Dr.K の日記

日々の出来事を中心に、時々、好きな古伊万里について語ります。

白磁 菊陽刻文 大そば猪口

2021年03月29日 12時15分57秒 | 古伊万里

 今回は、「白磁 菊陽刻文 大そば猪口」の紹介です。

 「そば猪口」は、「そば猪口」ばかりを集めている、いわゆる「そば猪口コレクター」といわれる方々がいるくらいで、一部の方々にとっては大変に人気の高いアイテムですね。

 私は、そのいわゆる「そば猪口コレクター」には属しませんで、この器も、名称は「そば猪口」とはしていますが、用途としては「向付」であろうと思って買ってきたものです。

 ですから、この器も、普通の「そば猪口」に比べれば大振りです。

 

立面

菊文が陽刻されています。全体で2箇所あります。

 

 

陽刻部分の拡大

 

 

見込み面

 

 

底面

 

 

生 産 地 : 肥前・有田

製作年代: 江戸時代中期

サ イ ズ : 口径;9.2cm  高さ;6.2cm  底径;4.9cm


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2 コメント

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Dr.Kさんへ (遅生)
2021-03-29 13:10:03
控えめな菊の陽刻が洒落ています。
小さな鉄分のスポットも白生地の味わいを深めています。
白磁は難しいですが、こういう品を見ると、その良さがわかりますね。
通好みの品。こういうのが、座敷の棚にポツンと置いてあると、主人のセンスがわかります(^.^)
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遅生さんへ (Dr.K)
2021-03-29 13:36:03
この白磁は、ギラギラした白の白磁ではなく、落ち着いた白の白磁なので気に入って買いました。

よ~く見ないと、陽刻が施されていることが分かりません。陽刻を見落としてしまいそうでした。
見えない所に手間暇をかけたり、目立たない所に手間暇をかける、江戸の粋みたいなものも感じました。
それで、「おぬし、やるな~」と感じ、気に入りました(^-^*)
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