さいたま市の女性専用ヒーリングサロン ☆Dwarfgardenドワーフガーデン☆

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幻燈

2016年08月20日 | ★毎日の悲喜
お盆もとっくに過ぎましたが、
お盆で忘れられない思い出があります。


小学生時代、
母の故郷の秋田での出来事でした。


祖母の家は、
車が通れない細い路地が入り組んだ
どん詰まりにあり、
すぐ裏には、大きなお寺があります。


住んでいる人でないと
わざわざ通らない場所。
隣近所は、みんな知り合い。
どこの家も、玄関や窓は開けっ放しで、
朝になると、ご近所さんと窓越しに
おはようのご挨拶をする。
 『となりのトトロ』 さながらの世界です。


お盆の法事が終わり、
親戚が集まって、寛いでいた時のこと。


近所の方がやってきて、
お寺で今夜、幻燈会があるから、
子供たちは見においで、と
声をかけてくれました。


幻燈・・・その時、初めて聞いた言葉でした。


幻燈は、別名マジック・ランタンとも呼ばれ、
現代のプロジェクターの原型といわれる
投影装置のことです。


紙芝居や影絵を
映画のように投影して見せるというと
わかりやすいでしょうか。


ネットで拾ってきた写真ですが、
こんな装置だったようです。



面白いから行っておいで、と言われたので、
最年長だった私が引率し、
イトコたちと見に行くことになりました。


お寺ではよく遊んでいましたが、
中に入るのは初めて。
近所の子供たちが続々と集まり、
あっという間に本堂は
子供でいっぱいになりました。


中では、壁の一面に白い幕、
残りには暗幕が張られており、
映画館のように薄暗くなっていました。
その雰囲気だけでも、
小さな子供は、大はしゃぎです。


照明が落ち、幻燈が始まると、
映し出された画像の美しかったこと!
私はすぐに、その儚げで幻想的な
幻燈の世界に引き込まれました。


こちらもネットで拾った、ある幻燈会の写真。
私が見たのも、こんな感じでした。
モノクロで、影絵のように美しかった。



私もまだ11~12歳だったので
話の筋など、細かいことは
全く覚えていないのですが、
とにかく映像が美しかったことだけ、
強烈に心に残っています。


大分大きくなってから、
あの夜、一緒に行ったイトコに
「幻燈のこと覚えてる?」と訊いたら、
「小さかったから、全く覚えていない」と。


親は一緒じゃなかったので、
あの夜見た幻燈の思い出を
共有できる人が一人もいないのです。
なんと残念な・・・。


叔母から聞いた話では、
あのお寺で幻燈会をやるのは、
毎年の行事というわけではなく、
私たちが たまたま お盆に行ったら、
お寺で たまたま やってくれたので
見ることができたらしいことがわかりました。


昔は、子供が今よりもずっと多かったので、
親戚一族が集まるお盆、
お寺が子供たちに向けて、
ちょっとしたプレゼントをしてくれたのかも
しれません。


今、幻燈会を開いても、
CGやアニメに慣れた子供たちは、
興味も持たないかも。
逆に、私の年代の大人の方に
昭和レトロなものということで、
受けたりしないかなあ。



幻のような体験だった、あの夜の幻燈。
今も、お盆のたびに懐かしく思い出します。




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