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カモノハシのメディスン

2017年10月06日 | ・アニマル・メディスン
今回は、アニマル・メディスン カモノハシ Platypus の巻です。


写真は、ネットからお借りしました。










動物として


カモノハシ   哺乳綱 単孔目 カモノハシ科 カモノハシ属
学名:Ornithorhynchus anatinus  英名:platypus 


本種のみで、カモノハシ科カモノハシ属を形成する。


オーストラリア大陸東部、タスマニア島に分布。


熱帯・亜熱帯雨林、硬葉樹林、高山地帯などの
淡水の河川や湖沼などに生息。


全長 約55~60センチ
体重 約0.7~3キロ
尾長 約8~15センチ 


食性は、肉食性。
昆虫類、甲殻類、貝類、ミミズ、魚類、両生類等を食べる。
大食漢で、一日に体重と同じくらいの餌を食べる。


薄明薄暮性。
夕方や早朝に、最も活発に活動する。


単独で生活する。


半水生で、水辺に掘った巣穴に棲む。
巣穴の入り口は、外敵の侵入を防ぐよう、
水中か草で覆われた土手にある。


肺呼吸を行うが、最大で10分程度、
水中に潜ったままでいられる。


四肢には、発達した水かきがついている。


体毛は、二重構造になっている。
外側の毛は、防水性に富んでよく水を弾き、
内側の毛は、保温性に優れている。


ビーバーに似た扁平な尾を持つ。


歯を持たない代わりに、
ゴムのように弾性のある嘴を持つ。
嘴の先端には、非常に敏感な末梢神経が通っており、
獲物が動く時に発する生体電流を感知する。
このためカモノハシは、
水中では耳の穴と目を完全に閉じているが、
獲物を巧みに捕らえることができる。


陸上では、視覚と聴覚はともに鋭い。


鳴き声はほとんど発しない。


カモノハシは哺乳類で唯一、毒を持っている。
オスの後脚には、石灰質の蹴爪があり、
この蹴爪から、毒を分泌する。
メスも、生まれた時には蹴爪があるが、
成長の過程で消失する。
毒は、犬猫など小動物を殺すほどの強さである。



繁殖形態は、
哺乳類では非常に珍しい卵生である。
卵を産む哺乳類は、カモノハシと
ハリモグラ、ミユビハリモグラの3種だけである。

ハリモグラ


ミユビハリモグラ



カモノハシの卵の殻は柔らかく、
粘着質のある物質で覆われている。



メスは、一度に2個(稀に1個や3個)産卵し、
お腹の毛にくっついた卵から、赤ちゃんが孵るまでの約1週間、
巣の中でじっと待つ。


メスに乳首や乳房はない。
代わりに腹部には、
100ほどの乳腺が集中した『乳野』があり、
子供は、乳野から沁み出た乳を舐める。



恒温動物であるが、
変温動物的な部分も残っており、
体温は25~36℃である。


学術的に非常に希少な種であり、
生きた化石と呼ばれている。
カモノハシの祖先と思われる
白亜紀(1億4500万年前~6600万年前)の
動物の頭骨が見つかっており、
哺乳類の中で、最古の生き物のひとつとされている。


オーストラリア政府により、厳重に保護されており、
長距離の移動に適さないため、
オーストラリアとタスマニア以外では
見ることができない。


アニマル・メディスンとして


カモノハシが象徴するもの
   ・・・矛盾、多様性、ユニークさ、孤独、女性性、好奇心、
      探求心、バランス、包容力、自由、古代の叡智、
      無条件の愛、繊細さ、敏感さ、優雅さ


カモノハシは、有史前から存在する
『生きる矛盾』である。
カモノハシは、動物界で最後に進化した2つの分類、
哺乳類と鳥類の両方に属する矛盾を象徴する。


また、鳥のようであり、魚のようでもありながら、
哺乳類であるカモノハシは、多様性も象徴する。


カモノハシは、その外見だけでなく、
身体能力においても、
他に類を見ないユニークな生き物であり、
霊的にも強力なトーテムである。
カモノハシは、主流たるものには
適合しないアウトサイダーであり、
唯一無比のユニークさを象徴する。


カモノハシは、包容力を象徴する。
カモノハシはわれわれに、
あるがままの自分を受け容れ、
宇宙でたった独りしかいない自分を愛し、
誇りにすべきと伝えている。


それぞれが自分の個性を発揮し、
自分であることを存分に愉しみながら、
自分らしい人生を自分らしく送るよう
カモノハシは伝えている。


カモノハシはさらに、
自分を自分たらしめている欠点も
受け容れるよう伝えている。
自分の弱みを強みに変え、
霊的に成長するためには、
まず、自分は完璧ではないという事実を
しっかりと受け容れることが大切であると
カモノハシは教えている。


カモノハシをトーテムに持つ人は、
社会や周りの人と自分との間に壁を感じたり、
疎外感を感じることがある。
また、多くの人に囲まれていても、
複数のグループに所属していても、
自分だけが遊離しているように感じることがある。


カモノハシはわれわれに、
どんな時も、他人にどう思われようとも、
常に自分を信じ、自分自身であり続け、
自分を堂々と表現する勇気を持つことが
何より重要であると教えている。


カモノハシはまた、
一緒に居て、自分らしさを出せないような人や集団からは、
距離を置くよう伝えている。


自分を偽り、他人に迎合することは、
自分のハートを失うことであり、
人生の目標を見失うことにもなりかねない。
一方、本来の自分でいることは、
真の幸福、人生の真の目標へとつながってゆく。


カモノハシは、孤独を象徴する。
カモノハシはわれわれに、
時に孤独になって、自分を充電することは重要であり、
他人からの影響を遮断し、
自分自身に意識をフォーカスすることで、
眠っている創造性につながったり、
内なる平安に到達できると教えている。


反面、カモノハシは時に社交的になり、
他人と有意義な関係を築くのも大事と伝えている。
自分と異なる視点を持つ友人は、
多くの気づきや学びをもたらし、
人生をより豊かなものにしてくれると
カモノハシは教えている。


カモノハシをトーテムに持つ人は、
孤独を楽しみ、プライバシーを大切にする。
時に周囲の人から、変わり者とも見なされるが、
自分自身であることを楽しみ、自己充足している。


カモノハシは、女性エネルギーを象徴する。
カモノハシは、四大元素の水と土と
深いつながりを持つが、
水と土もまた、女性エネルギーを象徴する。


カモノハシはわれわれに、
真の女性性とは、優しさを分かち合う力であり、
嫉妬や妬みなどの負の感情とは無縁の
無条件の愛を持つこと、
包容力を持つことであると教えている。


カモノハシは、毒針を持って生まれるが、
成長とともに、メスだけが毒針を失う。
これは、メスは自分の真の価値に気づき、
神とつながったことで、
天界の保護や恵みを得たことを象徴する。


カモノハシは温和で、常に友好的であり、
自分から攻撃をしかけることはない。


カモノハシをトーテムに持つ人は、
柔和で平和的であり、周りの人を和ませる。
内気で控えめで、人見知りなところもある。
誰かをコントロールしようとしたり、
パワーゲームに参加するようなことはせず、
常に穏やかで超然としている。


カモノハシは、好奇心と探求心を象徴する。
カモノハシは獲物を探す時、
川や湖の底砂を嘴で丹念に掘り、
流木や石の陰まで細かく確認する。


カモノハシはわれわれに、
子供のような好奇心を常に持ち、
時間や労力、忍耐を厭わずに
考えつくあらゆる方法を試し、
経験することの醍醐味を味わうよう伝えている。


カモノハシは、水と深いつながりを持つ。
水もまた、古来から、
感情や潜在意識と深いつながりを持つと
考えられている。


カモノハシはわれわれに、
感情に溺れることなく、
流れに乗ったり、時に離れてみたり、
客観的な視点を失わないことが大事と教えている。


われわれが人生で経験することの多くは、
水のように流れ去り、
われわれは、経験から何を学んだのか、
どのような影響を受けたのか、
忘れてしまいがちである。


カモノハシはわれわれに、
不愉快に感じた経験にこそ注目し、
内省するよう伝えている。
不愉快に感じた経験はしばしば、
われわれの潜在意識の深い所に残っている。


霊的に成長するため、
時には苦い経験に向き合うことが大事であると
カモノハシは教えている。


カモノハシは、敏感さや直感を象徴する。
カモノハシは水中に潜る時、
皮膚の襞で目と耳を閉じるが、
獲物が発する微弱な電気振動を嘴で感知し、
難なく捕えることができる。


エネルギーに敏感なカモノハシは、
ヒーリングやエネルギーワークをする人に
大きなサポートを与えてくれる。


カモノハシのトーテムを持つ人は、
エネルギーの流れをうまく捕らえ、
利用する能力を持つ。
人の心の機微を敏感に察知し、
感情という水の中を自由に泳ぎながら、
必要なものを的確に獲得する。


カモノハシは、バランスを象徴する。
様々な生き物の間でバランスを取りながら
独自の進化を遂げたカモノハシは、
われわれが日々の喧騒に追われ、
失いがちなバランス感覚を取り戻すよう
サポートしてくれる。


オーストラリアには、カモノハシの有名な伝承がある。
そのお話によると、
鳥類、魚類、哺乳類はみな、
カモノハシのことを最高の生き物と信じ、
ぜひ自分たちの仲間に入ってくれと、
それぞれお願いしていた。

カモノハシは、どのグループに入ろうか迷ったが、
それぞれが優れたところを持っているので、
全部のグループに属することに決めました、というお話である。


このお話には別の結末もあり、そちらによると、
カモノハシは結局、どのグループにも参加しなかったので、
孤独な生き物となりました、となっている。


カモノハシはわれわれに、
人生において、
他人のやり方を受け容れることと、
自分のやり方を創り出すことの間で
バランスを取るのが大事と伝えている。


カモノハシは、
われわれの潜在意識に在る古代の叡智や
われわれの精神の根源を成すものについて
教えてくれる。
カモノハシは、われわれに霊的に働きかけ、
われわれが全く気付いていなかった
偉大なる宇宙の神髄に気付かせてくれる。


《逆位置》


人に合わせすぎて、自分を偽っているのではないか。

自分としっかり向き合う時間を作っているか。

自分をありのままに認めているか。

人と違う自分を感じ、引け目に思ったり、自分を嫌ってはいないか。

自分自身に意識が偏りすぎ、他人の気持ちを無視していないか。

あらゆる方法を試したか。途中で諦めていないか。

過去の失敗をきちんと反省しているか。
また、失敗から学びを受け取ったか。

孤独を楽しんでいるか。

毒を含んだ言葉や態度で、他人を傷つけていないか。

優しさと包容力に満ちた女性性のエネルギーで
自分をもっと満たしなさい。


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