LANOVE SYOHA

草間始の同人活動(オリジナル小説)の情報

次の新刊

2013-05-18 13:46:05 | 今後の予定

 夏コミの当落通知が来るまえに書きはじめるパターンだと、なんとも落ちそうな気がしてしまいますが(コミケにそなえ準備万端にしておくと落選することが多いのです)、それでも早めにと思ってちょっとずつ新作を書き進めています。

 次の新刊はラノベふうにしたいと思ってます。昨年11月文フリの新刊『開放』は、例のシリーズのウィルくんと魔女さまの出会いのお話しでしたが、これをやったなら次はウィルくんとあの人の出会いを書いておかなければと・・・。

 というわけで次回作は『開放』の直後の話となります。こんなふうな続編的な話を書くのは珍しいほうかなと自分でも思ってますが(笑)、初めて立ち寄ってくださる方にも抵抗なく読んでいただけるよう、工夫したいと思っています。

 やっぱり最近のラノベといえば舞台は学校、そして男子向きなら主人公に接触してくる女子がなぜか数多く・・・というのが鉄則なので(笑)、まぁベタな感じに味つけしていきたいと思ってます。登場人物がカタカナ名ばかりの、ちょっと古い時代を意識した異世界モノのはずなんですが(笑)、そのあたりはラノベということで現代日本ふうの世界観(価値観)にしたほうが親しみやすいだろうと。

 正直なところ、年に2~3冊新刊を出しているものの手ごたえは感じず、色々と考えてしまうのですが、なかなか思ったようにはいかないですね(^^;)。とりあえず長い話(厚い本)がダメなのはわかっているので、今度こそは薄い本にしたいなと(笑)。

 今回のが書き終わったら、次は女子が主人公で周りがイケメンだらけ・・・にしようかな(笑)。


「慈愛の道化師」について

2013-05-04 15:09:02 | 発行物について

 超文学フリマで配布しました『慈愛の道化師』、いかがでしたでしょうか。

 今回の話もかなり以前に考えたもので、古いネタ帳から引っぱってきたものです。前回の新刊『開放』は、『くずかごの逸話』と同時期に考えたものなのでちょっと似たような感じなのですが、今回のは『新自由諸国』と同じころに考えているので、そちらとすこし似てるんじゃないかなーと思ってます。

 もともとは、主人公と少女と少年、この3人だけの話だったのですが、例のシリーズに組みこもうと考えた際、眼帯の彼女をゲスト出演させることに。最初はあくまで「ゲスト」のつもりが、どうせ彼女を登場させるならと色々考えるうち、こんな感じに仕上がりました。

 書きはじめたときには、登場人物にはそれぞれ名前をつけていたのですが・・・。以前どこかで「カタカナの名前や地名は頭に入りにくい」という声を耳にして、そういえば自分もアニメのキャラクターの名前が簡単に覚えられないほうだという自覚があり(笑)、途中ですべて書き直してしまいました。

 昨年9月のコミティア新刊『吐血する精霊』では、「短めにしよう」「ラノベっぽくしよう」とアレンジして失敗してしまった感があるので、今回はオリジナルのネタどおり忠実に書いてみました。そのため非常に長くなってしまい、厚い本は敬遠されがちという法則(笑)どおり、あまり手にとっていただけなかったので、今後はやはりなるべく薄くできるよう心がけたいな、と。

 架空世界が舞台ですが、それほどファンタジー感もないですし、本人的にはラノベのつもりなんですが、それほど読みやすくも親しみやすくもないでしょうし、変に期待されて「なんだこれ?」と思われるのもイヤだったので、今回はほとんどPRもせず地味に配布したのですが、それでも本を手にとってくださった方には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。


超文フリを終えて

2013-05-01 23:01:34 | イベント当日&後日談

 今回の文学フリマはニコニコ超会議との併設イベントという特殊な環境ですので、自分の場合はひかえめに参加しようと思いました。昨秋の文フリでは、コピーの失敗でいつもの倍も新刊を作ってしまい、「無料配布」を強調して無理やり減らしたのですが、今回は逆に超シンプルに、と・・・。来場者が多くても、小説に興味のある人ばかりが集まっているイベントじゃないわけですし、入場料もありますから文学フリマ目あての人はいつもより少ないんじゃないかと。

 正直なところ、もうすこし配布したかったな~という本音もありますが、どのイベントに参加したときも目標にしている5冊はかろうじて越えることができたので、なんとかホッとしています。コミティアよりも良い結果でした(ということはコミティアでは?)。やっぱり厚い本はダメなようです。もちろん余ってますので、夏コミ(当選できれば)でも配布します。

 無料配布を強調すると背伸びしすぎのバブルになってしまうので、今回くらいの配布数が現実的、身の丈にあった結果なんじゃないかと納得しています。本を手にとっていただいた方に、「次の新刊も読みたい」と思っていただけるほどの話を書かなければと、つくづく思ってしまいます。

 と言いつつ、今回の新刊は「誰にでもオススメ」タイプではないという自覚がありますので(笑)、発行数もおさえましたし、あまり積極的なPRもしませんでした(^^;)。それでも一応、新刊発行後恒例の「あとがき」的な紹介を、そのうちこのブログに書きたいと思っていますが、いいわけっぽい内容になってしまいそうです(笑)。

 あ、あと忘れてましたが、新刊の27ページと30ページが逆になってしまってます(^^;)。これ、前日の深夜に見本誌の準備中に気づきまして、いまさらどうにもできないので、急きょ、注意書きを手書きした付せんをつけました。せっかく手にとっていただいたにもかかわらず、もうしわけありません(^^;)。あとちょっとプリンタの調子が悪く、どうしても文字がかすれてしまいまして、そのあたりもご勘弁ください。

 タダでもほとんど見向きもされない、イラストもない地味なコピー冊子ですが、今回手にとってくださったみなさま、本当にありがとうございます。本を手にしてくださるみなさんがあってこそ、それが励みになって、こうして活動をつづけていくことができます。またどこかのイベントで見かけましたら、ちょっと足をとめてくださると嬉しいです。