愛媛県バスケットボール協会 審判委員会

愛媛県バスケットボール協会 審判委員会からのお知らせ

【実施報告書】平成25年度愛媛県バスケットボール協会女性審判講習会

2014年04月06日 | 研修会報告

審判講習会 実施報告書

 

愛媛県バスケットボール協会審判委員会

堀江 友希

 

 ①    講習会名

     平成25年度 愛媛県バスケットボール協会 女性審判講習会

 ②    大会名

     平成25年度愛媛県家庭婦人バスケットボール交流大会並び

     第33回全国ママさんバスケットボール交歓大会愛媛県予選大会

 ③    実施日・会場

     平成26年3月20日(木)(春分の日)  新居浜市山根総合体育館

 ④    参加者

     9名

 ⑤    スケジュール

      9:00  開講式

      9:30  実技(計4試合)

     15:50  閉講式

 ⑥    講習実施方法

      実技後、主任によるミーティング

 ⑦    ミーティング内容

     ・リードでの位置取りについて

      リング下付近に位置する事が多く、エリア4のプレイが判定できない場面がある。また、体が

      リング下付近からアウトサイドに向いている為、次の展開が予測できず、対応が遅れてしまう。

     ・基本的な審判の合図について

      決められた合図を、丁寧に且つはっきりと行う。

     ・判定できなかったケースについて

      「吹けなかった」「分からなかった」で終わってしまってはまた同じミスをする。

      「なぜ吹けなかったのか?⇒(答)⇒なぜ?⇒(答)⇒なぜ?・・・・」を繰り返して真の原因

      を探り、次に生かす事が大切。

     ・4原則について

      良い位置を求めて絶えず努力し続ける事が、良い判定につながる。

 ⑧    参加者の感想

     ・マニュアルの重要性を再確認し、徹底して実践する事が大切だと感じた。

     ・試合中は緊張の連続だが、臆する事なく判定基準をしっかり示し、より良いゲーム運営に

      努めたいと思う。また、失敗を恐れず色々な経験を積み、プレイヤー、コーチ、観客など

      全ての人から信頼される審判員になりたい。

     ・女性の場合、結婚・出産・育児など、様々な事情の中での審判活動となるが、このような

      講習会を通して、厳しい中にも充実感を持ち、お互いが理解し合えるような風土を確立して

      ほしい。

 ⑨    所感

     平成23年度から継続しておりますこの講習会も3年目を迎え、女性審判講習会として

   定着してまいりました。今年度もご支援・ご協力くださいました家庭婦人連盟の皆様・

   選手の皆様に厚く御礼申し上げます。

    今大会は、選手はもちろん、審判員も全員女性ということもあり、自身のバスケットボール

   に対する取り組み方を振り返り、見直すといった良い機会となりました。

   審判員としての目標はそれぞれ異なりますが、共通テーマである「信頼される審判員」を

   目指し、レベルアップを図りたいと考えております。

    今後も、愛媛県バスケットボール協会の皆様には色々とご協力をお願いするかと存じますが、

   何卒ご支援くださいますよう宜しくお願い致します。

 

以 上


【参加報告書】都道府県対抗ジュニアバスケットボール大会 2014

2014年04月04日 | 研修会参加報告書

標記の件について、二宮氏より報告書が届いておりますので掲載いたします。

 

 

審判講習会 参加報告書

 

 この度参加しました、審判講習会について報告します。

講習会名

(大会名)

東日本大震災復興支援
第27回都道府県対抗ジュニアバスケットボール大会 2014

参加者

(報告者)

 二宮 光司                (所属カテゴリー)中体連

期 日

平成26年3月27日(木) から  平成26年3月30日(日)

会 場

東京体育館・さいたま市記念総合体育館

講 師

田中光夫氏、中山泰夫氏、岩田千奈美氏、渡辺整氏

参加者

 

報告①(3/27)

東京体育館

 

実技講習

ゲーム

 

□実技講習  講師 渡辺 整・玉木彰治氏

■講習内容 

 ・ウォーミングアップ

 ・ハーフコート3対3でスローイン位置を変えながら、ボクシングイン、スペースや視野の分担確認

 ・ハーフコート5対5でスローイン位置を変えながら、ボクシングイン、スペースや視野の分担確認

□ハーフゲーム 高校生男子 飛龍 対 横手清陵

主審 永井 淳夫氏(岡山県) 副審 二宮 光司 コート主任 玉木 彰治氏

■指導内容:脚力、動体視力が優れているだけに、もっと良い位置を見つけて長くプレーを見るようにすること。レシーバーにもっと視野をあてること。リードが近いので下がること。以上のことを意識してゲームに入るようご指導いただいた。

報告②(3/28)

さいたま市記念総合体育館

ゲーム

 

□ゲーム 男子予選Eリーグ 長崎 対 青森

主審 北島 寛臣氏(A級埼玉県) 副審二宮 光司 コート主任 山内 正隆氏(A級長野県)

■ミーティング内容

成果・トレイルからのペネトレイト、エンドライン側に下がっての横の位置関係の視野がよくとれていた。ハイポストの確認ができている。

  ・深い位置のトレイルからニューリードへと受けるトランジションができていた。

課題・リードでの体の向きをもう少し角度を付けると、ブラインドができにくい。

  ・取り上げる現象の精選(選手の能力、チームの戦術、選手の位置関係などを考慮する)

  ・トレイルからもっと積極的に判定してよい。(リングに向かうプレー、特に①、②から⑥、⑤エリアに向かうとき)

  ・リードでのブロッキングとチャージングの判定を確実に行う。

報告③(3/29)

東京体育館

ゲーム

□ゲーム 男子決勝トーナメント1回戦 兵庫 対 群馬

主審 杉浦 元一氏(A級東京都) 副審二宮 光司 コート主任 武藤 陽子氏(A級茨城県)

■講習内容 及び ミーティング内容

成果・トレイルでの位置取りがリバウンドの状況によって、ペネトレイトするのか広く見るのかを使い分けられていて良い。

  ・判定の基準が2人とも一定で、危機管理の共通理解もとれていて良い。

課題・リードでもっと右側に移動して確認しても良かった。

  ・リードでブラインドを作らないように、角度をつけて確認するようにしたほうがよい。

  ・取り上げた現象の影響を考える。(選手のリズム、スピード、バランスが崩れていたか)

  

所感

 今回初めて、全国の舞台でレフェリーをさせていただき、本当に良い経験になりました。本部や運営の方々に支えていただきながらこの大会が開催され、選手だけでなく審判員もこの大会でコートに立てることを感謝しなくてはいけないと感じました。

 今大会を通して、審判部の藤代氏・御手洗氏から言われた「我々は選手に正しいバスケットをさせ、よりレベルの高い選手の育成に関わっていることを常に感じなければいけない」との言葉のとおり、よく確認し、いい位置、いいタイミングで笛を鳴らしていくことの大切さを改めて感じました。

 様々な審判員や主任の方々からの指導や助言、レベルの高い試合の割当をいただいたことに感謝し、今夏の香川全中、来年度の都道府県対抗につながるよう県内での研修に努めたいと思います。

 今回、このような機会を与えていただき、貴重な経験をさせていただき感謝しています。ありがとうございました。