橋本市の大型?宿泊施設でした紀伊見荘ですが、3月末日をもって休館しています。
3月議会では、ゴールデンウィーク頃に、大阪の法人に売却されオープンするとの説明がされていました。
しかし、現在も休館中のままです。
それどころか、簡易水道と敷地の一部が地元所有のため交渉が難航し、先月交渉が決裂し白紙に戻されました。
一方、テニスコートは更地へと戻されるべく工事が進んでいます。
もともと売却の公募には2団体のみが応じたのですが、1社が辞退し、残る1団体と契約に向け進んでいました。
再度、8月に公募するとの事です。
みなさん、売買価格はお幾ら位と思われますか?
答えは2000万円です。
普通の一軒家より安いですよね。
しかし、国定公園内にありますので制約も多く、宿泊業以外での施設利用はできません。
増築に増築を重ねた古い建物ですので耐震補強の必要も出てきます。
昨年度の営業収支は1600万円の黒字だったそうです。
よりよいアイデアで運営していける方法の模索が求められています。
例年ここで、会合や宴会をされる団体や市民も行き場をなくしてしまっています。
また市内での宿泊施設が不足する中、企業誘致や観光にもマイナスです。
市脇地区で建設計画のビジネスホテルも工事がストップしています。
売却だけではなく、施設の利用について考えていきたいですね。
皆様のアイデアもお寄せください。