早ぇぇ!!あっと言う間に最終日!!
めっちゃくちゃ疲れてる筈やのに、無駄に早く目が覚める。
…だって今日は、記念すべきPOLYSICS再始動の日ですもの。
結局、三日間ともクソ快晴。荷物を持ったままDJブースの後ろを通ったら、サカナクション『ネイティブダンサー』が聴こえてきたので、デイパック振り回して踊る。
みなと屋近くにベースを作ったら、POLYに備えてグラスのフロントエリアでスタンバイ。昨日までは乾燥で砂埃がひどかったので、今日は足元にマットが敷いてある。他にも散水用のスプリンクラーが増えていたり、こういう所の対応の早さ、ロッキンジャパンフェスは凄い。昨夜の閉場から今朝の会場まで、時間なんてほとんど無かったやろうに。(そして、主催者の対応が丁寧なのに甘えて、来場者のマナーは結構ヒドい、と思う。こんだけ大規模になったら仕方ないか。)
☆POLYSICS
渋谷陽一の通称"朝礼"が終わり、本日のグラスステージ・トップバッター、POLYSICSの三人がステージに飛び込んでくる。グレーのツナギに、銀のバイザー。ハヤシの「トイス!!!」に、オーディエンスが答える。再始動最初の曲は、3.14武道館の最後を飾った『BUGGIE TECHNICA』。"We are POLYSICS"の名乗りに泣ける。(たった五ヶ月やけど、)待ってたぜコラー!!!
従来の曲に、新曲を織り交ぜながらのステージ。カヨの抜けた分は打ち込みと、フミが代わってボーカルを取っていたり。前半はフロントエリアにいたけど、なんかノリがいまひとつやったのでPA横に下がって、ツナギ集団のオレンジ色の不法集会に合流して暴れる。従来どおり、全力であほになれるステージがキープされていたことに感謝。
さて、新生POLYSICS、これまでカヨが担っていたポップな部分が薄まった結果、スリーピースになったPOLYは、よりハードかつソリッドな方向へシフトした感じ。これを是とするか非とするかはその人の捕らえ方次第なんやろけど、ハヤシのクレイジーな衝動を音楽にする媒介として、新体制も十分に"アリ"だと感じました。クソ暑い中全身汗ダクになりつつも、安心感と、喜びとが去来。ちなみにこのステージだけで、水とポカリ2リットル以上飲んだ…。
■セットリスト(POLYSICS)
01.BUGGIE TECHNICA
02.Mach 肝心 (新曲)
03.Tei! Tei! Tei!
04.Boil (新曲)
05.シーラカンス イズ アンドロイド
06.How do you do ? (新曲)
07.Too Much Tokyo
08.Rock Wave Don't Stop (新曲)
09.カジャカジャグー
10.Digital Coffee
11.URGE ON
12.Shout Aloud!
☆DJやついいちろう
へとへとの状態であるものの、DJブースからThe mirraz『check it out!check it out!check it out! 』が聴こえて駆け出す。エレキコミックやついいちろうのDJは、ブースからはみ出す人だかり。来年はレイクステージで、1万人の前でできるで、コレ。その後、ホルモン『メガラバ』、9mm『BMB』と凶悪な破壊力を持つ曲が連続投入され、音漏れゾーンが一気にモッシュピット化。DA『Fantasista』なんかもう、無茶苦茶に楽しい。B'z『ULTRA SOUL』は、ケツの一瞬の楽しさのために一曲ある感じが素敵www。
ダイノジのジャイアンナイトでも感じるけど、舞台上で人を楽しませるエキスパートである芸人と、DJってのは実はものすごく相性が良いのを感じる。
☆モーモールルギャバン
やっつんでクソ盛り上がり中のDJブースを泣く泣く離れ、シーサイドステージのモーモー。増子兄ィいわく「空島」な、辺境のこのステージに、人が溢れかえってて驚いた!!モーモー、ホームの関西より関東で人気とは聞いていたけど、ホンマやってんなー!!フロントエリアはクソモッシュ、わちゃわちゃの中で、なぁーことあららちゃんに会う。なぁーこはこの広い会場で、毎日会った数少ないひとり。ステージの床が熱く、裸足のゲイリー、ステージに立てず。ドラムの上も、熱くて登れず。
『俺たちはここで逝く!だが、お前らは生きろー!!』by ゲイリー。
逝ったはずのマルガリータとユコちゃん、あとでジブリのオブジェ探しをしたはるところに遭遇して、写真取ってもらいましたww
■セットリスト(モーモールルギャバン)
01.細胞9
02.POP! 烏龍ハイ
03.ユキちゃん
04.ユキちゃんの遺伝子
05.サイケな恋人
そのまま会場の逆の端にあるウィングテントのVOLAまで走るつもりやったけど、モーモーのあまりの盛り上がりで体力消耗し挫折。とにかく暑いのよ、今日も
☆THE BACK HORN
レイクステージのバックホーン。後ろで大人見してようと思ったが、そんなことできる筈も無い。一曲一曲ポジションが前へと進む。食事もしたいし途中抜けをしようかと思っていたんやけど、次の曲のイントロが流れてくると、「あ、これは聴く!!」と思って結局最後まで残留。(…どころか、コバルトは結局フロントで騒いでた。)モンバスでガッツリ聴くぜー!!
■セットリスト(THE BACK HORN)
01.幾千光年の孤独
02.声
03.罠
04.閉ざされた世界
05.ひとり言
06.真夜中のライオン
07.戦う君よ
08.コバルトブルー
☆The Mirraz
パークに移動してミイラズ。なぁーことあららちゃん、よっちゃぎちゃんと会ったのでしばらくお喋り。ミイラは後ろで見るそうな。
ウラが民生なことを、「見てーよ。次のDAも見てーよ。」と愚痴る畠山。そんなこと舞台上で愚痴るな。こっちかて民生聴きたいのガマンして、お前ら選んどんねん。サポートのギタートベースが、チェコの二人からクアトロの二人に戻ってました。畠山のアディムいじりも定番化してたけど、喋りもできるケイゾッティも素敵だ♪…ロッキン時点では公表されてなかったけど、ケイゾーと佐藤、既にこの時にはクアトロを脱退してたのな。
■セットリスト(The mirraz)
01.僕はスーパーマン
02.CANのジャケットのモンスターみたいのが現れて世界壊しちゃえばいい
03.シスター
04.check it out!check it out!check it out!check it out!(ここで途中抜け。)
05.新曲
06.ゾンゾンゾンビーズ
07.イフタム!ヤー!シムシム!
☆DJハヤシヒロユキ
The mirrazを途中抜けして、POLYとともに帰ってきたDJハヤシ♪OPにいきなり『がんばれロボコン』!!デンデンガンガンホイデンガン~♪って、みんな知らんぞコレ!幼少期にリアルタイムでロボコン観てたえび、ひとりで歌う。
定番の筋少パートはなんと『赤ちゃん人間』始まり!!「あばばあばばあばば踊る赤ちゃん人間♪ほんぎゃぁ~!!」って、みんな知らんぞコレ!やっぱ1人で悶えるえび。ロシアも!カナダも!!インドも!!!
その後、筋少パートは定番の『ダメ人間』『サンフランシスコ』(←この曲のイントロ、超絶にカッコ良いっすよ!!拳を突き上げるのが死ぬほど似合う。)と進み、「と~ど~かない~♪」とお約束のフェイクI'm loserからユニコーンパートへ。
で、イキナリなんと『シンデレラ・アカデミー』!!「おーれーはー魔術師ー♪」って、これはPOLYファン知らんでしょ!?ベストに入ってへんし、パニアタの曲よ!?まだ民生が金髪で、つんつん立ててた頃の曲よ!?DJハヤシを一般のPOLYファン以上に楽しめるのは、三十路の特権だわ、ほんま。次が、再結成後のUCがまだやってない『おかしな二人』ってのも嬉しい。X『オルガスム』で、お約束のヤノ登場でXジャンプ。
何か聞いたことのある、GSっぽいイントロ…、ぷぷー!!これ、『ゴジラ対ヘドラ』の主題歌『かえせ!太陽を』じゃないですか。高度成長時代の公害をテーマにした、ゴジラシリーズの中でも超異色の作品。水銀コバルトカドミウム~♪ほいたら、武道館で味をしめたのか、ヤノがコール&レスポンスをあおる!!「かーえーせー!」「かーえーせー!」…この曲でやると、ほんまにデモ行進のシュプレヒコールみたいやなぁ。
『夢見る少女』では、お約束のフミのアイドル調ボーカル。夢見る少女じゃいられない、ヒューッ!!
この日が32歳の誕生日やったハヤシ。最後はフミとヤノにより、顔面にケーキ。で、ハヤシはクリームで髪の毛を増子兄イのように撫で付けながら、片平さんの回す『ピーチパイオンザビーチ』。いつもサラサラヘアーのハヤシなんで、リーゼント頭見られたのは新鮮♪
■セットリスト(DJハヤシヒロユキ)
がんばれロボコン
踊る赤ちゃん人間(大槻ケンヂと橘高文彦)
踊るダメ人間(筋肉少女帯)
サンフランシスコ(筋肉少女帯)
I'm a loser~シンデレラ・アカデミー(ユニコーン)
I'm a loser~おかしな二人(ユニコーン)
CONTROL(レピッシュ)
オルガスム(X)
かえせ! 太陽を(ゴジラ対ヘドラ主題歌)
ギンギラギンにさりげなく(近藤真彦)
天井裏から愛を込めて(アンジー)
夢みる少女じゃいられない(POLYSICS mix)(相川七瀬)
また逢う日まで(尾崎紀世彦)
二十世紀の終わりに(ヒカシュー)
シーソーゲーム(Mr.Children)
HAPPY BIRTHDAY(電気グルーブ)
DAとUNCHAIN諦めて、早めの夕食。アベンズと電話は暴れ倒すので、サニーデイでしっかり消化しとかんと。でも、アンチェは女声コーラスがサポートに入ったそうで、めっちゃ聴きたかったなー。男声と女声が混ざるのに弱いんですよぅ。
☆サニーデイ・サービス
レイクの人の入りはいまひとつ。三十路まつりな二日目に登場してたら、動員は随分違ったんやろけどね。学生時代の独り旅のBGMに欠かせなかったサニーデイ。まさかの再結成はほんま嬉しいニュースやった。(ほんで、活動が本格化したらすぐにドラムのハルシゲが病欠になったんも、相変わらずやなー、と思った。)
おっちゃん化したソカベさんをなるべく視界に入れないようにしつつ(ww)、ようやく涼しさを含んできた夕方の風に吹かれて聴くサニーデイ。夏の野外に、このセトリは神。
『サマー・ソルジャー』や『街の恋人たち』が、こんなえぇ曲やと気付いてなかった。
■セットリスト(サニーデイ・サービス)
01.baby blue
02.スロウライダー
03.恋人たち
04.Now
05.ふたつのハート
06.恋におちたら
07.サマー・ソルジャー
08.さよなら! 街の恋人たち
唯一残念やったのが、電話Tでつまらなそうにしてる子らがフロントエリアに散見されたこと。えびも電話Tを着ていたので、サニーデイ好きな同年輩同士各位に申し訳ないなーと感じつつ…。だいたい電話ズで場所取りしてもしゃーないやろ、あほか。
☆avengers insci-fi
いよいよ日差しも弱まり、三日間のマラソンも終わりが見え始め、残った体力は全開で使い切ってOK、って絶妙のタイミングでアベンズ。このままフロントの全員が溶け合いながらひとつになってしまうんじゃないか、といういような勢いで騒ぐ。ゆにばーゆにばー!!
迷わずフロントに突入したけど、後方のやわらかな芝生で踊っても楽しかったやろなー。
来週のモンバス、オープニングアクトがアベンズなので遅刻厳禁。せいっ、あわらっ!!
■セットリスト(avengers in sci-fi)※分かりやすい空耳付き。
01.Universe Universe(ゆにばーゆにばー)
02.Hyper Space Music
03.NAYUTANIZED(なゆたっないっ)
04.Delight Slight Lightspeed
05.Beats For Jealous Pluto
06.Homosapience Experience(せいっ、あわらっ)
☆ART-SCHOOL
トリのレイクに向かう途中、ちょうどリッキーが歌ってたので予定外の寄り道。『ecole』が終わったら抜けようと後ろに走ったら、次のイントロが『あと10秒で』で瞬時に方針転換。既にあたりは暗く、アートはカッコよい。何もねぇ。
■セットリスト(ART-SCHOOL)
01.MISS WORLD
02.スカーレット
03.DIVA
04.サッドマシーン
05.ecole
06.あと10秒で(この後、途中抜け)
07.UNDER MY SKIN
EN1.シャーロット
EN.ロリータ キルズ ミー
☆the telephones
大トリはザ・テレフォンズ!!思えば初めての生電話は、去年のロッキンやってんなー。で、「なんじゃこりゃ!?」と激しく驚いた。ロック界においてthe telephonesは、ひとつの『発明』じゃないかと常々思う。(ちなみに行き付けの駅前TSUTAYAさんでは、最近電話ズが「J-ROCK」コーナーから「DANCE」コーナーに移されて違和感ありまくりの場所に並んでるww)
残った体力を、みんながステージにぶつけるかの如くの盛り上がり。音楽への感謝を伝える石毛のMCが、拙いながらもロッキン大トリというシチュエーションもあってかぐっと胸に来るのです。グラスステージのYUKIが早く終わったのか、アンコールのステージ途中に花火が上がって、そっから締めの『Love&DISCO』!!!!
■セットリスト(the telephones)
01.Monkey Discoooooo
02.Baby,Baby,Baby
03.I Hate DISCOOOOOOO!!!
04.Re:Life
05.SAITAMA DANCE MIRROR BALLERS!!!
06.HABANERO
07.D.A.N.C.E to the telephones!!!
08.Urban Disco
EN1.2010 (この後、花火。)
EN2.Love&DISCO
最後は、愛でしょっ!!
電話終了後、三日間合流できひんままやった、ROCKSで知り合った面々が集合写真撮ってるところに偶然遭遇!!最後の最後に会えて良かった♪
ということで、酷暑の三日間終了。
こんだけ暑いと、ビールより水の方が美味いので非常に経済的。ステージ走り回るのに忙しくて、フェス飯もあんま食べてないので出費は少なくすんだなー。
ダイブ禁止が周知されてきて、そのことに対する疑義や不満はあまり耳にしなくなってきたけど、個人的には、ダイバー不在が確約されてるフロントエリアってのが、逆に無責任で危ない場所になってるようにも感じた。何ていうのかな、『ここは危険な場所やから、全員が気をつけて助け合わんと!』っていう無意識の連帯が薄まってる感じ。ま、ここまで規模のデカいフェスやと仕方ない点もあるし、その辺を差っぴいても、十分に快適なフェスであるのも確かです。
来年も来るぜひたちなかー!!
やっつんのDJ楽しそう!!
ラブシャで踊り狂ってきます!笑
モンバスは遅刻厳禁ですね!
アベンズめっさ楽しみ!!!
ほんとロッキンの3日目は素晴らしいメンツですよねー
個人的にはボラ観たかったです><
相当やばいステージだったんでしょーね(^O^)/
ハヤシさんのDJも見てみたいけど曲が分かりそうにないです[E:shock]
テレフォンズたのしそーすぎます!!
来年は行くぜひたちなかー♪♪
お疲れさまでした[E:shine]