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蝦式電影生活(新館)

ずっとほったらかしやったんですけど、ブログ人のサービスが終了するらしいんで、ここを作って過去のデータを引っ越しました。

ひこにゃんの絵本が出ます。

2006-12-25 22:53:49 | どうでもよい話。

圧倒的なユルさで、全国区で話題沸騰中の
彦根城築城400年祭のマスコット、「ひこにゃん」。

Hikonyan_2
そう、こいつです。
…ゆるっ。

この度、彦根のサンライズ出版さんより
ひこにゃんの絵本が出るそうです。

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27日までに予約すると、
豪華ひこにゃんステッカー付き!!

ゆるキャラマニアは、押さえとかんとイカンでしょう。


『狩人と犬、最後の旅』

2006-12-25 00:38:47 | 映画館へ行こう。

みなさま、メリークリスマス。
昨年のこの時期は、大雪の中初滑りにいっていたのに、
今年は暖かい、不思議なノエルですね。

少しでも雪山気分を味わおうと、シネマホールで上映中の
『狩人と犬、最後の旅』を観てきました。
カナダ・ユーコン準州の山奥にクラス
実在の「マウンテンマン」、ノーマン・ウィンターを描いた作品。

で、このノーマン・ウィンター、なんと本人が
本人役で主演しているのです。

ということで、実際の狩人の暮らしを
カメラが客観的に見つめ続けるドキュメンタリーかと
思っていたのですが、
そうではなくて、ウィンターはカメラの前でばんばん演技してるし、
んで、それが何というか、普通に上手いのです。

勿論、ただの役者じゃ無くて
マウンテンマンとしての卓越したスキルがあるし、
カナディアンカヌー、スノーシュー、そして犬ぞりと
アウトドア派垂涎のギアを次々に駆って
ロッキーの自然の中を旅する様は、それはそれは素敵なのですが、
こーゆータフな方には、カメラの前では無骨でいて欲しかった・・・

犬ぞり、フィンランドで挑戦してこよっと♪

カナディアンロッキーの自然も美しいし、
その中で暮らす人と犬の姿も素敵やし、
熊や狼、リンクス(山猫)なんかの野生動物もすごい。
(熊なんて、人間臭いあまり背中にチャックある気がしてくる。
 でも、エンドロール観てると、
 この辺はみんな訓練されてる動物みたいですね。)
観ておいて損は無いし、今まさに失われていくものの姿が
収められているので、一人でも多くの方に、特に子どもに観て欲しい作品。

・・・でもさー、最近慣れっこになってきたけど、
予告編やチラシの作り方、なんか間違ってません?
というか確信犯なんやろうけど。
「老いた狩人と若い犬が心を通わす、感動の物語」みたいな
売り込み方をしてるけど、
そんな内容じゃないのは、作品観たらすぐに分かる話。

日本の配給会社の間では、
最近こーゆーコトするのがアタリマエになってきてるけど、
映画界全体の為には、あんま良い傾向じゃないよなぁ。
(一昔前の「全米第1位!!」みたいなもんか?)

おまけ。

公式サイトにアウトドア関係の著名人がコメント寄せてますが、
その中に、なんと「狩人」が!!

あずさ2号は関係ないやろ~!!


湖国ロケ地巡礼指南。

2006-12-21 19:20:40 | インポート
湖国ロケ地巡礼指南。
滋賀会館シネマホールに、シネファンクお手製の壁新聞『Cine-Cha』13号が張り出されました。 今回の特集は、えびの筆によります滋賀県内のロケ地案内。『大奥』や『武士の一分』といった話題作から、カルトの迷作『幻の湖』まで、いや~、改めて整理すると層が厚いな~!

『トンマッコルへようこそ』、明日金曜までの上映です。23日からは、名優フィリップ・ノワレ追悼企画で『ニュー・シネマ・パラダイス』を緊急特別上映。さよなら、アルフレード。


香港ロケ地めぐりレポート5(二日目その2)

2006-12-09 01:50:30 | 香港ロケ地巡礼。

さて、二日目のランチは
『クイーンズ・カフェ(皇后酒家)』
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雰囲気たっぷりの店内には、
嬉しいことに、えびの自室に飾ってあるのと
同じ『欲望の翼』のポスターが、しかもサイン入りで♪

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もう1種類。
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ロシアン・テイストなレストランですが、
お値段もなかなかお手軽です。
香港映画ファン以外にも、十分お薦めできるお店。

店内の案内表示が、
「出品人:王家偉」みたいな字体でCoolです☆Dsc01145

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店内には、『欲望の翼』にて
マギー・チャンとアンディ・ラウの
シーンに使われた電話ボックスが。
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劇中では、この場所にあったヤツですかな。
(旅行記初日より)
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何でも、お店自体は一度閉店になってから
今の場所で、当時の内装で再開したそうなので、
レスリー・チャン達が撮影に使った、ずばりそのままでは
無いようなのですが、それでもあの名作の
雰囲気がばっちりと楽しめるお店でした。
ウォン・カーウァイ、お店選ぶものセンス良いよな~

さて、本日の三食目を終えると、
徒歩でふたたび中環(セントラル)へと戻ります。
今日の香港は良い天気♪

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リスボンや尾道、坂の多い町をうろつくのが
大好きなえび、ヒルサイド・エスカレーター界隈は
歩いてるだけでわくわくします。

次なる目的地は、レスリー・チャンの異色作
『流星』で、レスリーと小さいミンがバイバイした石階段。
驚くほど急な斜面を登ったり下ったり。

古い街並みの中、急に出てくる
オシャレなお店を覗いたりしながら、
目星を付けたのはこの場所でしょうか。
この手すり、劇中に写ってるものとおんなじ!!

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・・・てことは、キーキーの高級車、
こんなに狭いトコロに入ってきてたのな。
(そう!この界隈、狭くて坂も急なのに、走ってるのは
 ジャグワーやメルセデスの高級車ばっかなのです!!)

石段の下の牛麺屋、『九記牛腩』には、
撮影中のレスリーもよく食事をしていたとか。
四食目の候補にロックオンしてたけど、
残念ながら今日はお休みやったみたい。
明日もっぺん来ようっと。
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同じく坂の途中には、中區警署(中央警察署)。
レトロな建物に、ポップな水色のアクセントが綺麗な建物。

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『インファナル・アフェア3』で、
トニー・レオンが携帯で精神科に行くよう
指示を受けるシーンを撮影したのが、このすぐ下の坂。

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ここで電話を受けたことで、
ケリー・チャンに会うことになったんですね。
撮影時からは、手すりだけが新しくなってるみたいです。
映画から受けるイメージより、ずっと急な坂道でした。

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石段のネコ。

さて、そのまま「香港の六本木」こと蘭桂坊(ランカイフォン)へ。
『恋する惑星』での、トニー・レオンの所轄エリア。
フェイ・ウォンの働く「ミッドナイト・エクスプレス」のある場所です。

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残念ながら時間が早く、ブリジット・リンが飲んでいた
バー『カリフォルニア』はまだ開店していませんでした。

ということで、再び銅鑼湾(コーズウェイ・ベイ)へと戻ります。
・・・『金雀餐廰』にはネオンの灯りがともっていました♪

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『花様年華』『2046』にも登場したこのレストランで、
少し早めの夕食にします。

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どきどきしながら入った店内には、トニーとマギーのパネルが♪

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「花様年華セット」「2046セット」と、
どうやら映画ゆかりのメニューを再現したセットもあったのですが、
いずれも二名様用、ということであえなく挫折。
次は、誰か一緒に行きましょう。

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ボックス席横に張られた鏡と、この照明、
カーゥアイ作品ではお馴染みですね。

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んで、ナイフとフォークを「マギー・チャン持ち」で
食べてみるえび(分かりにくいけど)。もちろん撮影は鏡に映して。

ちなみに店内、こんな感じ。
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ステーキハウスなんやけど、
こちらもクイーンズ・カフェと同じく、お値段は手ごろ。
(初日の様な思い切りは全く必要無いです。)
カーウァイムード満点のお店なので、要チェックポイントですぞよ。

食後、再び蘭桂坊へ戻って、バー『カリフォルニア』へ。

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このエリアにしては時間が早かったのか、客はほとんどおらず。
香港に多いハッピーアワー(早い時間だと安い!)のビールを飲みながら、
カリフォルニア・ドリーミングを聞きました。
残念ながら、辺りを歩いてみたけど、
「ミッドナイト・エクスプレス」のあった場所がどこなのか、
とうとう見つけることは出来ませんでした。

香港映画ファンとしては、
なんとも贅沢すぎる香港二日目でございました。

次の三日目は、仏像マニアの血が騒ぐ
『インファナル・アフェア』メインの一日。

...to be continued.


香港ロケ地めぐりレポート4(二日目その1)

2006-12-07 22:11:51 | 香港ロケ地巡礼。

すんません、むちゃくちゃ間が空いてますが。
今年の9月に行った香港ロケ地巡り、ようやく続報です。
2日目は、ウォン・カーウァイ作品を中心に
香港を食べまくる日となりました。

朝。
中華粥が大好きなので、
早朝からそこらの屋台やお店で食べられることが実に嬉しい。
さっそく旺角(モンコック)で朝粥です。

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旅に出ると、即座に一日五食体制に
順応してくれる蝦式胃袋。
徒歩でメトロの駅3つ分を歩くと、
次の目的地は尖沙咀(チムサッチョイ)の『糖朝』。

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東京・青山や最近では大阪茶屋町のNUでもお馴染み、
マンゴプリンが激旨の香港スイーツ店。
本店は、尖沙咀の西、広東道に面したところにあります。
日本での知名度が嘘みたいに店内は庶民的で、
普段着の家族連れもたくさん。

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ひとりでスイーツふたつも食べたりして。

・・・さて、お腹もすっかり満ちたところで、本日のロケ地巡り開始。
『糖朝』の斜め向いにある映画館は、
『インファナル・アフェア』で潜入捜査官トニー・レオンが
マフィアの潜入スパイ、アンディ・ラウの正体を掴みかけるシーンで登場。

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ていうか、こんな街中で密会してたのか、エリック・ツァン!

・・・でも、この映画館で上映してたのがこれ。

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ぶはは!大丈夫か、エリック・ツァン!!
(後ろにはジョーダン・チャンもいる?)

***

さて、尖沙咀の駅の傍には、これはもう聖地の中の聖地でしょう。
『恋する惑星』『天使の涙』で金城武が走り回ってた
ミステリアス・ゾーン「重慶大厦」がででーんと鎮座しておられます。

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うわ~、めっちゃ感動ッ!
しかもビルの中、ほんまにインド人ばっかやし。一体ここはどこの国?
(すんません、中はちょっと写真撮り辛かった…)

さて、尖沙咀からメトロで3駅、香港島、上環(ションワン)駅へ。

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この出口から…

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この看板を左へ行くと…

こちらは、同じく『インファナル』密会でも警察側の
トニー・レオンとアンソニー・ウォンが密会していた
あのビルです。(屋上は、違う場所で撮影してたらしいけど。)

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残念ながら休館(?)日だったようですが、
屋上からアンソニー・ウォンが降ってこなくて一安心。

すると、目の前に走ってきたトラム(路面電車が)
なんとCOACHなデザイン!レトロなトラムにこのデザイン、
もっそいカッコええんとちゃうん!?

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・・・ということで、そのまま衝動乗り。

えびはブランドトラムに揺られ、島の西側
銅鑼湾(コーズウェイ・ベイ)へと向かいます。

駅から通りを数本南へ向うと、
たしかブルース・リーの作品で観たことのある店が・・・

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そして出ました!『金雀餐廰』

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カーウァイの『花様年華』『2046』で、
トニー・レオンやマギー・チャン、フェイ・ウォンなんかが
メシ喰ってたレストランです♪

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「2046セット」なんかもあるみたいでしたが、
この店は夜までキープ。
本日のランチは、もう一本南の通りにある『クイーンズ・カフェ』。

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同じくカーウァイの『欲望の翼(阿飛正傅)』で
レスリー・チャンやジャッキー・チュンが溜まってる店です。
先日発売されたdts版DVDのパッケージ(従来の香港版と同じもの)では、
メインキャラクターが全て店内に集合☆

えびの部屋にはこのポスターが張ってあることもあって、
ぜひとも訪ねてみたいお店でした。

では、二日目前半はこのあたりで。
んがっこっこ。