チャンスだ、ソレッ！

それは、先日から機を窺っていた。



ジャスミン（猫）を動物病院に連れて行かないと。
今月はジャスミン（猫）の３種混合ワクチンの接種月なのだ。



ジャスミン（猫）は、それを知ってか知らずか、



私が狙おうとすると、



すぐさま危険を察知するらしく、



慌てて高いところへ逃げてしまう。



でもジャスミン、それって困っているよね。



爪も伸びていて、なんとしても切りたい。



そんな昨日は動物病院のお休みの日。今日こそなんとか行かれないものか！



朝からふたり（ジャスミン/猫、アリス/犬）の様子を目で追っていた。
そうこうする内、時、既に昼。



ん？　んんん☆！
ふたりは昼食後のお昼寝タイム。



そうか☆！　これってまさしくチャンスだ☆！　ハッ！と気づく。
寝込みを襲ったら悪いが、そうも言ってはいられない。

ベッドの中に籠っていたぬっくぬくのジャスミン（猫）を掘り起こし、



カバーに潜っていたアリス（犬）を抱き寄せて服を脱がせ、あっという間に準備完了☆



アリス（犬）が最後の抵抗を試みていたが、敢えなく御用。



だって、アリス、アナタは爪切りだけ。痛いこと何にもされませんよ。

病院に着くと、アリス（犬）はトリミング部屋に連れて行かれてしまった。



ジャスミン（猫）を診察台に上げると、ジャスミンはコッソリ下りようと努力中。
ダメダメ、ちゃんと体重が測れないでしょ。

このところ、ついついオヤツを奮発していたので気になっていたが体重は３．４３ｋｇ。
良かった、太らせていなかった！



熱も平熱。

『ジャスミンちゃん、もしもしさせてね～♪』とＮ子先生。



Ｎ子先生、ジャスミンをあやしながら、聴診器を当てた。
そうか、「もしもし」ってそういう意味か☆！



爪を切り終わり、脱脂綿でお尻を拭こうとしたら、ジャスミン（猫）がｳｳｳ)))と駄々をこね始めた。



Ｎ子先生、『まだ何にもしていませんよ、見てみて？』

私は吹き出しそうになるのを必死でこらえる。
「見てみて」ったって、ジャスミン（猫）が後ろを振り向いて自分のお尻を見るワケがない。



そうこうする内、お尻にチックン。　ジャスミンはおとなしかった☆

そして、家に帰ってから常にジャスミン（猫）の動向に目を配る私。

先日私がインフルエンザの予防注射を打った後は、注射跡は痛いしだるくなったものだ。
ジャスミン（猫）の具合が悪くなったら、すぐに病院に来てくださいと言われている。

ジャスミン、夕飯はペロリと完食。　そして、今。



食器棚の上のハマナカベッドから、ｽﾋﾟ～♪ﾌﾟﾌﾟ～♪と小さな規則正しい寝息が聞こえる。
良かった、大丈夫そうだ。ジャスミ～ン、今日はお疲れ様。



後でオヤツを奮発してあげようね♪


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