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愛媛県バスケットボール協会 審判委員会

愛媛県バスケットボール協会 審判委員会からのお知らせ

東日本大震災復興支援 第66回全日本大学バスケットボール選手権大会

2014年12月02日 | 研修会参加報告書

標記の件について、池松氏より報告書が届いておりますので掲載いたします。

 

大会名「東日本大震災復興支援 第66回全日本大学バスケットボール選手権大会」

開催期間:平成26年11月24日(月・休)~11月30日(日)

会   場:国立代々木競技場第二体育館・大田区総合体育館・墨田区総合体育館

       エスフォルタアリーナ八王子

担当試合:11月25日(火) 13時40分~ 国立代々木競技場第二体育館

       男子 関東学院大学(関東13位)VS新潟医療福祉大学(北信越1位)

相手審判:主審 岩尾 圭治(熊本県)

試合結果:○関東学院大学87-76新潟医療福祉大学●

試合概要 

 関東13位関東学院大学と北信越1位新潟医療福祉大学の1回戦。開始から関東学院大は、ゴール下で次々と加点し、新潟医療福祉大を突き放す。大きく点差が広がり迎えた後半だが、新潟医療福祉大が外角から次々にシュートを沈め、流れを引き寄せる。そのまま2点差まで詰め寄るも逆転までは至らず。その後、関東学院大がディフェンスから流れを引き戻し、再びリードを奪う。新潟医療福祉大が点差を縮める時間は残されておらず、関東学院大は一度もリードを明け渡すことなくタイムアップ。87-76、関東学院大が二回戦へと駒を進めた。

 

試合後ミーティング(担当:吉田正治氏)

 何にもなかった前半から、第3クォーターに入って新潟医療福祉のディフェンスが積極的にスティールを狙うようになった部分での審判の対応が遅れている。そのためファーストコンタクトを吹き逃し、ボールコントロールを失うケースがあった。そういう部分は決してあってはならない。いかなる試合でも対応できる強い精神力と、準備を怠らないこと。

 

試合後の感想

 今回の試合は非常に自分にとって大きな経験となりました。第3クォーターの重要性、トーナメントゲームの恐ろしさなど、地元ではな  かなか経験できないことが多々ありました。A級になってインカレは4回参加しましたが、どのゲームも様々な貴重な経験をさせていただいています。また対戦カードにも恵まれているのは、諸先輩や自分以外の上級審判の活躍の賜物だと思います。来年も是非参加できるように、今年以上の判定力で試合に臨めるように1年間力をつけたいと思います。来る愛媛国体に向け自分のレベルアップ、愛媛県審判員にも指導等で還元できるようにしたいと思います。本当に有難うございました。


第67回全国高等学校バスケットボール選手権大会審判研修会

2014年08月23日 | 研修会参加報告書

 標記の件について、金谷氏より報告書が届いておりますので掲載いたします。

 

審判講習会 参加報告書

平成26年 8月19日

報告者  金谷 純代

 

 この度参加しました、審判講習会について報告します。

講習会名

(大会名)

平成26年度全国高等学校総合体育大会バスケットボール競技大会
第67回全国高等学校バスケットボール選手権大会審判研修会

参加者

(報告者)

金谷 純代 (高体連所属)

期 日

平成26年 7月29日(火)  から  平成26年 7月31日(木)

会 場

八千代市民体育館・船橋市総合体育館

講 師

相原伸康氏、石黒 勉氏、岩木太郎氏、清水幹治氏、須黒祥子氏、平 育雄氏、渡邊 整氏

参加者

 

報告①

□ 講義

✓実技講習

□ ゲーム

(該当に レ)

□実技講習  講師 平 育雄氏・渡邊 整氏

■講習内容 及び ミーティング内容

〔講義プログラム〕

Ⅰ.ハーフ・コート1対1

オフェンスがボールを持ってから構えるのでは遅い。ボールをコントロールする前からの準備が大切。トレイルは縦のプレイを追い過ぎない。相手レフリーがどこに位置しているか確認する。プレイをよくとらえられていたとしても相手のプレイへの影響を見極めるため最後までその状況を見届ける必要がある。

Ⅱ.ハーフ・コート2対2

 プレイに対して自分の見たい場所に足を運ぶ。ファウルをさせないことも大切である。

Ⅲ.ハーフ・コート3対3

 トレイルは、ボール中心の視野になってしまうと、2番から3番エリアへのボール移動の際に、6番エリアを見ることができなくなる状況が生まれるので注意する。リードが右サイドに寄る場合の体の向きは、イン・サイド・アウトではなく、アウト・サイド・インである。

Ⅳ.フリースローからオールコート3対3

 フリースローでは、トレイルはTO、ベンチをよく見て、交代の有無やベンチで立ち上がっているプレイヤーがいないかどうか確認をする。アイ・コンタクトを行い、常に2人で意思疎通を図る。

Ⅴ.まとめ

 ハーフ・コートでもオール・コートでもボクシング・インを必ず行う。どちらかの意識が欠けるとボクシング・インは成立しなくなってしまう。自分のエリアを越えた判定は説得力に欠ける。決して無理をしてはいけない。明日からのゲームでは、ゲーム・カンファレンスで役割分担などをよく確認し、意思疎通をはかり臨んでほしい。

報告②

□ 講義

□ 実技講習

□✓ゲーム

(該当に レ)

□ゲーム  主審 金谷 純代 副審 大林 裕子 コート主任 平 育雄 氏

■講習内容 及び ミーティング内容

 モデルゲームは、県立米子南(鳥取)対市立習志野(千葉)を担当した。講習や実技などで学んだことを生かすこと、役割分担をしっかりする、自分の目の前の判定をそれぞれがしっかりとやる、信頼を得るために正しい判定を積み重ねる、とにかく足を動かし、今持っている力をコート内で発揮することをお互いに心掛けて試合に臨んだ。試合後、①今のシャープさと力強さを持ち続けること②ゲーム中振り返りはしない。次のことを話す、次を意識する③とにかく現場に足を運び、見に行く④事実・責任・影響⑤体力強化⑥分担などの指導を受けた。

報告③

□✓講義

□ 実技講習

□ ゲーム

(該当に レ)

□講  義  講師 渡邊 整 氏  

テーマ『信頼される判定をするため ~ルールマニュアルの正しい理解と適用~』

■講習内容 及び ミーティング内容

 「判定力」は審判としてこだわっていかなければならない。しっかりとした「判定力」があると「信頼」が生まれる。「信頼」されてはじめて「ゲームコントロール」ができるようになる。「判定力」がなければゲームコントロールはできない。また、コート上においては、現在進行形であるため、次のプレイをどうするのかが大切である。過去の判定における負の要素を、次のプレイの判定に持ち込まないことが重要である。最後の瞬間を捉えることができて満足してはいけない。動くことが目的ではなく、「プレイがどうなるのか」、「プレイヤーはどう動くのか」を考えて動き続けることが必要である。正しい判定を続けていけば結果として公平感・平等感のある判定ができるようになる。など、丁寧にご指導いただきました。

報告④

□ 講義

□✓実技講習

□ ゲーム

(該当に レ)

□実技講習  講師 平 育雄 氏・渡邊 整 氏

■講習内容 及び ミーティング内容

〔講習プログラム〕

Ⅰ.ウォーミング・アップ

Ⅱ.オール・コート1対1

 スローインでボールを渡そうとしている時に、オフェンスがどのようにもらおうとしているのかを考える。スティール後、特にディフェンスが何をしようとするかを確認することが大切。スティール後、トレイルからリードに変わった時に遅れてはならない。リードからトレイルになるレフリーがリードへの協力をする意識を持つことが必要である。

Ⅲ.オール・コート2対2

 特にスティール後はコートにいるプレイヤーから目を切らない。スティール後のプレイヤーの接触については状況によってアンスポーツマン・ライクファウルを取り上げなくてはならない。(それが正しい判定ならばもし遅れてしまったとしても審判としては取り上げなくてはならない。)

Ⅳ.オール・コート3対3(1往復)

 タイマーはトレイルが必ず確認をする。終了の笛は強く鳴らし、見ている人は何を望んでいるのかを考える。レフェリーの仕事は、ゲームを「始めて、進めて、終わらせる」ことである。色々なシチュエーションについて想定し準備をしておく。

Ⅴ.フリースローからオール・コート3対3

Ⅵ.ハーフ・コート4対4

 プレイヤーが何をしようとしているかを考える。フリースロー・ライン付近のスクリーンとスクリーンユーザーのディフェンスの動きを必ず確認する。ローポストスクリーンは、リードがしっかりと確認する。

Ⅶ.まとめ

 バスケットボールは、5対5で行っているのではなく、例えば【3対3】+【2対2】で行っているという考え方をする。レフェリーがいないと試合は進まない。だからといって偉そうに審判をしたり、逆に審判させていただいているという考え方も必要ない。我々は、下を向かず堂々と顔をあげて、コート上で頑張る事が大事である。

報告⑤

□ 講義

□ 実技講習

□✓ゲーム

(該当に レ)

□ゲーム  主審 遠藤 大輔 副審 金谷 純代 コート主任 渡邊 整 氏

■講習内容 及び ミーティング内容

 インターハイ1回戦、中村学園(福岡)対宇都宮文星女子(栃木)のゲームを担当した。プレゲームカンファレンスで、特にモデルゲームで注意を受けたことや、TO管理や相手レフェリーとの協力及び視野の分担について、リバウンドでの接触についての判定について話し合った。試合後、今、現在持っている力をコートで表現しようとしている姿勢はよく伝わってきた。上級を目指していくためには、4番から6番エリアへの移動、プレイへの影響までをしっかりと捉えて判定できるようになること、1つ1つのプレイを見るのではなく、ボール周辺のプレイにも意識を配り、現象が起こるまでの過程をしっかりと見ることができるようになる必要があることなどを、御指導いただきました。

所感

 今回、参加させていただき多くの刺激を受けることができました。よい位置、角度、視野分担、確認、見極めを正しくやり続けることの大切さや、常に謙虚な心で常に誠実に対応し、信頼されるレフェリーになるために努力を重ね、失敗を怖れずチャレンジし続けることの重要性を感じることができた研修となりました。特に、選手の動きや意図を感じ取る目や心を養うこと、気付き・判定・ゲームの理解・レフェリーとしてのコートでの立ち振る舞いが信頼されるレフェリーに大切な要素であることを理解することができました。また、ボールとその周辺に視野をあてることや、接触のあった部分だけをみて笛を鳴らさないこと、ディフェンスの手の使い方についての影響の有無の見定めは、早目に目を当てプレイの始まりを確認することや、シリンダーの概念の理解をすることで判定の材料になること、相手審判の位置を把握しておくことで良い判定につながることなども大変勉強になりました。

 今回、よきチャンスをいただいたことに感謝し、この経験を生かし精進していきたいと思います。本当にありがとうございました。


【参加報告書】第45回全国ミニバスケットボール大会

2014年05月08日 | 研修会参加報告書

標記の件について、大尾氏より報告書が届いておりますので掲載いたします。

 

参加報告書

 

この度参加いたしました審判講習会についてご報告いたします。

 

大会名:東日本大震災復興支援 第45回全国ミニバスケットボール大会

 報告者(参加者):大尾浩二(ミニ連所属)

日程:2014年3月28日(金)~3月30日(日)

 会場:国立代々木競技場第一体育館・第二体育館

 講師:中山泰夫氏・平育雄氏・岩田千奈美氏・小坂井郁子氏

 

報告①

3月28日:4試合目(13時45分~)第二体育館

石川県-千葉県 (男子)

主審:大尾 浩二  副審:森本 卓也氏(鳥取)  主任:久田 浩嗣氏(近畿)

 

 プレ・ゲームカンファレンスにてエリア役割・受け渡し・インサイドプレーヤーに対しての守り方の見極めについて確認しゲームに入りました。

 ゲームに入るとお互いのインサイドプレーヤーよりもアウトサイドプレーヤーの方が積極的にドライブインの仕掛けが多くドライブインに対しての守り方でのブロッキングの笛が多くなったゲームとなりました。

 ゲーム後の主任を交えての反省ではプッシングとブロッキングの違いの意見に少し戸惑いがありましたが、改めてしっかりと見極めて何をジャッジしたのかということの大切さを勉強させていただきました。

 

報告②

3月29日:6試合目(14時55分~)第二体育館

山形県-京都府 (女子)

主審:大尾 浩二  副審:松尾 英氏(佐賀)  主任:日比 秀一氏(東海)

 

プレ・ゲームカンファレンスにてエリアの受け渡し・オールコートでのお互いの役割(視野当て方)について確認しゲームに入りました。

両チームとも積極的にオフェンス・ディフェンスをしてミドルショットでのファール、リバウンドでのファールが多く常にボールの絡むところでは何かが起こっている感じのゲームでした。ただボールのあるところに気をとられることのないように相手審判とも常にコミュニケーションをとりつつゲームに挑めた判定できていたのではないかと思いました。

ゲーム後の主任を交えての反省ではジャッジした判定に対しては良かったと思うが、相手審判との距離感についてはどうであったかと指摘を頂きました。自分が思っていたのとは違っていて相手審判のエリアも侵害していたようで、まだまだ視野が狭いのだと思いました。

 

所感

2度目の全国大会に参加させていただきありがとうございました。

今回の大会において講師の方々や主任された方々から、2人の距離感・役割分担(特に危険エリア)の事が常に言われていました。自分も2試合主任させていただきましたが確かにその事が気になりました。それと、プレーヤーが何をしたいのか、何をしようとしているのかを早く感じ取ることの重要性についても言われていました。その為にもプレ・ゲームカンファレンスにてプレイに対しての予測(準備)をしておくことが大切であることを認識させられました。

自身今年度より県ミニ連の審判長を勤めさせていただくことになりましたが全ミニでの経験を活かし自分の審判活動はもちろんですが、皆様の審判活動等にもご協力できたらと思います。

本当にありがとうございました。それと今後の活動もよろしくお願いいたします。

 

以上ご報告させていただきます。

 


【参加報告書】第45回全国ミニバスケットボール大会

2014年05月02日 | 研修会参加報告書

標記の件について、坂田氏より報告書が届いておりますので掲載いたします。

 

審判講習会  参加報告書 

 

 

                        平成26年3月28日~3月30日

 

                               

                              報告者  坂田 一也

 

 この度参加しました、審判講習会について報告します

 

東日本大震災復興支援 第45回全国ミニバスケットボール大会

参加者:坂田一也(ミニ連所属)

会場 :代々木第一体育館、第二体育館

講師 :中山泰夫氏 平育雄氏 岩田千奈美氏 小坂井郁子氏

 

報告①

ゲーム 愛知×沖縄 (女子)

    主審 上杉 侑里子 A級 (委員会)

    副審 坂田 一也

コート主任 鈴木 清孝氏(北海道)

 

■ ミーティング内容

プレ・ゲームカンファレンスでは、メカニックのことで動きをはっきりさせる、リードの右に行ったときのトレールの視野の当て方、役割分担をはっきりさせる話をしゲームに臨んだ。

試合後、ゲームの入り動きが硬いと言われました。スペースを捉えるときにもっと細かくスペースを求めにいく(30㎝~50㎝ )動きをしたらいい。

追従時に選手の左斜め後方から少し外に広がったほうがよいと指摘されました。

 

報告②

ゲーム 三重×青森 (男子)

    主審 永井 健久 (長野)

    副審 坂田 一也

コート主任 山本 雄大 (三重)

 

■  ミーティング内容

■  プレ・ゲームカンファレンスでは、視野を広くとり大きく見る。プレスがきたときに、お互いの距離が遠くならないように距離を保つ。3・4エリアの受け渡しをしっかりしようと話ました。

試合後、ゲームの出始めにブロックorチャージ、大きな現象がありOFが無理にいきOFもDFもこけてしまった。前半・後半にもそういった現象が起こってしまったので、判定をしてあげたほうがよかった。

トラベリングがルーズになっていないか?能力ある選手のとこでトラベリングが鳴らないとDFは止めれないので吹いてほしかった。

ファールを取り上げる中でファールの種類をこだわってコールしたほうがよいと、ベンチは見ているので大事だと言われました。

 

報告③

ゲーム 大阪×栃木 (女子)

    主審 勝原 芳徳 (山口)

    副審 坂田 一也

コート主任 出嶋 博史 (委員会)

 

■ミーティング内容

プレ・ゲームカンファレンスでは、トレールとリードの視野の当て方・動き方をはっきりさせ、視野がかぶらないようお互いの位置を確認しながらする。3・4エリアの受け渡しをきっちりおこなう。手の使い方を早く判定する。

試合後、2Qの途中に2つファールを取り上げたケースが浮いたような笛になった。気になった触れ合いだったが我慢してみるとよかった。

アンスポを取り上げたケースは、外から見てるとそこまで取り上げないといけなかったのか、笛を強く吹き表現することもできたと思った。

 

 

  所感

今まで自分が取り組んでた事や感じてたことを、改めて考え直さないといけないと思いました。他県とのギャップを感じる部分もありましたが、色々な考え方をこの大会を通じて学ぶことができたと思っています。

ミーティングの中で「全体的にカンファレンスのときに具体的に細かく話をしてほしかった」講師の方や主任をされた方がよく口にしていました。コート上で判定の準備・プレイに対する予測をプレゲームカンファレンスで話をするのが重要なのか感じました。

全国の舞台に立たせていただく機会をいただけたことに深く感謝申しあげます

ありがとうございました。


【参加報告書】都道府県対抗ジュニアバスケットボール大会 2014

2014年04月04日 | 研修会参加報告書

標記の件について、二宮氏より報告書が届いておりますので掲載いたします。

 

 

審判講習会 参加報告書

 

 この度参加しました、審判講習会について報告します。

講習会名

(大会名)

東日本大震災復興支援
第27回都道府県対抗ジュニアバスケットボール大会 2014

参加者

(報告者)

 二宮 光司                (所属カテゴリー)中体連

期 日

平成26年3月27日(木) から  平成26年3月30日(日)

会 場

東京体育館・さいたま市記念総合体育館

講 師

田中光夫氏、中山泰夫氏、岩田千奈美氏、渡辺整氏

参加者

 

報告①(3/27)

東京体育館

 

実技講習

ゲーム

 

□実技講習  講師 渡辺 整・玉木彰治氏

■講習内容 

 ・ウォーミングアップ

 ・ハーフコート3対3でスローイン位置を変えながら、ボクシングイン、スペースや視野の分担確認

 ・ハーフコート5対5でスローイン位置を変えながら、ボクシングイン、スペースや視野の分担確認

□ハーフゲーム 高校生男子 飛龍 対 横手清陵

主審 永井 淳夫氏(岡山県) 副審 二宮 光司 コート主任 玉木 彰治氏

■指導内容:脚力、動体視力が優れているだけに、もっと良い位置を見つけて長くプレーを見るようにすること。レシーバーにもっと視野をあてること。リードが近いので下がること。以上のことを意識してゲームに入るようご指導いただいた。

報告②(3/28)

さいたま市記念総合体育館

ゲーム

 

□ゲーム 男子予選Eリーグ 長崎 対 青森

主審 北島 寛臣氏(A級埼玉県) 副審二宮 光司 コート主任 山内 正隆氏(A級長野県)

■ミーティング内容

成果・トレイルからのペネトレイト、エンドライン側に下がっての横の位置関係の視野がよくとれていた。ハイポストの確認ができている。

  ・深い位置のトレイルからニューリードへと受けるトランジションができていた。

課題・リードでの体の向きをもう少し角度を付けると、ブラインドができにくい。

  ・取り上げる現象の精選(選手の能力、チームの戦術、選手の位置関係などを考慮する)

  ・トレイルからもっと積極的に判定してよい。(リングに向かうプレー、特に①、②から⑥、⑤エリアに向かうとき)

  ・リードでのブロッキングとチャージングの判定を確実に行う。

報告③(3/29)

東京体育館

ゲーム

□ゲーム 男子決勝トーナメント1回戦 兵庫 対 群馬

主審 杉浦 元一氏(A級東京都) 副審二宮 光司 コート主任 武藤 陽子氏(A級茨城県)

■講習内容 及び ミーティング内容

成果・トレイルでの位置取りがリバウンドの状況によって、ペネトレイトするのか広く見るのかを使い分けられていて良い。

  ・判定の基準が2人とも一定で、危機管理の共通理解もとれていて良い。

課題・リードでもっと右側に移動して確認しても良かった。

  ・リードでブラインドを作らないように、角度をつけて確認するようにしたほうがよい。

  ・取り上げた現象の影響を考える。(選手のリズム、スピード、バランスが崩れていたか)

  

所感

 今回初めて、全国の舞台でレフェリーをさせていただき、本当に良い経験になりました。本部や運営の方々に支えていただきながらこの大会が開催され、選手だけでなく審判員もこの大会でコートに立てることを感謝しなくてはいけないと感じました。

 今大会を通して、審判部の藤代氏・御手洗氏から言われた「我々は選手に正しいバスケットをさせ、よりレベルの高い選手の育成に関わっていることを常に感じなければいけない」との言葉のとおり、よく確認し、いい位置、いいタイミングで笛を鳴らしていくことの大切さを改めて感じました。

 様々な審判員や主任の方々からの指導や助言、レベルの高い試合の割当をいただいたことに感謝し、今夏の香川全中、来年度の都道府県対抗につながるよう県内での研修に努めたいと思います。

 今回、このような機会を与えていただき、貴重な経験をさせていただき感謝しています。ありがとうございました。