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オオヤマネコのメディスン(修正再掲)

2018年04月15日 | ・アニマル・メディスン
今回は、アニマル・メディスン オオヤマネコ Lynx の巻です。


写真は、ネットからお借りしました。







動物として


オオヤマネコ   ネコ目 ネコ科 オオヤマネコ属
学名:Lynx lynx  英名:Lynx 
別名:シベリアオオヤマネコ、ヨーロッパオオヤマネコ、
   ユーラシアリンクス(ユーラシアオオヤマネコ)


一般的に、狭義で
ヨーロッパオオヤマネコのみを指すことが多いが、
4種から成る。


■ヨーロッパオオヤマネコ■ Lynx lynx
ヨーロッパからアジアに分布
オオヤマネコ属の中で、最大種
体長 80~130センチ
体重 18~30キロ
尾長 10~25センチ






■カナダオオヤマネコ■ Lynx canadensis
北アメリカに分布
体長 76~110センチ
体重 8~11キロ
尾長 5~17センチ






■スペインオオヤマネコ■ Lynx pardinus
スペインとポルトガルのごく一部に分布
体長 85~110センチ
体重 9.4~12.9キロ
尾長 12~13センチ







■ボブキャット■ Lynx rufus
カナダ南部からメキシコにかけ、北米大陸に分布
体長 65~105センチ
体重 6~15キロ
尾長 11~13センチ







他のネコ科の動物と違い、
尾が非常に短いという特徴を持つ。
尾の先は黒い。


耳の先に黒色の長い飾り毛があり、
頬には白色の頬ひげがある。


森林、丘陵、開けた草原、高原、岩場、砂漠に生息。


単独で生活する。


夜行性。
主に、早朝と夕方遅くに活動する。
昼間に活動することもあるが、
樹上や樹洞、岩陰や茂みで休んでいることが多い。


食性は動物食。
鳥、昆虫、魚、爬虫類、齧歯類、ウサギ類などを捕食する。
力が強いヨーロッパオオヤマネコは、
イノシシや大型のシカ類も捕食する。
大きな獲物を倒す際、小さなグループを作ることもある。


鋭い聴覚と嗅覚を持つ。


視覚も優れており、
3km先にいるリスを見つけることができると
言われている。


跳躍力にも優れている。


最高時速 約55kmで走る。


木登りが得意。


泳ぎも得意。



優れたハンターであり、
獲物を待ち伏せて襲うほか、
時には10km以上、獲物を追跡することもある。


幅広い縄張りと行動域を持ち、
一晩に20~40kmほど移動することがある。


寒い地域に生息している種は、
冬季には毛が長くなり、足裏にも長い毛が密生する。
幅が広くなった足は雪靴の役割を果たし、
雪に体が沈むのを防いでいる。





声は非常に小さく、ほとんど鳴かない。


気性は荒い。


スペインオオヤマネコは生息数が特に減少しており、
絶滅危惧種としてレッドリストに指定されている。


アニマル・メディスンとして


オオヤマネコが象徴するもの
   ・・・秘密を知る賢者、寡黙、神託、直感、智恵、
      時空や次元を超える、孤独、透視、
      真実を見抜く眼力、姿隠し、静観、慎み深さ

オオヤマネコは、太古の失われた魔法や魔術、
超自然的な事象に関する知識、
天と地に関するあらゆる秘密や秘奥を保持する。
オオヤマネコは、秘密を守る番人ではなく、
秘密が何か、その中身を知る者である。


ネイティブ・アメリカンのシャーマンは、
オオヤマネコが微笑んでいるように見えるのは、
宇宙の神髄を知るオオヤマネコが
何も知らない無知な人類に対し、
憐憫を感じて微笑んでいるのだと考えた。


また、謎の笑みを浮かべ、
永遠の砂の上の番人であるスフィンクスは、
ライオンではなく、オオヤマネコと考えている。


オオヤマネコのカードが出た場合、
現時点で、人生に関する何かしらの秘密や、
自分自身でも気づいていない
自分に関する秘密が明かされようとしている。
オオヤマネコは、
自分が忘れている能力を思い出させてくれたり、
忘れてしまった宝物の在り処へと
われわれを導いてくれる。


オオヤマネコは、沈黙・寡黙を象徴する。
オオヤマネコは太古から、
数多くの民族の伝承において、
人類が犯してきた失敗や愚行の場に在り、
そのすべてを見てきた沈黙の証人であると
考えられていた。


寡黙なオオヤマネコはわれわれに、
おしゃべりを止めるよう伝えている。、
沈黙を居心地悪く感じたり、
おしゃべりで沈黙を埋めようとすることは、
自分に自信がなかったり、
心に不安を抱いていることを表している。
おしゃべりに夢中になっている時のわれわれは、
天から与えられた自分のギフトから
最も遠いところに在り、
自分の過ちに気付くことすら
困難な状態に陥っている。


オオヤマネコはわれわれに、
叡智や真実に到達するためには、
話すことを止め、深い沈黙に入り、
ハイヤーセルフとつながることが一番と
伝えている。


オオヤマネコのメディスンを持つ人は、
秘密主義者であり、周囲からは
謎めいた人物と思われることが多い。
口が堅いため、人からの信頼も厚く、
秘密を打ち明けられることも少なくない。
いつ口を開き、いつ沈黙すべきかを知っており、
人に賢明なアドバイスを与えることができる。


鋭い視覚を持つオオヤマネコは、
透視能力や予言と深い関わりを持つ。
オオヤマネコのメディスンは、
心の声を聞き、魂や霊性を見抜き、
真実につながる能力である。


オオヤマネコはただ静観し、
人の心の中に映し出されている画像や、
心の奥にしまっている嘘や怖れ、欺瞞、後悔、
宝物の隠し場所などを見透かす。
また時には、他人からだけでなく、
自分自身からも隠している秘密も見抜く。


オオヤマネコのメディスンを持つ人は、
無意識に相手のエーテル体に触れ、
直感や霊的なメッセージを受け取ったり、
他の人が見聞きできないことを
見たり聞いたりできる。
真実を見透かされることを怖れる人からは、
時に避けられることもある。


オオヤマネコのメディスンは、
『真実』のエネルギーを覚醒する。
たとえぱ、オオヤマネコのメディスンを召還して
人と話をした場合、
言葉ひとつひとつが持つ本来のエネルギーが
最大限に覚醒されることとなる。
話された言葉は、その通りの意味となり、
皮肉や当てこすりなど、
反語的な意味を帯びることは一切ない。


オオヤマネコのメディスンを持つ人は、
話す言葉が本来の力を発揮し、
創造的な言葉はより創造的に、
破壊的な言葉はより破壊的になるため、
言葉には注意する必要がある。


オオヤマネコは、獲物を追い詰めると、
一旦立ち止まって周囲を観察し、
周りの状況を十分把握してから
狩りを始める。


オオヤマネコはわれわれに、
注意深く、慎み深く行動するよう伝えている。
衝動を抑制することで、
行動を起こす前に考える余裕ができ、
成功の可能性がより高くなる。


オオヤマネコはわれわれに、
焦らず、慎重に行動することが肝要であり、
そうすることで、
必要なものが手に入るだけでなく、
自分自身の安全や生存の可能性を高めることを
教えている。


オオヤマネコは自然界において、
人間に目撃されることは滅多にない。
オオヤマネコは、姿隠しの達人であり、
異次元、異世界も自由に行き来する存在である。


オオヤマネコは、
人類の地球上での歩みや霊的な進歩を見定め、
霊界の長老に伝える役割を担っている。
そのため、オオヤマネコは姿を隠し、
静かにわれわれを監視している。


オオヤマネコは、雪靴のような大きな手足を持ち、
雪や氷の上を自由自在に動くことができる。
オオヤマネコの大きな手足は、
生き残りにおいて重要なだけでなく、
地球にグランディングする強い力を象徴する。


オオヤマネコのメディスンを持つ人は、
感情面で凍りつき、
動けなくなっている人を助けることができる。
地球へのグランディングを強めるために、
足をよく手入れするのが望ましい。


単独で行動するオオヤマネコは、
タロットカードの『隠者』のエネルギーに通じ、
世界から超然と生きている。
自分自身に多くの時間やエネルギーを必要とし、
他人の思考や信念に振り回されることはない。


オオヤマネコのメディスンを持つ人は、
孤立している時、
より大きなパワーを発揮できる。
他者から自分を隔離することは、
他者の想念や影響から
自分自身を浄化することであり、
そうすることで、自分が本来持つ力を取り戻し、
真の奉仕をすることが可能となる。


超然と生きるオオヤマネコも、
時に無邪気に、子猫のように遊ぶこともある。
オオヤマネコはわれわれに、
たまには、自己を真剣に取り過ぎないことも必要と
伝えている。


童心に戻って心から笑い、
心から喜び、遊び楽しむことは
大きなリフレッシュとなり、
新しい発見や気づきを得る可能性を高めてくれる。
オオヤマネコはわれわれに、
孤独とは、自己を真剣に受け止めるためだけに
あるものではなく
自分を楽しませるためのものでもあると教えている。


ネイティブ・アメリカンの一部の部族において、
オオヤマネコはシャーマンに対し、
時空を超え、異世界や異次元を行き来する方法を教える
教師と考えている。


時間、空間、次元を自在に操ることは
シャーマンにとって、非常に重要な技であり、
その技によって、シャーマンは過去と未来を訪れ、
エネルギーについての理解を深めたり、
より深い癒しを起こすことが可能となる。
その能力こそ、宇宙の秘奥のひとつであり、
オオヤマネコは、その秘奥の数少ない教師である。


“lynx”という単語は、
古典ギリシア語で光を意味する
“λύγξ (lunx)” に由来し、
照度の単位であるルクス (lux)の語源で
光や輝きを意味するラテン語の“lūx”とも同根である。
これは、オオヤマネコの眼は
かすかな光でも非常によく見えることからきている。


古代ローマにおいて、
鋭い観察眼は、『オオヤマネコの眼』と表現されていた。


古代から中世のヨーロッパにおいて、
オオヤマネコは、すべてを見透かす超越的な観察眼、
あるいは、キリストの全知性に匹敵する
透視能力の持ち主と考えられ、
『ボイオティアの大山猫』という比喩がよく用いられた。
10世紀のフランスの修道士オドン・ド・クリュニーの
「もしも人間がボイオティアの大山猫のように、
皮膚の下にあるものを見ることができるならば、
誰もが女を見て吐き気を催すことになるだろう」という言葉が
特に有名である。


明敏や明智の象徴として、貴族の紋章などに
オオヤマネコはよく用いられている。


北欧や北米の神話において、
オオヤマネコは様々な役割を持って登場するが、
主に「秘密を守る者」や
謎めいた神秘的な生き物とされている。
また、固体も通して見ることができる
超自然的な眼力の持ち主で、
隠された真理の追求や、
透視の象徴とされることが多い。


ネイティブ・アメリカンの伝承においても、
オオヤマネコは、多くの役割を担っている。
北西部の部族においては、
オオヤマネコは狩猟の達人であり、
時に、社会的責任や規範的行動の象徴である。


北東部の部族においては、
オオヤマネコは人間よりも賢いが、
貪欲で、粗暴な悪党とされている。


北部のアニシナアベ族(オジブワ族)においては、
オオヤマネコはパワフルだが
危険な存在と見なされている。


イースタン・ウッドランドの神話において、
ドラゴンなど、水に棲むモンスターは
オオヤマネコと関連付けられていた。
チポワ族においては、
オオヤマネコは、一族の動物とされていた。


15世紀後半から16世紀のイタリアにおいては、
世界最古のアカデミー(学術団体)が続々と設立されたが、
中でも有名なのが1603年、フェデリコ・チェシが設立し、
ガリレオ・ガリレイなど著名人もメンバーであった
『アカデミア・デイ・リンチェイ(アカデミー・オブ・リンクス)』 である。
チェシは、1558年ナポリで出版され、
当時のベストセラーであった通俗科学本の
『マギア・ナチュラリス(英名:ナチュラル・マジック)』中の
『オオヤマネコのような目で観察する』という文から
インスピレーションを受けて、
アカデミーの名称と校章にオオヤマネコを採用した。



オオヤマネコは、宇宙の神髄や
生命に関する秘密や秘奥を
人間よりもはるかに深淵なレベルで知っており、
内なる知に従って生きる存在である。


オオヤマネコはわれわれに、
静観し、ハイヤーセルフとよくつながり、
直感や内なる知に従って賢明に生きるよう
教えている。



《逆位置》


黙りなさい。

おしゃべりすることは、
知る余地、すなわち学びを失うことである。

無駄なおしゃべりが、
大事な秘密を漏らしているかもしれない。

真実に基づかないうわさ話は、
特に良くないおしゃべりである。
ただちに止めなさい。

自分の最新のアイデアを
ライバルにうっかり漏らしてはいないか。

友人との約束を破ったり、
信頼を踏みにじるようなことをしていないか。

自分は他の人からの信頼に値する人間か。
秘密を明かしてもらえるような人間か。

知ったかぶりをしてはならない。

うっかり秘密を漏らしてしまったならば、
どのようなことが起きても
その結果に責任を持ちなさい。


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