電脳馬牧場-Electric Ranch

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ターミナル(ドリームワークス・2004年)

2005-01-13 01:05:04 | 映画・ドラマ
あんまり観たいのなくて…。ハウルは観る気しないし…。
で、私はちょっと感動したいと思ってトム・ハンクス主演の「ターミナル」を観る。

(中身にもちょっと触れます。)

映画のテーマは「Life is waiting」。巨大空港のターミナル内で待ち続ける男の話。
映画はよくできていて、とにかく前半は笑わせて、後半のお涙頂戴に持って行くドラマの王道。
面白くて、笑える。3分の2ほども話が過ぎて、男はなぜ待ち続けるのかという、その理由が明かされていくのだが…。

……が、9ヶ月も待ち続けるにしてはちょっと動機が弱くないかい?
知らなかったのだけれど、ジャズが絡んでくる。「伝説のジャズサックスプレイヤー(!)ベニー・ゴルソン」が登場するのだが、一体何人知ってるんだ、この映画見る人で…。
ちょっと聞きかじってる私は、「あ、ベニー・ゴルソンってまだ生きてるんだ…」と思うことができます。つーか、この人ぐらいだったのかな、まだ生き残ってる大物が。あれ、ロリンズもまだ生きてるんじゃなかったっけ?ロリンズだったら、僕も感動できたのになぁ。

というわけで、コメディとしてはまずまず。感動作としてはどうだろう。まぁいい話には間違いないが。