愛媛県バスケットボール協会 審判委員会

愛媛県バスケットボール協会 審判委員会からのお知らせ

平成30年度全国中学校体育大会 第48回全国中学校バスケットボール大会

2018年10月14日 | 研修会報告

 

審判講習会 参加報告書

平成30年 8月28日

報告者  二宮 光司 

 

 この度参加しました、審判講習会について報告します。

講習会名

(大会名)

平成30年度全国中学校体育大会 第48回全国中学校バスケットボール大会

参加者

(報告者)

 二宮 光司(中体連)

期 日

平成30年 8月 22日(水)  から  平成30年 8月25日(土)

会 場

維新百年記念公園スポーツ文化センター、ソルトアリーナ防府

講 師

玉木彰治氏、蒲健一氏、福岡敏徳氏、御手洗亮氏、星野由貴氏、武藤陽子氏、山内正隆氏

長谷川裕氏、東条輝正氏、小出聡子氏、大野哲広氏、砂川卓嗣氏 本部派遣S級審判員12名

参加者

本部派遣審判員S級12名A級16名、各県派遣審判員46名

開催地審判員23名 計97名

報告①

講義

実技講習

モデルゲーム 講師 玉木 彰治氏 他 上級審判員

 高校生女子 聖光 対 慶進 ハーフゲーム

  4名1グループになり、ハーフゲームを3POで担当した。第1試合の担当であった為、詳しいPGCは行わず、ローテーションのメカニクスについて確認しゲームに入った。

  試合後のミーティングでは、高い位置でボールが展開されたのでローテーションが重くなってしまっていたが、どんどんトライしていった方が良い。両チームに力の差があるのでコフィンコーナー近くでスティールが起こることが多く、特にCサイドでその状況になった場合に、Lが早くローテーションを行うとCが判定しやすくなったのでは無いかと指摘していただいた。また、メカニクスの事ばかりに意識がいっていたが、判定の内容についても4人でもう一度映像と共に確認が必要であるとご指導いただいた。

  日頃の3PO研修等でもクルーでBASICを確認し、実行していくことの大切さと難しさを感じていたが、今回初めてのクルーで、初めてのチームを吹くことになり、その事の重要性を改めて実感した。

 

レクチャー  講師 玉木 彰治氏  テーマ『3Person-Officiating』

 審判会議に先立って、玉木氏より講義が行われた。国内の大会でも3Personが主流になる中、映像を用いて、メカニックの理解とポイントについて講義いただいた。

○ 3PO BASIC

【LEAD】

Ball-side = Strong-side (ボールサイドがストロングサイド)

・CLEARLY below the FT line extended and down (フリースローラインより下のプライマリ)

Close down is the key (クローズダウンのタイミング→ボールがトップでクローズダウン)

・Outside-in/45Angle(アウトサイド・インと45度のアングル)

・Do not rotate at 5/24sec,or less(ショットクロックが5秒以下ではローテーションしない)

Scan the paint while rotating (ローテーション中のスキャン・ザ・ペイント)

Block/Charge involving NCSC concerns (ブロック/チャージのレフェリング)

・Lead NOT run the baseline(Sharp walking)(ローテーションは走らず、シャープに歩く)

・3Quick = No rotation(3クイックス=ローテーションしない)

 

【TRAIL】

・Above the FT line extended and up(フリースローラインより上のプライマリ)

Outside-in (アウトサイド・イン アングル) → Ball levelを意識(2 vs 3)

・Big Picture mentality(大きな視野でとらえる→T・Cの判定が多い)

・Know what Lead is refereeing on(リードが何を見ているかの把握)

Referee where Lead cannot (リードが見えない角度の判定)

Pick the paint while rotating into Center (センターへの移動中のピック・ザ・ペイント)

  T→Cの移動中にボールを視野から離す(check-out)

・Lead/Trail communication(リード/トレイルのプライマリ関係)

 

【CENTER】

・Strong Center(ストロング・センター)

・Start from Basic Center position(ベーシックセンターポジションからのスタート)

  フリースローラインにあるサークルの範囲をイメージ

Curl play/Post play (カールプレイ/ポストプレイの判定)

・Center-side quick drive(センターサイドからのクイックドライブの判定)

Run C to C (センターからセンターへしっかり走る) → プレスDF時との区別

・Lead/Center communication(リード/センターのプライマリ関係)

 

○ CLEAN GAMEに向けて

・プレーコーリングガイドライン

 全国どこでも同じプレイに対して同じ判定が下されるようにしていきたい。

・GAME IQ

 FEEL THE GAMEからKNOW THE GAMEへ

 クロック、ファウル、チームの戦術やタイムアウトからゲームの状況を把握し、アジャストしていく。最後はCONTROL THE GAMEへ

・REF IQ

 自分が何を管理しているかを明確にする。(ショットクロック、EOQ・EOG)

 プレイヤーの特性(利き手によるポジションアジャスト)

 ショット後のシチュエーション(ショット+リバウンドのセット)

・情報の共有

 VOICEを活用する

ファウルコールだけでなく、ショットクロックの残り秒数やFTプレイヤーの番号、スローインで再開される場所などを声に出して伝えることで、トラブルを未然に防いだり、ゲームのリスタートをスムーズにしたりできる。

報告②

ゲーム

 

□ゲーム 男子予選リーグ 関東 沼田西中(埼玉) 対 九州 西福岡中(福岡)

CC 報告者  U 松崎 祥学(兵庫) 

    コート主任 山内 正隆氏(長野S級)   

■講習内容 及び ミーティング内容

 2人で協力し、イリーガルな体のよせ方などが整理されていてよかった。予選なので選手も堅さが見られ、ミスによるトランディションが多かったが遅れること無く判定できていた。キーの位置から縦にドライブが来たときに、リードはクローズダウンからもう一歩進んで、ピンチ・ザ・ペイントの位置で判定に参加すると、Tサイドからは見えない手の接触が見えるので位置取りを修正してほしいとの指摘をいただいた。また、RSBQを考えると、マージナルでよい判定も少しあるので、映像を見返して精査してほしいとお話をいただいた。

報告③

ゲーム

□ゲーム 女子決勝トーナメント1回戦

 九州 二島中(福岡) 対 関東 相模中(神奈川)

CC 大野 哲広(奈良S級) U1 岩崎 光洋(山口) U2 報告者

    コート主任 加藤 暁生氏(東京A級)   

■講習内容 及び ミーティング内容

 それぞれのプライマリを3人がしっかり判定し、ゲームを整理できていた。相模中のガードが高い位置でドリブルキープをしながら左右に動くので、ローテーションが難しい場面もあったが積極的にストロングサイドを作っていたのがよかった。個人的な改善点としては、TのときにLに判定を預けてしまっている場面が少し見られるので、Tのプライマリやアングルをもっとはっきりと意識して強く判定していくと、更によくなると指摘いただいた。プレゼンテーションはとても分かりやすく、ボイスも積極的に使えていてよかったと褒めていただいた。

 

所  感

 今回の山口全中から、決勝トーナメントが全て3POに変わり、B級審判に求められるものも大きく変化してきている。来年度は、予選リーグも全て3POになる為、今まで以上に情報を自ら進んで収集し、コート上で挑戦し、身に付けていく努力を続けなければ今の日本の流れについていくことは難しいと感じた。それと同時に自分が学び、経験を積むことだけで無く、県内でも3POを実施する機会を設け、全国やブロックの研修会で得た情報を伝え、仲間を増やしていくことも必要であると感じた。特にU-15に関しては県内だけで無くブロック内でも協力して講習会も設け、レベルアップを図っていきたいと思う。

このたびの山口全中という素晴らしい大会に関わったすべての関係者皆様に深く感謝申し上げ、私の報告とさせていただきます。本当に有難うございました。


平成30年度 全国高等学校体育大会バスケットボール競技大会「彩る感動 東海総体」

2018年10月14日 | 研修会報告

審判講習会 参加報告書

平成30年8月7日

報告者   川村 貴昭   印

 

 この度参加しました、審判講習会について報告します。

講習会名

(大会名)

平成30年度 全国高等学校体育大会バスケットボール競技大会「彩る感動 東海総体」

報告者

 川村 貴昭(社会人連盟)

期 日

平成30年 7月 29日(日)  から  平成30年 8月3日(金)

会 場

一宮市総合体育館、パークアリーナ小牧、愛知体育館(ドルフィンズアリーナ)

参加者

愛知インターハイ研修生、インターハイ担当講師、開催地およびその他審判員

報告1

講義①

講義②

JBA主催 審判研修会

講師(敬称略):佐藤誠、有澤重行、須黒祥子、平出剛、阿部聖、堀内純、漆間大吾

テーマ:『よりよいゲーム運営のためのクルーワークの重要性~3POベーシックの確認と徹底』

 

講義① JBA PLAY CALLING GUIDELINE

1、PLAY CALLING GUIDLINEとは

・PLAY CALLING=審判がコートの上で判定することそのもの

・誰が審判になっても同じ現象については、同じように判定されるべきである。スピーディかつアグレッシブでありながらクリーンなゲームを目指すためにあるもの。情報については、日本全国のどの審判員もが知っている(知っておかなければならない)共通のもの。

2、「PLAY CALLING GUIDELINE」の内容

3、各項目についての追求

 実際の試合映像をもとに検証を行った。特に、高校生の試合で起こり得る項目について重点的に考察した。

 1.悪い手・腕・肘の整理(HAND-CHECKING含む)

 (1)基本的な考え方

ファウルの3原則

 (2)ディフェンスの悪い手・腕・肘(HAND-CHECKING含む)

 (3)オフェンスの悪い手・腕・肘

 2.スクリーンプレー

  リーガルスクリーン/イリーガルスクリーン

 5.アンスポーツマンライクファウル

  クライテリアとは

 

講義②3PO MECHANICS(映像を用いながら)

先だって…「意識」の大切さについての話

 目には入ってるけど、確認できていないことが往々にしてある。

  →これを起こさない(なくしていく)ために、どれだけ「意識」をすることができるか

   (意識できることを増やしていけるか)

1、TIMING OF ROTATION

 リードのローテーションのタイミングについて映像をもとに確認

  ・センターラインをわたった時にどちらにボールがあるか(ミッドラインを基準に)

  ・トリガー(きっかけ)は、ボールとTレフリーがセンターラインをわたるときに

  ・LとTのスピードは同じに(Tはスピードを落とさずにダイレクトにCへ)

  ・自分の視野にパートナーを入れておく

  ・Lはダイレクトに行かない(必ずCDを経由して)

  ・パスバックがあっても(逆にふられても)もう一度Lへ

(上記の繰り返し)

 リードのローテーションを中断するべきケース

  ・5秒以下は行かない(ショットがあるので)

…逆の速攻があると、Lが来たのに気づかないこともあるので。

  ・クイックショット・ドライブ・パス

   →ノーワーキングエリアで止まらない…プレイが近いと速く感じる(誤った判定に)

    バックペダルを活用すると有効

  ・Lのローテーションがうまくいかなくても、レフリーは必ず両サイドに位置している

   …仲間を信頼して(Lが見えないものはCが、Cが見えないものはTが、Tが見えないものはLが見えている)

 センター側でディフェンスのプレッシャーが高まっている時について

  ・約束事として、センター主導のローテーションはない(Lがローテーションを行う)

   →まずはCがワーキングエリア(3.6mの範囲内で)で頑張る

  ・ダブルチーム・トラップについては

   →キャリー(ダブルドリブル)、サイドライン、バックパスなどの見るべきものと、明確な理由を持って行く…プレイがそこで完結する場合が多いので、必ず行く。例外として、場合に応じては走って見に行く局面もある。(現場をおさえる)

2、OPEN ANGLE.POSITION ADJUST

 オープンアングルとは

  一例として、ファウルがあるかもしれないが、背中ごしに(見えていないのに)吹くのは×

  見に行かないと見えない、オープンルックを確保することが必要(見に行かねばならない)

  …そこには工夫が必要

 クロスコールについて

  Lからミッドラインを越えて判定すること…判定の精度が落ちるリスクがある

   →まずは判定を間違えない(ルール・ガイドラインの適用、オープンアングルでとらえる)

   1番良い位置でとらえることが大事(1番見やすくなるのは?)

 クロスステップについて

  有効的(合理的)な手段…プレイとすれ違ってアングルを取りに行く技術

  オフェンスのつま先を探す、ディフェンスを探す(レフェリーディフェンス)

   →1歩、2歩でアングルが変わる 1歩、プレイに先行する

 トレイルのレベル(高さ)について

  3ポイントラインのトップからセンターラインの間がベーシックポジションであるが、プレイに応じて、それよりレベルを下げてもOK(最後はしっかりベーシックポジションへ)

 プロテクトシューター

  シューターを怪我させないためのガイドラインの適用

   ポイントとしては、

→1.足を確認 2.ディフェンスを確認 3.フロア(オフェンスが正しく着地したか)

 +α オーバージェスチャー(フェイク)

 3Pショットに対するリードの協力

報告2

講義③

講義③Officials`Tools(3PO)/IOT(Individual Officiating Technique)

 とても幅広いトピックスで、3POを取り組む上で、常に努力し、追及していかねばならない。

今回は4つのTOPICSについて、グループでディスカッションを交えて深めていった

1、Last second shot

 上記の時間帯は、バスケットボールにおいて試合の結果や流れを左右する印象的なプレーが

行なわれる大切な時間帯

KEY WORD

 ・原則は、オポジットサイドのRefereeが時計

 ・Backcourtから4.9秒以下でスタートしたとき、

C(センターポジション)のRefereeが時計 (※フロントコートはオポジットが持つ)

 (但し、クルーワークとして情報をCrew全員が持っておく)

2、Out of bounds communication

 試合で非常に多く起こる。アウト・オブ・バウンズを適切に判定していくことは、スムーズな試合運営には欠かせない。正しく判定するために、Crew間での協力が必要な場面が多い。

KEY WORD

 ・原則は、プライマリのRefereeの判定(笛&ディレクション)

 ・ヘルプを求められたとき(アイコンタクトなどで求められる)・・・

   ヘルプを求められたRefereeが判定(笛&ディレクション)

 ・プライマリの判定が明らかに間違っているとき・・・

   100%の確証があれば、判定したクルーに近づいてcommunication

     判定したReferee自身必ず訂正する(笛&ディレクション)

3、Crew communication

 3POを行う上では、色々な場面でCrew間での協力は必要不可欠。その協力こそ3POの最大の強みでもあり、クルーワークが重要。そのクルーワークを発揮するためにも、ベーシックの徹底が欠かせない。

KEY WORD

 ・Crew communicationは、必要な場面で情報を持っている人から・・・。

 ・確認がほしいとき、Crewの意見を聞きたいときは、自分からCrew communicationを。

 ・持っている正しい情報は共有を・・・。それがCrew communication

  (後からではなく、できるだけ早く可能なタイミングで、スムーズに正確に)

 ・Crew communicationが何らかのノイズになることもあるので、方法にはクルー間の協力が欠かせない

 ・Crew communication後の(決定)判定は、はっきりと示す。

4、Team foul count

 試合では、審判のゲームコントロールはとても重要。そのためにも、我々はコート上で起こることをしっかり把握すること、知っておくことがとても大切。たくさんの情報をしっかり把握し、より良いゲーム運営を目指して取り組む必要がある。チームファウルの把握もそのひとつ。

報告3

コート研修①②

いくつかのケースについて、実際にコートで実践

つきつめていく方法として、ルールとメカニクスをどのように適用していくか

A.RUN C to C

B.OOBの訂正について、協力して正しい判定をする

C.3or2の協力(FlashとPeek)

 

プレゼンテーションの研究

 ビデオを撮り、自身の姿を振り返る

 一例)リバウンドファウルを判定した時のプレゼンの練習

報告4

モデルゲーム

講義④

□ゲーム  日時 7月31日(火)12時

       実践学園(東京)対 九州学院(熊本)

 

CC 桝岡 直久

U1 川村 貴昭

U2 村越 裕悦

講師 有澤 重行

■内容

Breaking down on the Game movie

 試合の映像を解剖することの重要性と、各ゲームで3人が協力して映像から学ぶ理由の大切さ

多くの成長は映像を解剖することから始まり、審判員が作り上げている「プロフェッショナリズム」につながる。

 How to break down;

  ・映像の必要なケースを見つける

  ・映像を止めてその場面で誰が何を見ているのかを確認

  ・プライマリとアングルを確認(2つを持っている人がまずは判定をする、プライマリでなくてもアングルを持っている人は判定に参加できる)

  ・映像を少し再生してボールやプレイヤーが移動したところで再度映像を止めて確認

  ・ボールやプレイヤーが移動したことでプライマリやアングルが変わっているかどうかを確認

  ・対応すべきケースに向けクルーでメカニクス等確認、具体的に対応策を共有

 What to look for(何を意識して映像を解剖するか):

  1)そのゲームの中でパートナー同士良くできた場面やケースを見つける

  2)修正や向上が必要なケースを見つける

  3)走り方、歩き方、立ち方、その他コート上でのプレゼンに注意を払う

  4)自分の癖や習慣、立ち位置や場面に合わせた対応、言葉を通さないコミュニケーションなどの確認・修正

  5)基本に沿ったメカニクスやマニュアルが徹底されているかを確認

 

上記に基づき、クルー間のみならず、同グループ全員で共有

講義④では、全グループでの取組を全員で共有

報告5

ゲーム1

男子1回戦

 

□ゲーム  日時 8月2日(木)16時10分

       コザ(沖縄)対 八戸学院光星(青森)

 

主審 浜本 伸

副審 川村 貴昭

■内容

ポスト・ゲーム(主任より)

 声を使ったバーバルサポート、OOBの2人のコミュニケーションなど、研修で学んできたことをしっかりと意識してトライしている場面が随所に見られて良かった。

 試合の立ち上がり、不要な笛(判定)を入れることなく、ガイドラインに沿って2人でテンポセッティングができたことは良かった。コザの激しいハイ・プレッシャーに対する判定は適格だったが、一方で八戸学院光星のディフェンスは、わかりづらいが真上の空間の権利を占めているように見せて、いくつか不当なものがあったので、それをおさえることができるとなお良かったのではないか。メカニクスについては、Lが右に行って厚く見る局面で、そのリスクをTと2人でどのようにカバレージしていくか、さらにつきつめてほしい。

 1試合を通じて選手はオールコートプレスから走り続け、試合途中のコートの板がずれるというアクシデントにも動じず、最後まで白熱した接戦でとても面白い試合だった。

報告6

ゲーム2

男子2回戦

 

□ゲーム  日時 8月3日(金)10時

       八千代松陰(千葉)対 羽黒(奈良)

 

主審 岩崎 晋也

副審 川村 貴昭

■内容

・ポスト・ゲーム(主任より)

 両チームの特性(3Pショット成功率が5割を超える選手が多数いる)を理解し、最初は少し気になる部分があったが、すぐに2人で修正して強いメカニクスでプレイをとらえていた。インパクトの大きなものについて、2人で必ず笛を入れて判定することができたので、激しい試合だったがスムーズに進行できたことが良かった。課題としては、Tの見方について、ポジションアジャストをより強く強調していくことで、信頼や安心感につながっていくので、さらに追求してほしい。

 終始接戦で、クロージングゲームにおいて、2人でコミュニケーションをしっかりとって無事に上手に終わらせることができた。ゲーム終盤のコミュニケーションは、何をどのように取り組んでいくのか、先の先まで具体的にコミュニケーションを行うと、審判の対応力が増すので、今後に活かしてほしい。

所  感

 変革著しい日本のバスケットボールにおいて、この愛知インターハイも、様々な変化を重ねている最中とのことであった。その中で、インターハイに初めて参加させていただいたこと、大きなチャンスを与えていただいたことにまずは深く感謝申し上げます。

 審判研修会の冒頭で、研修会主任講師の佐藤誠氏より、「連盟や年齢を越えて、今回全国から集まったすべての審判員が、1つのチームとして、共に頑張っていこう」と講話いただき、とても感銘を受けた。今回の新しい出会いは、私にとって大きな財産となり、今後の審判活動の糧となった。審判研修会すべてを通じて、講師の方々にはとても丁寧に熱くご指導いただき、たくさんの経験を得ることができた。これを地元の仲間と共有し、一丸となって取り組んでいく覚悟である。テーマにもある、クルーワークの重要性に改めて気づかされ、「協力」とは何か、どのようにコートで実践していくべきかを考える機会となった。それと同時に、協力することの難しさ、そして喜びを感じることができた。この新たな気づきを忘れず、一層つきつめていきたい。

また、今の審判員に必要な3つの条件についてのお話しもあった。「決断」「責任」「オープンマインド」。自分がしっかりと決断をし、その責任を負う。しかし、間違っているものについては、オープンマインドをもって謙虚に受け止め、自身を改めていく。今後の取り組み方の指針となるように強く感じた。

 本大会では、高校生バスケットボールの最高峰のレベル、白熱した試合が展開された。苦しい局面もあったが、クルーの支え、プレイヤー・ベンチの理解、そして試合を盛り上げる観客すべての方々の力で、グッドゲームとなった。チームの歓喜、そして涙を忘れずに、次のステップに向けて取り組んでいきたい。そして再び、このインターハイのコートに立てるよう、挑戦したい。

 今大会運営において、開催地審判員の方々はもちろん、多数の競技運営スタッフの方々の姿があった。最後になりましたが、このたびの愛知インターハイという素晴らしい大会に関わったすべての関係者皆様に深く感謝申し上げ、私の報告とさせていただきます。本当に有難うございました。


第49回全国ミニバスケットボール大会

2018年04月25日 | 研修会参加報告書

                                                       参加報告書

 

                                                                                                      中予ミニ連      

                                                                                                       鈴木 道正       

 

<講習会・大会名>     49回全国ミニバスケットボール大会   

<期  日>   平成 30年 3月 27日(火)      平成 30年 3月 30日(金)

<会  場>      高崎アリーナ(群馬県高崎市)                    

<参加者>      審判委員長・委員、派遣審判委員 合計100名程度       

<講  師>      吉田正治氏、安西郷史氏、渡邊諭氏、小坂井郁子氏                                 

<内  容>      

 

3月27日(火) 安西郷史氏による審判研修会

 

【2POの正しい適用について】

現在は3POと2POが日本国内で混在している。どちらが上か下かということではないが、コート上にい

るプレイヤーにとっては3PO、2POは関係なく、しっかりと判定しアジャストすることが重要であると

冒頭にあった。ミニバスケットボールは、1ピリオド、2ピリオド、3ピリオドと全く違うチームで構成さ

れることが多いため、チームの特徴や戦術等に審判がフィットし、アジャストしてゲームをコントロールする

ことが大切である。

 

【約束事】

・ブラインドは作らない

・まずは走る

・良い位置で止まる

・プレイに対して足を運ぶ

 

【2POのメカニクス】

・コートで行われている様々なプレイに対して、良い位置取りを連続させる

・最終的に良い位置取りで判定をする

・確認できる位置取りを常に求める

・より高い感性が必要となる

・ストレートラインでブラインドコール、クロスコールをしない

・声を有効に使う(笛を加えながら)TO レポートや抑止

 

『メカの確認(トレイル)』

1、リードがトレイル・サイド(ローテーション)に来ていなければエリア1、2から始まる左側ドライブは

      すべてトレイルがプライマリーとなる。

2、リードがミッドラインを越えて判定(クロスコール)をするとミスジャッジにつながるので注意する。

3、ドライブに対しリードからしか確認できないものについては、オープンアングルで捉え判定することは仕方

      ないが、その場合はクローズ・ダウン・ポジションまで来て判定する必要がある。

4、トレイルはクロス・ステップを用いながら縦のラインを捉える。

 

『メカの確認(リード)』

「リードのセットアップ・ポジションについて」

・エリア3にボールがある場合・・・ペイントを意識してアクション・エリアにも意識を残す。

・ポストアップについて・・・トレイルサイドで行われている場合は、背中越しに見るのではなく、判定するので

   あれば右へ行く。右に行っても左を捨てるということではなくエリア4で行われるプレイにも目を残す。

・クローズ・ダウンを大事にし、プレイによってはノーワーキング・エリアに一時的に入る必要もある。必要がな

   ければ戻る。

・ドライブに対しては位置を少し変えることでプレイにアジャストする。

 

『まとめ』

  2POのほうが3POよりもメカだけではなく、より豊かな感性が必要となるため、行われるであろうプレイに対

してアジャストすることを心掛けること。メカニクスの実践の目的はルールで説明できる判定を続けるためである。

 

3月28日(水) 鹿児島 対 群馬(男子)

         主審 勝原氏(山口A)  副審 報告者  主任 村上氏(山形)

(プレゲームカンファレンス)

   長身選手に対する視野の当て方を中心に話し合った。プライマリーを意識しながらもターンの方向によってはリード

も判定しなければならないケースがあることを確認した。

(ゲーム主任より)

   位置取りやアングルは良かったと言われたが、一度、クロスコールがあった後から笛が消極的になったとの指摘をいた

だいた。課題としては、リード時に、エリア6で起こるリバウンド争いに足を運ぶことができていなかったので、今後、

積極的に足を運ぶことを意識していく必要がある。

 

3月29日 (木) 大阪 対 富山(女子)

          主審 仲間氏(沖縄新規A)  副審 報告者  主任 豊田氏(島根新規S)

 (プレゲームカンファレンス)

   両チームのスタイル早めに把握し、しっかりと基準を作っていくことを確認した。また、前日の反省を生かし、プライマ

リーを意識して落ち着いて積極的に判定することを心掛けた。

(ゲーム主任より)

 試合を通して、大きなミスもなく、連携をとりながらゲームを進めることができていたと言っていただいた。課題として

は、ボール中心となることが多く、展開されたときに後追いになり、判定ができないケースがあった。45度のアングル意

し、プレイの予測をすることを指摘していただいた。

 

3月30日(金) 石川 対 佐賀(女子)

         主審 飯塚氏(委員会B)  副審 報告者  主任 中島氏(群馬)

(プレゲームカンファレンス)

  TO管理や時間が止まっているときの行動をきびきびとし、ゲームを円滑に進めることを確認した。また、プライマリー

 や受け渡しの部分を意識し、常にボクシングインを心掛けることを話し合った。

 個人としては、良い位置取りやアングルを意識して正しい判定につながる努力をすることを念頭に置きゲームに臨んだ。

(ゲーム主任より)

 積極的に判定しようとする姿勢(アンスポーツマンライクファウルの取り上げなど)は良かったが、協力して判定すること

に欠けていたと指摘をいただいた。プライマリーを意識し過ぎてヘルプを求められたときに準備ができていなかったり、ボー

ル中心となりクロスコールにつながったりすることがあった。次のプレイを予測することや周辺を見ることを癖付けること、

相手レフリーの位置や視野の当たっているところを細かく捉えることが重要であることを再確認した。

 

<所  感>      

 今回、初めて全国ミニバスケットボール大会に参加させていただきました。近年、ガイドラインやメカニクスなどが変化し

ていく中でも、まずは基本を理解した上で堂々とレフリングできることが大切であると痛感しました。協力・良い位置取り・

アングルなど様々な課題が見つかり、今後の活動で改善していきたいと感じました。今まで以上に活動の幅を広げ、スキルア

ップを図ります。また、同カテゴリーの審判委員の方々にも今回学んだことを伝えていきたいと思います。

このような貴重な経験をさせていただいた愛媛県バスケットボール協会の皆様に深く感謝申し上げます。誠にありがとうござ

いました。


第31回都道府県対抗ジュニアバスケットボール大会2018

2018年04月08日 | 研修会参加報告書

                    参加報告書

 

                                                           中体連       

                                                           二宮 光司  

 

<講習会・大会名>    31回都道府県対抗ジュニアバスケットボール大会2018      

<期  日>   平成 30年 3 月 28 日(水)      平成  30年 3 月 30 日(金)

<会  場> 東京体育館、 越谷市立総合体育館、 上尾運動公園体育館、 市川市国府台市民体育館

     浦安市運動公園総合体育館、 横浜文化体育館、 川崎市スポーツ・文化総合センター      

<参加者> 各都道府県帯同審判員、中体連上級審判員、関東派遣審判員、本部審判員等 約220名

<講  師> 蒲健一氏、関口久視氏、御手洗亮氏、田邊真由美氏、星野由貴氏、武藤陽子氏、

     他中国・近畿ブロック上級審判員6名

<内  容> 

○3月27日(火) 審判研修会

 午前中は3POメカニクスの習得とガイドラインの理解について簡単な講義と分解練習を実施した。

1 ガイドラインの理解と確認

  ・ブロック or チャージ

  ・プロテクトシューター

  ・フェイク

  

   上記の3点について、B・Iは笛が入らないケースがないように判定することや、ショットに対して最後まで

  スペースを詰めていくような守り方を見極めるよう指導があった。また、今大会はレベルの高い選手が集まるこ

  とも有り、フェイクについても「中学生だから」と考えずWarningやTFもきっちりと処置していくよう講話を

  いただいた。

 

 2 3POの基本的なメカニクスの確認

  ・プライマリー

    自身のプライマリーから始まったプレイについては最後まで確認をして判定をする。(特にT・C)

   プライマリーにはエリアとアングルがあり、遠くてもオープンアングルであれば判定に加わっていく意識と準備

   が必要である。(セカンダリーの意識)

   

  ・ボールサイドツー

   ボールサイド=ストロングサイドを作ることを心掛ける(オートマティックに)

   1人で見るより、2人で見た方が見えないものが少なくなる。

 

  ・ローテーション

   ローテーションの基本はリードがイニシアティブをとる

   ①リードはセットアップポジションを基本として、ミラー・ザ・ボールの位置をとる。

   ミッドレーンにボールがあるとき  → クローズダウンポジション

   ボールがウィークサイドの移動する  ローテーションを開始

       (Lはスキャン・ザ・ペイント、Tはピック・ザ・ペイントしつつ同時にCへ)

   Cはアクティブな1対1があればキープし判定を続ける。

 

   今夏の山口全中は2日目より3PO実施となるため、基本的なメカニクスについて実際のコートを使用して

  の説明があった。様々な情報や言葉が流れてくるが、やはりローテーションの連携など基本的なところを大切

  にしてほしいとのことであった。

 

 3 ケーススタディ

  ・4sラン

  ・ハーフコート5on5(ローテーション)

  ・ハーフコート5on5(ハイピック)

  ・オールコート5on5(1往復半トランジション)

 

 午後は高校生男子を使用してモデルゲームを行った。

  モデルゲーム 甲南-日大豊山 

CC 大野哲広(奈良新規S) U1 報告者 U2 本部和史(宮崎B)

 3POの経験がほとんどないクルーであったので、ローテーションや時間の管理など基本的な事項のみ確認して

ゲームに入った。主任の御手洗氏からはクルーとしてローテーション等は全く問題がなく行われていた。個人的な

部分では3POメカニクスに対する理解はとてもよいが、今後はリードの時のローテーションの必要性をもっと考

えてから行うとプレイにマッチすると指導をいただいた。プレゼンについてはよく勉強しているとほめていただい

た。今後の課題はボイスを使って、デッドボールオフィシエイティングをする習慣をつけていくともっと良くなる

とご指導いただいた。(シューターの番号や本数、クロックの秒数など)

 

○3月28日(水) 男子予選リーグ 東京B 49 対 66 愛知

主審 望月公平氏(広島A) 副審 報告者 主任 山口憲昭氏(福岡新規A)

  プレゲームでは、長身選手が多いのでインサイド中心の展開になる可能性が高く、2POでのリードのスイッチ

 サイドについて確認した。また、2POの場合だと確認が難しいスペース(3、4エリアから6エリアにかけて)

 のお互いの分担についても話し合った。また、個人として前日に指導いただいた、ボイスを使ったデッドボールオ

 フィシエイティングへの挑戦も意識してゲームに臨んだ。

  ポストカンファレンスでは、長身選手が多かったが、インサイド中心よりはドライブが多くなってきた段階で、

 2人で再確認をして見方や分担を変更した方がよりアジャストしたのではないかと指摘があった。クルーとしての

 連携協力については、主任、講師ともに非常に良かったと言っていただいた。

  個人の課題としては、リバウンド後のショットに対して、明らかな影響が出るまでもう少し我慢してみる勇気を

 持ってほしいとアドバイスをいただいた。

 

○3月29日(木) 女子準々決勝  東京B 74 対 92 千葉 

主審 小出聡子氏(京都新規S) 副審 報告者 主任 澤野卓朗氏(青森A)

  最終日のコートをかけての対戦となるので、どちらも初めから激しくプレイをしてくる可能性があるのでゲームの

 基準となるテンポセッティングを意識するように確認した。また、長身選手が多いのでリードでの右側への移動は、

 インサイドでの攻撃がはっきりしている場合や、3対3以上のマッチアップになった時だけにしぼり、2人のボクシ

 ングインがなるべく崩れないように確認した。また、ブロックショットなどをしっかり判定し、いいプレイを切るこ

 とがないよう確認しゲームに臨んだ。

  ポストカンファレンスではドライブに関してのDFのコンタクトにもう少し笛を入れてよいケースが前半に見られ

 た。女子特有の、最後に面が変わることも考慮してリードのポジショニングを工夫すれば判定できたのではないかと

 指摘を頂いた。リバウンド争いでの手の絡みに対して、プレイに関係ない状況でも早めに笛を入れた方がよかったと

 反省した。

 

<所  感>    

  今大会を通して、現在の日本国内の3POへの移行や、プレゼンテーションの大切さ、メカニクスなど様々なもの

 がどんどん変化していく中で、昨年のえひめ国体や県内、ブロック内での研修会で上級審判の方々から教えていただ

 いた情報のありがたさを感じることができました。特に『声』を使うことに関して、どのような場面で、何のために使

 うのかを考えさせられる大会となりました。これまでの取組を生かしながら、改善できることはどんどん挑戦していき

 たいと思います。そして、習慣化するためにもどのレベル、カテゴリーの試合でも続けて取り組んでいくことを心掛け

 て審判活動を行っていきたいと思います。また、県内の審判へも持ち帰ったことを広めていきたいと思います。

  今回、このような機会を与えていただき本当にありがとうございました。


2018年度新規A級自費研修会(U-15チャレンジカップ)

2018年04月05日 | 研修会参加報告書

                  参加報告書

 

                                                          実業団           

                                                         池田 隼人        


<講習会・大会名>  2018年度新規A級自費研修会(U-15チャレンジカップ)

<期  日>  平成30323日(金)      平成30325日(日)

<会  場>  さいたま市記念総合体育館(サイデン化学アリーナ)

<参加者>  平成30年度 新規A級昇格者41

<講  師>  23日 上田篤拓 氏、阿部哲也 氏、宇田川貴生 氏、関口知之 氏、漆間大吾 氏

24日 上田篤拓 氏、関口久視 氏、久米克弥 氏、蒲健一 氏、平出剛 氏、松本究 氏

25日 上田篤拓 氏、関口久視 氏、久米克弥 氏、蒲健一 氏、平出剛 氏、松本究 氏

<内  容>   ビデオ検証を使用したミーティング

      第1試合のクルー(Aグループ)のミーティングに参加

      主任:阿部哲也 氏、上田篤拓 氏

1.ローテーションのタイミングの工夫

  ・フロントコートにボールが入ってからのローテーションは、クローズダウンポジションで一呼吸おいてプレーの

  展開をみてから行うかを考えるのが大事である。

  ・ボールが逆サイドに展開されたからといって焦ってローテーションを行うと逆に振られてしまいローテーション

  が崩れる可能性がある。

           

2.3or2の確認

 ・T、Cのみが確認するのではなく、場面によってはLもピークして確認する。

 ・T、C、もしくはLの確認が異なり、ショットが入った場合は直ちにレフリータイムをとり、すぐに協議する事が大事である。

      

3.フリースローのラストショット時の意識

 ・ラストショット時のTは3Pエリア外から飛び込むリバウンダーの意識を強くもつ。

 

4.11の見方(Cサイドにて)

 ・Cゴールへたどりつくプレーだとクローズダウンにてステイし、ローテーションしない

 ・スクリーンが行われるようであればローテーションをしなければならない

 ・プレーヤーによって(11に強い能力のある選手)はローテーションせずステイしてプレーをみる事も大事である

      

5.ヴァイオレーションの協力

 ・ラストタッチの確認がとれない状況でヘルプを求めた際には、ヘルプしたレフリーが笛を吹いてディレクションを行う

<自身ゲーム後のビデオ検証でのミーティング

1.ブレイク時のコンタクトについて

 ・判定はノーコールであったが、DFはファールをして止めに行っていたが、コールをし

  した際にはノーマルファールなのか、アンスポなのか

  A:DFは右手でカットしようとしている為、ノーマルファール

   しっかり説明できるようにルールの理解が必要である。

 

2.セカンダリーでコールする際の注意点

 ・形だけでのコールになった場合、形の中の何がファールなのかが、説明を求められた

  場合に説明できる準備が大事である

 

3.ショットクロックを確認する習慣づけ

 ・ショット後やセットした場合に確認するなど自身のタイミングで癖をつける

 ・上記を行う事で、マジックタイムも把握できるようになる

 ・マジックタイムも私生活で自分自身で訓練しなければ身につかない

 

4.プレス時のローテーション

 ・ボール運び時、Cサイドでプレスがある場合に、基本的にはTはその状況を感じ

  早くフロントコートに入り、そのタイミングでLもローテーションを開始するのが

  理想だが、Lがローテーションを行わなければ、CはそのままCである意識をもつ

  のも大事である。(確認せずにTにあがってしまうとダブルTになってしまい、

  バランスが崩れてしまい危険な為)

 

5.3秒ヴァイオレーション

 ・3秒を判定した際、逆チームにもないか気をつけなければいけない

 

6.ファールコール後のプレイヤーの動き

 ・ファール後、コールにいくレフリー以外の2人はファールをした、されたプレイヤーの動き

  を気をつけて見なければならない。

  大人であればトラブルになりかねない触れあいや態度も起こりうる

 

7.リバウンド時のコール

 ・ファールが起こり、吹いた時には必ず次攻める方向のディレクションを指す習慣を

  身につける

 

8.バックペダル

 ・ローテーションを試みたが、クイックショットやパスが行われた場合はバックペダル

  をつかい戻る事も大事である。


<所  感> この度は新たな講習会を開催してくださった日本協会の方々をはじめ、

      ご協力頂きました四国ブロックの皆様に御礼申し上げます。

      S級一次審査前にこのような講習会に参加できた事は感謝の念しかありません。

      普段3POを吹いた後のミーティングで、すぐにビデオ検証しながらというのは

      なかなかないもので、自分の反省点や疑問点なども質問でき、次に繋がる

      事ばかりでした。

      3POのメカニック等も日々進化している事を痛感し、その流れに乗り遅れない事

      がとても大事であることも実感しました。

      勉強できる機会がある場合は積極的に参加しようと改めて思いました。

      自分自身の勉強も大事ですが、学んだ事を四国ブロック、県内の仲間にも伝える

      事も大事なので、微力ながらも伝達していければと思います。

      すぐに全部はできないので、1つ1つの課題をしっかりクリアし、次のステップに

      向かって更に尽力したいと思います。

      有難うございました。

     

    


第44回 全日本クラブバスケットボール選手権大会 佐賀大会

2018年03月21日 | 研修会報告

審判講習会 参加報告書

平成30年3月14日

報告者  川村 貴昭 印

 

 この度参加しました、審判講習会について報告します。

講習会名

(大会名)

第44回 全日本クラブバスケットボール選手権大会 佐賀大会

報告者

川村 貴昭(所属カテゴリー)クラブ連盟

期 日

平成30年 3月 9日(金)  から  平成30年 3月12日(月)

会 場

佐賀総合体育館、諸富文化体育館、神埼中央公園体育館

参加者

全国クラブ連盟所属審判員、開催地審判員、その他審判員 合計100名程度

報告①

映像研修

実技講習

審判研修会 全審判員対象講習会

講師:日本クラブバスケットボール連盟審判委員会

   日本クラブバスケットボール連盟所属・S級審判員

実技講習≪モデルチームを使用した分解練習での実践講習【3人制+講師のシャドウ含む】≫      

テーマ:『3POメカニクスの徹底』

内容 ①映像を通しての研修

   ②実技研修(分解練習)

 

□講習内容

Bリーグの実際の試合のクリップ3つ(審判のメカニクスに着目したもの)を中心に、以下の3つのケースについての分解練習(よりよい習慣づけへ)を行った。

(以下の図、解釈については報告者(川村)が作成)

 

1、ベーシックローテーションのタイミング、プライマリーアングルの取り方をつかむ

 https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/4d/8917045a461d259b4e1a33a61ce632b0.png

・Check in(ボールを受け取る)、Check out(ボールを渡す)を意識し、スムーズにプレイを引き継ぐことが重要。

・LはClose Down、TはPick the paintを徹底する。

・Cはステイ(プレイにステイ)し、自分が元々持っているアングルを手放さない。

 

2、ピック&ロールからのクイックショット(昨今のパターンオフェンスの主流)への対応

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/dc/ec35e62f602957b1ad4263a154b5e326.png 

・得点が3点か2点かというのはチームにとってとても重要。しっかりと確認するために、まずはTがしっかりとつま先を確認できるポジションをアジャスト(調整)し、かつプレイ(接触、ステップ等)を確認できるよう工夫する。

・上記を踏まえた上で、実はこのケースはTがとらえることが非常に難しいケースであることを認識する。そこで、LがPeek(視野をのばす意味)し、プレイをAssistする(3or2を確認し、Flash(2点か3点かをしっかりと示す))。Tはそれを確認し、3or2を示す。

※注意点1 あくまでも、Lは他に自分のプライマリでとらえるべきプレイがない時に行う。自分がbusy、もしくは自分がみるべきプレイが行われている時は、そちらを優先する。

※注意点2 わからないもの(確認できなかったもの)については、無理にしない。

・同じく、Cからの方がよりよく見えるものもある。特に、上の図では左サイドにスクリーナーがセットされているが、逆にセットされ、右側(Cに向かってくる)になるとCがクリアに見えることが多いので、Assistするべきである。

※ただし、Lと同様、注意点1、注意点2をおさえておく。

⇒3or2のみならず、ファウル等についても同様である。

 

3、オールコートトランジション(速攻)時のアウトサイドシュートに対する協力

 https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/0f/3ff43cfd8b3fda33b24eaab97f25043e.png

・2の3or2で取り組んだことを応用し、オールコートトランジションのケースで行う。特にnewT(新たにTとなるレフリー)は速攻時に遅れてしまうケースが多々ある。そこで、newLがしっかりとAssistすることで、3人の協力、信頼が強固なものとなる。

※注意点1 newTはバックコートでプレイヤーが残って何かがあることに配慮しなければならない。フロントコートにはCとLがいるので、その局面における優先順位を判断するべきである。

 

応用(ケース4)コフィン・コーナー周辺でのハイプレッシャーに対する対応

 https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/ec/d28ee1c066b3d91e0e2806cf80277a53.png

・上記のケースは3POの実践の中で非常に難しいケースである。フロントコートにボールが運ばれた時にプレッシャーをかける戦術も多い。

・C側でハイプレッシャーがあった場合、Lがローテーションを行う。(トリガー(きっかけ)は、Tがフロントコートに入ったタイミング)そしてCがnewTとなって、ダブルチームをとらえる。接触、軸足、バックパスなどの確認をする。TはすみやかにnewCとなって、Lがいなくなったところ(図でいえば右コーナーのショット等)をとらえる。

※注意点1 上記はあくまでもメカニクス(約束事)である。メカニクスがそうだからといって、CはLが来るまで何もしないというのは間違っている。現場(そのプレイを誰が見に行くのか)を押さえるために、Cは先に上がってプレイをとらえるということもあると思われる。

 

□講師講評

・今バスケットボールに関わるすべてが大きく変化しており、レフリーに関わることも、新しい情報が多く与えられている。本日の講習会で得たことを各ブロックに持ち帰って、それを伝える役割があるので、しっかりと情報共有してほしい。

・メカニクスは審判としての約束事で重要ではあるが、それをかたくなに守ることで目の前のプレイがおろそかになることは絶対に避けなければならない。メカニクスと現場はあくまでも違うということをしっかりと考えてほしい。

・明日からの3日間の大会に取り入れ、実践してほしい。

 

□講習会を取り組んで(映像研修、実技講習)

 審判の約束事(≒メカニクス、マニュアル)への3人の共通認識がまずあって、そこから信頼と協力があるということに改めて気づかせていただいた。そして同時に、試合中に起こりうるプレイは、その約束事だけですべて完璧に対応できるということはないことも強く実感した。メカニクス、マニュアルありき(それをやっていればいい、かたくなにこだわる)ということではなく、1つのプレイを3人で協力してとらえていくために、自分の役割を果たすことの大切さを学び、実体験として積み重ねることができた。時には3人のバランス、メカニクス、マニュアルが崩れる局面が出てくると思うが、その苦しい局面にこそ、いかに3人で協力し、信頼し、取り組むことができるのかを考え続けていきたい。1つの答えが出るとは限らないところに、決断と工夫が必要であると感じた。今後、前述したことも踏まえながら、しっかりとメカニクス・マニュアルの基礎的なところ(BASIC)を学び、よりよい習慣としていく。自分の意見を持ち、それを表現し、そして謙虚さを持ってクルーの意見に耳を傾けていきたい。

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/e1/1ed8cd419074cf3257c2091609e5a310.jpg

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/47/66b7aea1d505fef51bce47d149e47fba.jpg

 

報告②

ゲーム1

男子1回戦

 

□ゲーム  日時 3月10日(土)13時45分~

       チーム新潟(新潟)対 Black Jack(大阪)

 

R  古後 宏和 氏(本部/福岡)

U1 島袋 竹志 氏(関東・東京/次年度)

U2 川村 貴昭 (四国・愛媛/研修生)

主任 富樫 彰子 氏(本部/宮城)

■内容

・ポスト・ゲーム(主任より)

 1試合を通じて強く判定する姿が印象的で、1年前の全クラ群馬大会から、コートプレゼンスが大きく変化していることがうかがえた。メカニクスとしては、全体を通して3人で協力してスムーズに行えていたが、LのCDからスイッチサイドするまでのフォーカスの仕方をもっと工夫すると良い。Scan the paintの折に、もう少しワイドにとらえると、さらに景色が変わる。あとは、Rの方が試合の序盤にテンポ・セットしたものを自分がどう感じているか。自分も同じような判定を積み重ねていくという意識を強く持って、判定について取り組み、次に臨んでほしい。

報告③

ゲーム2

女子2回戦

 

□ゲーム  日時 3月11日(日)10時35分~

       VEAT(三重)対 QUEEN BEE(千葉)

 

R  梅田 香 氏(本部/福井)

U1 坂元 孝浩 氏(九州・鹿児島/研修生)

U2 川村 貴昭 (四国・愛媛/研修生)

主任 久保 裕紀 氏(本部/東京)

■内容

・プレ・ゲーム・カンファレンス

1、メカニクスの確認と両チームの情報共有(傾向と対策)

2、昨日(日頃)あった難しいケースについての共有と対策

・ポスト・ゲーム(主任より)

 3人がそれぞれのプライマリでしっかりと判定し、いい入り方ではじめることができた。1試合通じて大きなトラブルもなく、しっかりと試合を終わらせることができて良かった。強いて言うとすれば、試合中はお互いが「自分の意見・情報」を持っている。プレイの見え方が。アングルによっては違うこともよくあるので、当然のことである。そこで大事なのは、お互いの持っている情報をしっかりと「丁寧に」共有することが大事である。今回のケースは、アウト・オブ・バウンズが起こりそうな時に、プレイヤーが「ボールを持って出した」のか、「ボールを持ったときに線を踏んでいた」のか。お互いの情報は間違っていない。それを試合中にしっかりと速やかに話し合っていくことで、レフリーの信頼も増す。次につなげてほしい。あとは、3人の協力というところで、研修会でもあった3or2のFlashなど、学んだことを強く意識して取り組んでいる姿が好印象だった。しかし、ある局面では2人はわかっているけど3人目が気づいていなかったり、1人はわかっているがあと2人がわかっていなかったりといった場面もあったので、改善が必要である。メカニクスでは、TとLのストロングサイドで、TからLへ向かう45度のドライブの対応が重要となる。Lは見えないことも多いので、Tがしっかりと自分のプライマリ・アングルであるということを意識してとらえることが重要である。

報告④

ゲーム3

女子準決勝

 

□ゲーム  日時 3月12日(月)9時00分~

       NAVY(埼玉)対 ひらまつ病院(佐賀)

 

R  田中 豊弘 氏(本部/香川)

U1 近藤 巧 氏(本部/北海道)

U2 川村 貴昭 (四国・愛媛/研修生)

主任 柳生 志乃 氏(本部/兵庫)

■内容

・プレ・ゲーム・カンファレンス

メカニクスの確認と両チームの情報共有(傾向と対策)

全クラ女子準決勝を臨むにあたって

・ポスト・ゲーム(主任より)

 強く、声を使って(Verval support)新たなことに挑戦する姿勢がとても良かった。試合を見ながら、日頃の四国での指導がしっかりとなされている、ということを強く感じた

次に、(映像を見ながら)プレイをとらえるために、「何をどのように見に行くのか」ということをもっと意識すると、もっとよりよくなるのではと感じる。身体の向き、1歩によって、レフリーが何をとらえようとしているのかが伝わってくる。そこをつきつめていく、考えていくことを続けてほしい。

 その後、指導担当増渕氏から、後半のケースをクリップを見ながら一緒に振り返った。

動き方として、判定はグッドコールのものが多かったが、Cのレベルをプレイに応じてアジャストさせていくと更に良くなるというご指摘をいただいた。

所感

 長きにわたって続いてきた全日本クラブ選手権大会も、44回目のこの佐賀でファイナルを迎えた。特に、一昨年度は地元愛媛県で開催されたこの全クラは、自分を大きく変えていただいたきっかけであり、とても強い思い入れがあった。この大会に関わってきた方々への感謝を伝えるため、また、四国の代表として選んでいただいた思い、選ばれなかった仲間の思いも感じ、4日間、今の自分にできることをすべて挑戦し、最終日の割当を獲得したいという2つの思いを持って臨んだ。

 1年ぶりに会う全国から集った仲間との再会を果たし、そして新しい出会いもあった。普段なかなか会う機会の少ない方々もいたが、たくさんの励ましや応援、ご指導をいただくことができ、自分を見つめ直す機会にもなった。切磋琢磨する雰囲気の中で、優しく、温かく見守ってくださるクラブレフリーの風土は、自分にとって何よりの支えとなっていることを改めて実感することができた。

 今大会、自分の目標であった全クラの最終日割当をいただくことができ、今の自分にできることを出し切ることができた。が、まだまだ課題は多く、次に向けて準備をすすめていく。今の自分があるのはすべて、全国の仲間、日頃いつも支えてくださっている四国、そして愛媛の方々のおかげである。心から感謝し、これを力に変えていっそう励んでいく覚悟である。

最後になりましたが、全日本クラブ選手権佐賀大会に至るまでに、いつもそばで支え続けていただいた地元審判員の仲間、遠くからいつも応援してくださる日本全国のクラブレフリーの仲間、そして素晴らしい今大会に関わったすべての関係者皆様に深く感謝申し上げ、私の報告とさせていただきます。本当に有難うございました。 

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/4d/34bc7311be8d5467951da86080e2fe67.jpg


高松宮記念杯 第50回全日本実業団バスケットボール選手権大会

2018年02月25日 | 研修会報告

審判講習会 参加報告書

平成30年2月24日

報告者 木村 晃伸

 

 この度参加しました、審判講習会について報告します。

講習会名

(大会名)

高松宮記念杯 第50回全日本実業団バスケットボール選手権大会

参加者

(報告者)

木村 晃伸 (所属カテゴリー)中予ミニ連

期 日

平成30年2月10日(土)  から  平成30年2月12日(月)

会 場

大阪市中央体育館

講 師

 

参加者

日本実連、各ブロック実連審判長、各ブロック派遣審判員、地元審判員

報告①

□ 講義

□ 実技講習

☑ ゲーム

(該当に レ)

□ゲーム  主審 茅野 修司氏 (大阪府A級)   副審 木村 晃伸 (報告者)          コート主任 阿部 聖氏 (北海道S級)

 

■講習内容 及び ミーティング内容

ホシザキ 対 YKK《男子》                                                                        

 

【プレ・ゲームカンファレンスの内容】

 ・ガイドラインに沿って判定をしていく。

 ・ワンゲームを通して一貫した判定をすること。

 ・2POでは、どうしも確認できないことがある。その時、プレイヤーやベンチからのアピ

ールがあるが、判定できなかったからといって引きづらないこと。

 ・TOの管理

 

【ゲーム後のミーティング】

 ・自分のプライマリーエリアで、ビックインパクトがあり、プレイヤーが倒れるケースがあ

った。パートナーがフロッピングのシグナルを出し、プレイヤーとベンチにフロッピング

が起きたことを説明した。プレイヤー、ベンチへの説明は自分がしないといけない。そう

しないと何もしていないように見えてしまう。同様にジャンプ・ボール・シチュエイショ

ンになったケースでも、そうなるだろうと思っていたのであれば、パートナーに乗っかり

一緒にコールをすれば何もしていないようには映らない。

 ・ブロック・チャージについて、どこを見ていればわかるのか、オフェンスを見ているから、

ディフェンスが急に出てきたように感じる。オフェンスは見なくていいので、ディフェン

スを見ていればいい。

 ・リードでは、常に3Pラインの延長くらいにポジショニングをしている。今後、3POの

ことも視野に入れ、どの位置に行けば次のプレイに対応ができるのかを考え、ポジショニ

ングをすること。

 ・走り方をもっと格好よくすること。

 ・ファウルでレポートに行こうとした際に、もう一度プレイヤーの番号を確認する仕草があ

り、せっかくの判定が台無しになってしまう。ファウルで笛を鳴した直後、一度ステイを

して、ファウルをしたプレイヤーを確認する。プレイヤーからのアピールがあった際は、しっかりコンタクトとってからレポートで良い。

報告②

☑  講義

□ 実技講習

□ ゲーム

(該当に レ)

□講義

 テーマ 『チームとプレイヤーに信頼される、感動を与える審判』

①    テーマについて、日本実業団連盟審判委員長・針生淳男氏から説明。

これからのレフリーは、より、感性・嗅覚が求められること。3POをベースにした2POへの対応。

Bリーグの発足により、ゲームの映像がテレビやネットを通じて配信され、映像も残るようになる。映像を見直した際、誤った処置がされていた場合にトラブルになることもある。ゲーム中、クルーワークがより重要になってくる。必ず、自分一人で解決しようとしないこと。

レフリーも勉強をしていかないと、必ず乗り遅れることになる。

②    プレ・ゲームカンファレンスの事例紹介を阿部聖氏(北海道S級)より説明。

【会場の到着】

Bリーグでは、プレ・ゲームカンファレンスを試合会場で行う場合、試合開始の150分前までに到着する。(B3では120分前まで)

【プレ・ゲームカンファレンス】

60分以上実施。クルーチーフを中心に過去の映像を用いて情報共有。

過去の対戦、プレイヤーの特徴、スタッツ、キーとなるプレイヤーのマッチアップ等。

また、ヘッドコーチの特徴についても把握する。

3POのメカニクスの映像を何回も見て、ベーシックな動きの確認をする。

ガイドラインの確認。

クルーチーフだけが情報を提供するのではなく、各クルーが、過去に経験をしたことを情報提供し、クルー内で共通認識をはかる。ゲームに参加するそれぞれが準備をしている。

あたりまえのことを認識しているのか、ワンゲームを通してそれらを守りきれるのかをプ

レ・ゲームカンファレンスを通じて確認し、ゲームに臨む前の心構えをする。

③    年齢別グループディスカッション

年齢別に8つのグループに分かれ、グループディスカッションを実施。

テーマは『時代の流れに沿ったレフリングの変革に向けて、自分自身のベースとなる取り組み方について』グループ内でディスカッション。1人2分間の持ち時間で発表。

グループ内での意見では、①自身が担当をしたゲームを撮ってもらい確認をすること。修正すべき点や、チャレンジしたいことを次のゲームで実戦する。それを常に繰り返す。  ②Bリーグのゲームの映像から、トップ・レフリーのプレゼンなどを見て学ぶなど。③プレ・ゲームカンファレンスやゲーム中にもコミュニケーションをとること。他にも色々な意見があった。

報告③

□ 講義

□ 実技講習

☑ ゲーム

(該当に レ)

□ゲーム  主審 川崎 洋次郎氏 (東京都A級)    副審 木村 晃伸 (報告者)              コート主任 茅野 修司氏 (大阪府A級)

 

■講習内容 及び ミーティング内容

ナカシマ 対 クレバー《男子》

 

【プレ・ゲームカンファレンスの内容】

・決勝トーナメントをかけたゲームではないが、プレイヤーが気持ちよくプレイができるよ

うにすること。

 ・Lが右へ行くことについて、気になるのなら行く。そうでない場合はTに任し、ボクシン

  グ・インを崩す時間帯を少なくすること。

 ・悪い手の使い方については、ガイドラインに沿ってゲーム序盤に基準を示すこと。

 ・TOサイド側でTになった場合、リングの支柱でタイマーが隠れてしまうので、終了間際

  のショットの時は、Lもタイマーを把握しておき、Tのヘルプができる準備をしておくこ

  と。

 

【ゲーム後のミーティング】

・走り方についても前日に続いて指摘をされた。プレゼンについても改善を指摘。

・自分のアピールポイントをもっと主任に示してほしかった。

・良い判定をするためには、プレイを長くを見ること。それができていたから、グッドコー

 ルになっていた。今後はそれをもっと増やしていかなければならない。

・2P終了間際、Lでエリア4でのショットファウルをコールした。同時にピリオドが終了。

目の前のプレイを確認しながら同時に、プレ・ゲームカンファレンスで確認をしていた、

Lの位置でのタイマー確認も意識していたが、ショットファウルをコールした際、ブザー

が聞こえず、ファウルが先かピリオド終了が先だったのか確証が無く、プレイヤーからの

アピールもあり、どまどってしまった。最終的には、Tに確認をし、ショットファウルと

ほぼ同時だったので、フリースローの処置をしてからハーフタイムに入った。もっと余裕

を持っていれば、落ち着いた対応ができ、スムーズにピリオドを終わらせることができて

いた。このようなケースでは、ファウルをコールした直後、ステイし、すぐにTに目を当

て、確認をしてから処置をするようにとのアドバイスをいただいた。

所感

今回大会は50回の節目であり、また実業団の大会としては最後の大会でした。全国の各ブロックから多くの審判員が参加をされ、その中にはBリーグ・Wリーグのゲームを吹かれているトップ・レフリーの方々も多数参加されていました。

今大会に参加をし、全国の各ブロックのレフリーやトップ・レフリーが吹くゲームを間近で観て、特にプレゼンテーションに対する意識の高さが強く感じられました。私自身もまだまだ意識が足りないことを痛感し、同時に、普段からより強く意識を持って取り組んでいかないと変わらないことを改めて感じました。オンザコートでも、普段あまり吹くことができない、レベルのゲームを体験できたことで、新たな課題も見つかり、今後のレフリー活動で取り組み、自身のレベルアップに繋げたいと思います。また、自分が所属するカテゴリーでも、今回の体験をゲームを通して伝えていきたいと思います。

そして、コートサイドでは、常にトップ・レフリーの方々が観戦をされているので、ゲームを観ながら、自身の体験談を踏まえて解説をしていただき、貴重な意見を聞くことができ、充実した期間を過ごすことができました。

この度、今大会に派遣をさせていただいた、四国実連のみなさま及び愛媛県バスケットボール協会のみなさまには深く感謝申し上げます。


平成29年度 第2回愛媛県ミニバスケットボール連盟審判講習会

2018年02月10日 | 研修会報告

審判講習会 実施報告書

平成29年2月7日

報告者   大尾 浩二  

 

 この度実施しました、審判講習会について報告します。

講習会名

(大会名)

平成29年度 第2回愛媛県ミニバスケットボール連盟審判講習会

参加者

(報告者)

  大尾 浩二 (所属カテゴリー)ミニ連

期 日

平成30年 1月 20日(土)  から  平成29年 1月21日(日)

会 場

今治市 今治中央体育館

講 師

達川 友希氏    池田 隼人氏

参加者

愛媛県ミニ連所属の日本公認及び希望者

報告

 1月20・21日に行われました第49回全国ミニバスケットボール大会愛媛県大会を活用して平成29年度第2回愛媛県ミニバスケットボール連盟審判講習会を実施いたしました。

 講師2名を招いての実技(ゲーム審判)講習と初日終了後に座学講習をさせていただきました。開講式時に講師より「JBAプレイコーリング・ガイドライン」について講習をしていただき、各審判員がより良い判定へとつなげていく場面が多く見受けられたかと思います。      

座学講習におきましてはオンザコートでの取り組み(しなくてはならないこと)、役割についての再認識を得ることが出来ました。

 来年度からはミニ連の大会運営方法が変わります。この二日間、貴重な経験をいかして今後の審判活動に活かしていただき、審判技術向上に役立てていただけたらと思います。

 最後になりましたがこの度お世話になりました講師の方々、また愛媛県審判委員会の皆様には大変お世話になりました。ありがとうございました。

 

平成29年度全ミニ予選審判講習会風景


U32 YOC(ヤングオフィシャルキャンプ)  

2018年01月18日 | 研修会報告

                                      参加報告書

 

                                                                                     実業団           

                                                                                    池田 隼人        

 

<講習会・大会名>  U32YOC(ヤングオフィシャルキャンプ)    

<期  日>  平成3015日(金)      平成3016日(土)

<会  場>  浦安市運動公園体育館(千葉県浦安市舞浜2番地27                 

<参加者> 北海道ブロック2名、東北ブロック3名、関東ブロック 7名、北信越ブロック2名、東海ブロック4名、近畿ブロック3名、中国ブ

               ロック3名、四国ブロック3名、九州ブロック3

<講  師> 5日 上田 篤拓 氏、平 育雄 氏、加藤 誉樹 氏、片寄 達 氏、佐藤 誠 氏、漆間 大吾 氏


              6 上田 篤拓 氏、平 育雄 氏、関口 知之 氏、有澤 重行 氏、堀内 純 氏、細田 知宏 氏  

<内  容>  

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      「平 氏によるU-32 YOCの目的について」

         若年層からのFIBA Refereeの育成が目的であり、ライセンス制度や国際審判員に必要要素や、日本のTOP Refereeの育成を併

                 せて行うプロジェクトという具体的なお話を頂きました。

 

                 「上田 氏による3POメカニクス解説」

         映像を使って基本的なメカニクスについての解説を行って頂きました。

      Primary AreaAngleの確認をし、CenterからNew Center(C to C)への移動は走ってすばやくSetup Positionまで動き準備す

               る事と、TrailからNew Leadまでは4秒で移動する事、Playに対してStayする事も大事であるとお話頂きました。

               Center sideにボールが進んだ場合、Centerがボールマンの方向に体を向ける(Angleをとる)事でCheck-inをおこなったサイン

               で、LeadRotationを開始しRotation完了したらCenterCheck-outをおこない、Trailになるという新しい動きをお聞きしまし

               た。

 

 

                 「加藤 氏によるELITE REFEREEに必要な要素についての講話」

                    Refereeとして正しい判定を行うと同じくらいPresentationが重要であり、Presentetion1つでそのRefereeの印象も決まり、

                 その印象を感じる大きな割合を占めているのがBody languageであり、立振舞いや走り方が最も重要で、そこへVoiceを使う事

                 で、強さが増すとお話頂きました。

                  始めに、[ELITE REFEREEに必要な要素は何か?]という質問から、受講生全員がホワイトボードに記入し、沢山の要素がある

                 中、様々な要因があるが、メンタルな部分が多いという事でメンタルトレーニングはとても重要であると感じました。

                  お話の中で、ゲームコントロールとゲームマネジメントという言葉をよく聞くなか、コントロールとマネジメントの違いについ

                 てのお話もして頂きました。

                 ・コントロールとは?→管理する。調整するという事

                 ・マネジメントとは?→起こった事に対処するという事

                  ゲームマネジメントも大事ではあるが、ゲームコントロールを重要視してコートに立つことが大事だと感じました。

 

                「実技研修」

                 初日は31クルーでB.LEAGUE U15 FRIENDLY GAME2018使用し、ハーフゲームを3試合担当しました。

              午前中の講話を頭に入れ、プレゲームカンファレンスで再度確認し試合に臨みました。

              ゲームのインターバル中でも講師の方々から助言を頂き、11つ修正しながらゲームを進め、ミーティングではもっと積極的に

                Rotationをおこないミスして感覚を養うのが大事であるとお話頂きました。

                Trail時のPenetrateの動き方がもっと中に踏込むと見え方がもっと違ってくる事と、Referee Defenseの位置取り、Angleの取り

               方も工夫が必要であると教わりました。

 

                「コート研修」

                 初日の実技を終え、受講生の大きな課題についての研修を、加藤 氏、漆間 氏が実践してくださいました。

               1つは、CenterTrailの視野のあて方やLead3ポイントショットのアシスト方法(Peak)や体の角度などの研修

              もう1つは声を使ったPresentationの実践をしてくださいました。声を使うことで強さが増し、自信にも繋がるとのことでした。

 

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                「ワークショップ」

                 この研修会に参加する上で、事前に配布されたB.LEAGUE 川崎vs千葉の試合映像をもとに各班(1班6名×5班)[Mechanics]

                 [Presentation] [Judgement]3つの観点から分析し、全て英語でディスカッションをして班で発表をするというものでした。

                 英語力のなさで班の仲間には迷惑をかけましたが、英語力はとても大事であると痛感しました。 しかし、英語ができないから

                といって黙っていてはだめで、知っている単語を身体で表現しながら積極的に伝えようとする事が一番大事であると実感しまし

                た。

                 恥ずかしがらず、間違えてもいいので伝えようとする姿勢が大事だなと思いました。


                「実技研修」

                 昨日と同様の大会を使用し、3POでの実技を行いました。

              決められた班の10名で、自分達で割当を組み、ハーフゲームを4試合担当しました。

              初日の最初の試合に比べると、スムーズなRotationができクルー間でアイコンタクトもとれるようになり、皆さんミスを恐れずト

                ライしていました。

                その中で、次のプレーを読む動きで先に位置を占めることが大事であると教わりました。

           

           

<所  感>      

 今回YOCに参加させて頂いて、非常に貴重な経験になりました。

 参加した受講生の皆さんのモチベーションの高さに圧倒され、自分自身もその気持ちに負けないよう今後も活動する上で常に準備して臨める

ように意識を高めたいと思いました。

 更に上のステップにいくためには今回痛感した英語力が必ず必要となる為、そちらの準備もしっかり行いたいです。

 これからは3POをしたことがない、知らないだけでは通用しないので、今回培った知識を県内の仲間にも伝えれるよう尽力していきたいと思

います。

   今回参加する上で、事前に資料等を準備してくださり、とても有意義な研修会を開催してくださったJBAの方、講師の方々、派遣にあたり推

薦してくださったブロック長をはじめ、日頃よりご指導頂いております県内の皆様に厚く感謝申し上げます。有難うございました。


第35回全関西中学生バスケットボール交歓大会

2018年01月09日 | 研修会報告

審判講習会 参加報告書

平成30年1月8日

報告者 木村 晃伸  

 

 この度参加しました、審判講習会について報告します。

講習会名

(大会名)

第35回全関西中学生バスケットボール交歓大会

参加者

(報告者)

木村 晃伸 (所属カテゴリー)中予ミニ連

期 日

平成29年12月28日(木)  から  平成29年12月29日(金)

会 場

広島県立総合体育館

講 師

田邊 真由美氏(公財)日本バスケットボール協会 指導委員

参加者

派遣審判員・地元審判員

報告①

□ 講義

□ 実技講習

☑ ゲーム

(該当に レ)

□ゲーム  主審 木村 晃伸 (報告者)   副審 森 雅美(兵庫県B級)          コート主任 堂本 りゆ子氏(福井県)

 

■講習内容 及び ミーティング内容

国泰寺 対 松山西《女子》                                                                        

 

 ゲーム序盤から国泰寺がオールコートでDFを仕掛けてきた。ボールマンに対する国泰寺の悪い手の使い方や体の寄せをファールとして取り上げていたが、ゲーム中盤、国泰寺の悪い手や体の寄せを取り上げなかった時間帯もあり、終始やめることはなかった。  

 序盤に取り上げていたものを最後まで一貫して取り上げなかったことで、国泰寺の選手及びベンチに基準を示すことができなかった。

 

 

報告②

□ 講義

□ 実技講習

☑ ゲーム

(該当に レ)

□ゲーム  主審 東出 俊一氏(滋賀県B級)    副審 木村 晃伸(報告者)              コート主任 來山 英明氏(広島県)

 

■講習内容 及び ミーティング内容

湖南 対 広島県選抜《男子》

 

ファーストショット後のリバウンド争いで接触が起こったが、ノーコールだったためベンチからファールではないかとのアピールがあった。

ブレイクが起こった時、リードで中に入りすぎたために、AOS時にDFが後ろから起こしたことを確認できなかった。ベンチからは、DFが後ろから押していたとのアピールがあった。

ブレイクが起こった時、リードでボールは右側を進行していた。パートナーがトレイルで追従をしていたが遅れていたにもかかわらず、ショートカットをして右に移動をしていなかったため、逆サイドで起こった接触を確認することができなかった。

インターバルやハーフタイムの時に、お互いプレーに遅れないようにすること、プレーはトレイルから始まるので、トレイルが積極的に判定をすることを確認した。

後半は前半での反省を意識し、修正を心掛けた。

ゲームの立ち上がりに起きたことを判定できなかったため、両ベンチに不信感を持たれてしまった。ゲーム序盤から常に危機意識を持ち、判定ができる準備をしておくこと。

       所感

当大会には各県から多くの審判員が参加され、貪欲に審判活動に取り組んでいます。

参加されている審判員は、向上心の意識が高く良い刺激になりました。

今回は二日間で二試合を吹かせていただき、ワンゲームを通して判定の一貫性を保つことの難しさ、パートナーがプレーに遅れている時のヘルプに行く意識、必ず見逃してはならないプレーであることを感じとる危機意識がまだ足りていないことを実感しました。

 オンザコートでは、ゲーム中に起こりうることを想定し、状況に応じて良いポジションと良いアングルを求め、判定ができる準備を常にしておくことを意識し、今後も審判活動に取り組んでいきたいと思います。

毎年、年末の多忙な時期に多くの地元審判員の方が大会の運営にご尽力され、各県から派遣された審判員と伴に学んでいく姿勢に広島県審判員の意識の高さと強い団結力を感じました。   

この度、大会の運営、派遣を受け入れてくれた広島県バスケットボール協会のみなさま及び愛媛県バスケットボール協会のみなさまには深く感謝申し上げます。