CHELSEA Youth&U21 若手のためのブログ

チェルシーの将来を担うユースやU21の若手のことを書きます。もちろんファーストチームやその他サッカーの話題についても

イングランドU16

2010-12-30 11:10:53 | ユースチーム
イングランドU16に選ばれているチェルシーの選手をみて、不思議に思うこと。



Ismail・Serembaという選手がいるが、彼は95年生まれだからイングランドU16に呼ばれる資格を持つ。
チェルシーのU18カテゴリーでもプレーしており、先発も経験し、ゴールもあげている。



ただ、イングランドU16に選ばれたチェルシーのアタッカーはMitchellとG・Coleの二人。

二人もSerembaと同じ95年生まれであるが、9月以降に生まれているので、1つ下のU15カテゴリーの選手。
二人はまだU18カテゴリーの試合に出場したこともない。




単純に考えれば、U18の試合でゴールをあげたりしているSeremba よりも、現時点で年下のMitchellやG・Coleの方が選手として上という評価をイングランドU16の監督はしているということになる。



代表の場合は能力があれば使えばいいと思うが、クラブチームの場合は選手の成長のことを常に考えないといけない。


U15のMitchellやG・ColeをU18で使ってもいいんだろうが、あまり無理させてもダメだし、U16のSerembaとかも成長させるということを考えないといけない。




Serembaだって、飛び級ながらU18で活躍できるだけの力を持っている。それなら、MitchellやG・Coleはそれ以上にやれる選手たちといえるのではないか。
すごい期待してしまうよね。




彼ら二人だけではなく、チェルシーU15には優秀な人材が本当に揃っている。

イングランドU16に選ばれたHoughton、Dabo、Cheek。
McEachranのあとを追うであろうBaker。
夏以降に獲得したブルキナファソU17代表のTraore。
2010年に獲得したMulebaやKiwomyaという選手も気にして見ておきたい。




自分は、Boga率いる今のU14の世代がチェルシー一番の黄金世代だと何度も言ってきたが、U15の世代とU14の世代がミックスされたら、すごいチームが作れちゃいそうだ。



ただ、上の世代が偉大すぎると、その下の世代がうまくいかないということもよく聞く。毎年強いチームを作るのは難しい。
前の世代が優秀なだけに、下の世代の選手たちが押し退けて、プレー出来ずに伸び悩むということ。


これは全世代通じて、優秀な選手はどんどん飛び級させていけば、解決できることだと思う。

U18の優秀な選手はリザーブチームでプレーさせればいいし、U16の優秀な選手はU18でプレーさせればいい。

McEachranやChalobahのようなケースをどんどん作ればいい。




U18やリザーブではまだまだアーセナルの方が上だと思うが、それより下の世代では、すでにチェルシーはアーセナルを抜かしたように思える。
下の世代の選手たちがU18やリザーブにあがってくる頃には、チェルシーはアカデミー全体としてアーセナルを上回ることが出来るようになるかもしれない。