今回は、アニマル・メディスン バッファロー Buffalo の巻です。
写真は、ネットからお借りしました。



動物として
バッファロー ウシ目(偶蹄目)ウシ科
学名:Bison bison 英名:American bison / American buffalo / Buffalo
別名:アメリカバイソン、アメリカバッファロー、アメリカヤギュウ
バッファローは、もともとはスイギュウを指し、
アフリカスイギュウ、アジアスイギュウなどの総称だが、
北アメリカにおいてはスイギュウがいないため、
アメリカバイソンを誤ってバッファローと呼び、
それがそのまま定着してしまった。
アフリカスイギュウ

アジアスイギュウ

アメリカ合衆国の中西部やカナダに分布。
草原地帯、低木林・雑木林など、主に平野部に生息するが、
標高二千メートルを超える山地でも、しばしば見られる。
季節によって移動する。
アメリカバイソンには、
草原に生息するヘイゲンバイソン(Bison bison bison)と
雑木林などに生息するシンリンバイソン(Bison bison athabascae)の2亜種がいる。
ヘイゲンバイソン

シンリンバイソン
、
体長 2~3.8メートル
体重 300~1,000キロ
肩高 1.5~2メートル
オスでは、体重が1.5t近くに達するものもいる。
肩部が大きく盛り上がっているのが特徴で、
オスで特に著しい。
成獣は、頭から前足にかけて、
長く縮れた毛で被われる。
オスメス共に、湾曲した角を持つ。
角の長さは、約50センチ。
非常に優れた聴覚と嗅覚を持つ。
大きな体格にもかかわらず、
時速約60キロの速さで走ることができ、
約1.8メートルの高さをジャンプすることもできる。
20~30頭ほどの群れをつくって生活するが、
繁殖期を除いて、オスはオス同士、
メスはメス同士に子供を含んだ群れで生活する。
若いオスの中には、単独で生活するものもいる。
食性は植物食。草や木の葉等を食べる。
ネイティブ・アメリカンは、バイソンの狩猟を盛んに行っていた。
特に農耕文化を持たない平原インディアンのスー族などは、
衣食住の全てをバイソンに依存し、
肉は食用、毛皮は服、靴、テントに加工、
骨は矢じりに加工した。
19世紀の初め、白人が移入する以前には、
北アメリカには約60,000,000頭が生息していたが、
著しい乱獲や単なる狩猟により、
1890年には、1,000頭未満にまで激減した。
その後、保護区が設置され、手厚い保護のもと、
生息数は30,000頭まで回復したとされているが、
準絶滅危惧種(NT)として、レッドリストに指定されている。
アニマル・メディスンとして
バッファローが象徴するもの
・・・供給、感謝、豊かさ、一貫性、力強さ、安定、祝福、繁栄、
顕在化、保護、創造、寛大さ、もてなし、勇気、挑戦、生存
バッファローは、
われわれは常に与えられていること、
そして、豊かさに対するわれわれの態度が
地球全体に影響を与えていることを伝えている。
すべての関係は神聖であり、
神のあらゆる創造物に感謝することによって、
豊かさが実現することを理解しなくてはならない。
バッファローの象徴は、祈りと感謝と賛美である。
すべての生き物のニーズを想って祈り、
すでに受けている恩恵に感謝することが重要である。
バッファローをトーテムに持つ人は、
人生のあらゆる側面を尊重し、
聖なる道を歩まなければならない。
霊的な領域からのサポートなしには
何も達成できないことを心に留め、
必要なサポートを得るためには謙虚さを保ち、
既に与えられているギフトに感謝しなくてはならない。
バッファローのトーテムは、
われわれが地球と深いつながりを持つのを助ける代わりに、
われわれに、絶滅の危機に瀕している地球の動物たちを
助けるよう求めている。
バッファローは、強さと独立の精神をもたらす。
バッファローは、豊かさの象徴である。
ネイティブアメリカンのラコタ族は、
白いバッファローを
天上に住まう大自然の主(大精霊)の使いとして崇めた。
ラコタ族には、
「ホワイトバッファロー・カーフ・ウーマン」
(白いバッファローの乙女)という伝承がある。
その伝承によると、
白いバッファローの乙女は人々に対し、
あらゆるものは相互に深く結びついており、
豊かさを求めて苦心惨憺する必要はないということ、
豊かさを得るために必要なのは、
大精霊に祈りを捧げ、大精霊と結びつくこと、
そして、自然界における
あらゆる創造物を尊敬することであると説き、
大精霊と対話をするための
神聖なパイプを人々に与えた。
男性と女性を表すハーブでできた
タバコを詰めたボウルの部分は、女性の象徴、
持ち手の部分は、男性の象徴であり、
パイプとは、男性が女性に入る象徴、
すなわち生命の種まきの象徴と考え、
男性と女性がつながることで、
大精霊のエネルギーとつながると考えた。
また、パイプにタバコを詰める時には、
自然界に存在するあらゆる精霊もパイプに入り、
神への祈りと賛美を共にすると考えた。
ラコタ族にとって、
煙は目に見える祈りであり、
神聖で清浄なものであった。
ラコタ族は、すべての動物は神聖であり、
中でも、白いバッファローが最も神聖であると考え、
白いバッファローが現れると、
祈りが天に届いたこと、
聖なるパイプが重んじられたこと、そして
予言が成就するサインであると考えた。
バッファローのメディスンを使うには、
パイプを聖なる方法で燻らせ、
豊かさがすべての人種、すべての生き物と共有されるよう、
尊ばなくてはならない。
バッファローは、自らを犠牲にし、
人間に命の贈り物を与えてくれた。
ネイティブアメリカンはバッファローの肉を食べ、
毛皮を衣類や住まいに使い、蹄からは糊を作り、
その贈り物を余すところなく利用してきた。
バッファローがいなければ、
平原インディアンたちは厳しい冬を越し、
生き残ることはできなかった。
ネイティブアメリカンは、バッファローを狩る前、
大精霊に対して感謝の祈りを捧げ、
狩りをした後は、
バッファローの霊に対して敬意を表す儀式を行った。
われわれは、足りないものばかり数えて、
自分が今、どれくらいたくさんの祝福を得ているか
忘れがちである。
いま持っているものに対し、
真に感謝することで、人生は豊かなものに変わる。
感謝することや、
すべてのものとのつながりを信じることは、
宇宙に対して強力なメッセージを送り出す。
人間が「全体」の一部であることを理解するとき、
あらゆるものには個性があり、
大海の一滴であっても、「全体」にとっては
不可欠な存在であることを理解するようになる。
健康、幸福、友情など、豊かさは
個人の努力でもたらされるものではない。
われわれの心が受け取る準備ができると、
予期せぬところから奇跡は起こるようになる。
バッファローは、われわれに
身の回りの問題にばかり気を取られず、
自分が今どれだけのものを持っているか、
すべてのものとつながっている点で
既にどれだけ豊かであるか、
もっと気づくべきだと伝えている。
バッファローの大きな頭部は、
高次の世界の知性を象徴し、
強靭な体は、頭部を大地にグランディングさせている。
バッファローは、地上と天上を結ぶ強い力そのものである。
バッファローは、オスもメス角を持ち、
肩の部分が盛り上がっている。
空に向かって伸びる角は、
天界の高い知性とのつながりを示し、
肩の盛り上がりは、
体の中に蓄えられた大きなエネルギーを象徴している。
バッファローは危険に直面すると、
メスが子供の周りに円陣を組み、
オスがさらにその周りに円陣を組む。
これは、バッファローのお互いに対する尊敬を表し、
家族や仲間に対する思いやりや、
生命を守り、防御し、敬う本能を象徴している。
バッファローのカードを引いた場合、
祈りにエネルギーを使うよう求められている。
あるいは、自らが
他者の祈りに応える道具になるよう求められている。
他者の祈りに応えることは、自分の望みとの違いを知り、
悲しみを経験することになるかもしれない。
他者の道に敬意を表わすことは、
バッファローのメッセージの一部である。
悲しみと混乱にある時には、
悟りと魂の平安を求めて真剣に祈りなさい。
自分が持っているギフトを賞賛することで、
心の平安はもたらされるであろう。
《逆位置》
助けが必要であるのに、
助けを求めることを忘れていないか。
拳を握ったままでは、豊かさという恩恵を受け取ることはできない。
以下の点について、考えてみなさい。
1.大精霊が自分の永遠のパートナーであることを忘れていないか。
2.物質的な世界、目に見える世界にばかり気を取られ、
すべての命の根源である神とつながる重要性から
目を逸らしていないか。
3.他者の道を敬うことを忘れ、自分が受けたい敬意と同じくらいの敬意を
他者に対して払うことを忘れていないか。
4.現時点で、自分の人生が利益を得るためのものになっている気がしていないか。
5.命、財産、才能、能力、健康、家族、友人に感謝することを忘れていないか。
6.バランスが取れた状態で人生を歩むために、
他者と平和的な関係を築くべき時、あるいは
自分の内なる葛藤と和解すべき時なのかもしれない。
あなたもバッファローになりなさい。
祈りの煙を感じ、纏っているバッファローのローブを
白いバッファローのローブに替え、
あなたが世界の祈りの答えになりなさい。
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
写真は、ネットからお借りしました。





バッファロー ウシ目(偶蹄目)ウシ科
学名:Bison bison 英名:American bison / American buffalo / Buffalo
別名:アメリカバイソン、アメリカバッファロー、アメリカヤギュウ
バッファローは、もともとはスイギュウを指し、
アフリカスイギュウ、アジアスイギュウなどの総称だが、
北アメリカにおいてはスイギュウがいないため、
アメリカバイソンを誤ってバッファローと呼び、
それがそのまま定着してしまった。
アフリカスイギュウ

アジアスイギュウ

アメリカ合衆国の中西部やカナダに分布。
草原地帯、低木林・雑木林など、主に平野部に生息するが、
標高二千メートルを超える山地でも、しばしば見られる。
季節によって移動する。
アメリカバイソンには、
草原に生息するヘイゲンバイソン(Bison bison bison)と
雑木林などに生息するシンリンバイソン(Bison bison athabascae)の2亜種がいる。
ヘイゲンバイソン

シンリンバイソン

体長 2~3.8メートル
体重 300~1,000キロ
肩高 1.5~2メートル
オスでは、体重が1.5t近くに達するものもいる。
肩部が大きく盛り上がっているのが特徴で、
オスで特に著しい。
成獣は、頭から前足にかけて、
長く縮れた毛で被われる。
オスメス共に、湾曲した角を持つ。
角の長さは、約50センチ。
非常に優れた聴覚と嗅覚を持つ。
大きな体格にもかかわらず、
時速約60キロの速さで走ることができ、
約1.8メートルの高さをジャンプすることもできる。
20~30頭ほどの群れをつくって生活するが、
繁殖期を除いて、オスはオス同士、
メスはメス同士に子供を含んだ群れで生活する。
若いオスの中には、単独で生活するものもいる。
食性は植物食。草や木の葉等を食べる。
ネイティブ・アメリカンは、バイソンの狩猟を盛んに行っていた。
特に農耕文化を持たない平原インディアンのスー族などは、
衣食住の全てをバイソンに依存し、
肉は食用、毛皮は服、靴、テントに加工、
骨は矢じりに加工した。
19世紀の初め、白人が移入する以前には、
北アメリカには約60,000,000頭が生息していたが、
著しい乱獲や単なる狩猟により、
1890年には、1,000頭未満にまで激減した。
その後、保護区が設置され、手厚い保護のもと、
生息数は30,000頭まで回復したとされているが、
準絶滅危惧種(NT)として、レッドリストに指定されている。


バッファローが象徴するもの
・・・供給、感謝、豊かさ、一貫性、力強さ、安定、祝福、繁栄、
顕在化、保護、創造、寛大さ、もてなし、勇気、挑戦、生存
バッファローは、
われわれは常に与えられていること、
そして、豊かさに対するわれわれの態度が
地球全体に影響を与えていることを伝えている。
すべての関係は神聖であり、
神のあらゆる創造物に感謝することによって、
豊かさが実現することを理解しなくてはならない。
バッファローの象徴は、祈りと感謝と賛美である。
すべての生き物のニーズを想って祈り、
すでに受けている恩恵に感謝することが重要である。
バッファローをトーテムに持つ人は、
人生のあらゆる側面を尊重し、
聖なる道を歩まなければならない。
霊的な領域からのサポートなしには
何も達成できないことを心に留め、
必要なサポートを得るためには謙虚さを保ち、
既に与えられているギフトに感謝しなくてはならない。
バッファローのトーテムは、
われわれが地球と深いつながりを持つのを助ける代わりに、
われわれに、絶滅の危機に瀕している地球の動物たちを
助けるよう求めている。
バッファローは、強さと独立の精神をもたらす。
バッファローは、豊かさの象徴である。
ネイティブアメリカンのラコタ族は、
白いバッファローを
天上に住まう大自然の主(大精霊)の使いとして崇めた。
ラコタ族には、
「ホワイトバッファロー・カーフ・ウーマン」
(白いバッファローの乙女)という伝承がある。
その伝承によると、
白いバッファローの乙女は人々に対し、
あらゆるものは相互に深く結びついており、
豊かさを求めて苦心惨憺する必要はないということ、
豊かさを得るために必要なのは、
大精霊に祈りを捧げ、大精霊と結びつくこと、
そして、自然界における
あらゆる創造物を尊敬することであると説き、
大精霊と対話をするための
神聖なパイプを人々に与えた。
男性と女性を表すハーブでできた
タバコを詰めたボウルの部分は、女性の象徴、
持ち手の部分は、男性の象徴であり、
パイプとは、男性が女性に入る象徴、
すなわち生命の種まきの象徴と考え、
男性と女性がつながることで、
大精霊のエネルギーとつながると考えた。
また、パイプにタバコを詰める時には、
自然界に存在するあらゆる精霊もパイプに入り、
神への祈りと賛美を共にすると考えた。
ラコタ族にとって、
煙は目に見える祈りであり、
神聖で清浄なものであった。
ラコタ族は、すべての動物は神聖であり、
中でも、白いバッファローが最も神聖であると考え、
白いバッファローが現れると、
祈りが天に届いたこと、
聖なるパイプが重んじられたこと、そして
予言が成就するサインであると考えた。
バッファローのメディスンを使うには、
パイプを聖なる方法で燻らせ、
豊かさがすべての人種、すべての生き物と共有されるよう、
尊ばなくてはならない。
バッファローは、自らを犠牲にし、
人間に命の贈り物を与えてくれた。
ネイティブアメリカンはバッファローの肉を食べ、
毛皮を衣類や住まいに使い、蹄からは糊を作り、
その贈り物を余すところなく利用してきた。
バッファローがいなければ、
平原インディアンたちは厳しい冬を越し、
生き残ることはできなかった。
ネイティブアメリカンは、バッファローを狩る前、
大精霊に対して感謝の祈りを捧げ、
狩りをした後は、
バッファローの霊に対して敬意を表す儀式を行った。
われわれは、足りないものばかり数えて、
自分が今、どれくらいたくさんの祝福を得ているか
忘れがちである。
いま持っているものに対し、
真に感謝することで、人生は豊かなものに変わる。
感謝することや、
すべてのものとのつながりを信じることは、
宇宙に対して強力なメッセージを送り出す。
人間が「全体」の一部であることを理解するとき、
あらゆるものには個性があり、
大海の一滴であっても、「全体」にとっては
不可欠な存在であることを理解するようになる。
健康、幸福、友情など、豊かさは
個人の努力でもたらされるものではない。
われわれの心が受け取る準備ができると、
予期せぬところから奇跡は起こるようになる。
バッファローは、われわれに
身の回りの問題にばかり気を取られず、
自分が今どれだけのものを持っているか、
すべてのものとつながっている点で
既にどれだけ豊かであるか、
もっと気づくべきだと伝えている。
バッファローの大きな頭部は、
高次の世界の知性を象徴し、
強靭な体は、頭部を大地にグランディングさせている。
バッファローは、地上と天上を結ぶ強い力そのものである。
バッファローは、オスもメス角を持ち、
肩の部分が盛り上がっている。
空に向かって伸びる角は、
天界の高い知性とのつながりを示し、
肩の盛り上がりは、
体の中に蓄えられた大きなエネルギーを象徴している。
バッファローは危険に直面すると、
メスが子供の周りに円陣を組み、
オスがさらにその周りに円陣を組む。
これは、バッファローのお互いに対する尊敬を表し、
家族や仲間に対する思いやりや、
生命を守り、防御し、敬う本能を象徴している。
バッファローのカードを引いた場合、
祈りにエネルギーを使うよう求められている。
あるいは、自らが
他者の祈りに応える道具になるよう求められている。
他者の祈りに応えることは、自分の望みとの違いを知り、
悲しみを経験することになるかもしれない。
他者の道に敬意を表わすことは、
バッファローのメッセージの一部である。
悲しみと混乱にある時には、
悟りと魂の平安を求めて真剣に祈りなさい。
自分が持っているギフトを賞賛することで、
心の平安はもたらされるであろう。
《逆位置》
助けが必要であるのに、
助けを求めることを忘れていないか。
拳を握ったままでは、豊かさという恩恵を受け取ることはできない。
以下の点について、考えてみなさい。
1.大精霊が自分の永遠のパートナーであることを忘れていないか。
2.物質的な世界、目に見える世界にばかり気を取られ、
すべての命の根源である神とつながる重要性から
目を逸らしていないか。
3.他者の道を敬うことを忘れ、自分が受けたい敬意と同じくらいの敬意を
他者に対して払うことを忘れていないか。
4.現時点で、自分の人生が利益を得るためのものになっている気がしていないか。
5.命、財産、才能、能力、健康、家族、友人に感謝することを忘れていないか。
6.バランスが取れた状態で人生を歩むために、
他者と平和的な関係を築くべき時、あるいは
自分の内なる葛藤と和解すべき時なのかもしれない。
あなたもバッファローになりなさい。
祈りの煙を感じ、纏っているバッファローのローブを
白いバッファローのローブに替え、
あなたが世界の祈りの答えになりなさい。
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