ジャッスミ～ン、ちょっと聞いて。
今日、オカァサン、夜お出かけするんでお留守番、よろしくね。
忘年会に誘われたの♪
心配なのはアナタなのよね。 アリス、いいこでお留守番していてね。
今日は、元・会社の仕事以外で一緒に活動していた仲間たちとの忘年会があった。
場所は都内のど真ん中。夜７時から開始となると、都心から遥か遠くに住んでいる我が家からだと
夕方５時には家を出なくてはいけない。
そうなると、ジャスミンは自動給餌器で晩ご飯を食べられるが、アリスをどうするか。
散歩は早々に済ませ、３時に早めの晩ご飯をあげることにする。
３時なら、ジャスミンにはおやつをあげれば拗ねずに済む。
出かけるとなると、逆算をしつつあれこれ計画を練らなくてはいけない。
単純なアリスは何の疑いもなく、わぁ～い♪と喜び勇んで早目の夕飯をパクつく。
その点、ジャスミンはそうはいかない。 なんか怪しくない？という目で私の姿を追う。
あれれ、オカァサンの化粧が濃い？ 
散歩やフィットネスに通う時より、ちょっとだけオシャレに気を遣う。といっても有り合わせだけど。
部屋の中をバタバタ行ったり来たり。
アリスは、いつもは食後すぐにウンチをするのに、今日に限ってウンチをしてくれない。
そのために出かける２時間前に食事を与えたというのに……。
う～む……目論見、失敗。
ケージ内での留守番中、ウンチまみれになるんじゃないかと気がかりだ。
後ろ髪を引かれながら…、ジャスミン、じゃあ後は頼んだよ。
彼らとの毎年の忘年会は、いつもお気に入りの汐留ビル内「イタリアーナ エノテカドォーロ」。
出て来る料理すべてが美味しい！
仕事も役職も忘れ、おやじギャグ連発を優しく許し、バカ話に花を咲かせ、楽しいひとときを過ごす。
頭の片隅で、ウンチまみれを心配しながら……。
そして、おそるおそる……ただいまぁ～・・・・
アリスが耳をペッタンコにたたみながら、嬉しさと寂しさを訴える目で出迎えてくれた。 ウンチなしで
アリス～☆！ えらかったね！
ケージを開けると、私の胸に飛び込んできた。
ごめんねごめんね！ 有難う！！
おねぇちゃんを探そうか♪ アリスを抱いたまま部屋のあちこちを探す。
いた
ジャスミンは私のふとんの中、ほぼ枕元に近い場所。私を求めていたのだろうか。
ジャッスミ～ン、有難う。オカァサン、ただいま。
忘年会のシーズン、これからも、なにかと大変です。
尚、今更ですが、お食事中の皆様、何度も「ウンチ」と連呼してすみませんでした。
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