ヘレン・メリル「ヘレン・メリル・ウィズ・クリフォード・ブラウン」(ユニバーサル・エマーシー・1954年録音)
サラ・ヴォーンの「枯葉」をかなり気に入ったので、別のアルバムも買ってみよう思った。フジのドラマ「不機嫌なジーン」にサラの「ラヴァーズ・コンチェルト」が使われているらしく、HMVにも小さいながらコーナーが作ってある。そのポップス調のアルバムを買おうかと思ったけどドラマを観て買うと思われるのも(というかHMVの思惑に乗るのも)腹立たしいので(だってノラ・ジョーンズの次はコレとか書いてあるんだぜ?)、クリフォード・ブラウンと録音しているアルバムを買おうとする。が、そういえばヘレン何とかもブラウニーと一緒に録音していたような…と2度の屈折を経て購入したアルバムがコレ。
確かに2曲目の「You'd Be So Nice to Come Home To」に尽きる感じだけれど、どれも素敵。
最高傑作に挙げる人も多い様子。クインシー・ジョーンズが編曲。
クリフォード・ブラウン「クリフォード・ブラウン・ウィズ・ストリングス」(ユニバーサル・エマーシー・1955年録音)
クリフォード・ブラウンの良さがイマイチわからないと以前書いた。僕には、みんながブラウニーをほめるような、技術がどうとかってのがサッパリだし。
ただ、みんなが名盤だというアルバムはある程度普遍性を持ったアルバムで、聴いてるうちにあぁやっぱりいいなと思えてくる。
そんなわけで、クリフォード・ブラウンに駄作はないと、何枚か買っている。
ただ、このアルバムは少し毛色が違っていて(もちろん弦楽と一緒だからだろうが)、なんだか歌謡曲(?)ちっく。好意的に書くなら「トランペットが歌っている」。逆なら…。
ハービー・ハンコック「エンピリアン・アイルズ」(東芝EMI・ブルーノート・1964年録音)
「カンタロープ・アイランド」が有名曲。だけど曲名からはちっともイメージできないよな。
そろそろ「ヘッドハンターズ」辺りに手を出したもんか。