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Days of Dragonflies & Moths

トンボや蛾に関わる記事中心。
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写真集「関東甲信越のトンボ2010plus」

百蛾夜行 第一巻 一章

2007年06月17日 | 
6月の山の蛾を求めての山奥行となった。
山奥まで回ると言うことは、10種は新顔を得たいものである。

今日の格言
 新月の候には蛾影少なし


新月と言えば、最も蛾の彷徨い出てくる確率が高そうだが、今まで新月付近を狙って
いい思いをしたことがない。

まずは最初に低山のポイント。
蛾影は少なくないものの、先日行ったときと同じ顔ぶれでしかもだいぶ間引かれた感じだ。
どれもこれもスルーである。しかし程なく、これは初物に違いない!というものに出会う。
一見、ベニモンアオリンガの仲間に見えたが、すぐにコヤガのあの辺・・・と気づく。
しかし、名前は出てこないので「あの辺」としかわからない。思わず声を上げると、蛾は気
配を察知して焦りはじめた。先日、これは!というものを見つけて写し損なっている経験上、
何とかファインダーに入れて無理にでも写そうとする。
よし!ピントも来た!ここで一枚・・・シャッターを切ると同時に蛾は飛び上がった。飛び
上がる直前にシャッターを切ったはずだが、残念無念!!!飛び上がった直後にシャッター
は切られ、アウトフォーカスの表翅もちゃんと確認できない画像しか撮れなかった。


フタイロコヤガ


今回はどうにか写せたが、まともな写真ではないので、がっかりしながらもしばらくコヤガの再来
を待つ。その間得られた初物は二種だけであった。シマキリガは普通種で言わば出会って当然とも
言うべきもの。キンオビの方はいい加減擦れまくっていたので、さほど感慨はなかった。


シマキリガ(左)と キンオビナミシャク 


先日は見失った蛾を待ち続けて、その一カ所で終わってしまった経緯もあり、この蛾相でこの
まま居座るのもいかにも無念ということで、場所を移動することにする。  (つづく)


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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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遅まきながら (むじな)
2007-06-17 07:12:56
掲示板のほうを中止したと思ったらこちらに方向転換したんですね。
確かに人気のある掲示板の管理人さんはレス付けに大変ですよね。
私には同定依頼なんて絶対にないから気楽なものです(笑)

昼はトンボで夜は蛾の日々これからも楽しみにしてます。
で、いつ寝てるんですか?
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Unknown (Matsz)
2007-06-17 11:23:43
むじなさん、ご来訪ありがとうございます。
これからは、自分のペースでやっていきます。
掲示板も止めるのはちょっと惜しい気がするんですけどね。
私も気まぐれな方なので、また突然再開するかもしれませんが。

いつ寝てるか?と言うと、昼と夜以外だから、朝と夕方でしょうか?でも夏になると、夕方も裏ヤンマで忙しくなるし。。。
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