
どうも梅雨のような天気が続くと思っていたら
今年はずいぶんと早い入梅ときたもんだ。
この時期が盛りの虫も悪天低温続きでは困ってしまうだろう。

キバネツノトンボは草原依存種で、近年は乾燥化した休耕田の草地等でも良く発生する。

写そうと近寄ると、茎の裏側に回り込み隠れる仕草をする。
それにあわせてこちらが回り込むと更に回り込むので
ツノトンボと一緒にぐるぐる回ってしまう。
仕方なく裏側から写そうとすると、わずかに頭を出してこちらを見ている。

非常におとなしそうな虫だが、気温が上がると草原上空を絶え間なく飛び回り、
小虫を摂食する。ツノトンボ成虫が補食行動をすることをよく知らなかったので、
最初見たときはびっくりしたものだ。
