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愛媛県バスケットボール協会 審判委員会

愛媛県バスケットボール協会 審判委員会からのお知らせ

第44回 三戸杯争奪バスケットボール大会(中四国女性審判講習会)

2017年08月17日 | 研修会参加報告書

審判講習会 参加報告書

平成29年8月12日

報告者  金谷 純代 

 

 この度参加しました、審判講習会について報告します。

講習会名

(大会名)

 第44回 三戸杯争奪バスケットボール大会(中四国女性審判講習会)

参加者

(報告者)

 金谷 純代 (所属カテゴリー)クラブ連盟

期 日

 平成29年8月4日(金)  から  平成29年8月6日(日)

会 場

 誠英高校・防府高校・防府西高校・ソルトアリーナ

講 師

甲斐 清氏(鳥取県:JBA-S級審判員)

小島慶子氏(香川県:JBA-S級審判員)

有澤優子氏(山口県:JBA-A級審判員)

参加者

中国ブロック 29名 四国ブロック 7名

報告①

■ 講義

 

講師 甲斐 清氏  テーマ『ゲームに臨むにあたっての心構え』

講師 小島慶子氏  テーマ『女性審判員としてのモチベーション及び資質の向上』

講師 有澤優子氏  テーマ『信頼される審判員に必要な要素』

    映像研修『正しい判定をするための根拠の追求(ルールの理解)』

 私たち講習生の為に、丁寧にご指導頂いた講師の先生方に心から感謝しております。講義を聞く中で、自分の人間性を高めていくことが、よい判定につながることに直結すると、強く感じることができました。オフ・ザ・コート、オン・ザ・コートでの自分の在り方を見つめ直すよい機会ともなりました。信頼される審判員になるために、ルールブックに書かれてある『まえがき』をもう一度熟読し、それに見合った審判員となれるよう精進したいです。今の変化にしっかりとアジャストできるように、情報収集にも尽力したいです。映像研修を取り入れて頂いたことで、その判定に至った根拠が説明できる力量が必要であり、自信を持って判定するためにもルールの正しい理解が大切であることを再確認することができました。講義の中で、今回の割当ゲームに臨むにあたっての心構えや、取り組んでいかなければならないことを明確にご指導頂き、自分の課題に積極的にトライすることができました。

報告②

■ 実技講習

■実技講習  講師 甲斐 清氏

■講習内容 練成会(会場:誠英高校)   10分ゲーム OR 15点先取 制

 プレゼンテーションの大切さ  自分のプライマリーの責任ある判定

 メカニックの理解(オープンアングル、クロスステップ、体の向き) RSBQ

 ガイドラインの確認 ハンドチェッキングの判定 など

 

 三戸杯前に練成会に参加させていただきました。実技だけでなく、他の審判員のゲームを見ながら、甲斐氏より細やかな助言を頂いたり、仲間と意見交換する時間を取ることができ、有意義な時間となりました。

報告③

■ ゲーム

 

■ゲーム  大社(島根) VS 誠英(山口)

主審 金谷 純代(報告者) 副審 入江佳緒莉(島根)

■ゲーム  誠英(山口) VS 県広島商(広島)

主審 金谷 純代(報告者) 副審 山本尚恵(山口)

■ゲーム  奈良文化(奈良) VS 徳山商工(山口)

主審 金谷 純代(報告者) 副審 上田馨子(広島)

 講師の先生方の講義を受け、自分に多くのことを問いかけ、トライを繰り返すチャンスを頂きました。愛媛県の国体に向けて取り組んできたものがコート内で発揮されている、と講評いただいたことで、自信となりました。声を使ったプレゼンテーションや、オープンアングルでの判定、ガイドライン(特に手の使い方)については、積極的な判定にトライすることができました。また、立ち姿や走り方など、コート内での姿への意識も高めることができました。3日間を通して見つかった課題は、リバウンド時の触れ合いに対する判定、タイムクロックの管理、クロスステップやスペースを捉えるために移動したことでストレートラインになり判定できなかった現象に対応すること、6番エリアで起こるOOBの協力などが見つかりました。長くプレイを捉え、丁寧に現象を見極める力の育成にも努め、自分のプライマリーエリアでの現象に責任を持って判定できる力を養っていきたいです。

所 感

 同じ志を持った仲間と切磋琢磨しながら取り組めた3日間は、私にとってとても有意義なものでした。同じ女性審判員の姿を見て、多くの刺激を頂くことができました。プレゼンテーションによって、大きく印象が異なることを学ぶことができ、実践することができました。メカニック・ルール・バスケットボールの技術の理解こそが正しい判定につながり、その積み重ねが信頼につながると実感することができました。練成会においてのご指導、2日間におけるゲームでの実践、そして3回の講義・映像研修、自己研鑽のための映像配信など、充実した内容ばかりであり、私達のためにご尽力頂いた方々に感謝の気持ちでいっぱいです。この学ばせて頂いたことを必ず自分の力にして、頑張り続けたいと思います。このような機会を与えて頂いたことで、中四国ブロック審判員との交流を深めることができたことは、私の財産となりました。山口県バスケットボール協会有澤様・中村様をはじめ、山口県の審判員の方々には様々な面でお世話になりました。また、今大会の派遣にお力添えを頂きました方々に、厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。


平成29年度全国高等学校総合体育大会バスケットボール競技大会 第70回全国高等学校バスケットボール選手権大会 審判研修会

2017年08月17日 | 研修会参加報告書

審判講習会 参加報告書

平成29年8月23日

報告者 前田 周二

 

 この度参加しました、審判講習会について報告します。

講習会名

(大会名)

平成29年度全国高等学校総合体育大会バスケットボール競技大会

第70回全国高等学校バスケットボール選手権大会 審判研修会

参加者

(報告者)

 前田 周二 (高体連)

期 日

 平成29年7月24日(月)  から  平成29年7月28日(金)

会 場

 福島県 あづま総合体育館・国体記念体育館

講 師

佐藤誠・清水幹治・相原伸康・片寄達・平原勇次・古橋雅一・岩木太郎・大谷英樹

参加者

58名

報告①

■ 講義

■講  義  講師 片寄 達 氏  

テーマ『2017-18 JBAプレイコーリング・ガイドライン』

(1)悪い手・腕・ひじの整理

  ・RSBQに影響するのかどうかの判定をしっかり見ることの重要性。

  ・ハンドチェックについては、ふれあいの度合いではなくしっかり整理すること。

  ・ディフェンス・オフェンスにかかわらず公平に整理する必要性。

(2)スクリーンプレイ

  ・リーガル・スクリーンの3つの原則をしっかり認識し、当てはめる事。

(3)ブロッキング・チャージング

  ・リーガル・ガーディング・ポジションの概念の理解。

  ・インパクトが大きいふれあいの場合、オフェンスに責任がない場合はディフェン

   スのファウルとして取り上げるべき。ノーコールは不適。

(4)プロテクト・シューター

  ・オフェンス側プレイヤーの着地する場所を確保する権利を認識する。プレイ

   ヤーをけがから守ることの重要性の理解。

(5)アンスポーツマンライクファウル

  ・タクティカルファウルとの選別。

  ・ハードファウル、ラスト・プレイヤーのシチュエーション等、しっかり説明で

   きる状況をしっかり判断しておくことの重要性。

(6)プレイヤー/コーチのテクニカルファウル

  ・「Respect for the game」の精神

(7)フェイク

  ・基本的な考え・処置の理解

(8)トラベリング

  ・軸足の踏みかえ、軸足のずれ、突き出しの遅れの3点をしっかり認識しておく。

  ・吹き逃さないことと、両チームの同様の状況を見逃さない意識。

報告②

■ 実技講習

■実技講習(2日間)  講師 清水 幹治 氏 ・ 大谷 英紀 氏

(1)レポート

   声をしっかり出して、はっきりとレポートを行う。本戦ではより大きな声でし

  っかりと伝えることが重要。

(2)エリア1・6、45°からの1対1(トレイル)…下がるのか、右へ動く(クロス

  ステップ・ペネトレイト)することを選択する。ハンドチェック、トラベリングの

  見極めもしっかりと行う。ガイドラインの徹底。

(3)エリア1・6、45°からの1対1(トレイル・リード)…どちらの方向への1

  対1になっているのかをしっかり見極めて、いい位置取りをする。ハイポストの

  高い位置で見えにくいところはトレイルに任せ、無理に見に行かない。

(4)エリア6のポストアップ(トレイル・リード)…セットアップポジション・ク

  ローズダウン・スイッチサイドを判断する。プレイを見て、思い切って右へ行く

  のか、トレイルに任せて逆サイドのあわせに備えるのか。

(5)3対3(スイッチサイド)…プレイにアジャストすることの重要性。

■所感

  トレイルの動き方での迷いがあり、その答えを探そうと粘ってみたが、なかなか

 自分のものにできたという実感は正直なかった。講師の先生も、「答えはない。様

 々なケースを判定し、トライする中で、引き出しとして今回の判定を生かしてほし

 い。」という言葉が終始であったので、今後自分自身が審判としてコートに立った時 

 に、様々な引き出しのトライを行っていく必要性を感じた。リードではセットアップ

 ポジションにステイしすぎる事、スイッチサイドの判断力、トレイルでは右へのクロ

 スステップなのか下に下りて見に行くペネトレイトなのか、講習生全体として課題が

 あるとの指摘であった。まさに自分自身もその課題についてより大きく感じ、これか

 ら克服していかなければならないと痛感した。

報告③

■ ゲーム

■ゲーム  主審 漆間 大吾(S級) 副審 前田 周二 主任 宇田川貴生 氏

 男子1回戦

正智深谷(埼玉) 対 県立能代工業(秋田) 

(1)プレカンファレンス

   ・ガイドラインの再確認。一つ一つのケースを動画を見ることで、お互いの共

   通理解・同じ判定基準を確認する。特にハンドチェック・トラベリングの2点

   においてはかなり詳しく、時間をかけて行った。

(2)ゲーム後のカンファレンス(宇田川氏の指導・助言)

   ○主審の漆間氏が1Qで基準を作ってくれたので、吹きやすかったのではない

    か。2Q以降はよく笛もなるようになり、後半にかけてよくなっていった印

    象であった。1Qから同じ基準でしっかりとらえて、もっと積極的に判定し

    に行く必要がある。自分のプライマリーをもう一度理解する必要性がある。

   〇自分自身を動画で見てみる必要性がある。なぜこの動きになったのかを動

    画で見て、それを一つずつ検証していくことが大切である。

   〇スイッチサイドをもっと積極的にするべきである。以前に比べて右への動

    きが減ってしまっている傾向が全体としてあるが、もっと右へ行くことが

    大切である。

   〇トレイルの動きの中で、プレーヤーの背中を見ている位置取りが多くみら

    れた。背中を見ることがないようにもっと下りてみることが大切である。

   〇一つのプレーを長く見れる位置取りを早くとることが大切である。そのた

    めに足を動かして、オープンアングルで見るのか、セットアップポジショ

    ンでよいのか、しっかり判断して、良い判定につなげなければならない。

   〇リバウンドの時に、落ちる可能性の高い場所への飛び込みも含めたポジシ

    ョンどり、視野の確保をしていく必要性がある。

所感

 今回の研修では、新しい動き方やガイドラインの理解において、答えが出ていない状況での研修会参加であったので、常に悩みながらの5日間であった。しかし、本戦を終えて、宇田川氏・漆間氏の助言やアドバイスを多くいただき、ようやく頭の中での理解とコート上での判定につなげていくための動きがつながったように思う。ゲームを終えてのミーティングでは、宇田川先生にかなり長い時間をかけて説明をしていただき、今まで悩んでいたことが一つ一つ解決されていく実感を持つことができた。また、主審としてともにコートに立った漆間氏の動きや判定を目の当たりにすることで、どのように動けばいいのか、またどのような判定基準をしっかり持つべきなのか、体験的に知ることができたのは大きな収穫であった。

 愛媛国体の開催に向けて、また今後の自分自身の審判活動においても、大いに生かすことのできる充実した研修会に参加できたことは本当に良かったと思う。この経験を自分自身しっかり生かすとともに、愛媛県の審判員の方々とも共有し、切磋琢磨していきたいと思う。このような機会をいただき、本当にありがとうございました。


平成29年度全国高等学校総合体育大会バスケットボール競技大会審判員選考会 兼 第58回全国高等学校バスケットボール専門部審判研修会

2017年08月17日 | 研修会参加報告書

審判講習会 参加報告書

平成29年8月17日

報告者 小笠原 淳

 

この度参加しました、審判講習会について報告します。

講習会名

(大会名)

平成29年度全国高等学校総合体育大会バスケットボール競技大会審判員選考会 兼 第58回全国高等学校バスケットボール専門部審判研修会(平成29年度全国高等学校総合体育大会バスケットボール競技)

参加者

(報告者)

 小笠原 淳 (中予高体連)

期 日

 平成29年7月24日(月)  から  平成29年7月28日(金)

会 場

 福島県営あづま総合体育館、橘高等学校(福島県)

講 師

佐藤 誠  清水 幹治  相原 信康  片寄 達  平原 勇次  吉橋 雅一   岩木 太郎  大谷 英紀

参加者

鈴木悟 松尾諭 加藤始 橘貴志 三瓶吉人 佐藤匠 土門亮太 川満有紀 山﨑雅洋

小澤朋克 小原宏太 大川尚 松永航平 五十嵐菜美 山口尭彰 石川丈晴 大澤尚樹

鈴木宏 板井巌 小田原誠 長谷川雅之 下東綾 手塚清孝 江取大介 片野真 内山孝介

松本拓真 近藤賢 竹平圭吾 神山安奈 渡邉浩二 中澤久馬 大倉哲也 嶋田博昭

笹本拓 髙橋直子 田中真 寺田雄一 前花直哉 熊本裕一朗 野口祥寛 阿部知裕

仲地祥吾 前田周二 川島浩輔 和田敏文 紀伊孝哉 山田勝真 有馬信太 佐田明美

長田大輔 隈元ゆみこ 原田拓朗 石嶺良方 上田浩司 香野学 羽田直輝

報告①

レ 講義

(該当に レ)

□講  義  テーマ『判定力の向上に向けて

~ガイドラインと2POメカニクスの共通理解~』

■講習内容 及び ミーティング内容

 ガイドラインの確認が行われた。まず、「悪い手・腕・肘の整理(ハンドチェッキングを含む)」ということで基本的な考え方やファウルの3原則、具体例について示された。3原則については特に影響の部分で、オフェンスのR(リズム)S(スピード)B(バランス)Q(クイックネス)に影響のない触れ合いは取り上げない、ハンドチェックについては触れ合いの度合いで判断せず整理すべきだと説明を受けた。

 一項目ずつ確認されたが、のちに講義の内容になるブロッキング・チャージングの判定について、トラベリングについてのことや、プロテクト・シューターについては特に強調されていたように感じた。最後に、「ゲームを尊重すること」に確認が行われ、1日目の講義は終了した。

報告②

レ 実技講習

(該当に レ)

□実技講習  講師 平原 勇次氏  岩木 太郎氏

■講習内容 及び ミーティング内容

 2POの分解練習が行われた。まず、ハーフコートで、センターラインからスタートし、リードに入り、ファールをコールする、一連動作の確認を行った。

 センターラインから移動し、セットアップポジション→クローズダウン→ローテーション→戻る→ファールをコールするの順。セッアップポジションの時の体の向きはエンドラインと平行にならず、内側に体の向けることを指導された。個人的には笛の音の小ささを指摘された。

 リードの分解練習では、トップにボールがあり、自分がクローズダウンの場所にいるところからスタートし、エリア3にボールが移動してからの1対1について練習した。ベースライン側のドライブのスペースをみること、ミドル側へのドライブに対しては、ノーワーキングエリア に入って判定してもいいことを指導された。

 トレイルの分解練習は、エリア1の1対1からのドライブの判定を行った。スペースをみるためにクロスステップを使用することを指導されたが、必ずしも使用するべきではないことや、フィニッシュの部分では再度位置取りを考える必要があることが、強調されていた。

報告③

レ 講義

(該当に レ)

□講  義  講師 平原 勇次氏  岩木 太郎氏

■講習内容 及び ミーティング内容

 映像を見ながら、トレイル、リードの判定した位置、プロテクトシューティングやブロッキングかノーコールか微妙なものをグループ内でディスカッションした。

 トレイルについては、エリア3にボールがあるときに、遠すぎず、またミドルドライブに対応できるような位置にいることについて、様々な意見があった。リードのことでは、エリア5のプレイについて、ノーワーキングエリアで判定していいことや、ある程度起こっているプレイの近くにいることが大切だと指導された。

 プロテクトシューティングについては、シューターへの厳しいシュートチェックを見定めることが確認された。(プレイのレベルが上がれば、シューターの方が倒れるプレイも出てくる。)

 ブロッキングかノーコールかの判定では、RSBQやリーガルガーディングポジションのこと、オフェンスとディフェンスのどことどこが接触していたかなど、研修生の中でも大きく意見が分かれた。講師からは、どのような判定をしても説明責任を果たせるように判定をするよう伝えられた。

報告④

レ 実技講習

(該当に レ)

□実技講習  講師 平原 勇次氏  岩木 太郎氏

■講習内容 及び ミーティング内容

 オールコートで、一連動作の確認を行った。内容は、①トレイルとしてボール運びをジグザグに追従する ②フロントコートエリア1で3Pのジェスチャー ③ニューリードとして、セットアップポジション→クローズダウン→コール だった。

 次にハーフコート4対4(センターラインまで攻守交代有)を行った。特にショットクロックがラスト10秒からプレイがスタートされ、時々わざと講師によりオフェンスリバウンド後14秒にリセットされない状況が作られ、トレイルのショットクロックの管理を厳しく指導していた。

報告⑤

レ ゲーム

(該当に レ)

□ゲーム 男子 実践学園(東京)対 東海大学付属諏訪(長野) 

主審 小笠原 副審 近藤 賢(愛知県) コート主任 平原 勇次氏

■講習内容 及び ミーティング内容

・プレゲームカンファレンス

 モデルゲームの最終ゲームということで、担当校がゲームするのを副審の近藤氏と観戦し、特徴をつかむことができたと思う。特にポストプレイの接触や悪い手の使い方、アウトサイドの手の使い方をガイドラインに沿って判定していくことを確認できた。

・反省と次の課題

 ゲーム後、主任の平原氏から言われたことは、見えたものを吹くこととコート内で起こったことを把握していることだった。また、判定できているが、プライマリーとセカンダリーについての理解の曖昧さや、リード時にローテーションしてエリア4にボールが飛ばされたとき対応の仕方を指摘された。プレゲームカンファレンスで話し合っていたが、手の使い方や、ガイドラインの徹底については、まだ改善点があると感じた。

報告⑥

レ ゲーム

(該当に レ)

□ゲーム 女子1回戦 聖和学園(宮城) 対 東海大学付属諏訪(長野)

主審 原田 拓朗 (鹿児島) 副審 小笠原  コート主任 片寄 達氏

■講習内容 及び ミーティング内容

・プレゲームカンファレンス

 研修会で言われた、ガイドラインの徹底ついて、手の使い方、スクリーン、プロテクトシューティング等確認した。また、ショットクロックの管理について、どのエリアでプレイが起こっているかでどちらが管理するか、細かく確認した。

・反省と次の課題

 特にハンドチェックについて、原田氏が基準を示してくれたので、個人的には大変勉強になった。モデルゲームでもあったことだが、ローテーションするかしないかの判断ができると、よりいい判定ができたように感じた。また、主任よりトレイル時のエンドラインのアウトオブバウンズでは、ショットクロックの確認をするよう指摘を受けた。

所 感

 今回の研修会と本戦のゲームは、このような貴重な経験ができ、個人的にかなり勉強になった。ただ、今まで自分がしてきたことや取り組みでは、対応することがかなり厳しく感じた。特にガイドラインのことやエリアの責任については、まだまだ勉強不足で、より自分で学んで、対応していきたいと思う。また、全国のレフリーの方々と情報共有することができたことが、よい刺激になっており、今後のレフリー活動にいかしていきたい。

 今回、一番印象に残ったことは、判定に責任を持ち、きちんとした説明責任を果たせるようにすることだ。どのような判定をしても、判定の内容を説明でき、納得してもらえる、信頼のおける審判になれるよう、えひめ国体まであと数ヶ月しかないができる取り組みをしていきたい。

 今回はこのような機会をいただき、大変ありがとうございました。


JX-ENEOS第48回全国ミニバスケットボール大会

2017年04月11日 | 研修会参加報告書

審判講習会 参加報告書    

 

 この度参加しました、審判講習会について報告します。

講習会名

(大会名)

JX-ENEOS第48回全国ミニバスケットボール大会

参加者

(報告者)

木村 晃伸 (所属カテゴリー)中予ミニ連

期 日

平成29年3月27日(月)  から  平成29年3月30日(木)

会 場

国立代々木競技場第一体育館、第二体育館

講 師

中山 泰夫氏・吉田 正治氏・平 育雄氏・小坂井 郁子氏

参加者

審判委員長・委員20名、派遣審判員99名

報告①

実技講習

ゲーム

 

□ゲーム  主審 中野 貴晶氏(滋賀県)   副審 木村 晃伸(報告者)          コート主任 篠田 雅智氏(大分県)

■講習内容 及び ミーティング内容

東京都 対 秋田県《女子》

・リードとトレイルの役割分担、プライマリーなどの確認

・エリア1からエリア6へのドライブ、エリア3、4付近からのミドルドライブは、トレイルが下におりてスペースをとらえられるポジョションで見ること

ゲーム主任より

 一試合を通して、良い意味で審判の存在感がなく選手がスムーズにプレーをできていた。

 その中で、いけないものをしっかりとらえられていた。判定に対するベンチからのアピールもなく、スムーズにゲームを進められていた。

 どっしりと構えているが動きが少なすぎる。また、プレーに遅れていることが何回かあった。

 秋田の#4がチームのキープレイヤーだったが、そこに対するDFの守りはどうだったのかそこの判定もきっちりとしていればもっとすっきりしたゲームになっていたのではとの指摘をいただいた。

報告②

実技講習

ゲーム

□ゲーム  主審 野尻 秀郷氏(福井県)    副審 木村 晃伸(報告者)              コート主任 一色 渉氏(茨城県A級)

■講習内容 及び ミーティング内容

滋賀県 対 島根県《男子》

・ゲームの早い段階でこちらの基準を示すこと

・プレーに遅れないように常に準備をしておくこと

・過去にタイマーの不具合が起こったことがあったので、TOの管理も怠らないこと

ゲーム主任より

 一つ一つのプレーをとらえようとしているのは感じるが、もっとプレーを全体的にとらえられることができるよう、チームが何をしようとしているのかを感じとること。

 最初はグッドポジションにいたのに、そのプレーにだけに集中していたため、ボールが逆にふられた時にバットポジションにかわり判定ができてなかった場面があった。

 プレーを全体的にとらえることができる位置取りと、アングルの取り方を今後追及していく必要がある。

 また、ゲーム中、考えすぎるのは良くないとの指摘をいただいた。

所 感

 今回、初めて全国ミニバスケットボール大会に参加させていただき、最終日に割当をいただくことができず、自身の力不足を改めて痛感いたしました。

 判定にあたって、まずコート上でどのようなプレーがあるのかを知っておくこと、一つのプレーに対してリードとトレイルの役割分担と協力が必要であること、プレゲームカンファレンスで話し合ったことが、ゲーム中、忘れがちになる。そのためにはゲーム中にパートナーと話し合いをすることが大切であることを学びました。

 また、講師の小坂井郁子氏より、2POのメカニックも変わることなるが、レフリーにとって一番大切なのは判定をすることであるとのアドバイスをいただきました。

 愛媛国体まで、あと半年余りとなりましたが、まだまだ力不足が否めませんが、その中で今回学んだことをオンザコートで実践し、本番のコートに立てるよう取り組んでいきたいと思います。

このたび、全国ミニバスケットボール大会に派遣させていただいた、愛媛県バスケットボール協会のみなさまには深く感謝申し上げます。


第48回全国ミニバスケットボール大会

2017年04月11日 | 研修会参加報告書

審判講習会 参加報告書  

 

 この度参加しました、審判講習会について報告します。

講習会名

(大会名)

第48回全国ミニバスケットボール大会

参加者

(報告者)

   中川 知彦  (所属カテゴリー)東予ミニ連

期 日

平成29年3月28日(火)  から  平成29年3月30日(木)

会 場

国立代々木競技場第一体育館・第二体育館

講 師

中山泰夫氏、吉田正治氏、平育雄氏、小坂井郁子氏

参加者

審判委員長・委員23名、派遣審判員99名 計122名

報告①

ゲーム

 

□ゲーム  女子予選リーグ 埼玉 vs 愛知

主審 及川宜彰氏(宮城県)

副審 中川知彦(報告者)

主任 山野辺智晴氏(関東ブロック審判長)

 

■講習内容 及び ミーティング内容

(プレゲームカンファレンス)

・エリア3~エリア4での受け渡しの確認。

エリア6に行くタイミングとアウトオブバウンズの協力を確認した。

 

(ゲーム後コート主任より)

・足を運んでプレイを見に行こうという姿勢は良かったが、目の前のプレイを追いすぎて次のプレイに遅れて動きながらの判定になってしまっていることがあった、もう少しワイドに捉えて相手レフリーの位置や視線を確認しながら位置取りをすること。

・DFの手の当て方や抜かれ際の接触をもう少し整理するべきであった、相手審判が判定したものを確認して、擦り合わせたほうがよかったものがあった。

などの、ご指導を頂きました

報告②

実技講習

ゲーム

 

□実技講習  講師 吉田正治氏(日本協会)

□ゲーム  男子予選リーグ 栃木 vs 青森

主審 中川知彦(報告者)

副審 高梨保樹氏(広島県)

主任 大森弘幸氏(長野県)

 

■講習内容 及び ミーティング内容

(プレゲームカンファレンス)

・エリア3~4の受け渡し、ディレクションやリバウンドの協力、ビッグマンが両チームともにいるのでリードでエリア6に行くタイミングを確認した。

 

(ゲーム後コート主任より)

・ビッグマンに対するプレイについては工夫して捉えていたが、ゲーム終盤ではより意識して判定した方がよかった

・相手のエリアを鳴らしているケースがあった、プライマリーについて意識する必要があった。

(講師より)

・キーマンとなる選手に対してのディフェンスで、プレイの捉え方は正解であるが、足元への意識が弱いように感じた。

・選手の転倒により時間を止めて対応したケースについて、スキルの高いプレイヤーではあるが、ベンチと連携して交代させる等の円滑な運営を心掛けた方が良かったのではないか。

・リードでエリア6に行くタイミングについて、トレイルだけでは見切れない状況である時には積極的に足を運ぶようにするといいとアドバイスを頂きました。

・トレイルでペネトレイトを頻繁に行っていたのはとてもよかった、特にエリア6まで下がる(ダウンペネトレイト)を行い、リバウンドに備えることはこれからも続けてほしい。

などのご指導を頂きました。

所 感

  今回、初めて全国ミニバスケットボール大会に挑戦させて頂きました。

挑戦するにあたって、機会を与えてもらった関係者や、後押しして下さった方々のために多くのことを吸収して帰県しようという強い気持ちを持って参加しました。

 

大会を通して、ミーティングや他県の方のレフリングを拝見し、さまざまな人と交流をする中で、日頃自分が感じていることが間違いではないという確信が持てました。

今の自分に出来たこと、出来ていないこと、今後取り組んでいくべき課題が明確になった非常に価値のある大会でした。

 

このような貴重な経験をさせて頂いた全ての方に深く感謝申し上げます。

誠にありがとうございました。

 

この経験を愛媛国体、そして今後の活動に活かしていきたいと思います。