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蝦式電影生活(新館)

ずっとほったらかしやったんですけど、ブログ人のサービスが終了するらしいんで、ここを作って過去のデータを引っ越しました。

暑さに負けずに踊れや踊れ!!

2010-08-11 13:12:29 | Live or DIE!!

まいど、えびですー。
酷暑のロッキンから生きて帰ってまいりました。
いやー、踊った踊った。
POLYSICS復活、おめでトイス!!

ロッキン翌日は、そのままなんばHatchへ直行し
マキシマムザホルモン×10-FEETの「えのん~えのん~」
いやー、暴れた暴れた。
ナヲさん復帰、おめでトイス!!

昨夜はZeppの「ロックロックこんにちは!!」で
andymori、スピッツ、そしてフジファブリック!!
ある意味、フジフジ富士Qを補完するような内容でした。
…富士急にエヴァンゲリオンもできたしな。(←関係ない関係ない)

teenager♪teenager♪

で、連続ライブ6日目今日は、ロックロックの2日目行ってきますー。
吉井和哉・奥田民生の「和民」、昨日は一曲も歌わんかったけど、
今日は何してくれるんやろ。

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さてさて、全然話変わるんですが、
8月28日(土)に梅田シャングリラであるDJイベント"onion night"、
これ、めたくそお薦めやし、少し宣伝を。
DJイベントって、やっぱなかなか一般的に知られてないみたいなんで。

この日はオールじゃないので未成年も参加しやすいし、
何よりゲストライブがアホみたいに豪華
VOLAでっせ、VOLA!!個人的にはゴルピンお薦め。
(一応説明しとくと、DJがCDをかける通常のDJタイムと、
 生演奏によるゲストライブが交互に行われます。)

邦楽ロックをガンガンかけて、ハートに火をつけ踊れや踊れ、という
ライブハウスやフェスで知り合った皆さんには絶対に楽しめるイベントなんで、
特にDJイベント未体験の人、ぜひぜひ参加してみてください。

DJやクラブってスノビッシュなイメージがあるけど、
邦楽ロック系のイベントは、あんまりお洒落でもスタイリッシュでもありませんww
ほんでめちゃめちゃ健全で、ある意味スポーツに近いかもです。
服装は、普段のライブのときの戦闘体制でOK。

…と、こんだけ押しておきつつ、えび本人はこの日
名古屋である「Re:mix」ってイベントに行ってしまうのですがww

そやかて、POLYとmonobrightとアベンズとJETSとrdm出るんやもん!!

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onion night Lv.13 ~onion night FESTIVAL VOL.2~

DATE:2010/08/28(Sat)

OPEN&START/16:00~
CLOSE/22:00ぐらい?

@梅田Shangri-La
ADV :¥2,500 + 1DRINK
DOOR:¥2,800 + 1DRINK

◆チケット発売中◆
・ぴあ(114-532)
・l-tike(55789)
・e+

◆GUEST LIVE◆(アルファベット順)
【PINKLOOP】
【Prague】
【VOLA & THE ORIENTAL MACHINE】
【winnie】
【your gold,my pink】

◆GUEST DJ◆
68 (from MONICA URANGLASS)

◆onion RESIDENT DJ◆
SHIGE
AZ

◆onion RESIDENT VJ◆
MAR(from E3!!!)


ロッキン私的タイスケ(案)。

2010-08-04 22:20:52 | Live or DIE!!

おー、明後日からいよいよROCK IN JAPAN FES.なのである。
ベタではあるけどこのロッキン、邦楽ロック好きにとっては
クリスマスやバレンタインや彼氏彼女の誕生日なんかより
全然重要なイベントな気がする。

ワタクシも先週27日のナノムゲン@京都に飛び入り参戦し
アジカンで「らっせーらっせー」言うて以来、
一週間以上もライブを絶って、ロッキンに向け心身を清めております。

そんなこって、3日間の予定はこんな感じでよろしいか。

【初日:8月6日】
DJブース→くるり→ビークル→テンフィ or しゃんぺ→いっちゃん→スクビ or 黒猫→monobright→ちょろっとJETS→ダイノジ→サカナクション

【2日目:8月7日】
DJブース→BIGMAMA→50回転ズ→ソカバン or フラッド→HiGEちゃん or グッフォ→9mmパラベラムなんちゃら→シリアルTドラマ→(ぽっかり空く藍色)→音速ライン or シネマ→筋少→スピッツ→UC(案D、某Dは泣く泣く却下。)

【3日目:8月8日】
DJブース→POLYSICS!!!トイストイストイス!!!→やついいちろう→モーモー→VOLA→バクホン→奥田顧問 or ミイラ→DJハヤシ→DA or アンチェ→サニーデイ→アベンズ→オレスカ→電話ズ(移動間に合うか??)

皆様、ぜひひたちなかで乾杯しましょう♪


髭と毛皮のパンティーの夜。

2010-07-22 23:23:57 | Live or DIE!!

…はぁ、ダメだわ。
先週末の「フジフジ富士Q」にて、
志村の残像に余りにも胸を締め付けられ、
その反動でずーっとぼけっとしています。
(これでフジQが座席指定じゃなくスタンディングやったら、
 そのまま富士吉田市で燃え尽きていたかもしれない。)

ここ一年の間ほぼ覚えたことの無かった、
「ライブしばらくいいかもなー」という気持ちにさえなって、
志村の残した曲をただただ聴く日々。
仕事の都合で月末のセトストもキャンセルになったので、
(かのくん、チケ&駐車券引き取ってくれてありがとう。)
ロッキンまでは比較的穏やかな日常が続くことになります。

昨日は、ロッキン前最後のライブとなる(筈の)、
LIVE BURGER vol.3@大阪MUSE。
関西テレビの深夜番組「音エモン」(観たことないけど)主催のイベントで、
毛皮のマリーズ×モーモールルギャバン×HiGE、という
なんとも濃ゆいメンバーの競演。…この暑いのに!!

初訪問の心斎橋・大阪MUSEへは、JRの遅延もあって
若干の遅刻でオープニングアクトのSyncronized doorは聴けず。
フジQへ一緒に行ったhatakeは既に着いてて、
「はぁ…、フジQだけでおなかいっぱいで…。」とか
同じようなことを言っておった。…後部座席で寝てただけのくせにww
無事に当日券で滑り込んだ、仕事帰りのかいてぃちゃん、
こんな変態な面子を聴かせてはいけない気のするあやちゃんとも会う。

あんまライブな気分じゃなかったけど、面子も濃ゆいし
始まるとやっぱし楽しいのだ。

☆モーモールルギャバン
やはりオチ…もといトリよりも、トップが無難な位置では?
先日のGSGPの出演順は、あまりにも意外過ぎた。
「…mixiにユコちゃんのコミュニティはあるが、
 俺とマルガリータのコミュはありませーん!」とゲイリーの魂の叫び。
相変わらず一曲おきにMCを挟む理由は、「体力が、持たないからだー!」とは
GSGPの際のゲイリーのコメント。
改めて思うと、先日のワンマン凄かったよな。
しかしモーモー、月に3回も観るのは明らかに許容量オーバーな気がする。
パンティー!!
ユキちゃん→烏龍ハイ→ユキちゃんの遺伝子
→パンティー泥棒→サイケな恋人。と定番どころズラリ。
転換時、「GSGPにもいたはりましたよね」って声を掛けてもらった子と喋ってたら、
先のラブシャスプリングでも一緒に暴れていたとのこと。
人の顔おぼえるのが苦手で、ホンマ申し訳ない。

☆毛皮のマリーズ
その名称やビジュアルから、
もっとアングラ劇団的な、イロモノのイメージを持ってたのですが
完全に思い違いでした。
初めて生で聴くマリーズは、結構正統派のロックバンド。
「骨折の古傷が痛むぜー!!」って、
志摩君骨折したの、このイベントのvol.1のステージやったのね。
「あなたの愛する人が幸せになりますように。
 そして願わくば、あなたの手で幸せになれますように。」
このMC、めっちゃ格好良かった♪
ファンも多くて、押しが強くて驚き。

☆HiGE
トリは髭ちゃんのパーティー、最高すぎる!!
あまりにも楽しくて、ほとんど何も覚えていない。
フィリポが付髭での「髭よさらば」で始まって、
アメ村で買ってきた、ビキニなバディが描かれた
セクシーTシャツ(でも乳首はアイゴン自前)、
最前の女の子ステージに上げてブブゼラ吹かしたり、相変わらずのフリーダム。
「モーモールルギャバンってさ、きっと
 「モーモー」ってバンド名にしたい人と
 「ルル」ってしたい人と、「ギャバン」にしたい人が集まったんだよ。
 …エレファントカシマシみたいにさ。」ストー何じゃそりゃー!!
(すかさず「髭、ってつけた人もいるけどね」と突っ込むフィリポ。グッジョブ!)
ニューアルバム「サンシャイン」が出たところやけど、そっからの曲は『青空』だけ?
鉄板曲を畳み掛ける『黒に…』以降は、最高にぐっちゃぐちゃのカオスが生まれる!!

■セットリスト
01.髭よさらば
02.GOO
03.青空
04.イカしてる俺は×××
05.黒にそめろ
06.溺れる猿は藁をもつかむ
07.ロックンロールと五人の囚人
08.テキーラ!テキーラ!
EN.
09.ハリキリ坊やのブリティッシュジョーク
10.ギルティは罪な奴

終演後はいつものように、タオルは既に飽和状態を超えた吸水率。
絞れば笑うほどの水分(全部汗なんよな)がどばばと流れ出す。
わし、自分の発汗でタクラマカン砂漠の拡大を防ぐ自身があります。

大阪MUSEって初めてやったけど、ビジュアル系が多いのかな?
やたらとその手のポスターが張られたロビーでは、
明らかにゲイリー・ビッチェ氏は異色でございました。


フジフジ富士Q、0泊3日強行軍【後編】

2010-07-20 22:23:52 | Live or DIE!!

氣志團の後は、再度フジファブリックのメンバーが登場。

客席の後方にある森の向こうには、どどんと富士山がそびえていて、
ステージからはその雄姿がよく見えるようです。
(残念ながら、少し低い位置にある客席からは見えへんのやけど。)
当初は雲を被っていた山頂が、この頃から顔を覗かせているのが
ステージ上のカメラによってスクリーンに映し出されていました。
山頂まで綺麗に見える日は、そんなに多くは無いって事は、
新幹線で上京する度、窓から富士山を観ているのでよく知っています。

でも、こんな記念すべき日に、ちゃんと山頂が見えるなんて。
やっぱ志村は、あそこにいるんやなぁ。

最後に志村を見た、龍谷大学の学園祭。
直前に雨がやみ、のっぺらぼうのお月様がぽっかり浮かんだ
幻想的な夜といい、フジには気象を操る魔力があるらしい。

次のボーカリスト、トライセラの和田さんは、
髪の毛をばっさり切って可愛くなってました。
『Strawberry Shortcakes』と、「シムシム、聴いててくれ」と『陽炎』。
CDJでも急遽披露されたこの曲、トライセラにめっちゃ合うのよなー。
和田さんの飄々とした感じ、志村に通じるものがあるのかも。

転換時、「今日、まだトイスしか言ってない!」というカトーさん
(しかも、そのトイスも変な声になてスベったしww)による
「カトーク」のコーナーとして、"かとっち"による謎かけ。
(昨夜のスピッツでも、クージーが"くじっち"やってたから、
 MC業界で流行ってんのか、コレ。)
富士山とかけて、好きな女の子の部屋と解く。そのココロは?
「どちらも、登頂(盗聴)したいのもヤマヤマです。」
って、上手いけどいいのかソレ!!…ま、変態なフジっぽい気もするけど。

…などと珍しく転換の繋ぎトークが盛り上がっていると、
痺れを切らして呼び込まれないまま入ってくる真心ブラザーズ。
しかもYO-KING、イキナリ「トイス!!」を連発!!
あまりのハイテンションに、
桜井から「YO-KINGのマイク切って!」とまで言われる始末。
『TEENAGER』と、スカパラホーンズが入っての『線香花火』。
どちらも、まるで真心の曲のように聴こえてくる不思議。
特に線香花火なんて、何の違和感も無い、すげぇフュージョン率。

悲しくったってさー
悲しくったってさー

その後はスカパラホーンズだけが舞台に残って、想像通りの
『Surfer King』でメメメメメリケーン!!
(でもインストやったので、残念ながら「メメメメメリケーン」は無し。
 客席で踊りながら、全力で歌ってたけど。)
この曲、ホーンだけでやっても普通にカッコいいぞ。
ぜひスカパラの定番ナンバーにして欲しい!!

次いで、この日唯一の女性アーティストで、SMAの先輩にあたるPUFFYちゃん。
フジのカヴァーではなく、志村の手による持ち歌を披露。
フジファブリック自身もライブで披露していた『DOKI DOKI』と、『Bye Bye』。
『Bye Bye』については、志村に「これ実話?」って尋ねたら、
「どうでしょうねーえへへー」ってゴマかしてたので絶対実話だよ、
ってことやそうです。
また、この曲がフジの新譜に収録されることについて、
由「…ちょっと、セルフカバー禁止だから。」
亜「あたしたち、ちょいちょいそーゆーコトされるのよねー。」
由「だって本物に敵うわけ無いじゃん。」
確かに、井上陽水奥田民生も、草野マサムネも
PUFFYに書いた曲を自分でやった。で、それが滅法イイので
PUFFYちゃんの気持ちも分からんでもナイ(笑)。

この辺りにくると、とうとうダイちゃんも転換時のトークを諦めた感じ。
オーディエンスも同じく諦めた感じで、舞台も静かで、客席もみんな座ってるww

陽も傾き始める頃、次いで、フジの初期プロデューサーを務めた片寄明人。
アコースティックでの『花』と、『サボテンレコード』の初期曲を。
そこらへんにいそうな「おっちゃん」の風貌にも関わらず、
めっちゃ響くわ、この人の歌。
今日の面子では志村との付き合い、クボケンと片寄さんの2人が
一番濃かったやろからなー。

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ロビンソン君こと吉井和哉は、『マリアとアマゾネス』に『Anthem』。
客席後方を指差し「三日月!!」と叫んで歌いだした『Anthem』。
富士山と、いつしか暮れ出した茜色の夕日と、浮かぶ月と。
フジファブリックを象徴するかの様な空の下で聞き惚れてたら、
終盤舞台上に女性が乱入。
何かを持って吉井さんのほうに近づいていくのを
スタッフがタックルで押し倒し、下手袖に引きずり出す。
ごめん、普段あんまりこーゆーことかきませんが。
…大事が無くてよかったものの、この女にめちゃめちゃムカついた。
全国から集まった大勢のオーディエンスの、
志村への敬虔な思いを踏みにじった自覚はあんのか?最低です。

トリのくるりは、意外にもアッパーチューン。
ベースを佐藤に任せ、加藤がギターを持った『Sunny Morning』。
そして、「フジファブリック、今日日本一カッコいいバンドです。」と岸田。
ラジオで聞いて「何じゃこりゃ」と思ったという、神曲『銀河』に踊り狂う。
もー、全席指定が激しく邪魔!!

そしてアンコール。まずはフジメンバーだけで、
ギターの総くんがボーカルを取る新曲、『会いに』。

最後にはSMA顧問・奥田民生が再登場。
「本日は、事務所の稼ぎ頭のコンサートに、
 こんなに来ていただいてありがとうございます。
 その事務所の顧問である私が最後に…、正直、最後はイヤなんですけど…」
最後に、CDJで声を詰まらせながら歌った『茜色の夕日』を披露。
…惜しいのは、氣志團の「茜色」は日没前で、
民生の「茜色」は完全に日が沈んでからやったこと。
それでもやはり、志村の名曲を、この場所で民生が歌う、という組合せに
泣けて泣けて仕方がない。

エンドロールに、出演アーティストのテロップ。
背景には出演者が、生前の志村と共に映った写真が。
そしてBGMは、フジファブリック『若者のすべて』。

国内有数のボーカリストたちによって歌い上げられた名曲の数々。
今日聴いたどの曲もが素晴らしかったし、
これまで気付いてへんかった、新たな魅力を感じることができた。
ほんで、志村の遺した作品の偉大さを、改めて感じさせられた。

でも、会場に流れる志村の声に悲しくなる。
フジファブリックの曲は、やっぱり志村の声で聴きたいと思った。

最後の花火に今年もなったな
何年経っても思い出してしまうな

長い一日の最後を飾るのは、この夏最初の花火。

■「フジフジ富士Q」セットリスト」
SE.大地讃頌(富士吉田市立下吉田中学校 平成七年度卒業記念CDより)
奥田民生
01.桜の季節
安部コウセイ(HINTO)
02.虹
03.モノノケハカランダ
ハナレグミ
04.ダンス2000
05.ルーティーン
クボケンジ(メレンゲ)
06.バウムクーヘン
07.赤黄色の金木犀
斉藤和義
08.地平線を越えて
09.笑ってサヨナラ
ハヤシ(POLYSICS)
10.TAIFU
11.B.O.I.P
藤井フミヤ
12.タイムマシン
13.若者のすべて
氣志團
14.ダンス2000
15.茜色の夕日
和田唱(TRICERATOPS)
16.Strawberry Shortcakes
17.陽炎
真心ブラザーズ
18.TEENAGER
真心ブラザーズ&スカパラホーンズ
19.線香花火
スカパラホーンズ
20.Surfer King
PUFFY
21.DOKI DOKI
22.Bye Bye
片寄明人(Great3,Chocolat & Akito)
23.花
24.サボテンレコード
吉井和哉
25.マリアとアマゾネス
26.Anthem
くるり
27.Sunny Morning
28.銀河
EN.
フジファブリック
29.会いに
奥田民生
30.茜色の夕日

描いていた夢に 描いていた夢に
近づけてるのかと 日々悩むのであります

キミに会えた事は キミのいない今日も
人生でかけがえの無いものでありつづけます

その後、再度400キロ弱のドライブで、
大津に付いたのは夜明け近く。

交替でドライバー務めてくれた、おなかいたい、サイナス、まさあに感謝。
…金曜の朝から、48時間動きっぱなしやったけど、
これは行った甲斐のある遠征でした。

お腹いっぱい、胸いっぱいです。


フジフジ富士Q、0泊3日強行軍【前編】

2010-07-20 00:00:47 | Live or DIE!!

2009年12月24日、フジファブリック志村正彦、急逝。
「フジフジ富士Q」の開催は、それ以前から既にアナウンスされており、
チケットの先行販売も既に始まっていました。

志村は15歳のとき、故郷・富士吉田市の富士急ハイランドにある
野外ステージ「サウンドコニファー」で奥田民生のライブを見て、
ミュージシャンになろうと決意したそうなのです。
そのステージで、故郷での凱旋ライブを行う志村の夢。
フロントマンを亡くしながらも、「フジQ」を中止にせず、
開催にまでこぎつけて下さった関係者やスタッフ、
そしてフジファブリックのメンバーの努力に感謝します。

関西からの遠征は、0泊3日(!)の強行軍。
これまでフェスやライブハウスで知り合った7名で
ワンボックスに相乗りし、わいわい騒ぎながら現地へ。
初対面同士とかも少なくはなかったんやけど、流石趣味が会うと違うわ。
昨年フジのライブで知り合ったおなかいたい(人名)が
手配してくれたレンタカーは学割で格安。
しかも、5ナンバーに7人も乗ってるのにえらい良く走る。
サイナスが随分運転をしてくれたのもあって、快適な旅でした。

えびは京都会館でのスピッツのツアーファイナルを見てから
フジQに向かったのですが、途中高速道路で
そのスピッツのツアートラックに遭遇してテンションが上がる。

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(証拠写真 Photo by まさあ)

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(証拠写真 Photo by 小ネギ)

ちなみに僕以外のメンバー6人のうち、
サイナス、おなかいたい、小ネギ、hatakeの4人は
難波ロケッツのthe telephones×QUATTRO対バンツアーから直行。
さすがにアタマ悪いのが揃っています。

静岡県内で日の出を向かえ、綺麗な朝焼けが広がる。

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(Photo by 小ネギ)

ほんで、左手に見えてくる富士山!!
御殿場で東名高速を降りて、須走から東富士五湖道路。
車窓に裾野から見る富士山がどどーんと広がれば、カーステからは絶妙のタイミングで
フジファブリック「虹」(やったか「Sunny Morning」やったか。どっちやっけ?)。
徹夜ドライブの眠気も吹っ飛ぶ絶景。

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(Photo by 小ネギ)

会場にに隣接する温泉に入って開園時間を待ち、先行販売の物販へ。
「ま、物販でも行っとこか」程度の感じで行ったんやけど、
物販はその後、「2時間半待ち」とかの大行列になり
売り切れも続出したんやそうな。危うく難を逃れました。

その後は遊園地で時間つぶし。好んで来る場所じゃないので、新鮮。

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(Photo by 小ネギ)

でも、遊園地やのに、バンドTシャツの人がいっぱいいて、
場内にはフジファブリックの曲が流れまくっているのが不思議。
連休中なんで、普通の遊園地のお客さんも多かったとは思うんやけど、
何のこっちゃか分からんかったでしょうね。

せっかくなのでDJブースを降臨さそうと
園内のスピーカーの下、昨年のCDJで知り合った飛鳥と
「TAIFU」や「モノノケハカランダ」で踊ってたのですが(←遊園地!!)、
残念ながら失笑しか集まらんかったな。
でも、踊ってたら飛鳥が、なんと中学時代の同級生から声を掛けられ感動の再会!!
お互いがロック好きとか、全く知らんかったそうで、
踊ってる人がいるー、と思って見たら知ってる顔やった、とのこと。
やはり人生、踊らにゃ損です。

あと、園内の「フジフジフジ展DX」で、
ギターの総くんがかぶっていた例のアレを発見。

Fuji2

何なのか不思議に思ってたので、まじまじ観察。
資料写真もいっぱい撮ったし、自作に挑戦しよっかしら。

開演時間が近づき、野外ステージ・コニファーフォレストへ。
オープニングSEの『大地讃頌』が流れ、さて開演。
フロントマンを失ったフジファブリック、
ボーカリストを欠いたことも痛いのですが、
同時にMC役を欠いてしまったことにも気付く!!
全国から1万6千人を集めた大規模なイベントやのに、
まるで町内会の演芸発表会のような、グダグダのスタート&進行!!
ダイちゃんが必死に頑張ってるも、やっぱ本来はイジられ役なんよな。
京都大作戦のオープニングでの、TAKUMAの盛り上げ方を見習ってよ~
…ま、このグダグダネトネト感はフジっぽいとも言えますが。

フジファブリックの演奏をバックに、
トップバッターはSMA顧問、奥田民生氏による『桜の季節』。
顧問が広島球場でも歌われた曲ですが、そのときのひとり股旅形式とは違い、
今回はバンドスタイル。

桜のように舞い散って しまうのならば やるせない

15歳の志村が、このステージで歌う民生を見たからこそ
フジファブリックがある訳で、それを思うと一曲目から泣けて仕方が無い。
顧問は歌い終わると、「奥田民生!…でした!」と一曲のみで袖に消える。

次のアーティスト用のセッティング中、ダイちゃんが必死に喋りで繋ぐ。

次は元スパルタローカルズ、安倍コウセイの『虹』『モノノケハカランダ』。
またダイちゃんが頑張って、ハナレグミ『ダンス2000』『ルーティーン』。
ハナレグミ、生で聴くの初めてやったけど歌うまいね。

再度ダイちゃんが頑張って、次はメレンゲのクボケンジ。
志村と仲がよかったのは有名で、同じマンションに部屋を借りていた程。
『バウムクーヘン』と、『赤黄色の金木犀』にまた泣ける。

遅刻寸前やったという斉藤和義。
斜め前のおばちゃんはせっちゃんで初めて立って、
その後はまた座りっぱなしやったけど、
せっちゃんだけが目当てやったとしたら、果たしてこの4時間は楽しかったのか??
(他にも、ちょいちょいそういう方いらっしゃいましたけどね。)
『地平線を越えて』と『笑ってサヨナラ』を歌い上げる。
「志村君の曲ってめんどくさい。ギターは難しいし、メロディーはヘンテコ。
 なんでメンバーは止めなかったの?」のMCに、
一応止めた、と弁解してたのは総くんやったかな?

ステージ上のダイちゃん、総くん、加藤さんと、
サポートドラムの刃田さんまでがおもむろに黒いバイザーを装着。
とすると、もちろん次は、POLYSICSのハヤシヒロユキ!!

オレンジツナギにPOLYバイザーで出てきたハヤシ、
いきなりの「トイス!!」に、戸惑う客席ww
おらーお前らー!!トイス!!って言われたらトイス!!って返せー!!
三回くらいやって、やっと「トイス!!」がご理解いただけた様子。
一曲目は『TAIFU』。このヘンな曲、ハヤシが歌って違和感全くなし♪

ハヤシ「ダイちゃんもー!」 ダイちゃん「トイス!!」 客席「トイス!!」
ハヤシ「総くんもー!」 総くん「トイス!!」 客席「トイス!!」
ハヤシ「カトーさんもー!」 カトーさん「トイス!?!」と変な声の裏返り方。
ハヤシ「トシちゃんもー!」とサポートドラム、東京事変の刃田さんまでトイス!!

「いやー、気持ちいいわー」とハヤシ。
「半年くらい人前で歌ってないんですよ」て言うけど、
武道館からまだ四ヶ月と数日やで。半年は少しサバ読みすぎww

二曲目『B.O.I.P』は、ハヤシが「B.O.I.ピーィィィィッ!!」と曲紹介。
途中、いきなりオクターブ上がって、いつものハヤシの歌い方に♪
これまでのアーティストは、比較的真面目に
フジファブリックのカヴァーをしていたのに、…ハヤシめっちゃ遊んどる!!
(…いや、そういやPOLYがカヴァーすると、原曲を留めんくらい
 POLY色に染められるのを忘れていた。
 インディーズ時代の「宇宙刑事ギャバン」なんて最高やで。)

久しぶりに観たハヤシ、変わってなくて、相変わらずアホで安心した。
POLYSICS、三人での再始動後は衣装が変わるって話なんで、
ひょっとするとオレンジツナギは、これが見納めかも…。

藤井フミヤは、『タイムマシン』と『若者のすべて』。
どっちもヘンな曲だらけのフジの中では、しっとりじっくり聴かせる曲。
(…内心、「どんどこ男」じゃなくてよかった、とほっとしたのは秘密だ。)
若者のすべてで「一緒に歌ってください」ってことやったけど、
フミヤさん、そんなに溜めて歌われたら一緒に歌えないっす。
MCではフジファブリックとの出会いについて披露。
息子さんがiPod聴きながら「飛っびー出ーせー レイディゴーで
おっどーろーぜーぇ だまらっしゃい♪」と『TAIFU』を歌っていたので、
「…お前それ、メロディとか歌詞とかホントに合ってんの!?」と訪ねたのが
きっかけやったとか。
で、息子さんのイヤホンを奪って、「…合ってるわ」とww。

舞台転換の後、SE「BE MY BABY」に乗って氣志團登場。
フジのメンバーも下がり、氣志團のみフルメンバーでのステージ。

志村がバイトしていた、高円寺のライブハウスの先輩、という縁のある団長。
『ダンス2000』を歌って、
「軽快な四つ打ちなのに、こんなに気の晴れないダンスミュージックも珍しい」
なんせサビが、「いやしかしなぜに~」やからねぇ。
いわく、氣志團の「One Night Carnival」を聴いた志村が、「ダンスミュージックいいっすね!」と作ったのが「ダンス2000」なんやとか。
「山梨県出身なんで、武田信玄のことを歌いたい」という志村の幻の処女作、『武田の心』(場内爆笑)のテープがどっかにあるそうです。武田の心、て!!

二曲目は、CDJでも披露した『茜色の夕日』。
志村が音楽を辞めて富士吉田に帰る、と言い出したとき、
「じゃぁ『茜色』をくれ」と言ったら帰るのを辞めた、というエピソードを披露。

これでやっと15曲か?
いちいち転換があるのは気になるけど、
次から次へと素晴らしいボーカリストが出てきて
志村の残したアンセムを歌い上げるんやから、
気付けばどんどん時間が過ぎていく感じ。

あまりにも長いので、続く!!