マルホランド・ドライブ

イギリスのＢＢＣが『２１世紀の偉大な映画ベスト１００』を発表し、
１位に輝いたのはデヴィッド・リンチ監督の『マルホランド・ドライブ』、
４位には、日本で唯一、宮崎駿監督の『千と千尋の神隠し』がランクインしたと
ニュースで読みました。


以下、１０位まで抜粋です。

１位『マルホランド・ドライブ』（2001年デヴィッド・リンチ）
２位『花様年華（かようねんか）』（2000年ウォン・カーウァイ）
３位『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』（2007年ポール・トーマス・アンダーソン）
４位『千と千尋の神隠し』（2001年宮崎駿）
５位『６才のボクが、大人になるまで』（2014年リチャード・リンクレイター）
６位『エターナル・サンシャイン』（2004年ミシェル・ゴンドリー）
７位『ツリー・オブ・ライフ』（2011年テレンス・マリック）
８位『ヤンヤン 夏の想い出』（2000年エドワード・ヤン）
９位『別離』（2011年アスガー・ファルハディ）
10位『ノー・カントリー』（2007年ジョエル、イーサン・コーエン）


２０００年から現在まで１６年の間に
世界で何千も作られた映画の中で、
１００位内に入るだけでも、十分すごいことだと思います。


元サイトで、１００位までざっと見ましたが、
ハリウッドのボックスオフィスとは全く違い、
じっくり丁寧に作られた感の映画や
クセのあるプロットの映画がたくさん入っていて
そうだよな～ウンウン、と頷きました。
（ＣＧや特殊効果に頼りすぎな映画は嫌い。）


私、『マルホランド・ドライブ』は大好きなのですが、
引っ越してくる前、ＤＶＤは処分してしまいました。


でも、１位だなんて聞いたら、また見たくなりまして
またＴＳＵＴＡＹＡへ。


今度はすんなりＴカードが通りました。
やっぱり先日の『ファイトクラブ』は
見ちゃいけないから通らなかったんだわと納得。


『マルホランド・ドライブ』も
暴力的なシーンはいくつかありますが、
心理描写が多く、哀しい映画です。
難解で、初見ではわかりにくいところがたくさんありますが、
解説サイトもたくさんあるので、
見たことがない方は、一度はぜひ見てみてください。
１位になるのが頷けると思います。


私が個人的に感じていることですが、
ジェームス・ジョイスの手法『意識の流れ』と
リンチ作品には、どこか似た点があるような気がします。





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