二週続けての泉大津フェニックス、この日のOTODAMAは電車+シャトルバスでアプローチしましたが、車のほうが便利かな?ってのは前回書いた通り。でも、今日は何の気兼ねも無く飲めるのだ!!
最寄の泉大津駅ですぴちゃんとまさえに会い、バス並んでたらさけやんとめーちゃんとしぴちゃんに会い、会場着いてシート引いたら隣がなつめさんやったり。先週に続けて、知人率超高いのは、さすがホームである関西圏のフェスww
9月に入ってもまだまだ暑い今年の夏、体力のコントロールが肝心とようやく分かってきたので、初っ端からバカ騒ぎするのは止めておくことにする。
…と思ったら、DOESいきなり『曇天』始まりっすか!?コレは迷わず飛び込むよなー。
その後サブタレから、『修羅』、『バクチ・ダンサー』と踊って、露天風呂(サブステージ)のa flood of circleへ移動。あ、ワンマン行きてー。
フラッドのオーディエンスも身内率高し。後方でがっすんがっすん踊る。メンバー紹介が最高にカッコいいのは相変わらず。
大浴場に戻って、THE BAWDIES。夏の野外に必要なのは、水分・塩分・ビタミンB群・ホットドッグ!!ということで(…モンバスの時より増えてるし!!)踊る踊る。確かに"顔が良い"、という面はあるにしても、邦楽ロックのシーンで洋楽色の強いBAWDIESの音楽がここまで支持されるようになるとは面白い限り。一曲一曲、関連のMCを入れて曲に入る、というRoyのスタイルが、フェスやイベントで一見さんからのファンを増やしてきた部分もあるんでしょうね。
OKAMOTO'Sの時間にシートで昼食、レイジよスマン。みんなが持ち寄ったフードをシェアする、ということで、フェスでは珍しい豊かな食卓を楽しむことができました。中でも、中でもひよんさん持参の「PETボトルで冷やした出汁」+「おにぎり」=「出汁茶漬け」というコンボが酷暑の下では素敵過ぎる。来年の夏はフェスは定番のお供にしたいな、これ。
食事しながら、シートで恒例の"熱湯コマーシャル"。フラカンの圭介と竹安が出ると聞いていたけど、「代わり後輩が・・・」と舞台上に呼ばれたのは四星球!!…この展開に興奮する我々はオカシいのか?スーシンにはホンマにコントが似合う。圭介、最後に『元少年の歌』。
次いで大浴場・ミドリ。後藤まり子はここ泉大津の出身やったんですね。「僕がめっちゃ憎んだ町、泉大津へようこそ!!」とは、生まれ育った故郷でのステージならではのかっちょえぇロックな発言。以降も、「…駅前の今はナントカが建ってるとこ、元々駐車場やったんお前ら知らんやろ!!」とか(知らんわ!)、超ご当地なMC連発。デストローイ!!
途中でSET YOU FREEテントに移動して四星球(すーしんちゅ)。わー、仮設テントのステージにめっちゃめちゃ人がいる!!(そして、やはり身内が多いww)ご当地モンバスではメインステージに出演してたスーシン、でも関西圏もまだまだ準ホームなエリア。やっぱテントでは収まりきらんでぇ。テレビカメラは出るわUFOは(外の通路を)飛んでくるは、ダイコン贈るわネギも贈るわのむちゃくちゃなステージ。一緒に6月のプレイベント、OTODAMAヤングライオンに出演した中で、露天風呂に出られることになったのはフラッドとビートモーターズで、「…我々は熱湯コマーシャルです!!」と自虐MC。…ま、大浴場やしええやん。あー、ワンマン行きてぇ。
次のACT、白眼充血絶叫楽団(とあるが、実はフラカン)を諦めて、シートに戻って体力回復&精神集中。だって次は、復帰後関西初の、あのバンドですもの。
ということで再始動後三度目のPOLYSICS!!トイストイース!ヒサース!!ブギー終わりで相棒めーちゃんとフロントへ突入。新曲も聴き慣れてきたし、終盤はかなりフラフラになってたけど、『urge on!』の腕クロスだけはしっかり決めた。
ハヤシ、多分思いつきで「…POLISICSは"暑い"って言わないんだよ。…"カッコいい"って言うの。いや~、今日はカッコいいぜぇ~!!」
答えてフミ、「…ステージ上、超カッコいいよね。」
ツナギがオレンジからグレーになって、一層暑そ…否、カッコよさそうなPOLYSICS。9月とはいえ炎天下の客席で全開で暴れるのも、めーっちゃくちゃカッコいいぞ~!!
再始動後のPOLYのステージ、なんとここまで皆勤♪(ちなみに国内のステージ、12月のCDJから皆勤♪)
■セットリスト(POLYSICS)
01. BUGGIE TECHINICA
02. Mach 肝心(新曲)
03. Tei! Tei! Tei!
04. シーラカンス イズ アンドロイド
05. How are you?(新曲 ex. How do yo do?)
06. Digital Coffee
07. カジャカジャグー
08. URGE ON!!
09. Shout Aloud!
POLYを全力で暴れた後、シートでぶっ倒れTHE BACK HORNでよろよろ復活。フロントエリア後方でのびのび踊りながらも、やっぱ最後の『コバルトブルー』『刃』の二曲はフロントへ突っ込んで、風の中砕け散り一つになる。さぁ、笑え!笑え!!
バクホンからライブハウステントへ向かい、「ひとりMUNA SEA(むなしー)」。ところがMUNA SEA、OTODAMAではご法度となってる「三年連続出場」に抵触するらしく、開始早々マッチョなセキュリティにつまみ出される(←小芝居ww)。愛しの土井コマキちゃんが出て、ピンチヒッターとして呼び出したのは「カジヒジキ」さん!!…で、カジヒデキ登場。42歳の半ズボン、甘い甘い甘い甘いKO・I・BI・TO♪豪華ゲストに盛り上がるライブハウステント、MUNA SEAのステージが無いことに落ち込む我々。…オカシいのか?
(ちなみにMUNA SEAってのは、神戸の某ライブハウス店長がやってるLUNA SEAのコピーバンドです。関西では一部物好きの間で局地的に有名。)
落胆しつつSET YOU FREEテントに動いて、セックスマシーン。始まるまでにギター弾き語りで歌ってたガリガリガリクソンみたいな兄ちゃん、オモロかったけど何て名前やろ?ミュージシャンってより、かなりコメディアンの割合が高い芸風でしたが。
セッティングから大騒ぎのセクマシ、圧倒的な存!在!感!「…音聴こえてなかったら、(その楽器を)指差して、こう(指差して↑↑)だから!分かった!?」すげぇ、このテント名前どおりFREEやww。本編始まったら、一発目から超名曲『サルでも分かるラブソング』で大騒ぎ。いや、ほんまにただのテントなんですよ、ここ。大浴場&露天風呂の二つに比べて、圧倒的に貧相なんやけど、そん中でここまで騒いでいいのか??モッシュはもちろんダイバーも続出、大暴れしながらのコール&レスポンスに、「背筋が痛くなって呼吸できない」という初体験の事態に。
昨年まではドラムが持ち込めなかった(!)このテント、昨年ユニコーンの裏でセクマシが健闘したことを受けて、今年から持ち込みOKになった、とのMCに大きな拍手と感動の涙。「・・・俺たちの夢はァ、わかってるなー!?」来年はこのテントから出て、ちゃんとしたステージに出演することやんな?と思いきや、「…来年は、このテントにもうすこしマシな照明をつけることだーッ!!」それかい!!てか、あくまでもこのテントかい!!
『頭の良くなるラブソング』、前奏で中央に大きなサークルが出来て、左回りのスタンバイをしていたら、いきなり素で「…そこ、なんで空いてんの?」と舞台上からツッコミ。「…なんか分からんけど、そこはお前らに任せたーッ!!」なんて言われた日にやぁアンタ、嫌でも盛り上がりますがな。あー、ワンマン行きてぇ!!
セクマシでかなり深刻にへろへろになりつつ、露天風呂の怒髪天。「男祭りだよォ~♪」のSEが途中でぶちっと切れたと思ったら、イキナリ『SASQUATCH』が流れ出す!!今日で解散となるビークルのSEで登場とは、さすがは兄ィ、と思ったら、お面を着けた四人が舞台上へ。そして一曲目…なんとビークル『BE MY WIFE』!!SEだけじゃなかったのね、やってくれるぜ増子兄ィ!!Be my wife! Be my life! Be my bride my brightest hope!兄ィが英語で歌うなんてのも超レア!!(もっとも、足元のセトリには『嫁に来ないか』と書いてあったそうですがww)
終演後も「…全員気をつけッ!回れーっ、右っ!! ビークルのラストライブへ!1・2!1・2!」と全員を誘導。ステージ後の移動って混雑するけど、この号令で一斉に動いたおかげで、露天風呂から大浴場への移動もすんなり行ったような気がする。
思えば昨年夏のロッキン、怒髪天の裏が関東での最後のライブだったウルフルズ。兄ィはオーディエンスに向かって、「馬鹿野郎、なんでこんなトコにいるんだ!!とっととトータスのトコに行けェ!!」と一喝。ベテランで在るが故に、去りゆく同士へのはなむけが実に粋な怒髪天に涙。
■セットリスト(怒髪天)
01."ヨメに来ないか"BE MY WIFE(BECRカバー)
02.酒燃料爆進曲
03.労働CALLING
04.夏のお嬢さん
05.ドンマイ・ビート
06.真夏のキリギリス
07.オトナノススメ
兄ィのおかげで、スタート前に無事大浴場に到着。
そして、いよいよ散開、BEAT CRUSADEARS!!無事に~SASQUATCH~にも間に合ったよー♪
フェスのBECRにしては珍しいことにゲストも呼ばず、ファイナルステージとして誰もが期待していた密度の濃い展開。定番コールは関西仕様のお○こーるで始まったものの、ACT中に何度コールがあったやろう?アンコールも自然と"OMアンコール"になってたよなー。ラストライブのアンコールに、なんと「…新曲やります」なんてのも流石はビークル、「踊れるもんなら、踊ってみろッ!!」とダカさん。最高です!!フェスではまずないダブルアンコールは、奇しくもこのビークル散開の9月4日に全国公開となるBECKの、アニメ版主題歌、『HIT IN THE U.S.A 』!!
今宵で最後の、BEAT CRUSADERSを惜しむような、存分に楽しむような、哀しさと楽しさが同居したステージでした。最高のフィナーレ。
最後には、ビークルでは始めて見る、ステージで全員横一列で手をつなぎ、深々とお辞儀。
■セットリスト(BEAT CRUSADEARS)
SE.~SASQUATCH~
01.LOVE DISCHORD
02.E.C.D.T.
03.IMAGINE?
04.SUPER COLLIDER
05.DAY AFTER DAY
06.PERFECT DAY
07.CHINESE JET SET
08.GHOST
09.BANG!BANG!
10.FEEL
11BE MY WIFE
EN.
12.FOOL GROOVE
13.GIVE IT UP(新曲!!)
EN2
14.HIT IN THE U.S.A
終演を知らせる大きな花火。
最後の花火に、今年もなったな。
何年経っても、思い出してしまうな。
…と、ここで終わるんですけどね、普通は。
ワタクシ、アタマが悪いゆえに、この後福島の2nd-Lineに移動して、
「ジャイアンナイト feat.BECR」で朝まで踊り倒して参りました。
ダイノジとダンサーの皆さんの、エンターティナーとしての姿勢の毎度毎度心打たれるジャイアンナイト。この日も最高に楽しかった。
同じくOTODAMAからハシゴ組のゆでぞうちゃん、サイナス、Rin君、めーちゃん、マツ子さん、海老くん、ぬーさん、のんさん、心の底からお疲れ様でした。
…ほんま、死ぬかと思った。
炎天下のフェスの後のオールには、みんな気を付けて!!