CHELSEA Youth&U21 若手のためのブログ

チェルシーの将来を担うユースやU21の若手のことを書きます。もちろんファーストチームやその他サッカーの話題についても

イングランドU19

2013-05-31 15:43:14 | ユースチーム
イングランドU19は、U19欧州選手権のセカンドラウンドに参加。
チェルシーからはBakerとSwiftが選ばれている。


初戦グルジアとの試合。
イングランドは立ち上がりにキーパーが退場になってしまい、さらに先制点を奪われる。前半のうちに同点に追い付いたが、その後は決め手をかき、ドロー。

2戦目はベルギー戦。
この試合も先制されるが、後半ロスタイムに、Bakerが直接FKを叩き込み、ドロー。

最終戦はスコットランド戦。
終始圧倒したイングランドは3-0で勝利。Bakerは2点目のPKを決めた。


イングランドは勝ち点5、グルジアは勝ち点7、で届かず、ここで敗退。


Bakerは3試合ともフル出場。Swiftは2戦目後半から出場し、3戦目はフル出場だった。
チェルシーの選手たちは役割を果たしたと思う。


グルジア戦のキーパーの退場が痛かったね。一人少なくても攻撃はできてたし、11人だったら勝ててた。

ただ、相変わらず、U19の監督は意味のわからない起用法をやってる。いい加減監督代えてほしい。



スコットランドは評価高かったが、Feruzがケガで離脱してしまい、バラバラになってしまった印象。Daveyも出場したのは最終戦だけだった。



Bakerは2得点をあげ、 イングランドの攻撃を引っ張っていた。
チェルシーだけではなく、代表でも力を発揮できたのは、来季への自信になるだろう。



もう少しあとになれば、AkeやChristensenもU19欧州選手権に登場する。

チェルシーU15

2013-05-29 12:21:23 | ユースチーム
チェルシーU15はMKドンズと対戦。
試合会場は、MKドンズのファーストチームが使用しているスタジアム。


試合はNiasの2ゴールと、SolankeとTammyのゴールにより、4-1と勝利。
今シーズンを締めくくった。


チェルシーのメンバーは、年下のHabib以外みんなU15カテゴリの選手。
ケガのScottを除くと、代表に選出されているメンバーが半分以上という、かなりの本気メンバーだった。



一方のMKドンズも、下部リーグのアカデミーながら、イングランドU16代表にメンバーを出し続けている、いま育成が注目されているクラブ。チェルシーはコーチを引き抜いたという話も出ていた。

少し前にアーセナルとも対戦しており、そのときは3-2で敗れている。

4-1というスコアは、いいのか悪いのか、ちょっと判断に困るが、期待したい選手がきちっと結果を出したのでOKとしよう。

それに、選手のフルネームなどを知ることができたので、自分にとってかなり収穫になった。




U14もMKドンズと試合を行い、こちらは11-0と圧勝。

MKドンズとは少し前にも試合をやっており、そのときは3得点しかとれなかった。

今日の試合は、普段上のカテゴリに飛び級している選手もこちらに出場したので、このような大差になったのかもしれない。



またU13はブライトンに10-0で勝利した。



国内の試合は最後になるが、この時期は外国のトーナメントがあったりするので、それについてはまた追々。

チャロバ

2013-05-28 16:53:56 | U21チーム
ワトフォードとクリスタルパレスのプレミア昇格をかけたプレーオフファイナルが行われた。

試合は延長までもつれ込んだが、PKで先制したクリスタルパレスが勝利した。


チャロバはもちろん先発。
ただあまりいい形でボールを触れなかった。ワトフォードがいいときって、チャロバが攻撃の起点として機能するときなんだよね。
後半足を痛めてしまい、交代となった。ワトフォードとしては、チームの原動力となっていたヴィドラとチャロバの二人が途中でいなくなってしまったのが、かなり痛かった。



あと一歩でプレミア昇格は叶わなかったが、18歳の若者には素晴らしい経験となった。リーグ戦の経験の他に、あの劇的な試合やウェンブリーの舞台も経験できた。


チャロバは今季、42試合に出場し、5ゴールを記録。
代表の試合も含めると、50試合以上出場したことになる。

はっきりいって、来季2部でプレーさせるのは意味がない。十分1部でもプレーできる。

モウリーニョが観に来ていたのは、なんの目的かははっきりわからないが、もしチャロバを観に来ていたとすれば、かなりうれしい。

ミケルを抜擢したのはモウリーニョだったが、あのときのミケルといまのチャロバを比較するなら、チャロバの方が上だと個人的に思っている。

イングランドの代表監督であるホジソンも期待の選手として名前を出している。

チェルシーとして、彼を育てるのは一種の義務みたいなもんじゃないかな。

2試合目

2013-05-27 13:50:29 | ファーストチーム
シティとの親善試合2試合目。
Loftus-CheekとChristensenは、この試合も先発出場だった。


Loftus-Cheekは1試合目より全然よかった。
攻守において、一対一の強さがでていた。
攻撃面では、落ち着いてボールをさばけていたし、ドリブルはファールでしか止められない場面も。
守備では、足の長さをいかしたボール奪取がみられた。


Christensenだが、相手シティのフォワードは一流の選手なので、失点はしょうがない。そのなかで、思いきってオーバーラップをした場面ではかなり驚いた。


結果については、若い選手がどうこうより、やらなければいけない選手ができていない、ことの差に思えた。



二人については、基本的な動きができていれば十分だと思っていた。
戦術的なことは、合流してすぐなわけで、Akeのようにトップに上がってきたときにいくらでも叩き込むことができる。

戦術に縛り付けることは、育成ということではあまり良くない。



Loftus-Cheekは前半の途中で、ケガで交代になってしまったのが残念だった。ほんとに良かっただけに。
ケガの程度は軽いようなので、その辺は安心。


そうだ、Akeもいいプレーしてた。
慣れない左サイドバックでもいい攻撃参加してたし、その後中盤とセンターバックもやったが、ほんとにいい経験になったはずだ。
上で使えたら、このユーティリティー性は非常に助かる。



3人はいい経験ができた。この経験をうまくいかせるように、チームがどう使っていくか大事になってくる。

スーパーなタレント

2013-05-27 13:23:28 | ファーストチーム
思い返してみると、トップデビューまでいけるスーパーなタレントとして、Loftus-Cheekの名前出してた。

自分見る目あるわ。

ただ、Christensenがこんなに早くデビューできるとは思わなかった。不覚。



デビューまでいける選手として名前を出した他の選手についてだが、


Feruzは前半戦は良かったんだけど、今季の終盤、何かもやもやしてた。昨年に比べると、ゴールエリアが狭まったような気がする。名前を知られて、警戒されるようになったのもあると思うけど、これを乗りきらないとダメ。まぁでもデビューは近いはず。


Traoreは新シーズンの9月にようやく18歳を迎え、正式に加入できる。
能力は高いと思うが、彼の場合はU21で力を証明するところからスタートしないといけない。どれくらいできるのか、みたことがほとんどないので、判断できてない。


Bogaはチェルシーの育成史上、一番力のある選手かもしれない。ドリブルは通用するだろう。
ただ、まだ全然若いし、力を蓄える段階でいいと思う。


Bakerは、Loftus-Cheekがデビューできたんだから、全然デビューしてもおかしくない。ただ、ローンに出しちゃう可能性はあると思う。



結局、デビューして終わりじゃない。
チェルシーの選手として戦力になれるか、が大事。

ファーストチームのチェルシーの育成選手はテリーだけで、ヨーロッパの登録制度では、いつも頭を悩ませられるわけで。

デビュー

2013-05-25 11:59:09 | ファーストチーム
アメリカでのマンCとの親善試合で、ChristensenとLoftus-Cheekがデビューを飾った。

Christensenはフル出場、Loftus-Cheekも80分くらいまで、と二人とも長い時間プレーした。

すぐに通用するわけではない、と書いた自分としては、二人ともよくやっていたと思う。
逆にミケルやルイスはもっと頑張れ、と思った。



若手が上のレベルにいったとき、問題になってくるポイントとして、テンポについていけるか、ということがあると思う。
他のリーグで実績がある選手でも、なかなかプレミアのテンポについていけない場合もある。

若い二人にとって、楽な試合ということもあり、問題になるほどではなかった。
しかし、プレースピードをあげることは必要だし、その中で正確にプレーできることも必要になってくる。



この二人を連れていった目的に、こういう高いレベルのプレーを経験させてやるということがあったと思う。

彼ら二人は、来季一番伸びる可能性のあるシーズンを迎える。
U21、NextGen、ユースカップといった、さまざまなコンペティションで、軸となり活躍することが期待される。今季でいう、Bakerとかの立ち位置。

そのシーズンを迎える前に、この経験ができたことは、彼らの過ごし方に大きく影響を与えるはずだ。
また、ユースを引っ張る立場としての彼らの責任、というものにも繋がると思う。


チャロバをプレシーズンマッチでデビューさせたときも、同じような意味合いはあったと思う。そして、それはいまのチャロバの活躍に間違いなく活きているはずだ。




シティとの試合はもう1試合ある。選手が少なくなるので、出番はまたあるだろう。

今日の試合の経験をどう次につなげられるか、興味深いし、さらなる驚きを与えてくれることを期待したい。

イングランド代表

2013-05-23 12:45:55 | U21チーム
オフシーズンだが、代表のトーナメントが目白押し。
U21ユーロ、U20W杯、U19ユーロといった大会が控えている。



チェルシーのメンバーも選ばれている。

U21はジョシュとチャロバ。

U20は、これから人数をしぼっていく段階ではあるが、BlackmanとBamfordが選ばれている。

U19はBakerが選ばれており、Swiftも追加招集された。



チャロバなんかは、U21以外にも、U20やU19にも出れる年齢だけど、日程的に非常に近いので、一番上のU21に専念という形になっている。


ジョシュやチャロバがいい例で、いまのイングランドU21は、1つ下の年代の選手が多くメンバー入りしている。その分、結果は難しいかもしれないが、いい経験となって、次の大会やフル代表に繋げていければいいと思う。


U21にU20世代の選手が複数入っているということもあり、U20W杯のメンバーは少し落ちる。
ただ、それなら、もっと早くから準備をしておくべきだった。
フランスなどはすでに練習試合をかなりやっているが、イングランドは今になって、ようやくメンバーを集めたという段階。
世界大会で勝ち上がることは、大きな経験になるのに、どうして万全の準備をしないのか、わからない。


U19代表も、U20にメンバーをとられてしまった。
まぁそれでも、戦えないメンバーではないんだが、イングランドU19の問題は監督なんだよね。
BakerやSwiftを中盤として、いかせればいいんだけど。



イングランド以外にも、チェルシーの選手たちは入っている。
それぞれ情報をしっかり追いかけていきたい。

アメリカ遠征

2013-05-22 16:47:47 | ファーストチーム
ELを制覇し、プレミアでも3位を確保。
成功といえるのかは人それぞれだと思うが、自分としては、成績とともに、アザールとかオスカルといった、これからを担う若い選手たちに、いろいろな経験を与えることができたので、満足している。


シーズンはまだ終了ではなく、チームはアメリカに飛んだ。マンCと2試合やって、ようやくフィニッシュ。


帯同メンバーには、BlackmanとAkeのほか、エバートン戦にベンチ入りしたChristensen、あとびっくりしたがLoftus-Cheekも連れていったようだ。


ローンに出ていた選手を連れていきたいという思いもあったが、監督の問題もあるし、すでに代表参加している選手もいるので、しょうがなかった。



ChristensenとLoftus-Cheekはともに、96年生まれの17歳。
すぐに通用するわけはないが、体格もあるし、テクニックもしっかりしている。期待できる選手たちだ。


SavilleではなくAkeを起用したときに書いたが、若い選手はそのときの実力がすべてというわけではない。
しっかりと将来性というものも見極め、使っていくということが大事。

純粋な競争で、トップチームでプレーする選手に勝って、出番をもらえる若手なんて、そうはいないよ。



ちなみに、BakerはイングランドU19の試合があるので、参加できなかった。

出場数とゴール

2013-05-17 12:19:02 | ユースチーム
ユースの選手たちの試合はすべて終わってしまったので、まとめをやってみた。



出場数に関して言うと、今季一番多く試合に出たのは、BakerとDaveyの35試合。

だいたいリーグの1シーズンの試合数ぐらいなので、これぐらい出場できれば充分といえるかな。



ただ、U18からU21に移行していく選手たちはリーグ戦の他にNextGenやユースカップがあったから、BakerやDaveyのように出場数は多くなるが、
U21からトップに移行していく選手たちはU21のリーグ戦しかないから、十分な試合数があるとは言えない。
今季だとU21は24試合だった。しかも試合の曜日がさまざまで、U21の練習をやりながら、トップの練習に参加するというのは、そんなに簡単じゃない。

そのため、チェルシーはそういう選手のほとんどをローンに出した。
BillyやBamfordなどは、後半戦からだが、20試合近く出場できたわけで、これは大きな経験になったと思う。

U21が現状のままなら、ローンに出して経験を積ませる方が良さそうに思える。




ゴールのデータを出すと、

Feruzは出場30試合で18ゴール
Bakerは出場35試合で14ゴール
Kiwomyaは出場30試合で13ゴール
Bogaは出場34試合で11ゴール


Feruzはユースカップでは苦労したが、U21やNextGenでは強かった。やっぱり彼も相手に退かれると困るということかな。
Bakerは途中から中盤の低い位置をやることが多かった。そのまま高い位置をやっていれば、もっと増えたはず。
Bogaはスクールボーイとして、出場した試合数も多いが、ゴールという結果も出した。今後楽しみ。



U18、U21、NextGen、ユースカップのすべてを合わせた成績になる。練習試合は含めなかった。

FAYC ノリッジ戦

2013-05-14 07:13:51 | ユースチーム
ユースカップのファイナル、ノリッジ戦のセカンドレグが、ホームスタンフォードブリッジで行われた。

結果を言うと、Bogaが2ゴールをあげるも、2-3で敗れ、2試合合計2-4で届かなかった。



これが2度目の、連覇への挑戦だったが、前回はベスト4で敗退し、今回はファイナルで敗退することとなった。
ひとつ上までいけたが、やはり連覇は難しい。


ファイナル2試合の失点のうち、PKが2つ、オウンゴールが1つ、不運と言ってしまえばそれまでだが、もっとうまく対応できたはずなんだよね。


相手は守りをかため、縦縦に早いサッカーをやってきた。別にそれを批判するつもりはないし、チェルシーが批判する権利はないと思ってる。


攻撃は相手を崩せなかったというわけではない。チャンスはいくらでもあった。ただ、最後のところの正確性を欠いてしまった。

自分は、若い選手が上で成功するためには、プレーの正確性をあげることが必要だと思っている。今後の課題。


先制して、いい流れのときのオウンゴール、これが痛かった。
ディフェンスは何かナーバスになってしまった。
チェルシーはある程度の守備のリスクを負っているわけだが、悪い流れになってしまった。




育てながら、勝ち上がってきた、今季のチーム。選手層の厚さは感じるが、レギュラーメンバーは、カチッとはまるものがなかった。
それが昨年優勝したチームと異なるところだと思う。昨年は、最終的に、これしかないというチームに出来上がっていた。
それに、ピアゾンとチャロバという、本当に頼れる選手がいたのも大きかった。


今季はちょっとBakerの負担が大きかったかな。昨年活躍したFeruzがイマイチ乗り切れなかったのも痛かった。



今季のユースカップは終わったが、来季のチェルシーのチームはゼロからのスタートではない。
多くのメンバーが今季の大会を経験している。レギュラーメンバーも多い。

悔しさをバネにして、来季再び優勝を狙う。