-04-01 09:06:55 | バイクのカスタム
3月25日のSRV不調の原因は?が、ビックリする程好調で
未だ かってない長文で、読むのに疲れると
お叱り受けるかと 思いましたが 思った以上に 反響がありました。
検索エンジンからは ”SRV250アイシング対策” で
電気系統は症状が 極端に不調になるが
キャブの場合はゆっくりと来るので 解りづらい
完全に不調になって気が付く  其れでは遅いので こまめなメンテを
SRV250戴いて 最初は 良爺ライダーも 悩んだキャブの詰まり
SRV250編 2011年6月3日から 読んでみて下さい
だいたい あんな小さなJetが 分解できないのは 設計ミスだと思う
穴詰まりの原因は 幾つもあります。
ガスタンクからの水 錆 ゴミ等の進入
(ガススタンドでの進入もあります)
ガスタンクからの 水の進入が一番大きいのです
タンクキャップには ベント機能があり
タンク内の内圧が 上がらないように
大気解放して内圧の上がるのを防いでいます
この穴から 洗車時や強い雨の時 内圧が下がり このエアー抜きから吸い込まれ
タンクに水が貯まるのです
SRVを揺すってみて下さい タンクキャップからシューと
エアーが抜ける 音がします
この予防に 洗車時キャップにビニール袋を被せるか
キャップを開け内圧を下げて下さい 予防には成ると思います
この点ハーレーのタンクは タンクの給油口にパイプを使い 自然に
タンクの外へと逃がしています。すばらしい!! 国産車も此が欲しい
この場合 Pri(レバーが右向き)に切り替えた 時に起きる
Priにすると バイパスを通り 直接キャブへ ガスが送られる構造のためです
完全にガス欠した時は Pri(無負荷)にしてキャブ本体へ 送るシステムです
走行のままでは ガスは送られません(駐車時にオーバーフローしにくい)
セルボタンを回し エンジンの負圧を 利用していますので
エンジンが掛かるまでに 時間がかかり バッテリィに負荷をかける
その予防に 燃料コックの前に フィルターを入れる
時々 フィルターの点検で 錆・ゴミ・水の進入が 防止できます。
それでも 水が進入した時は フロート室のドレンを緩め 異物をはき出します
フロート室の中は 意外と錆が多いので 効果的
だが 時々は ガスタンクの中の 異物を はき出す為に
Res(予備)にしてタンクの底を掃除します(ゴミ・錆・水)
Resで時々数キロ走行して下さい。 タンク内の錆予防
これだけで キャブへの 異物侵入が防げます。
良爺ライダーも 洗車後か 3ヶ月に1回くらいで予備走行しています。
Res にしたら 必ず走行に コックをRunに戻して下さい。
ガスの中のゴミ・錆が オーバーフローの原因を 作ります

オーバーフローする時は 先にフロートバルブを交換して下さい。
フロートの 油面調整は絶対に触らないこと
中古で買って 明らかに油面が違うと言う時以外は 触らないように
各部チェツクしても オーバーフローする等したら 油面を考えて下さい
フロートバルブは、ダンパーの動きが渋い時もオーバーフローの原因です

初心者はフロートを触らないで 新品パーツを購入した方がよい
キャブのメンテは 1年に1回ほど 各Jet類の掃除をして下さい
Jetの掃除だけでしたら
タンクを 外した方が明るくて作業が 出来るでしょう
手元が暗いので ガスタンクは無い方が良い 作業性のため

実作業はタンク外した方が明るいので外しますが
タンク外さなくても 左側フロート室の方から出来ますので
気にならない方は そのまま作業して下さい。

それでもいやだと言う方はフューエルラインを使って下さい。

5月2日 追記:動きが悪いからと言って ゴム関係にCRCを噴射しないで下さい。
ゴムにかかると ゴムの劣化が早くなります。
キャブなどは交換を条件に噴射して下さい
又 F・フォークのオイルシールやキャリパーのピストン周り
R・ダンパーなど オイルがニジムのが早くなります。
末永く 快適にSRV250に 乗っていただくためにも

もし 誤字 誤文 脱字 等御座いましたら お知らせ下さい。
チェツクが 行き届かなくて ご迷惑かけるかも 知れませんが 宜しく

追記 :3月25日付けの追記です
皆さんご存じと思いますが SRV250のタンクを 外す時の注意点は
先にタンク下の ガスオン・オフコックを 閉じて下さい。
ガスホースも パッパッと 外さないで
付いていた所の 確認をメモして下さい。
他機種と違い ホースが複雑?に 成っています
後で このホース 何処に付いていたのか解らないで 慌てない様に

2件ほど質問がありましたので
Jet等 各 Jet類は掃除で十分 少々錆が来ていようが
通路の掃除で十分です 新品が安心できる方は 交換して下さい
最後はエアーで 通路の掃除すれば完璧です
ニードルは1番エンジンと二番エンジンを間違えないように
解らなくなったら ニードルの クリップ位置を 見て下さい

2番エンジン側には クリップの下に ワッシャが 組み込まれています
このワッシャを入れ ニードル位置を上げ ガスを濃いくしています
クリップを下げると ニードルが上がり ガスが濃くなり
その反対に上げると 薄くなります この位置は 触らない方が 無難です。
ゴム耐用年数が過ぎ劣化した物は使用禁止

キャブO・H時の O-リング劣化の目安
ゴムが明らかに弾力が無く 円の外側から潰してみて
元の 丸い円に戻れば良しとしますが 長く乗られるのでしたら 要交換
一応潰した時に ルーペなどで見た時 ヒビ等が有れば 即交換です
フロート室の O-リングも 爪などで押してみて 弾力がなければ 交換して下さい。
この部品劣化が オーバーフローの原因です

見落としがちですがフロートバルブのダンパー部の確認(固着・動きが渋いなど)
燃料ポンプ・コック その他燃料系ゴムパーツは全て新品で購入して下さい
信頼できる方からの 購入以外
中古は絶対購入しないこと、ポンプ・コックは 内部の補修部品がありません。
もし中古で買うと 販売から約20数年 耐用年数が来ています
そのパーツを 交換しても すぐに故障することでしょう
O・Hしても ゴムが劣化しているので いつ破れるか解りません
SRV250も 少しずつ補修部品が 無くなっています
いつ補修部品が 切れるか解らないので 今が換え時かも 知れませんよ
寒くなりSRVが不調の方はアイシング対策を参照して下さい・・・13年1月26日