LANOVE SYOHA

草間始の同人活動(オリジナル小説)の情報

コピー機が壊れ・・・

2011-11-18 22:45:18 | 同人活動全般

 文学フリマ用のチラシを作っていたとき、自宅のコピー機の調子が悪くなって、もうダメかと思っていたんですが、なんとか直すことができました。

 使っているのは、10年以上もまえに買ったキャノンのミニコピア。ただ壊れたといっても自分で壊してしまったようなもので(^^;)、手差しコピーをしてたときに紙詰まりが頻発、ついに変なところに紙が巻きこまれてしまい、それを取り除こうとしたらローラーが外れてしまい、もとに戻らなくなったと言いますか・・・。

 そのとき小さなバネが飛んでいって無くなってしまって、とりあえずバネなしで「もとの形であろう」状態に戻してみたものの、今度はうまくコピーができない。なぜかケバだったトナー(磁石についた砂鉄のような)がコピー紙の表面にくっついてきて、どうにもならない。よくコピー機のなかを見ると、どうやらここが原因だろう、そんなような場所が発見できて、そこをひたすら濡れティッシュで拭きまくりました。焼きつかなかったトナーの粉がベッタリ固まっているようなところがあって、ここを紙が通過するときに付着するのだろうと。

 そんなこんなで、なんとかコピーをできる状態にまでに直すことができました。例のバネがなくなっても、動作には問題がないようです。

 一時は本気で「新しいのを買わないとダメか」とまで思っていたんですが、直すことができてホッとしています。

 というわけで、冬コミでは新刊は作りませんが、6月発行の「明日の計画」の追加発行はできそうです。また調子が悪くならなければ・・・ですが(笑)。


「転生イミテーション」について

2011-11-11 23:44:22 | 発行物について

 第十三回文学フリマにて初配布した「転生イミテーション」について、書きたいと思います。

 この本は、95年に発行した「魔術士の声」のリメイク作です。シオンとルティアにまつわるエピソードだけはそのままに、進行役のキャラたちを新しく作りなおしました。

 もともとは、コメディの通称「ラディウスシリーズ」に登場するキャラたちを初めて書いた、シリーズの第一作目となるはずでした。しかしどうも満足いくような仕上がりではなく、個性的だった登場人物を使い、番外編のつもりでコメディ短編を作ってみたところ、そちらのほうが評判が良く、シリーズを重ねるうちに一作目にあたる「魔術士の声」の位置づけが、微妙なものへとなってしまいまして・・・(^^;)。

 「魔術士の声」はシリアスなので、コメディシリーズのラディウスとはギャップがありすぎましたし、だからといって「魔術士の声」を完全に「無かったこと」にできなかったのは、この「魔術士の声」の存在こそが、コメディシリーズでさんざん言われ続けた「ラディウスが魔術士である必要があるのか?」というご批判に対する「いいわけ」になっていたからです(^^;)。

 しかし「魔術士の声」を最後に配布したのは97年8月ですし、2000年以降は開店休業状態だったので、新作を書くリハビリにもなろうかと、完全リメイクにふりきりました。コメディの「ラディウスシリーズ」の再版をぼちぼちやっていましたが、ほとんど手ごたえもなかったので、そろそろ別シリーズをやってみるべきなのかと。

 「魔術士の声」と筋書きは同じなのですが、ほとんど新しく書き直しています。旧作をそのまま流用したのは、シオンとルティアの会話シーン、ルティアの独白、そしてラストのシオンのシーンだけです。いま思うと、ラストのシーンはもうちょっとカットしておいたほうが良かったかも・・・って感じなんですが、もう遅いですね(笑)。


第13回文学フリマ当日

2011-11-03 18:19:51 | イベント当日&後日談

 文学フリマご参加のみなさま、おつかれさまでございました!

 文学フリマとしては初めての東京流通センター、やはりかなり広々としていましたね(^^)。サークル参加の立場でいえば、会場が広くなれば落選の心配をしなくていいんですが、会場も通路も広くなったぶん、来場者が少ないように見えてしまうのが非常に残念(^^;)。頭ではわかっているものの、そういうふうに見えてしまうもんなんですよねぇ・・・、「人が少なく感じる」という会話を会場内でけっこう耳にしたもので(笑)。

 自分の場合、会場が広くなるにつれ、配布数が減っていく・・・という傾向にありまして、今回はその予想どおり6月より少なくなりました。数をバラしてしまうと「微減」といった感じの数で、見ようによっては「ほぼ横ばい」かもしれませんが、自分にとっては一冊違うだけでも大きな違いなのです(^^;)。

 じつは前々日に、冬コミ当選をふまえペーパーを作っていたところ、途中でコピー機が壊れてしまい、急きょコンビニでコピーしてきました。本当ならもっと既刊の案内を上手く作りたかったのですが、コピー機の調子を見ることに時間をとられ、表紙の縮小コピーだけで済ませてしまいました(^^;)。コピー機のことについてはまたいずれ書きたいと思ってますが、なんとか使える状態にもどしたいと・・・。

 今回会場で、ずいぶん以前にわたしの本をもらったことがある、という方が訪ねてきてくださり、とても嬉しく思いました。サークル名は変えてしまっているのですが、表紙のデザインはずっと同じままなので、それで気づいてくださったのかも・・・? そのときの本をまだ持っていてくださってるとのことで、とにかく、非常にありがたいことです。

 ちょっとしたことでも、書き手側にとって非常に励みになるものです。こうしたみなさんの声に励まされ、ずっと活動を続けることができました。本を持っていってくださる方には、非常に感謝しております。

 次回のイベント参加は大晦日の冬コミです。コピー機が不調なのでどうなるかわかりませんが、ペーパーに書いたとおり、「明日の計画」(追加発行)と「ラディウスの恋愛調剤」(コミティアの余り)、そして本日の余り「転生イミテーション」を配布しようと思っています。

 来年の文学フリマでは、今回配布の本と登場人物が同じ読み切り・・・を考えてます。詳しくは今後このブログにて書いていきたいと考えてます。

 それでは、今後ともよろしくお願いいたします。