上からのストップ

最近仕事がものすごく忙しくて、
ちょっとイライラがたまっているせいか、
映画『ファイト・クラブ』を見て
スカッとしたくなっていました。


『ファイト・クラブ』をご存じない方のために
ちょっとご説明。


何不自由ない、裕福なエリート会社員の
主人公（エドワード・ノートン）は
仕事のプレッシャーから不眠に悩み、
心の奥底にはどうしようもない虚無感や
孤独を抱えています。

そんな彼はある時、
自分とは正反対のタイプの男、
タイラー（ブラッド・ピット）に出会います。

筋肉質でケンカに強く、女性にモテるタイラー。
自分にはない男性としての魅力を目の当たりにし、
タイラーを、男の理想像と思い始める主人公。

そんなタイラーは、殴り合うのが目的の
｢ファイト・クラブ｣というクラブを主催しています。
主人公は、そのクラブに出入りして、
殴られた痛みを感じるうち、
昼間の自分は生きる屍であることを感じるとともに、
深夜のファイト・クラブに
どんどんのめりこんで行くのです　―


大体こんな感じのお話です。


題名の通り、暴力的な描写が多く、
決して楽しい映画とはいえないのですが、
カルト的なファンの多い作品となっています。


私は昔、この映画のＤＶＤを持っていたのですが、
暴力的なもの、グロテスクなものは
自分のそばに置きたくなくなり、処分しました。


それなのに、なぜか猛烈に見たくなったのです。
手放したものを、お金を出してまで
見るなんて、馬鹿らしいじゃない・・・
そう何度も自分に言い聞かせましたが、
見たいものは見たい。

とうとうＴＳＵＴＡＹＡに行きました。
幸い、旧作はオール１００円。
１００円なら、まあいいか。


で、セルフレジに通そうとすると
私のＴカードがエラーになるのです。
カードを読み込ませる向きは合っています。
それなのに、何度やってもエラー。
普段、お店でポイントを貯めているとき、
エラーになったことなど、一度もないのに。


３回通してエラーになった時、
わかりました。
私はこういうものを見てはいけないと、
「上」からストップがかかっているのだと。


すぐそばに暇そうな店員さんもいましたが、
エラーになって困っている私が
まるで見えていないかのように、
何も言ってくれませんでした。


私はＤＶＤを棚に返し、お店を出ました。
そういうことなのだ、やはり。


ヒーリングに携わる者として、
波動を下げるようなもの、
自分の内面を汚すようなものは
見てはいけないのだ。

疲れてむしゃくしゃしているなら、
セルフ・ヒーリングをすればいいだけだ　－
反省するとともに、
私はちゃんと見守られているのだなという
大事な気づきをいただきました。


私は以前にも、ちょっと違いますが、
フラワーエッセンスのグラガを買おうとして、
何度もカードエラーになったことがあったのでした。
その時の日記　


Ｔカード、磁気がおかしくなったのか心配になり、
ＴＳＵＴＡＹＡを出た後、スーパーで使ったら
ちゃんと普通に使えましたよ。


やはり、ちゃんと守られているのだわ。
疑ってゴメンナサイ。


襟を正してちゃんとやっていかなくちゃ・・・と思った出来事でした。




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