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蝦式電影生活(新館)

ずっとほったらかしやったんですけど、ブログ人のサービスが終了するらしいんで、ここを作って過去のデータを引っ越しました。

SPITZ JAMBOREE TOUR 2010 ツアーファイナル @京都会館。

2010-07-19 12:02:45 | Live or DIE!!

草野マサムネが喉を痛め、直前のZepp OSAKAが延期になってしまったスピッツ。

ツアーファイナルの京都は、無事開催されて一安心。
早めに京都会館に着いたので、開演前にツアートラックの写真をパチリ。

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二階席やったのでそんなに期待してなかったんやけど、
座席に行ってみると、なんと二階最前列でした。ここは超観やすいのだ。
(ほんで、暴れてるのが一階から丸見えなのだ。)
ベースの田村もMCで言ってたけど、前半30分くらいは
「マサムネ君、大丈夫ぅ??」という会場の空気と、
アーティストに念を送るかのような長めの拍手がありましたが、
病み上がりを微塵も感じさせない安定感に、いつの間にやら客席の心配も霧散。

■セットリスト
01.初恋クレイジー
02.8823
03.君は太陽
04.ビギナー
05.愛のしるし
06.群青
07.つぐみ
08.日なたの窓に憧れて
09.スターゲイザー
10.海とピンク
11.白熊
12.ナイフ
13.愛のことば
14.恋する凡人
15.チェリー
16.スパイダー
17.放浪カモメはどこまでも
18.メモリーズ・カスタム
19.俺のすべて
20.ヒバリのこころ
EN.
21.初夏の日(未音源化曲)
22.花の写真
23.けもの道(京都の日の出)

「オレ達と一緒に空を飛んで、琵琶湖の形を眺めようぜ!」(byマサムネ)
滋賀のみならず、関西圏の公演では琵琶湖ネタになること多いよなぁ。

このツアーを一緒に回ってきた仲間として
ファイナルのこの日、最後に紹介されたのが・・・

ミュージックモンキーの「きーちゃん」(命名:草野マサムネ)

ボーカル用のモニタースピーカーの前、
客席からは見えない位置にちょこんと置かれていて、
(よくセットリストとかが貼ってあるあたりね)
マサムネはきーちゃん観ながら歌っていたそうです。

ちなみにきーちゃん、プレイヤーをつなぐと踊りながら再生する機能があって、
マサムネと一緒に「上を向いて歩こう」を歌ってました。

トリは「けもの道」、もちろん"京都の日の出"バージョンで上がりまくってツアー終了。

この日はダッシュで帰宅、風呂にだけ入って、
そのまま山梨県の富士急ハイランドで開催される
フジファブリックpresents、「フジフジ富士Q」に向かう。

…途中、深夜の高速を走行中、なんとスピッツのツアートラック、緑の四号機に遭遇!!

アーティストのトランスポーターが走ってるのは
たまに観るけど、今観て来たところの機材を積んだトラと、
しかも高速で併走するなんてのは初体験!!
(助手席、後部座席で写真取ってくれた人、きちんと映ってるのあったら送ってください!)

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(後日追加:送ってもらった。)

フジファブリックを初めて知ったのも、スピッツ主催の「ロックロックこんにちは!」やったんですよね。
フジQの開催日、7月17日は、23年前にスピッツが初ライブを行った日でもあります。


京都大作戦2010、作戦大成功。

2010-07-14 23:05:41 | Live or DIE!!

 昨夏も様々なフェスに参戦したけど、京都大作戦は特別やと思う。
 夏フェスシーズンの幕開け、一発目のフェスがこの京都大作戦で、しかもそれがえびにとってホームなエリアで開催されることが本当に嬉しいし、誇らしくもある。

 確かに、運営がしっかりしてて、客として安心して楽しめるフェスもある。
 出演者がめちゃめちゃ豪華で、観たいステージだらけのフェスもある。
 チープで手作り感満載やけど、アットホームに楽しめるフェスもある。
 いろんなフェスがある中で、京都大作戦の突出して凄いところは、主催者、出演者、スタッフ、観客という役割をとっぱらって、会場である太陽が丘にいる全員が「作戦の大成功」に向けて一丸になる不思議なムードに満ち満ちているところ。

 決してお利口さんなフェスではありません。それどころか、公式に「モッシュ・ダイブは、"原則"禁止です!」と堂々とアナウンスしてしまうやんちゃなフェスやし、体力面では、経験した中でラッシュボールに並んでハード。「今年も子供に戻りな祭」のサブタイトルどおり、子どもに戻ってアホみたいに騒ぎまくってるんやけど、そんな無茶苦茶なオーディエンスの中で、周囲の参加者への気遣いや、スタッフや、地元宇治の皆さんへの感謝の気持ちといったモラルが格段に高い。落ちてるゴミ拾ったり、見ず知らず同士が助け合ったり一緒に泣いたり笑ったり。そんなことが自然にできるのがこの京都大作戦。だからこそ、フィナーレにはみんな一体になって、めちゃめちゃ感動できる。

 これは何でやろう、と考えると、たぶん「当事者意識の高さ」に起因するんやろうなぁと思います。つまり、自分たちはただの「お客さん」ではなく、主催者や出演者、スタッフと一緒にこのフェスを作ってるんやという意識があるからこそ、単に受身に楽しんだり、批評家ヅラして身勝手な文句垂れ流すだけではなく、主体的・積極的に動いて、少しでも作戦大成功の力になろう、で、自分もみんなも、一緒に楽しもう、という思いが持てるのかと。無論我々はチケ代払ってる観客なんやけど、「カネ払ったんやから楽しませろよ」なんて横柄な雰囲気は微塵も無い。それ以前に、大作戦の一員としての自分にできることを考えて、損得を離れて動いている。その結果、払った対価以上に楽しむことができることを過去の経験から知っているのです。

 この当事者意識って、まさに今の社会が失ってしまってるものな気がする。家庭、学校や職場、地域社会、ひいてはこの国をどうするか、どうなるか。本当はそのキーを握っているのは個々の構成員、つまりは自分たちやのに、自分はただの被害者やと思い込んでたり、評論家のように客観視してるだけでは何も動かんし、楽しむこともできんのですよ。

 ということで、フェスの中身についてはまた次回。んがこっこ。


大作戦前の三連戦。

2010-07-13 23:19:50 | Live or DIE!!

週末の土・日はシーズンの幕開けを告げるフェス、
(で同時に最もやんちゃなフェス)、京都大作戦やっちゅうのに、
水・木・金と三日続けてライブハウス通い。あほや、あほ。

■7月7日(水) ATMC2010@梅田シャングリラ。

夏フェス・ラッシュボールのプレイベント。
会場のシャングリラに、最近すげぇホームを感じる。
ハコ自体のへの愛着もやけど、いつ来ても知った顔がたくさんなので。
今回は4バンドが出演、転換の幕間にも
onion night・SHIGEさんのDJがあって退屈しません。

☆QATTRO
トップはクアトロ(5人組やのに…といつも思う)。
南国のイメージのある、ハッピーにゆったり踊れる曲。
終盤、ボーカルのイワモトが急に、
「…あれ?何コレ?」とか言い出して、何かと思ったら
「オレ、声がヘンだ!?」と。
一応はふざけた感じを繕って言ってるんやけど、あれはホンマにあせってたよね。
どうも喉に違和感があって思うように声が出なくなったらしい。
来週には電話ズとの対バンもあるし、ちょっと心配。

☆rega
初見、予備知識ゼロ。
でも、歌詞の無いインストバンドはこーゆー時に強いかも。
知ってるとか知らんとか関係なしに踊れる。
ギターとベース、楽器同士で掛け合うような演奏も楽しい。

☆MONICA URANGRASS
onion nightのゲストではお馴染みの賛否両論バンド。
全然マイナーと思ってたら、
カラオケに入ってたり、着メロがあったりという話を最近聞いた。
シャンペイン目当ての客が多いのかと思っていたら、
意外にもMONICAで騒いでたのが一番多かったかな?
ただただ無心に、わしゃわしゃ踊る。

じぇっねれーしょん えーっくす!!

☆[champagne]
トリはシャンペインは、最近かなりのお気に入り。
この日は新ドラム、聡泰(さとやす)くん加入後初めての音源の発売日ということで、
「めっでたいな♪」コールが起こるも、それを抑えて聡泰、
「これからもっとめでたい事の多いバンドになるから、
 それまで取っといて」とエェ事言うた!あの胡散臭い風貌で!!。
元々はオトコマエ揃いのバンドやったけど、怪しげな
ドラマーに替わったことで、結果的にぐっと深みが増した気がする。
…ちなみにロンゲに髭の彼、この日はハダカに腰巻、ヒッピーバンド。やはり怪しい。
MONICA後に結構フロントエリアが空いたのもあって、
存分に暴れる。新曲「city」もカッコ良し!!

…で、終了後。
SHIGEさんの追い出しDJは、ドーパン「HI-FI」。
追い出しやのに、こんなん流れたら帰れへんww
んで、締めにサカナクションの新曲「アイデンティティ」!!
ますます帰れへんがな!!、と最後の最後まで踊り倒す七夕の夜。

*********************

■7月8日(木) 南波志帆ツアー@京都CLUB METRO。

仕事が早く終わったので、ちょろりと行ってみた。
知らないアイドル(?)のレコ発ツアーやってんけど、
対バン二組がどっちも聴きたかったので。

☆Turntable Films
先日のonion nightで初めて見た、京都のフォークロックバンド。
くるり岸田とキャラの被るフロントマンに、
カントリー調の軽快な音楽
とてもご機嫌で、幸せな気分になってきます。
京都大作戦も牛若の間に出るので、楽しみだー!
(…でも、怒髪天終わってからダッシュせんなんのな。)

☆モーモールルギャバン
同じく京都の変態パンティーバンド。
メジャーデビューした今も京都在住なので、
「今日は京阪電車一本で来られて、超ラクでした!!」とのことww
始まっていきなり、「細胞9」(やったかな?)でゲイリーがバスドラのペダルを壊す。
Turntableの夏季君にペダル借りて、ライブ続行。
ペダル取り替えてる間、MC任されたユコちゃんが、
「…今日来てるのはアイドルオタクなの?
 シャツの裾とか(パンツに)入ってんの?」
…こらこらこらこら!!ヘンな挑発やめなさーい!!

曲数は少なかったものの、
ユキちゃん→ユキちゃんの遺伝子→パンティー泥棒の歌→サイケな恋人
一連のユキちゃんシリーズからパンティーコンボと美しい連なり。

最後、ゲイリーがドラムの上で脱いだパンツ(汗ダク)を
客席に放り投げる!当然みんな、わーっと逃げる!!
…終演後、誰かが拾い上げたのでしょう。
ドリンクカウンターにちょこんとおかれた、ゲイリーのパンツww
友人が指先でつまんで、ベースのマルガリータに返してた。爆笑。

☆南波志帆
実はこの日のお客さん、大半が対バン2組が目当てやったらしく、
トリでメインの彼女を観るオーディエンスは少なめ。

…多くは語りませんが、観てて胸が痛んだ。
アイドルって大変やなと思った。
駆け出しのロックバンドより、駆け出しのアイドルのほうが絶対に痛々しい。

余りのイタタマレ無さに、ライブ途中でハコを出る、というのも初めての体験。

*********************

■7月9日(金) GSGP PROJECT@梅田シャングリラ。

江崎グリコ協賛のライブイベント。
毎回メンバーが豪華な上に、お菓子が貰えるのだ。

☆a flood of circle
絶対モーモー始まりやと思ってたのに、
意外にもフラッド!!
格好いいのだ、オトコ臭いのだ。
ほんで、毎回メンバー紹介が素敵すぎる。
案の定、無心になって暴れる。

☆The Novemvers
次いで、絶対トリだと思ってたノベンバ。
途中、ボーカルマイクから音が出なくなるトラブルで、
小林がキレて床にマイクを叩きつける!!(んなことしちゃいかん!!)
ベースのマイクを奪って歌い続けた後、落ち着きを取り戻して、
「思い通りにならないことがあっても、ポイってしちゃいけないよ」
お前や、ポイってしたのはー!!!!!

で、ボーカルマイクを拾うと、
ヘコんだカバー部分をくるくる外して舞台袖にポイ(←コラ)。
「マイクに代わりはあるけど、今に代わりはないから。」 と
カッコエエこと言いながら歌いだした曲は、
(案の定)発声時の空気音が入りまくって全然ダメダメ!!

ポイってしたカバーをひろって、再度くるくる取り付ける姿に
場内大爆笑。まさかノベンバで腹抱えて笑うとは!
(ま、小林はウケまくったのが不満やったようで
 「笑いたいやつは、笑って帰ればいいよ」って言いながら
 中指おっ立ててましたが。)

☆モーモールルギャバン
なんでこの面子で、この地球外生命体がトリ!?
こっちも驚いたし、ゲイリー自身も「この順決めた奴、出てこーい!!」と言うてたww
「お前ら、我々をトリじゃなくて、オチだと思ってるだろー!!」と。
(終演後にMCの早川和余さんと喋ってたら、
 「みんなが盛り上がって終われるようにしたかった」とのこと。
 確かに、ノベンバやフラッドシャツの子たちも
 ゲイリーのキモい白目と変な歌詞にくすくす笑ってましたね。)
「パンティ泥棒 自転車で走る~
 自転車泥棒 パンティをかぶる~♪(パンティ泥棒)」

昨日の京都で聴けなかった
「POP!烏龍ハイ」が聴けたのも満足♪
モーモー知ってる人も知らん人も、
いい感じのモッシュで、わしゃわしゃとわちゃける。
京都では誰もが逃げたゲイリーのパンツ、
一緒にモッシュしてた兄ちゃんが拾って振り回してたww。勇者や!
でも、汁が飛んでくるからやめてくれwww

*********************

…三日間さんざん騒いで、その翌日から、
怒涛の京都大作戦になだれ込むのだ。
大作戦すげー、思い出すだけで泣ける!!

とりあえず、「RO69」のライブレポ読むだけで涙腺がゆるむわ。

京都大作戦2010~今年も子供に戻りな祭~(1日目)@京都府立山城運動公園

京都大作戦2010~今年も子供に戻りな祭~(2日目)@京都府立山城運動公園


踊る市松の夜に。

2010-07-07 00:20:53 | Live or DIE!!

先週金曜は、オレスカバンド
「ei-ei-OH!!! TOUR'10」@心斎橋BIGCAT。

いやー、踊り放題のハコ、BIGCATで
念願のオレスカちゃんワンマンとは嬉しい限り。
週末金曜日、定時に仕事を上がって、急ぎ大阪へ。

昨年夏のロックロックこんにちは!で初めて出会ったオレスカバンド。
その週末のSETSTOCK、翌週のRIJと、続けて楽しむ機会に恵まれたものの、
その後は呪われてるかのように日程が合わず。
ようやく行けた年末の遠征先・吉祥寺SEATAでは、
メンバーのインフルエンザ罹患でまさかの出演キャンセル。

今年に入っても、神戸や京都で竹内電気との対バンがあったのに
ことごとく予定がカブってしまい、
この日は待ちに待った、念願のワンマン。

800人入るBIGCATですが、
フロアには後方にテーブルが出ていて少し驚き。
ご当地大阪とあって、家族や親戚、
クラスメートっぽい方もかなりおられるんやけど、
あんま動員的には振るわんのかなぁ…。楽しいのに。
それでも、始まる頃にはそこそこ格好の付く込み具合。

開演のSEが、スカの名曲the specialsの
『little bitch』でイヤでもアガるぜ!ワン・ツー!!

ニューシングル「自転車」のプロモーションで
ドラムのたえさんの激ヤセに驚きましたが、
ギターボーカルのいかすちゃんも随分痩せたねぇ。
一重まぶたの子は基本的に好き。
(たえさんの変化、これ見比べてみ??)
「花のスカダンス」(中3の頃に作った曲らしい。すげえ!!)

「自転車」(自転車♪トイレ♪と聴こえるのはご愛嬌。)

ホーン隊のサキが右手だけでトランペットを吹きながら、
空いている左手や、表情や、とにかく全身を使って客席を煽るのが好き。
ベースのとみが、華奢な体には明らかに大き目のベースを
ばしばしスラップで弾くのが好き。
ほんで、リーダー改めハヤミの、やたら熱いMCが空回りするのが好き。
スカのシンボルでもある、白黒の市松模様をあしらったステージ衣装もカッコよす。
うーん、このシャツ欲しいなぁ。
(ちなみにこの白黒ツートン、白人と黒人の調和のシンボルという、
 ちょっとイイ意味が隠れてるの知ってた?)
ポップなテイスト山盛りのスカで、わしゃわしゃ踊り狂うのだ!!

…なのになんで、この日のフロアこんな大人しいのだ??
スカダンに興じるのもごく一部、
フロアにはボー立ちの人すら少なからずおったもんなぁ。
これまでオレスカ観てきたフェスやイベントでは、
セトリもアッパーチューンが多いし、客もライブ慣れしてるけど、
今日は結構アニメから入ってきた人も多いのかねぇ…。

アンコール前、残す所あと二曲の『PAPAYA』になって、
やっとフロアが一気にブレイク。
できるんなら、最初からこうなろうやー!!

アンコールは、新しい物販のTシャツで『What a Wonderful World』。
水色とネイビーの二色展開、なんと一枚2,000円とオトク♪
市松シャツのステージ衣装以外でのライブは初めてやそうです。

次のオレスカは、夏のRIJ。最終日のトリという大役なんやけど、
the telephonesと時間がダダ被りなのが悩みのタネなのです。

むふー。


筋肉少女帯『蔦からまるQの惑星』ツアー@心斎橋BIGCAT。

2010-07-03 13:57:41 | Live or DIE!!

自由に踊れるBIGCATは好きなハコなんですが、
筋少の場合はそのメリット、実はあんま関係ないのです。
そこそこベテランの域にあるアーティストでは、客席が
「踊れや踊れ」のバカ騒ぎになることはほとんど無いし、
モッシュピットやサークルなんかも、まず出来はしないので。

それでもそんなの関係なく、筋少のステージは楽しいのだ。
バンドブーム世代のアーティストの例に漏れず、
オーディエンスの平均年齢の高い筋少ですが、
ぎゅうぎゅうのフロア(この状態は決して、「モッシュ」では無い)で
バカっ速メタルにがしがしヘドバン、
周囲の年齢層が信じられへん位に汗ダクになりながら、
オーケンのゆるゆるMCで爆笑。
ユニコーンと並び、再結成してくれて
今こうしてライブに行ける事がほんまに嬉しいアーティスト。

今回のアルバム、『蔦からまるQの惑星』のタイトル曲、
『アウェー イン ザ ライフ』からのスタート。
筋肉少女帯は「どこへ行ってもアウェイ!」なのです。

この『蔦Q』オリコンデイリーチャートで4位と、良く売れたそうな。
正直、筋少の王道からは外れた異色なアルバムだけに少し意外。
で、筋少ナンバーの王道を行く前作『シーズン2』は
あんまり売れんかったそうやけど、
「やっぱジャケットって大切だよぉ」とはオーケンの弁。
今回は浅野いにおがイラストを買いてるのな。

ちなみに『シーズン2』はコレ。

…うーん、ジャケ買いがいーひんのも分からんでも無い。

ちなみに、ギターのおいちゃんは、
再結成後の1枚目『新人』のジャケが好きらしい。

ベースのうっちーは『大公式2』

で、最後にオーケン、
「みんなさ~、ジャケットじゃなくて、大事なのは中身だよぉ!」
…あんたが「好きなジャケットは?」って振って回ったんや!!

オーケンが選挙に出馬したら、『イワンのばか』で遊説に回るらしい。
さぁ、選挙カーの周りでヘドバンだ!!

選挙の話から、枚方出身の橘高文彦が「ひらパー兄さん」選に出馬表明。
お人形さんみたいなふわふわ金髪頭を指差して、「オレの頭が菊人形や!!」
唯一の関西人、橘高の関西ネタが毎回毎回面白すぎる。
今回、「関西人は指差してバーンというと、撃たれたマネをする」って話から、
ステージ上で互いに「バーン」「うわぁー」を繰り返すメンバー(全員40代)。
そのうち客席にも飛び火して、橘高がギターで客席を撃つと、
「うわぁー」一斉に倒れる800人のオーディエンス。あほや、あほ!!

橘高のギターソロでは、本人からの
「途中でオレがバーン、って撃つから、みんな倒れてな」とのリクエスト。
しかもうっちーからもリクエストがあって、
間に「おまえはあほか」が入るカオスな構成に。
ゴスゴス+マーシャルアンプ四段積みの激弾きバカっ速ギターソロで
途中に「バーン」→「うわぁー」→「おーまーえーはーあーほーか」。
あほや、あほ!!

激しい&爆笑のみではなく、アンコール一曲目は
名曲『香菜、頭をよくしてあげよう』をアコースティックバージョンで。
この曲ホンマ良い。美しい。

■セットリスト
01.アウェー イン ザ ライフ
02.レセプター
03.仲直りのテーマ
04.ワインライダー・フォーエバー
05.あのコは夏フェス焼け
06.暁の戦力外部隊
07.これでいいのだ
08.家なき子と打点王
09.爆発少女人形舞一号
10.子犬にしてあげる
11.イワンのばか
12.ロシアンルーレット・マイライフ
13.踊るダメ人間
14.モコモコボンボン
15.ツアーファイナル

EN.
16.香菜、頭をよくしてあげよう(アコースティック)
17.若いコとドライブ~80'sから来た恋人~
18.境目のない世界
19.釈迦
20.アデイ イン ザ ライフ

主催が清水音泉やし、OTODAMA出演のアナウンスを
かなり期待していたんですが。
MC中で「決まってる夏フェスはロッキンだけ」
「次の大阪は、11月下旬頃にライブを計画中」との発言。
…うーん、残念やけど、恒例となってる終演後の主催者あいさつも
いつもの様に熱かったし、引き続き信じて待っています!

色物コミックバンドやと思ってたら損するぜー!!