さっきまで奥の通称猫部屋、別名物置き部屋に居た筈のジャスミン(猫)……
が、居ない。
とは言うものの、私は偶然、ジャスミン(猫)がちょうど中に潜ぐろとする瞬間を見たのだ。
だから、居場所は知っている☆
もしあの時見ていなかったら、また散々探すんだろうな。
ね、ジャスミン♪
パタンと閉まっている扉を開けて、わざわざ中に入り込んでいる。
なので私も、わざわざ扉を開けてカメラを潜入~♪
ジャスミンは此処が気に入ったらしくずいぶん長いこと籠っていた。
それから2時間くらい経って、
今度はそこですか?
その後、1分も経たないうちに、今度は
そこね。
はい、わかりましたよ~。
居場所がすぐにわかっても「どこかな?どこかなぁ~?」と探してやる、気の遣いよう♪
そんなジャスミン(猫)と私のやり取りを、アリス(犬)が部屋の入口でジーーっと見ていた。
そして、『アリス(犬)もこっちにおいで~♪』と声を掛けたら、プィと居なくなり
口にはお気に入りの赤いホネのおもちゃを咥えて来た。
これで私の気を引こうとしているのである。
いつもは自由にこちらの部屋に出入りしているのだが、私と遊んでいるジャスミン(猫)に遠慮。
入口から一歩も入らず、赤いホネをツンツン鼻先で前に転がそうと努力している。
いじらしいヤツ♪
もちろんこの後は、赤いホネを放って、持って来いゲームで走らせてやった。
夜も更けて、さ、寝ますよ~。
そう言うと、奥の部屋のロッジに居た筈のジャスミン(猫)が後を追って来た。
そして、私と同じ部屋の猫ベッドへ。
家の中のどこに居ても、夜は私のそばに居たいそうです♪