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童話と絵本の会

楽しい童話や絵本を集めています。気にいった童話や絵本があればお知らせください。

童話と絵本の会 2016.09.10 かめと ひひ(1)

2016-09-10 22:58:24 | カ行の絵本
2016年9月 10日(土)晴れ 21℃ 7%RH am5:15
童話と絵本の会の準備をしています。 お気に入りの童話や絵本があれば教えてください。

今日の絵本
_かめと ひひ (1)
__アフリカのむかし話 文 木暮正夫 絵 渡辺侚三 池田龍雄 堀内誠一 林夏介 
__1967 研秀出版株式会社 
__御器所教会蔵書

ある ゆうがた、としとった かめが
おなかを すかせて あるいて いると、
まんとひひに あいました。
「ぼくの ところへ おいでよ。
ごちそうするよ。」
と、ひひが さそいました。

ひひは、みがるに とんで、
ごちそうの したくを しに かえって いきました。
かめは、いっしょうけんめい あるきましたが、
ひひの いえに ついたのは、もう、よるでした。
「おそく なって すみません。
ごちそうは できましたか。」
「ああ、できて いるよ。この きに
のぼって、たくさん おたべ。」

きの うえには、かめの だいすきな
おさけの つぼが のって います。
「ひひさん。おさけの つぼを
とって くれませんか。」
けれども、ひひは いじわるでした。
「だめだめ。ほしかったら、あがって おいでよ。」
ひひは、かめが きに のぼれないのを
しって いるのです。
かめは、やっと、ひひに だまされた ことを しりました。
「この しかえしは、きっと して やるぞ。」(つづく)


御器所教会  ここをクリックすると、きよらかなパイプオルガンの音とともに、キレイなホームページが開きます。
ぜひご訪問ください。

Pm17:30~、教会で明日の礼拝の準備の手伝いをしました。

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御来訪ありがとうございます。

童話と絵本の会 2016.06.24 くまたいじの ゆうし

2016-06-24 23:05:52 | カ行の絵本
2016年6月24日(金)曇りのち雨 23℃ 67%RH am7:50
童話と絵本の会の準備をしています。 お気に入りの童話や絵本があれば教えてください。

今日の絵本
_くまたいじの ゆうし 
__アジアのむかし話 文 神戸淳吉 絵 田辺佳奈 和田義三 清水耕蔵 
__1967 研秀出版株式会社 
__御器所教会蔵書

ある ひ、おひゃくしょうと おかみさんが、
はたけを たがやして いると、
おおきな くまが あらわれました。
「た、たすけて くれえ。」
おひゃくしょうは、あわてて にげました。
けれど、ゆうかんな おかみさんは、
おのを もって、くまに むかって いきました。

おかみさんは、ひとりで くまと たたかって、
とうとう くまを ころして しまいました。
くまを ひきずって うちまで かえると、
おひゃくしょうは びっくりしました。
「うわあ、おばけだ。」
くまに ころされた おかみさんが、
ばけて きたと おもったのです。
「しっかり しなさいよ。わたしですよ。」
おかみさんが なんども いったので、
よわむしの おひゃくしょうは、
やっと、おかみさんと、しんだ くまを
いえの なかに いれて やりました。

「いや、かんしん かんしん。
よく おまえ ひとりで ころせた ものだ。
だが、ひとに きかれたら、この くまは、
わしが ころしたと いうんだぞ。」
そう いうと、おしろへ でかけて いきました。
「わしは、くまを ころしました。」
とのさまは すっかり かんしんして、
「おまえは、くまたいじの ゆうしだ。
けらいに して やろう。」
そう いって、ごほうびを たくさん あげました。

くまを たいじした おひゃくしょうは、
どこへ いっても ひょうばんです。
まいにち いばって あるきました。
ところが ある ひ、こまった ことが おこりました。
おしろの いどの なかの、コブラと いう どくへびを
たいじするようにと いう、とのさまの ごめいれいです。
「こまったな。どうしよう。」
おひゃくしょうは ぶるぶる ふるえだしました。
でも、しかたなしに、さきを まるく した
ながい つなを、 いどの なかに たらして、
それで コブラを ひっかけようと しました。

おひゃくしょうは ふるえながら、
うすぐらい いどの なかを のぞきました。
ところが あまり びくびくして いたので、
いどの ふちで、あしを すべらせました。
「ああっ。」
いどの なかへ ころがりながら、 おひゃくしょうは、
むちゅうで つなを にぎりしめました、
「ひゃあ。 コ、コブラだあ。」
おひゃくしょうが つかんだのは、つなでは なくて、
コブラだったのです。
でも、コブラは、おひゃくしょうに むちゅうで
くびを つかまれたので、しんで しまいました。
「ばんざい。コブラを やっつけだぞ。」
おひゃくしょうは さけびました。

「おまえほど いさましい ものは ない。」
とのさまは おひゃくしょうを ほめました。
「どんなに てきが せめて きても、
わたしなら ただの ひとひねりですわい。」
おひゃくしょうが、とくいに なって
とのさまに じまんして いると、
そこへ あわてて、けらいたちが
やって きました。
「たいへんです。
となりの くにの へいたいが
せめて きました。」
「よし、くまと コブラを
たいじした ゆうしよ。
てきの へいたいどもを
ひねりつぶして こい。」
おひゃくしょうは、また あおく なりました。
でも、しかたなく でかけました。

「そうだ。まず、 てきの ようすを さぐって こよう。」
おひゃくしょうは、よるになると、
そっと てきの へいたいの
そばへ ちかづいて、
おおきな きに のぼりました。
すると、てきの はなしごえがします。
「この くにで こわいのは、
くまと コブラを たいじした おとこだけだ。」
「うん。 まず、あの おとこを やっつけよう。」
よわむしの おひゃくしょうは、こわく なって、
がたがた ふるえだしました。
ところが あんまり ふるえたので、
つかまって いた えだが、 おれて しまいました。

「どしーん」
おひゃくしょうは、てきの
へいたいたちの なかに ころがりおちました。
でも、 すぐに、かたなを ふりあげて さけびました。
「こらあ、わしが くまたいじの ゆうしだぞ。
わしは、そらから とびおりる ことも できるし、
まいあがる ことも できる。
さあ、どうだ。わしと たたかう ものは、でて こい。」
てきの へいたいたちは びっくりして、
あわてて にげて いきました。
こうして、
くまと コブラを たいじした
おひゃくしょうは、また
おおぜいの てきを まかしたので、
くにじゅうの ひとから、いつまでも、
つよい ゆうしと して、ほめられました。
 
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童話と絵本の会 2016.06.13 カンチルの ぼうけん

2016-06-13 23:44:57 | カ行の絵本
2016年6月13日(月)雨のち曇り 19.5℃ 82%RH am7:55
童話と絵本の会の準備をしています。 お気に入りの童話や絵本がれば教えてください。

今日の絵本
_カンチルの ぼうけん 
__アジアのむかし話 文 神戸淳吉 絵 田辺佳奈 和田義三 清水耕蔵 
__1967 研秀出版株式会社 
__御器所教会蔵書

こじかの カンチルは、みなしごでした。
しんせつな すいぎゅうの おばさんの
おちちを もらって、おおきく なりました。
「じぶんさえ しっかり して いれば、
もりの なかは、こわくは ありませんよ。」
おばさんは そう いって、はげましました。

ひとりで くらすように なると、
カンチルは、こころぼそく なりました。
たべものを さがす ときも、やすむ ときも、
いつも、ようじんぶかく しなければ なりません。
おかげで カンチルは、からだは ちいさくても、
もりいちばんの りこうものに なりました。
ある ひ、カンチルは、あしの
はらっぱを あるいて いて、
チェプルカンと いう とりの たまごを、
ふみつぶしそうに なりました。
「チェプルカンさん、ごめんよ。」
カンチルは、あやまりました。

「カンチルさん。じつは、
こまった ことが あるのです。
わたしは いま、
たまごを かえして います。
それなのに、にんげんが
まいにち きて、あしを かるのです。」
チェプルカンが、なきそうに なって たのみました。
「たまごは、いつ かえるのですか。」
「もう 二、三にちです。」
「ふうん。いい ことを おもいついた。
ぼくに まかして おきなさい。」
カンチルが いいました。

あくる あさ、おおぜいのお おひゃくしょうが、
くさを かりに やって きました。そこへ、
とつぜん、カンチルは とびだしました。
「や、カンチルだ。つかまえろ。」
おひゃくしょうたちは、カンチルを おいかけました。
こうして カンチルは、まいにち、
おひゃくしょうの くさかりを じゃましました。
おかげで チェプルカンは、ぶじに
たまごを かえす ことが できました。

ある ひ、カンチルは、もりの おくで、
すばらしい バナナの きを みつけました。
その おいしそうな こと。
でも、カンチルは、きに のぼれません。
「そうだ。 さるくんに たのもう。」
はなしを きいて、
さるも おおよろこび。
「きみが 一ぽん とったら、
ぼくにも とって おくれね。」
「もちろんだよ。 ほしいだけ とって あげるよ。」
と、さるは やくそくしました。

ところが、さるは うそつきです。
じぶんだけ たべて、
カンチルには、
一ぽんも くれません。
カンチルは おこって、こいしを
さるを めがけて けとばしました。
「うわあ、いたたたた。
よくも やったな、カンチルめ。」
さるは、てあたりしだいに
バナナを なげつけました。
「もう いいよ。うそつきさるくん。
こんなに たべれないよ。」
カンチルは、やまのような
バナナを たべながら いいました。

カンチルは、かわへ、みずを のみに いきました。
すると、やぎたちが、こわそうに 
みずの なかを のぞいて います。
「どうしたんですか。」

「わにが いるので こわくて、みずが のめないんです。
でも、どれが わになのか、
ただの まるたんぼうなのか、
みわけが つかないんです。」
「ようし。ためして やろう。
わーい。おまえは まるたんぼうか。それとも わにか。
まるたんぼうなら、かわを のぼるし、
わにだったら、かわを くだるはずだ。」
カンチルは からかうように いいました。

すると、じっと うかんで いた まるたんぼうが、
ごぼごぼと おとを たてながら、
かわを のぼりはじめたでは ありませんか。
カンチルも、やぎたちも、みんなおおわらい しました。
「まるたんぼうが、ひとりでかわを のぼるもんか。
おまえは やっぱり、
おばかさんの わにさんだ。」
「ええい。いまいましい ちびすけめ。
いまに、おぼえて いろ。」
と、わには おこりました。

わにが まちかまえて いると、
そこへ カンチルが、
また、みずを のみに
やってきました。
「ようし、いまだ。がっぶり。」
ところが、わにが かぶりついたのは、
カンチルが もって きた、
くさの くきでした。
「おきにのどくさま。
ぼくの あしは このとおり。」
カンチルは、もりへ
にげていきました。

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童話と絵本の会 2016.05.03 ぎんの はな

2016-05-03 17:18:17 | カ行の絵本
2016年5月 3日(火)曇り 17.5℃ 72%RH am7:35
童話と絵本の会の準備をしています。 お気に入りの童話や絵本があれば教えてください。

今日の絵本
_ぎんの はな 
__イタリアのむかし話 文 岩崎純孝 絵 池田仙三郎 多田ヒロシ 小坂茂 
__1967 研秀出版株式会社 
__御器所教会蔵書

むかし ある まちに、おかみさんと 三にんの むすめが おりました。
ある ひの こと、ぎんの はな(鼻)を した しんしが やって きて、いいました。
「むすめさんを ひとり、わたしの うちに
ほうこうに だしませんか。」

おかあさんは、その ひとが ぎんの はなを して いるのが、きにいりません。
「きっと、あくまだよ。」と いいました。
でも、いちばん うえの むすめは、ぎんの はなの しんしの いえに、
はたらきに いく ことに しました。
みちの とちゅうまで くると、
とおくの ほうが、かじのように まっかに なって いるのが みえました。
「あれが、わたしの うちだよ。」と、ぎんの はなが、いいました。
むすめは、なんだか おそろしく なりました。

ごてんに つくと、ぎんの はなは、へやから へやを あんないしました。
そして、さいごの へやの まえに くると、
むすめに かぎを わたして いいました。
「この へやは、けっして あけては いけないよ。」
その ばん、むすめが ねむって いると、 ぎんの はなは、
むすめの かみに ばらの はなを さして、でて いきました。
あくる ひ、ぎんの はなが でかけた あとで、
むすめは、こっそりと ひみつの へやを あけて しまいました。
へやの なかは、ひの うみでした。
ひとびとが やけただれて、なきわめいて いました。

ぎんの はなは、じごくの あくまでした、もどって きた ぎんの はなは、
あねむすめの ばらの はなが こげて いるのを みると、
「よくも、いいつけに そむいたな。」と、いって、
じごくの とびらを あけて、むすめを なげこんで しまいました。
あくる ひ、ぎんの はなは、また
おかあさんの ところへ でかけて いって、
二ばんめの むすめを つれて きました。
そして、また、ひみつの へやの まえで、かぎを わたして いいました。
「この へやだけは、けっして あけては いけないよ。」

その ばん、二ばんめの むすめが ねむって いると、
ぎんの はなが そっと はいって きて、
かみに カーネーションを さしました。
あくる ひ、ぎんの はなが でかけた あと、
二ばんめの むすめも とうとう、ひみつの へやを
あけて しまいました。
なかで、ねえさんが、
「いもうとよ、たすけて。」と さけんで いました。
ぎんの はなは、かえって きて、カーネーションが
こげて いるのを みると、二ばんめの むすめも、
じごくの へやに なげこんで しまいました。

あくる ひ、ぎんの はなは、
また おかあさんの ところから、
いちばん りこうな すえむすめの ルチーアを つれて きました。
そして、ルチーアにも ねえさんたちと おなじ ことをいって、
かぎを わたしました。
そして、よる、ルチーアの かみに ジャスミンの はなを さしました。
あくる あさ、ルチーアは、ジャスミンの はなを みると、
コップに いれて おきました。
ぎんの はなが でかけたあと、 あの ひみつの へやを あけました。
「ルチーア。たすけて。たすけて。」と、ねえさんたちが さけんで いました。

ぎんの はなが かえって みると、ジャスミンの はなは、
すこしも こげて いません。
「おまえは、いいつけを よく まもる、いい こだ。」
ぎんの はなは、すえむすめを ほめました。
つぎの ひ、ぎんの はなが るすの あいだに、ルチーアは、
いちばん、うえの ねえさんを じごくの へやから たすけだし、
おおきな ふくろの なかに いれました。
ぎんの はなが かえって きました。
「ごしゅじんさま。この ふくろを わたしの うちに とどけて ください。
とちゅうで あけて みては いけませんよ。」
と、 ルチーアは、ぎんの はなに たのみ ました。

みちの とちゅうで、ぎんの はなが、ふくろを あけようと すると、
「みてるわよ。みてるわよ。」
と、いう こえがしました。
ぎんの はなは、 しかたなく おもい ふくろを かついで、
おかあさんの ところへ とどけました。
おなじように して、
二ばんめの ねえさんも、うちへ かえる ことが できました。
こんどは、ルチーアが にげる ばんです。
ルチーアは、じぶん そっくりの にんぎょうを つくると、
うまく ぎんの はなを だまして、じぶんは、ふくろの なかに はいりました。

ぎんの はなは、ルチーアの はいった ふくろも、
おかあさんの いえに とどけました。
こうして、ルチーアも ぶじに もどり、
おやこ 四にんは、てを とりあって よろこびました。
それからは、とぐちに じゅうじかを たてたので、
もう、あくまは よりつきませんでした。

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童話と絵本の会 2016.02.06 きつねと おおかみ

2016-02-06 20:36:26 | カ行の絵本
2016年2月 6日(土)晴れ4.5℃ 65%RH am7:00
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今日の絵本
_きつねと おおかみ 
__ロシアの昔話 文 井口文秀 絵 坂本健三郎 久米宏一 
__1967 研秀出版株式会社 
__御器所教会蔵書

きつねが みちに ねころんで、しんだふりを して いました。
「これは おばあさんの えりまきに ちょうどいい。」

おじいさんは、きつねを そりに のせて、いえに むかいました。
「しめしめ。うまく いったぞ。」
きつねは、そりに つんで あった さかなを、
一ぴきのこらず、みちに ほうりだして しまいました。
そりの うえには、もう なにも ありません。
おじいさんも おばあさんも がっかり。

そりの うえから にげだした きつねは、いま きた みちを いそいで ひきかえしました。
「あったぞ、あったぞ。」
きつねは、そりから おとした さかなを ひろって たべはじめました。

そこへ、おかみが やって きました。
「きつねくん、おくれよ。」
「じぶんで とりなよ。 こおりの あなに しっぽを たらして ごらん。たくさん つれるよ。」

おおかみは、こおりの われめに しっぽを たらしました。
「こおりつけ こおりつけ おおかみの しっぽ。」
と、きつねは はやくちで いいました。
「おや、きつねくん、きみは なんて いってるの。」
おおかみは、じっと、さかなの くるのを まって ました。
よるに なると、おおかみの しっぽっは、
かちん かちんに こおりついて しまいました。

「そろそろ さかなが かかったかな。」
しっぽは おもくて もちあがりません。
きつねは しらんかお。
さっさと にげて いって しまいました。
おおかみは、ひとばんじゅう ひっぱりつづけました。
やがて あさに なりました。
おおかみは、さいごの ちからを ふりしぼって ひっぱりました。
「あっ、いたい。」
とうとう しっぽが ちぎれて しまいました。

きつねは もっと おいしいものがほしく なりました。
むらの おひゃくしょうの いえを のぞいて みました。
すると、おばあさんが、こむぎこを こねて います。
「パンかな、ケーキかな。 はやく できないかなあ。」
きつねは こむぎこを なめようとして、おなべの なかに おっこちて、
かおじゅう こなだらけに なって しまいました。

「おい、きつねくん、このあいだは、よくも ぼくを だましたな。」
「そんな はずは なかたんだがなあ。」
と、きつねは へいきな かおを して います。
「それより、ぼくは、おばあさんに ぶたれて、
のうみそが とびだして しまったんだよ。
ああ、いたい、いたい。」
きつねは わざと いたがって みせました。

「きのどくに。ほんとうに いたそうだね。
ぼくの せなかに おのりよ。」と、おおかみは いいました。
「まぬけの まぬけの おおかみくん、
おいらは、もりいちばんの りこうもの。」
と、きつねは ちいさな こえで うたいました。
でも、おおかみは、ほめられたと おもって、
きつねを いえまで おくって やりました。
いたづら好きで、りこうなきつねに、感心しました。

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お昼前、教会で明日の礼拝の準備の手伝いをしました。

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