さいたま市の女性専用ヒーリングサロン ☆Dwarfgardenドワーフガーデン☆

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夏は夜

2016年08月07日 | ★毎日の悲喜
今日も太陽ギラギラの猛暑日でした。

夜になって、ようやく一息つけるようになりました。

お月様を見ていたら、
『枕草子』の『春はあけぼの』を思い出しました。



以下、『春はあけぼの』原文です。


春はあけぼの。
やうやう白くなりゆく山際、少し明かりて、
紫だちたる雲の細くたなびきたる。

夏は夜。
月のころはさらなり、闇もなほ、蛍の多く飛びちがひたる。
また、ただ一つ二つなど、ほかにうち光て行くもをかし。
雨など降るもをかし。

秋は夕暮れ。
夕日の差して山の端いと近うなりたるに、烏の寝所へ行くとて、
三つ四つ、二つ三つなど飛び急ぐさへあはれなり。
まいて雁などの連ねたるが、いと小さく見ゆるは、いとをかし。
日入り果てて、風の音、虫の音など、はた言ふべきにあらず。

冬はつとめて。
雪の降りたるは言ふべきにもあらず、霜のいと白きも、
またさらでもいと寒きに、火など急ぎおこして、
炭持て渡るも、いとつきづきし。
昼になりて、ぬるくゆるびもていけば、
火桶の火も、白き灰がちになりてわろし。


『枕草子』は、授業で必ず習うと思いますが、
平安時代中期(約1000年頃)、
清少納言によって書かれた随筆です。


私は高校時代、
『春はあけぼの』をまるまる暗記させられました。
さらに、全員覚えたかどうか確認するため、
独りずつ、みんなの前で暗唱もさせられました。


内容を深く味わい、楽しむには程遠く、
ただ丸暗記しただけでしたが、
描かれている風景を心に思い浮かべながら
改めて読んでみると、
それぞれの季節の素晴らしさが
女性らしい、細やかなやさしい視点で描かれていて、
時を超越して、この随筆が愛されてきた意味を感じます。



以下、ネットで公開されている現代語訳を転載します。


春は夜明け方が素晴らしい。
山際がだんだんと白くなってきて、ほんのり明るくなって、
紫がかった雲が細くたなびいているさまは趣深い。

夏は夜が素晴らしい。
月が出ているのはいうまでもなく、
月の無い闇夜でも、たくさんの蛍が飛び交っていたり、
ただ一匹二匹の蛍がほのかに光って飛んでいくさまも素晴らしい。
雨などが降るのも趣がある。

秋は夕暮れが素晴らしい。
夕陽が差してきて今にも山の境に沈もうとする頃、
烏が寝床へ帰ろうとして、三羽四羽、二羽三羽と
飛び急いでいる様子さえしみじみと心打たれる。
まして、雁などが隊列を組んで飛んでいるのが、
遠くに小さく見えるのは、とても趣があって良い。
日が沈んでから聞こえてくる風の音や虫の鳴く音などは、
言うまでもなく素晴らしい。

冬は早朝が素晴らしい。
雪が降った時は言うまでもなく、霜がとても白い時も、
またそうでなくてもとても寒い時に、
火など急いで起こして炭を持って廊下を通っていくのも、
冬の朝にはふさわしい。
昼になってだんだん寒さが緩んでくると、
炭櫃の火も白い灰が多くなってくるのは、いただけない。


暗唱させられた当時は、どうしてこんなこと・・・と思いましたが、
年をとると、ある日突然、記憶の引き出しが開いて、
若い頃に必死に覚えた(覚えさせられた)ことが
ポンと出てくることがあります。

最近は、新しいことを覚えるのが大変で億劫なのですが、
脳みそを鍛えておいて損になることは
ひとつもないなと改めて思いました。
生涯を通じ、勉強する姿勢は大事ですね。
覚えたいと思うことはたくさんあるので、
意欲を失わず、精進していこうと思います。



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