あ、ジャスミ~ン、お早う~♪
爪をバリバリ磨く音で目が覚めた。目覚ましは後10分で鳴るところ……。あと10分なのに。
仕方ない、起きるか。
それにしても、その爪とぎ、もうオンボロだなぁ。
ジャスミンの爪とぎは、端っこしか使わない。 まぁ、そのために糸ノコを買ってはある。
ジャスミンは私を起こすだけ起こして、私のベッドには来てくれず、またタンスの上に上って行った。
奥の部屋に行ってみると、先日まで辛うじてぶら下がっていた毛布は、
↑ これ。
今朝はとうとう下に落とされていた。 椅子を持って来て、毛布を戻してやる。
でも、又、オカァサンの毛布にも来て頂戴ね。
今はアリスが使っているけど。
昨日はものすごく寒かったが、今日もまたまた寒い!
昨日はうっかり薄着で外出して震えあがったものだ。
降り立った駅前のユニクロで思わずパーカーを買い、薄いコートの下に着込んで暖を取るほど。
まだまだ用心をしなくてはいけない。
今日は晴れるかと思い、思わずアリスのベッドのマットを洗ってしまったのだ。
アリス~、もうちょっと待っててね。
あまりにも寒いのでストーブをつける。
部屋が少しだけ温くなった。
アリスも、呼んでいないのにやって来た。
アリスのマットはもう乾いていたが、ストーブの前で温めてやる。
そして、しばらくして、マットをケージの中に入れてやるかな、とマットを取ろうとひざまずいた瞬間……
ちょっとぉ~。 間髪入れずに私の膝に乗って来たちゃっかりモノ。
すっかり寛がれてしまった。この甘えん坊め。
結局、身動き取れなくなった私。(デレデレ)
本当に皆、快適な場所を見つけるのがうまい!
そうですよ~、ジャスミン、そこ、オカァサンが毛布を戻してやったんですよ。
まぁ、お礼を言ってもらわなくても、快適そうな顔を見るだけで十分だけど、ね
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